JPS5831064B2 - デイジタル−タケンシユツソウチ - Google Patents

デイジタル−タケンシユツソウチ

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JPS5831064B2
JPS5831064B2 JP50150690A JP15069075A JPS5831064B2 JP S5831064 B2 JPS5831064 B2 JP S5831064B2 JP 50150690 A JP50150690 A JP 50150690A JP 15069075 A JP15069075 A JP 15069075A JP S5831064 B2 JPS5831064 B2 JP S5831064B2
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クロワズイエ アラン
デスブラーシユ アンドレ
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/32Carrier systems characterised by combinations of two or more of the types covered by groups H04L27/02, H04L27/10, H04L27/18 or H04L27/26
    • H04L27/34Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
    • H04L27/38Demodulator circuits; Receiver circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はディジタル・データ伝送システムに係リ、更に
具体的に云えば時系列の各時刻でのディジタル・データ
値によって搬送波の位相及び振幅を変調した信号を伝送
することによってデータが送られるディジタル・データ
伝送システムのためのデータを検出する装置に係る。
ディジタル・データ伝送システムは伝送チャネルで相互
接続された送信装置及び受信装置から構成される。
このシステムにおいては、伝送せんとするディジクル・
データ即ち複数のビットはバイポーラの2進パルス(周
波数スペクトルは理論的には零から無限大まで広がる。
)のシーケンスとして現われる。
主として節約の点から、公衆電話網の電話線が伝送チャ
ネルとして用いられる。
電話線は一般に限られた通過帯域(300乃至3000
Hz)を有するから、バイポーラの2進パルスに含まれ
る周波数帯域(エネルギ)を300乃至3000Hzの
周波数帯域へ変換する必要がある。
変調即ち情報を含む信号と正弦波搬送波との乗算が上記
変換を遂行しうる。
更に具体的に云えば、本発明は時系列内の各時点でのデ
ータの不連続な値によって搬送波の位相及び振幅を変調
するのを利用する伝送システムに関係する。
これらの伝送システムは位相変調、振幅変調と結合され
た位相変調、及び直交振幅変調を利用する装置をとりわ
け含む。
上記の変調方式は夫々PSK(位相シフト、キー)変調
、A−PSK(振幅−位相キー・シフト)変調、及びQ
AM変調(直交振幅変調)として知られている。
PSK変調は広く使用されている変調方式であり、その
詳細な記述は例えば、米国のMc 、 Gr aw−H
l 1社から1965年に出版されたW、 R,Ben
e t を及びJ、R,Daveyの著になる“Dat
a Transmissin“の第10章、並びに上記
同社から1968年に出版されたRoW、Lucky)
J、 5alz及びE、J 、Welden Jr。
の著になる“Pr1nciples of DataC
ommun i ca t i on s“の第9章に
見出される。
PSK変調を利用するディジタル・データ伝送システム
においては、伝送しようとするビット・シーケンスは先
ず諸シンボル(その各々は一般に2の幕乗に等しい数の
不連続な値をとる。
)から成るシーケンスへ変換される。
然る後に、これらのシンボルはT秒だけ夫々等しく隔て
られた時刻(サンプリング時刻)に1つづX伝送される
が、そのサンプリング時刻にこれらのシンボルの値に従
って搬送波の位相が変えられる。
第1a図は、3ビツトによって8つの別個の不連続な値
をとりうるシンボルの夫々を伝送するための(8位相P
SK変調を使用する)システムにおいて、各々のサンプ
リング時刻に搬送波がとりうる8つの状態を例示するベ
クトル図を示している。
搬送波の振幅は一定であるが、その位相は8つの別個の
不連続な値をとっていく。
成るディジタル・データ伝送システムにおいて、データ
伝送速度は高めうるが搬送波の位相に割当てうる別個の
不連続な値の数は増し得ない場合には、A−PSK変調
が使用される。
要約して云えば、A−PSK変調においては、搬送波の
振幅も位相も変えられる。
例えば、使われるサンプリング周波数Fに対して、8位
相PSK変調の場合には各々のサンプリング時刻毎に3
ビツトが伝送されるから3ビット/秒に等しいデータ伝
送速度が得られるが、2振幅レベルー8位相式A−PS
K変調の場合には各々のサンプリング時刻毎に4ビツト
が伝送されるから4Fビット/秒に等しいデータ伝送速
度が得られる。
第1b図のベクトル・ダイヤグラムは2振幅レベルー8
