JPS5831100A - 不銹鋼の電解研磨法 - Google Patents

不銹鋼の電解研磨法

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JPS5831100A
JPS5831100A JP12683781A JP12683781A JPS5831100A JP S5831100 A JPS5831100 A JP S5831100A JP 12683781 A JP12683781 A JP 12683781A JP 12683781 A JP12683781 A JP 12683781A JP S5831100 A JPS5831100 A JP S5831100A
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JP
Japan
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electrolytic polishing
acetamide
electrolytic
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solution
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JP12683781A
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English (en)
Inventor
Koji Ugajin
宇賀神 光二
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は不銹鋼の電解研磨法に係り、電解液の操業温度
を低下して経済的に電解研磨作業せしめると共に該電解
液の耐用期間長久化を図り、この点においても有利な操
業をなすことのできる不銹鋼の電解研磨法を提供しよう
とするものである。
金属の電解研磨に関しては、従来がらそれな・ りの方
法が提案されているとしても、不銹鋼の電解研磨に関し
ては特別な技術的困難性があり必ずしも好ましい方法が
確立されるに到っていない。即ちこの不銹鋼の電解研磨
に関して従来採用されている方法の殆んどは燐酸および
硫酸を主体とした電解液にクエン酸。
ベンゼンスルフォン酸及びクロム酸の如キヲ添加剤とし
て用いたものであるが、これらの場合式は必ずしも好ま
しい研磨結果が得られず、又その電解研磨液が比較的短
期間(7〜10日程度)で老化し、その都度電解液全般
を廃棄交換することが必要であり゛、従って又電解研磨
の仕上り状態を一定に管理することも、困難であるなど
の不利がある。本発明者はこのような従来−膜性の不利
を解消するように研究を重ね、特殊な添加剤としてニコ
チン酸アミド又はニコチン酸塩ないしエチレングリコー
ルを用いることを提案した(特公昭41−19962号
公報)。即ちこの方法によれば前記したような電解研磨
液の老化が比較的少く従って3ケ月程度は交換なしで作
業することができ、従って又その電解作業ないし製品品
質の管理も容易となるメリットを有している。然しこの
方法による場合の電解研磨は処理液の温度を少くとも6
0℃以上に昇温させてからスタートすることが必要であ
るから、作業開始の都度このような処理液昇温操作が要
請されて煩雑であると共に熱エネルギー的に不利であり
、更に若干の電解研磨処理で所期するような光沢状態が
得られな(なることからその温度を高めることが必要で
実質的な電解研磨作業は70〜’90℃の温度条件とな
らざるを得す、このような温度条件では処理液の気散が
あり、(一般的に水分などの液体は65〜70部程度か
ら気散が大となる)従って常に処理液の濃度や量の調整
に留意することが多裂であって、それらの何れがらして
もそれなりに不利が残る。更にこの方法の場合において
は長時間に亘る電解研磨処理を実施した場合において処
理液に泡の発生が著しくなり、このような処理液の泡は
作業を中止して放置しても消滅せず、そのまま作業する
とタンクがら溢れ出すこととなるから適宜に汲み出して
廃棄し又新しい処理成分を補給するが、斯うして補給し
ても元の電解研磨液のバランス状態を復元することが困
難で安定した処理作業を継続することができな(なり、
結局は2部3ケ月程度で処理液全体を廃棄し、新しい処
理液でスタートすることが必要であって、このような処
理液交換のための費用は相当の高額となる。なおこの場
合において前記のようなエチレングリコールなどの添加
を省略し或いは縮減して燐酸と硫酸のみを悸加補給する
ことも考えられるが、この場合には液温を更に昇温しで
8o〜ioo℃としなければ特に凹凸のある処理物の場
合に均一な仕上り状態が得られずミ斯うして昇庶すると
前記したような不利が一層顕著に露呈することとなる。
本発明は上記したような実情に鑑み更に仔細且つ多年に
亘る検討を重ねて創案されたものであって、上記のよう
に燐酸、硫酸を用いた電解液に対する添加剤としてアセ
トアミドを用いることを提案するものであり、このよう
にアセトアミドを用いることによって4゜℃程度で電解
研磨作業を開始することができ、従ってそれに継続した
電解作業は一般的に50℃以下で実施することが可能で
電解処理液の気散2組成変化が殆んどなく従ってその調
整も不要で、又耐用期間も半永久的となり、勿論電解処
理スタート時の処理液加温も非常に僅少で殆んど待時間
のない状態で作業し得ると共にこのような処理液昇温の
ための加熱エネルギー損失も頗る少いこととなる。なお
このような本発明の実施に当っての極板としてはチタン