位相式A−PSK変調において搬送波がとりうる16の
状態を例示している。
QAM変調はますます使用されるようになる変調方式で
あり、その詳細な説明は例えは、上記のRoW、 Lu
cky外の著になる本の第7章、第7−1−5及び第7
−4−1節に見出される。
要約して云えば、QAM変調方式を用いるディジタル・
データ伝送システムにおいては、伝送しようとするビッ
ト・シーケンスは先ず第1に、独立な諸シンボルから成
る2つのシーケンスへ変換される。
2つのシンボル即ち上記2つのシーケンスの各々からの
1つがこれらのシンボルの値に従って互いに直交関係に
ある2つの副搬送波の振幅を変えることによってサンプ
リング時刻に同時に伝送される。
これらの2つの副搬送波は同じ周波数を有し、これらの
位相は互いにπ/2ラジアンだけシフトされている。
振幅を変えられた後に、2つの副搬送波は合成されて伝
送チャネルの入力へ供給される。
第1c図は副搬送波A及びBの各々の4レベル振幅変調
から得られるQAM変調において上記2つの副搬送波の
合成によってとりうる搬送波の16の状態を例示してい
る。
要約して上述した諸変調方式の内の1つによつて変調さ
れた搬送波は伝送チャネルの人力へ印加される。
伝送チャネルの機能はその入力へ印加された信号と比較
的に似た信号をその出力に出て来る働きをすることにあ
る。
上記に説明したように、電話線は頻繁に伝送チャネルと
しても使用される場合がある。
電話線は音声の伝送には十分な程度に適しているが、エ
ラーの発生の蓋然性が低く維持されながら高速度例えば
9600ビット/秒でディジクル・データを伝送するの
には十分には適していない。
電話線はこれを通しての伝送中に信号の品質を変える諸
擾乱を生じさせるから、伝送されて来た信号を受信装置
で正しく検出するのが難かしくなる。
これらの擾乱は主に、電話線の特性の不完全性に起因す
る振幅歪及び位相歪、並びにとりわけ、公衆電話回路網
で遂行されるところの伝送されて来た信号に対する中間
処理に起因する種々のノイズ成分を含む。
振幅歪及び位相歪は相継いで伝信された信号間の相互作
用(符号量干渉として知られているもの)を生じさせる
ノイズ成分はとりわけ、位相インターセプト、周波数シ
フト、位相ジッタ及び白色雑音を含む。
符号量干渉及びノイズ成分は低速度即ち2400ビット
/秒以下の速度でディジタル・データを伝送するシステ
ムにおいては実際には殆んど影響を与えないが、上述し
たような高速度で動作するシステムにおいてはデータを
正しく検出させなくする。
高速度システムでの受信装置の中に、データの検出を正
しく遂行しうるよう符号量干渉及びノイズ成分の影響を
出来る限り小さくする装置を設ける必要があった。
符号量干渉による影響は本発明の範囲内にない等化量に
よって可能な限り小さくされる。
ノイズ成分による影響は本発明の検出装置によって可能
な限り小さくされる。
ディジクル・データ伝送システムで用いられる搬送波の
位相に変化を生じさせるノイズ成分の影響を可能な限り
小さくする位相フィルタが本出願人外によって既に提案
されている。
要約して云えば、この位相フィルタにおいて受信信号の
位相値から、ノイズ成分が与えるものとして推定された
位相値を差引くことによってノイズ成分は相殺される。
(受信信号の位相値)−(ノイズ成分が生じさせるもの
として推定された位相値)がデータを表わす送信信号の
位相値と残余ノイズ成分とを分離する判定論理回路へ供
給される。
この残余ノイズ成分はこれからノイズ成分に関して推定
された位相値を発生する予測フィルタ装置へ供給される
この位相フィルタの第1の欠点は受信された搬送波の位
相値から、データを表わす送信搬送波の位相値を導出す
るものであるから受信搬送波の位相値を該搬送波から抽
出する装置を使う必要があるという点にある。
この位相フィルタの第2の欠点は搬送波の位相を正しく
検出しうるが、搬送波の振幅に関するどのような情報も
得られないという点にある。
それ故、A−PSK変調若しくはQAM変調を用いるシ
ステムにこの位相フィルタを使用する場合には、搬送波
の振幅を正しく検出する装置が更に必要になる。
本発明の1つの目的は上述の本出願人外によって既に提
案されている位相フィルタが有する上記諸欠点のない改
良された位相フィルタを提供するにある。
この改良された位相フィルタは受信された信号の同相成
分及び直交成分から、搬送波の位相及び振幅を変調して
表わされるところの伝送されて来たデータを正しく検出
しうるディジタル・データ検出装置を含む。
本発明の他の目的は搬送波の位相及び振幅を変調して表
わされるところの伝送されて来たデータを正しく検出し
うる上記のようなディジクル・データ検出装置を提供す
るにある。
包括的に云えば、本発明は搬送波の位相及び振幅を変調
することにより伝送されたディジタル・データを検出す
る装置を与えるものであり、その受信4号の同相成分及
び直交成分が受信4号の位相を、伝送チャネル中で発生
されたノイズ成分から発生される位相誤差に関する推定
値に等しい角度だけ、回転(推移)させる装置へ供給さ
れる。
位相回転(推移)装置から発生された新しい同相成分及
び直交成分は参照座標成分及び予じめ与えられた選択基
準に従ってデータを表わす検出された位相及び振幅を発
生する判定論理回路へ供給される。
この判定論理回路は更に残余位相誤差に関する2つの成
分を発生する。
これらの成分は第1変換装置へ供給されて該装置から残
余位相誤差の値が発生される。
残余位相誤差は位相誤差の推定された位相値を発生する
予測フィルタへ供給される。
この推定された位相値はこれを、位相回転(推移)装置
を制御する正弦波三角関数値及び余弦波三角関数値へ変
える第2装置へ供給される。
残余位相誤差の2つの成分は本発明の検出装置を含むデ
ータ受信装置の等化量を調節するのにも使用される。
第2図は本発明のデータ検出装置を含むディジタル・デ
ータ受信装置の構成をブロック図で示す。
この全体の構成は本発明の範囲内にはないが、本発明を
その構成の中で用いている。
伝送チャネルを経て受信される信号r(t )は通常の
自動利得制御装置1の入力へ供給される。
受信される信号の平均エネルギは時間と共に変化しうる
から受信装置の入力に上記自動利得制御装置1が必要に
なる。
自動利得制御装置1から供給される平均エネルギの一定
な信号(簡単に表示するため以下r(t)として参照す
る。
)が信号r(t)をサンプリング速度1/T(搬送波の
変調率)でサンプルする通常のサンプリング装置2の入
力へ供給される。
サンプリング装置2からのサンプルされた信号r(kT
)(以下、rkと参照するが、kは順次に常に整数をと
るものとする。
)がサンプルされた信号rkの2進値信号を発生する通
常のアナログ−ディジタル変換器3の入力へ供給される
変換器3からの2進値信号rkは線4を経て、信号rk
のスペクルに含まれるすべての周波数成分の位相を12
ラジアンだけシフトさせるディジタル・ヒルベルト・フ
ィルタ5の入力へ供給される。
文献に見出されるように、ディジタル・ヒルベルト・フ
ィルタの伝送関数H(f)は J2 H(f)−e 51nf で表わされる。
信号rkのヒルベルト変換を表わす信号令 はヒルベル
ト・フィルタ5の出力から得られる。
一般に、信号rk及び+には受信々号の同相成分及び直
交成分なる用語で云い表わされる。
変換器3から線6を経て供給される同相成分子k及びヒ
ルベルト・フィルタ5からの直交成分子kは等化量7の
入力へ供給される。
等化量7は複合等化量であり、この複合等化器の2つの
例が米国特許第3890572号及び同第394776
8号に記述されている。
等化量7からの受信され等化された信号の同相成分Xk
及び直交成分仝kが本発明のデータ検出装置8へ供給さ
れ、検出装置は検出されたデータを線9上に発生する。
Xk及び仝には又線10及び11を夫々経てデータ・ク
ロック回復装置12へ供給される。
データ・クロック回復装置の例は“IEEETrans
actions onCommunication T
echnology“のVol。
C0M−19、No、3(1971年6月)の第268
乃至第280頁に記述されている。
データ・クロック回復装置12はサンプリング装置2を
制御する周波数1/Tの信号を線13上に発生する。
第3図は本発明になるデータ検出装置のブロック図であ
る。
等化された信号の同相成分xk及び直交成分仝には−△
φk(△φには位相誤差の推定値である。
)に等しい角度だけ成分Xk及び仝kを有する信号を回
転(推移)させる位相回転(推移)装置14の入力へ供
給される。
位相推移装置14は成分Xk及び仝kを−△φにだけ推
移させた信号の同相成分yk及び直交成分9kを夫夫、
線15及び16上に発生する。
成分yk及び少には夫々線15及び16を経て判定論理
回路17の入力へ供給される。
これに加えて回路17は読出専用メモリ20に貯えられ
ている複数の参照座標成分αj、βjを線18及び19
を経て受信する。
判定論理回路17は選ばれた参照座標成分αk及びβk
を夫々線21及び22上に発生する。
この参照座標成分αk及びβには検出されたデータを線
19上に発生するデコード回路23へ供給される。
これに加えて、判定論理回路17は第1変換装置26へ
供給される残余位相誤差成分△yk及び△◆kを夫々、
線24及び25上に発生する。
これに加えて、変換装置26は線27及び28を夫々経
て成分yk及び9kを受信し且つ線29及び30を夫々
経て参照座標成分αk及びβkを受信して、線31を通
して予測フィルタ32の入力へ供給される残余位相誤差
値δφkを発生する。
予測フィルタ32は推定位相誤差値△φkを線33を経
て第2の変換装置34へ供給される。
第2の変換装置34は線35及び36上に夫々、COS
△φk及びSln△φにの値を発生する。
これらの値は線35及び36を通して位相推移(回転)
装置14へ供給される。
判定論理回路17からの残余位相誤差成分△yk及び△
9には夫々線37及び38を経て第2の位相回転(推移
)装置39の入力へ供給される。
該装置39は線40及び41を通して供給されて来たS
in△φk及びCOS△φにの値に応答して△φkに等
しい角度だけ上記入力された成分△yk及び△◆kを回
転(推移)させる。
位相推移装置39は第2図の等化量7の調節を制御する
のに用いられる誤差成分△xk及びΔ仝kを発生する。
第3図に示される本発明のデータ検出装置の動作を、第
4図のベクトル図を参照しながら、説明する。
搬送波の振幅及び位相がT秒だけ等しく隔てられている
各時刻におけるディジタル・データ値によって変調され
る如きディジタル・データ伝送システムの段剥を考える