金属板(特に純度99チ以上)を用いる。即ち斯様な場
合の極板としては従来、鉛、アンチモニウム含有板が用
いられるのが普通であるが、上記のようにアセトアミド
を僑加剤として用いた場合には溶解し極板の消耗が若し
いが上記のようなチタン金属板を用いることによりこの
ような極板の溶解なしに電解研磨処理を実施できる。
処理液の組成については一般゛的に燐酸600部に対し
て硫酸は工業用硫酸として純度65係のものを用いる場
合には150〜250部、(従って純硫酸分としては1
00〜2 ’00部)アセトアミド15〜50部の割合
で添加し、このアセトアミドは温水に溶解したものとし
て添加する。硫酸が純硫酸分として100部以下では通
電性が著しく劣ったものとなって好ましい電解研磨処理
をなし得す、又それが200部以上では金属の溶解が促
進され、処理品の角部が溶解欠損したような仕上り状態
となるので好ましくない。更にアセトアミドが15部以
下であっても特に余り凹凸のない処理物の場合において
は長時間に亘る作業をなすことにより電解研磨を実施し
得るが、経済的でないことは明かであり、20分以下の
短時間で目的の電解研磨を得るに(等20部以上とする
ことが必要である。又このアセトアミドの添加量が50
部以上となると前記のような極板として99.9%純度
のようなチタン金属板を用いても極板の溶解が急速に進
む傾向が認められる。なお微細な凹凸をもった被処理物
の場合においてはこのアセトアミドの添加蓋をそれなり
に多くすることが好ましい。
本発明によるものの具体的な実施例について説明すると
以下の如(である。
実施例1゜ 98%濃度の燐酸600CCに65%濃度の硫酸200
CCの割合で配合したものに、アセトアミド40gの割
合に添加した処理液を用い、アセトアミド′を前記40
Ilに対し200αの割合の温水中に溶解させたものを
添加した電解研磨処理液を準備し、該処理液中に18−
8ステンレス鋼製の網状に編組された時計バンドと純度
99.9%のチタン金属板を・ 対設し、これらの両極
間に100’V、30Aの電流を通せしめ、液温40℃
の状態から電解研磨処理を開始した。
即ち8時間に亘る連続電解研磨処理によっても液温は3
8〜45℃であり、5〜10分毎に得られる電解研磨処
理品(前記網状構造の時計バンド)は何れもその網状構
造の細部まで美麗に研磨され且つ均一な研磨状態のもの
として得ることができた。
又前記のような割合で調整された電解研磨液は6ケ月に
亘る作業後においても泡立ちなどを生ずることがなく、
引続き同様に作業して同じような仕上り状態の製品を得
ること力1できた。
実施例2゜ 実施例1におけると同じ燐酸と硫酸を同じ割合で配合し
たものに、アセトアミド25gと温水200CCの割合
によるアセトアミド溶解液を添加して調整された処理液
を用(、・、該処理液により同じ(1’ 8−8ステン
レスによるドアの把手金具や蝶番類を電解研磨処理した
即ちこのような金具類は前記時計〕(ンドに比すれば凹
凸の程度が少(、従ってアセトアミドの使用量をそれな
りに減少させたものであるが、この場合においても上記
同様に円滑な電解研磨処理をなす゛ことができ、又長期
に亘って泡立ちなどを生ずることのな(・操業を、  
なすことができた。
以上説明したような本発明によるとき&工従来技術にお
いて相当の困難性が伴〜1、又昇温ないし泡立ちなどに
よって安定した操業をなし得す、当然に相当のコストア
ップとならざるを得ない不銹鉱の電解研磨を円滑且つ的
確にして低コストに実施することができるものであり、
工業的にその効果の太き〜1発明である。
特許出願人 宇賀神 光二 同      福 1)正三部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 燐酸と硫酸よりなる電解研磨処理液に対する添加剤とし
    てアセトアミドを用いることを特徴とし、該l−液中に
    おいて電解研磨処理する不銹鋼の電解研磨法。
JP12683781A 1981-08-14 1981-08-14 不銹鋼の電解研磨法 Pending JPS5831100A (ja)

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JP12683781A JPS5831100A (ja) 1981-08-14 1981-08-14 不銹鋼の電解研磨法

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ID=14945117

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JP12683781A Pending JPS5831100A (ja) 1981-08-14 1981-08-14 不銹鋼の電解研磨法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6058445A (ja) * 1983-09-08 1985-04-04 Showa Denko Kk 耐放射線性ポリプロピレン組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6058445A (ja) * 1983-09-08 1985-04-04 Showa Denko Kk 耐放射線性ポリプロピレン組成物
JPH0433812B2 (ja) * 1983-09-08 1992-06-04 Showa Denko Kk

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