ことにする。
データ検出装置の入力へ供給される同相成分Xk及び直
交成分仝には次式 %式%(1) )(2) で書き表わされる。
但し、ρにはサンプリング時刻t=kTに伝送されたと
ころのデータを表わす搬送波の振幅であり、△ρには搬
送波振幅に対する伝送チャネル中で生じさせられた擾乱
の影響度を表わす振幅誤差であり、φにはサンプリング
時刻t=kTに伝送されたところのデータを表わす搬送
波の位相であり、△φには搬送波の位相に対する伝送チ
ャネル中で生じさせられた擾乱の影響度を表わす位相誤
差である。
成分Xk及び仝kを有する受信4号は第4図のベクトル
・ダイヤグラムにおいてはベクトル01で表わされる。
第4図においてベクトル01は成分αに=ρkCO8φ
k及びβに=ρkSinφkを有するベクトル(時刻t
=kTに伝送されたデータを表わす。
)を表わす。データ即ち成分αk及びβkを正しく検出
するためには、振幅誤差△ρk及び位相誤差△φkを可
能な限り小さくする必要がある。
本発明によれば、これらの誤差は一△φk(△φには位
相誤差△φにの推定値である。
)に等しい角度だけベクトル01を推移(回転)させる
ことによって最小化される。
△φkを決定するのに用いられる過程は後述する。
O+R,1はベクトル硅を一△φにだけ推移(回転)さ
せたベクトルであり、yk及び◆にはその同相成分及び
直交成分であるものとする。
上記成分の各値は次の式に従ってXk及び仝にの値から
得られる。
〜八 yk−XkCO3△φに+XkS1n△1k(3)八−
・〜八 〜 yk−−XkS1n△φに+XkCO3△φk(4)式
(3)及び(4)はこの分野でIIマよく知られており
、例えばHoward W、Sams and Co、
Inc、から1973年に出版された“Refere
nce Datafor Radio Enginee
rs“(第4版)の第44−14頁の記述を参照するこ
とからそのことが判る。
第3図に示されるデータ検出装置において、ベクトル0
1は位相推移(回転)装置14によって推移される。
本発明のディジタル的な実施例においては、位相推移(
回転)装置は、データ検出へ 装置へ供給される成分Xk及びXk、並びに変換装置3
4から線35及び36を夫々経て供給されるcos△φ
k及びSin△φにの値から、式(3)及び(4)を使
って、成分yk及び◆kを発生するように構成された一
組の通常の2進乗算器及び加減算器だけを含む。
位相推移(回転)装置14からの成分へ yk及びykは夫々線15及び16を通して判定論理回
路17へ供給される。
判定論理回路17にお八 いて、成分yk及びykは次式 %式%(5) (6) )) で定義される参照座標成分αJ及びβjと比較される。
複数の参照座標成分αj及びβJは送信される搬送波が
各サンプリング時刻にとりうるQの状態を定める。
参照座標成分αj及びβjの各々はROM20に貯えら
れている。
判定論理回路17は選ばれた特定の変調方式及び用いら
れる諸回路の構成によって決まって来る選択基準に従っ
て成分yk及び◆kに最も近い1対の参照座標成分αk
及びβkを複数の参照座標成分の中から選択する。
判定論理回路17からの参照座標成分対αk及びβには
検出されたデータを線9上に発生するデコード回路23
へ線21及び22を通して供給される。
デコード回路23はαk及びβにの値の夫夫に従って予
じめ決められた数のビットから成るシーケンスを順次に
送出する通常の論理回路である。
以下に示す表は第1c図に示されるQAM変調方式を用
いるデータ伝送システム場合における、αk及びβにの
値の夫々に従ってデコード回路23から順次に送出され
るビット・シーケンスの夫々の例である。
この表に示されるところに制限されるものではなく、4
ビツトの組合わせを使う他の任意の対応表で表わされる
ように構成されたデコード回路も使用しうる。
例えば、サンプリング時刻t=kTでの値αk及びβに
ばかりでなく先行する値例えばサンプリング時刻を−(
k−1)Tでの値αに−1及びβに−1に従って作られ
る対応表の使用も国論むことさえも可能である。
第3図に示される実施例においては、判定論理回路11
は、参照座標成分の発生に加えて、次式%式%(7) △、9に−9に一βk(8) で示される残余位相誤差成分を夫々線24及び25上に
発生する。
次に、判定論理回路17の1実施例を第5図を参照して
説明する。
この実施例においては、αk及びβにの選択基準は次の
通りである。
即ち、dj2−(yk−αj)2+(9に一βj)2(
10)(但し、」=0.1.2、・・・・ Q−1)で
表わされる場合に、 αk2−dj2の内の最小値 (9)なる
関係を満す対αk及びβkを複数対αj及びβjの中か
ら選択するという基準である。
この選択基準が選ばれる場合には、この基準を定める式
(9)及び00)から容易に判定論理回路1Tのディジ
クル実施例が構成されうる。
位相推移(回転)装置14からの成分yk及び令には夫
々線15及び16を経て2個の2進減算器42及び43
の各(1)入力へ供給され、又上記両派算器の各(−)
入力は夫夫、線18及び19を通してROM20からの
参照座標成分対αj及びβJの各々を受取る。
減算器42及び43は夫々、差(yk−αJ)及び(9
に一βJ)を線44及び45上に発生する。
これらの差は乗算器46の入力へ供給されそこから式0
0)で定義される値dj2が線47上に発生される。
乗算器46は式00)に従って値dJ2を発生するよう
に構成された2個の2進乗算器及び1個の2進加算器(
図示せず)を含む。
本発明を理解し易くするために、第5図の判定論理回路
の残りの部分においては搬送波の位相はサンプリング時
刻毎に4つの別個の不連続な値をとる、換言すればj=
1,2,3及び4をとるものとする。
値d7.d≦、・・dXは順次に、3個の遅延セルを含
む遅延線48の入力へ供給される。
これらの遅延セルの各々は乗算器46の出力に順次に現
われる2つの値a J 2の間を区別する時間々隔に等
しいτ秒の遅延を夫々に与える。
遅延線48はτ秒だけ隔てられた4つのタップを有する
遅延線48の出力に設けられた第1タツプは3個の2進
減算器49.50及び51の(+)入力へ接続されてお
り、これらの減算器の(−)入力はこれらの順に従って
遅延線48の第2、第3及び第4のタップへ接続されて
いる。
第2及び第3のタップは夫々、2進減算器52の(1)
入力及び(−)入力へ接続されている。
第2及び第4のタップは夫々、2進減算器53の(1)
入力及び(→入力へ接続されている。
第3及び第4のタップは夫々、2進減算器54の(1)
入力及び(→入力へ接続されている。
減算器49.50及び51の出力は夫々、ナンド・ゲ゛
−ト55の3つの入力へ接続されている。
減算器49の出力はブロック1で示される反転器を通し
て、又減算器52及び53の出力は直接に、夫々、ナン
ド・ゲ゛−ト56の3つの入力へ接続されている。
減算器50及び52の出力は夫々、対応する反転器を通
してナンド・ゲート57の2つの入力へ接続され、該ナ
ンド・ゲートの第3人力は減算器54の出力へ直接に接
続されている。
減算器51,53及び54の出力は夫々、対応する反転
器を通してナンド・ゲート58の3つの入力へ接続され
ている。
線18及び19は又、夫々、遅延線48に類似した2個
のタップ付遅延線59及び60の入力へ接続されている
遅延線59の第1、第2、第3及び第4のタップ(第1
のタップは遅延線59の出力に設けられている。
)は夫々、4個のアンド・ゲート61−i y 61−
2.61−3及び614の第1の入力へ接続されている
遅延線60の第1、第2、第3及び第4のタップ(第1
のタップは遅延線60の出力に設けられている。
)は夫夫、4つのアンド・ゲー1−62−1. 62−
2.62−3、及び62−4の第1の入力へ接続されて
いる。
ナンド・ゲ゛−ト55の出力はアンド・ゲ゛−トロ1−
1及び62−1の第2の入力へ接続されている。
ナンド・ゲ゛−ト56の出力はアンド・ゲート61−2
及び62−2の第2の入力へ接続されている。
ナンド・ゲ゛−ト57の出力はアンド・ゲー1−61−
3及び62−3の第2の入力へ接続され、ナンド・ゲ゛
−ト58の出力はアンド・ゲ゛−161−4及び62−
4の第2の入力へ接続されている。
アンド・ゲート61−1.61−2 t61−3及び6
1−4の出力はオア・ゲ゛−トロ3の詰入カヘ接続され
、該オア・ゲートの出力は線21へ接続されている(第
3図)。
アンド・ゲート62−1,62−2,62−3及び62
−4の出力はオア・ゲート64の詰入カヘ接続され、該
オア・ゲートの出力は線22へ接続されている(第3図
)。
オア・ゲート63の出力は2進減算器65の(→入力へ
接続されており、該減算器の(1)人力は信号ykを転
送する線15へ接続されている。
減算器65の出力は線24へ接続されている←第3図)
又、オア・ゲート64の出力は2進減算器66の0人力
へ接続されており、該減算器の(イ)入力は信号9kを
転送する線16及び67へ接続されている。
減算器66の出力は線25へ接続されている。
(第3図)。以下に、Jが1から4まで変わるものとし
た場合における、第5図に示される判定論理回路17の
動作を説明する。
乗算器から順次に供給される値dLdd1及びdXは遅
延線48の入力へ与えられる。
第1の値d1か遅延線48の出力に現われるまで、ナン
ド・ゲ゛−ト55乃至58の出力は図示しない手段によ
って阻止されている。
dYが第1タツプに現われるときには、値d≦、d1及
びdXも夫々、第2タツプ、第3タツプ及び第4タツプ
に現われる。
遅延線48の各タップと減算器49乃至54の入力との
間の上述した接続によれば、減算器49乃至54の出力
は夫々、di−dl、d’i−d’i。
d7−dX、dl−dl、dで−dイ、及びdX−d2
.で表わされる差を発生する。
実際は、各減算器からの“サイン“出力のみが用いられ
、サイン出力はそれが正のサインであるか負のサインで
あるかに従って〃1〃のビット又は〃0〃のビットを供
給するものとする。
差df−d≦、dY−d’R及びd2d1がすべて負で
あるならば、dlか最小であるということを意味する。
この場合1“OIIのビットが減算器49,50及び5
1の出力に発生し、II I IIのビットが減算器4
9,50及び51の出力へ接続された入力を有するナン
ド・ゲート55の出力に発生する。
従って、ナンド・ゲート55から発生される”1“′の
ビットはd2.が最小値であるということを意味する。
同様に、ナンド・ゲート56乃至58から発生されるI
! I IIのビットはdl、dl、及びdXが大々最
小値であるということを意味するということが容易に認
められよう。
遅延線48の入力へ値di 、 afi 、 dl 及
びd2.が供給されると同時に、参照座標成分α1.α
2゜α3、及びα4並びにβ1.β2.β3、及びβ4
が夫夫、遅延線59及び60の入力へ供給される。
遅延線48と同様、参照座標成分α1及びβ1が夫々、
遅延線59及び60の第」タップに発生するまでアンド
・ゲート61−1乃至61−4及び621乃至62−4
の出力が阻止されるものとする。
参照座標成分α1及びβ1が夫々、遅延線59及び60
の第1タツプに現われるときには、参照座標成分α2及
びβ2.α3及びβ3、並びにα4及びβ4も夫々、遅
延線59及び60の第2タツプ、第3タツプ、及び第4
タツプに現われる。
この時刻に、dlが最小値であるものとするならば、I
f I Ifのビットがナンド・ゲ゛−ト57の出力へ
供給され、又アンド・ゲート61−3及び62−3を能
動にし、能動にされたこれらのアンド・ゲートは夫々、
遅延線59及び60の第3タツプに現われた参照座標成
分α3及びβ3を、オア・ゲート63及び64を通して
線21及び22の方へ転送する。
かくして、式(9)及び00)で定められる基準に従っ
て選択された参照座標成分対αk及びβkが線21及び
22で利用し得るようになる。
参照座標成分αk及びβには又、夫々、2進減算器65
及び66の(→入力へ供給される。
該両派算器の(ト)入力は夫々、成分yk及び少kを受
信する。
減算器65及び66は夫々、線24及び25上に残余へ
− 位相誤差成分△yk=yk−αk及び△yk−少に一β
kを発生する。
第3図を再び参照すれば、判定論理回路17か八 らの成分△yk及び△yk1位相回転装置14からの成
分yk及び9k、並びに判定論理回路17からの参照座
標成分αk及びβには夫々、線24及び25,27及び
28、並びに29及び30を経て変換装置26の入力へ
供給されるということが図示されている。
変換装置26は次式6式% で定義される残余位相誤差δφにの値を線31上に発生
する。
第4図のベクトル図を参照すれば、残余位相誤差は次の
ように書き表わされうる。
成分yk及び令には次式 %式%(12) ) で表わされ、以下に再び示す式(5)及び(6)並びに
(7)及び(8) αに=ρkCO3φk (5) ;△yk−yk−αk
(7)βに=ρkSinφk(6) : ”9に−9に
一βk(8)と式02)及び(13)とから次式 ハム ykoyk−ykoyk “°”“0・−1,9゜工β、少、a″ が得られる。
δφkが小さいものとすれば、tanδφにΣδφにで
表わされるから、式04)は ハム ykoyk−ykoyk ”7・−1,9□やβ、◆、(0 となる。
δφにの値は又ylc、91<>αk及びβにのみから
求めることが出来るということに注意されたい。
そのためには、式(7)及び(8)で表わされる△yk
及び△9′kを式(15)の中の△yk及び△令kに代
入するだけでよい。
式(7)及び(8)で表わされるyk及び9kを式(1
5)の中の変数yk及び+kに代入すれば、δφkを△
yk、△少に、αk及びβkから求めることも又可能で
ある。
本明細書に開示される良好な実施例においては、このよ
うにδφkを算出する式(15)は最小数の乗算を必要
とするだけであり、又△yk及び△少には後述するよう
に他の目的にも使用されるから、△yk及び△少にの値
を使用している。
簡易な実施例においては、αk及びβkを夫々式(15
)の中のyk及び9にの代りに用いることによってδφ
にの近似値を算出することが可能である。
この場合における式(15)は %式% (16) となる。
式(16)で表わされる計算は値Ak=αに/α2+β
2及びB1βに/α辷+β辷をメモリk に貯えておくことが出来るから簡略にされる。
この場合、式(16)は %式%(17) 本発明のディジタル形式の実施例における変換装置26
は式(15)に従ってδφkをyk、少k。
αに、βに、△yk及び△少kから求めるように構成さ
れたところの、1組の月並みな2進乗算器及び加減算器
並びに除算器(例えば、仏国特許第1458310号に
開示されているもの)を含む。
変換装置26からの残余位相誤差δφには線31を経て
予測フィルタ32の入力へ供給される。
予測フィルタ32の機能は予測以前の諸残余位相誤差か
ら推定された位相誤差値△φkを予測することにある。
このような予測フィルタは本出願人外によって既に提案
されているものである。
本明細書において上述したように、ディジタル・データ
伝送システムにおける受信々号の位相を変えさせるノイ
ズ成分の影響度を可能な限り小さくする(上記予測フィ
ルタを含む)位相フィルタが本願出人外によって既に提
案されている。
この位相フィルタは縦続接続で又は主列に接続されても
よい2個の決定フィルタを含む。
第1の決定フィルタは位相インターセプト及び周波数シ
フトに起因するノイズ成分を相殺し、第2の決定フィル
タは位相ジッタ及び白色雑音に起因するランダムなノイ
ズ成分を相殺する。
縦続接続型位相フイルタの第1の決定フィルタにおいて
、位相インターセプト及び周波数シフトに起因するノイ
ズ成分に関する推定値が受信4号の位相から差引かれる
この第1減算の結果値が残余ノイズ成分を発生する第1
判定論理回路へ供給される。
この残余ノイズ成分は第1予測フイルタへ供給される。
該予測フィルタは位相インターセプト及び周波数シフト
に起因するノイズ成分に関する推定値の発生以前の諸残
余ノイズ成分から上記推定値を発生する。
第2の決定フィルタにおいて、ランダム・ノイズ成分の
推定値が上記第1減算の結果値から差引かれる。
この第2減算の結果値がデータを表わす送信された搬送
波位相値と残余ランダム・ノイズ成分とを分離する第2
判定論理回路へ供給される。
この残余ランダム・ノイズ成分は第2予測フイルタへ供
給される。
第2予測フイルタはランダム・ノイズ成分に関する推定
値の発生以前の諸残余ランダム・ノイズ成分から上記推
定値を発生する。
並列接続型位相フィルタにおいては、位相インターセプ
ト及び周波数シフトに起因するノイズ成分とランダム・
ノイズ成分に起因するノイズ成分との合成成分に関する
推定位相値が受信4号の位相値から差引かれる。
この減算の結果値が送信された搬送波位相値(データを
表わす)と残余ノイズ成分とを分離する判定論理回路へ
供給される。
この残余ノイズ成分は2個の予測フィルタへ並列に供給
される。
これら両予測フィルタの第1の予測フィルタから位相イ
ンターセプト及び周波数シフトに起因するノイズ成分に
関する推定値が、そして第2の予測フィルタからランダ
ム・ノイズ成分に関する推定値が発生される。
これらの2つの推定値が加えられて各ノイズ成分の合成
値が発生される。
本発明のデータ検出装置において、残余位相誤差δφk
が変換装置26の出力に発生され、そして上記位相フィ
ルタの予測フィルタは上述したように予測フィルタ32
として用いられる。
位相シック及び白色雑音の影響度が無視されうる場合に
は、本出願人外によって既に提案されている線形予測フ
ィルタが予測フィルタ32として用いられる。
この線形予測フィルタはZについての伝達関数 w(Z)−2(1−α)Z 十(α”−1)Z−”(1
−Z−”)” (18) 但し、O〈α〈1 を待ったディジタル・フィルタである。
伝達関数からディジタル・フィルタを具体化する方法は
この分野で公知の技術であり、その説明は例えば、“P
roceedings of the IEEE
s Vol。
55、No、 2、Feburary 1967、第1
49乃至171頁のC0M、Rader及びB、 Go
ldの論文“Digital Filter Desi
gnTechniques in the Freq
uency Domain“に見出され得る。
位相ジッタ及び白色雑音の影響度が無視され得ず、且つ
位相ジッタ特性が知られている場合には、第6図に示さ
れているように並列に接続された、諸一定係数を有する
2個の予測フィルタが使用される。
変換装置26の出力に発生する残余位相誤差δφには線
31を通して、伝達関数w’(z)を有するディジタル
°フィルタ68及び伝達関数L1(Z)を有するディジ
タル・フィルタ69の入力へ並列に供給される。
伝達関数w’(z)と伝達関数L1(Z)との間の関係
は次式 %式% ) (19) () によって定義される。
但し、上式において、0くα〈1.a−望王±ユ そし
てN(Z)及びDD(0)’ (Z)は多項式であり、これらの多項式の零の各各は単
位円の外側にある。
2個のフィルタ68及び69の出力は夫々、2進加算器
70の2つの(ト)入力へ接続されており、該加算器の
出力は位相誤差△φにの推定値を線33上に発生する。
位相ジッタ及び白色雑音の影響度が無視し得す、且つ位
相ジッタ特性が知り得ない即ち時間の経過と共に変動す
る場合には、一定の諸係数及び式(17)によって定義
される伝達関数W(Z)を有する予測フィルタ11、並
びに第7図に示されるように並列に接続された適応性予
測フィルタ74が用いられる。
変換装置26からの残余位相誤差δφには線31を通し
て、式(18)で定義される伝達関数W(Z)で表わさ
れる諸一定係数を有する予測フィルタの入力、並びにT
秒の遅延を生じさせる遅延素子72の入力へ並列に供給
される。
遅延素子72の出力は2進加算器γ3の第1の(ト)入
力へ供給され該加算器の出力は適応性予測フィルタ74
の入力へ接続されている。
適応性予測フィルタ74の機能は予測以前の残余位相誤
差△φにの諸値から、位相ジッタ及び白色雑音を表わす
ランダム・ノイズ成分に関する推定値を発生することに
ある。
上記の適応性予測フィルタ74はランダム・ノイズ成分
に関する推定値の発生前の所定数のランダム・ノイズ成
分とこれらに乗算される各係数とから上記推定値を発生
するが、その際現実値と推定値との偏差が最小になるよ
うに上記各係数が決定されながら推定値が発生される如
きウィナ−型予測フィルタである。
適応性予測フィルタ74の出力は遅延素子72に類似の
遅延素子75を通して加算器73の第2の(−@入力へ
接続されている。
予測フィルタT4の出力は又、2進加算器76の第1の
(1)入力へ接続され、その第2の(→入力は一定の諸
係数を有する予測フィルタ71の出力へ接続されている
加算器76の出力は位相誤差△φにの推定値を線33上
に発生する。
第3図を再び参照すると、予測フィルタ32からの位相
誤差△φにの推定値が線33を経て変換装置34の入力
へ供給されるということが読取れる。
変換装置34の機能は△φに’%O3△φk及びSin
△φにへ変換することにある。
この分野で知られているように、変換装置34はCOS
△φk及びSin△φにの各々の値は△φにの値に対応
するアドレスを有するメモリ・ロケーションにメモリ製
造業者によって永久に貯えられているROMである。
変換装置34からのcos△φk及びSin△φにの値
は夫々、線35及び36を通して位相回転装置14へ供
給される。
本発明のデータ検出装置が第2図ではブロック7として
示される複合等化量と一諸に用いられる場合には、この
等化量の調節を判定論理回路17からの位相誤差成分△
yk及び△ykで制御することが可能である。
そのためには、成分△yk及び△ は線3T及び38
を通して、成分△yk及び二基kを有する信号を△φk
に等しい角度だけ回転させる位相回転装置39の入力へ
供給される。
この回転を生じさせられた信号の各成分(△Xk及び△
々にと参照する。
)は△yk及び△令にの値を使って次式 %式% (20) (21) から得られる。
変換装置32からのcos△φk及びsin△φkを夫
々線40及び41を通して受ける位相回転装置39は位
相回転装置14と同様、式(20)及び(21)で示さ
れる演算を遂行するよう構成された1組の2進乗算器及
び加減算器を含む。
【図面の簡単な説明】
第1as第1b及び第1c図は夫々、PSK変調、A−
PSK変調、及びQAM変調を例示するベクトル図、第
2図は本発明のデータ検出装置を含むディジタル・デー
タ受信装置を例示する図、第3図は本発明に従ってのデ
ータ検出装置を例示する図、第4図は本発明のデータ検
出装置の動作を説明するためのベクトル図、第5図は第
2図では1つのブロックとして示される判定論理回路の
詳細図、第6図は第2図では1つのブロックとして示さ
れる予測フィルタのための万能な構成を示す図、第7図
は第2図では1つのブロックとして示される予測フィル
タのための他の可能な構成を示す図である。 2・・・・サンプリング装置、3・・・・アナログ−デ
ィジタル変換器、5・・・・ディジクル・ヒルベルトフ
ィルタ、14・・・・位相回転装置、17・・・・判定
論理回路、20・・・・読出専用メモリ、26・・・・
変換装置、32・・・・予測フィルタ、34・・・・変
換装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 時系列の各時刻でのディジタル・データ値により搬
    送波の位相及び振幅を変調した信号を伝送することによ
    ってデータが送られるデータ伝送システムにおける受信
    信号の位相及び振幅に変化を生せしめるノイズ成分の影
    響量を減少させながら伝送されたデータを検出するデー
    タ検出装置において、サンプリング時刻にでの上記受信
    信号の同相成分Xk及び直交成分仝kを発生する手段と
    、△φk(△φには上記サンプリング時刻にでの受信信
    号の位相に生じた位相誤差の推定値)に等しい角度だけ
    受信信号の位相を回転させ、その結果の信号の同相成分
    y 及び直交成分9 <y=、。 。8〜1+仝、謹。−う、少−と、′k k
    k kk ksinΔグ +仝
    cos△φ )を発生する位相間転装kk
    k 置と、各サンプリング時刻に発生された同相成分y 及
    び直交成分令 がとりうる0個の状態を定k
    k める参照座標成分αJ及びβj(j=0.1.2・・・
    ・、(Q−1))を貯えるメモリと、上記同相成分y
    及び直交成分ykと上記すべての参照塵に 標成分αj及びβ とを比較して予じめ与えられでいる
    選択基準に従って上記同相成分yk及び直交成分令 に
    最も近い参照座標成分α 及びβk
    kkを選択する判定論理手段と、
    上記同相成分y、及び直交成分令 並びに参照座標成分
    α 及びβk kk
    から、上記受信信号の位相に生じた位相誤差と上記位相
    誤差の推定値△φ□との差を表わす残余位相誤差δφ
    を発生する第1変換手段と、上記位に 相談差の推定値△φ□の発生以前の所定数の残余位相誤
    差から上記位相誤差の推定値△φ、を発生する予測フィ
    ルタ手段と、該予測フィルタ手段からの位相誤差の推定
    値△φ からcos△φ□及びSin△φ□を発生する
    第2変換手段とを備え、上記第1変換手段は上記残余位
    相誤差δφ□を八 八 yk△yk−ykt=yk ”・ 。 、9□。β、9、ム 又は 、φ−(1−に−β−k k 代+べ 但し△yk=yk−α (“) Δ少−令−β kk の関係で発生することを特徴とするディジタル・データ
    検出装置。
JP50150690A 1974-12-27 1975-12-19 デイジタル−タケンシユツソウチ Expired JPS5831064B2 (ja)

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JPS5831064B2 true JPS5831064B2 (ja) 1983-07-04

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JP (1) JPS5831064B2 (ja)
DE (1) DE2546116C2 (ja)
FR (1) FR2296322A1 (ja)
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