JPS5830507B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
- Publication number
- JPS5830507B2 JPS5830507B2 JP4486377A JP4486377A JPS5830507B2 JP S5830507 B2 JPS5830507 B2 JP S5830507B2 JP 4486377 A JP4486377 A JP 4486377A JP 4486377 A JP4486377 A JP 4486377A JP S5830507 B2 JPS5830507 B2 JP S5830507B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heated
- cavity
- opening
- airflow
- frequency heating
- Prior art date
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- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電波エネルギーによって物体を加熱スる高周波
カロ熱装置、さらに詳しくは同装置の被加熱物を加熱制
御するための手段に関するものである。
カロ熱装置、さらに詳しくは同装置の被加熱物を加熱制
御するための手段に関するものである。
物体を加熱するためにマイクロ波帯の電波エネルギーが
利用されていることは周知のことである。
利用されていることは周知のことである。
係る高周波加熱装置において慣用の構成は、マグネトロ
ンのごとき電波発生源から放射される電波を直接あるい
は導波管を経て、被加熱物が収納されているオーブンと
称している空洞内部へ供給するという構成のものである
。
ンのごとき電波発生源から放射される電波を直接あるい
は導波管を経て、被加熱物が収納されているオーブンと
称している空洞内部へ供給するという構成のものである
。
係る構成の同装置では、被加熱物は、通常、タイマー等
の時限手段によって加熱時間が制御されている。
の時限手段によって加熱時間が制御されている。
この場合には被カロ熱物の種類、すなわち誘電損失係数
の違い、重量、籾温、すなわち加熱前における被刃口熱
物の温度によって適宜に刃口熱時間を調節してやる必要
がある。
の違い、重量、籾温、すなわち加熱前における被刃口熱
物の温度によって適宜に刃口熱時間を調節してやる必要
がある。
もし時間調節が不適格であると、被加熱物力切ロ熱不足
であったり、刃口熱しすぎであるといった結果を召く。
であったり、刃口熱しすぎであるといった結果を召く。
この問題の解決策として、従来は、被加熱物に温度検知
素子を挿入し、被加熱物の温度を直接的に検知して、マ
グネトロンの発振を制御して被加熱物の力ロ熱制御を行
なうという方法が行なわれてきている。
素子を挿入し、被加熱物の温度を直接的に検知して、マ
グネトロンの発振を制御して被加熱物の力ロ熱制御を行
なうという方法が行なわれてきている。
係る手段を有する同装置では、被加熱物は形がくずれ、
調理上での支障を来すというへい害が生ずる。
調理上での支障を来すというへい害が生ずる。
そこで本発明は、被加熱物の種類、重量、籾温によらず
、しかも被加熱物の形くずれが生じない被加熱物の加熱
制御手段を提供せんとするものである。
、しかも被加熱物の形くずれが生じない被加熱物の加熱
制御手段を提供せんとするものである。
さらに詳しくは、空洞内を通った気流の物理変化を検知
し、その信号により電波発生源を制御して、被加熱物の
加熱制御を行なうとともに、係る手段を確実に構成せん
とするところに、本発明のねらいがある。
し、その信号により電波発生源を制御して、被加熱物の
加熱制御を行なうとともに、係る手段を確実に構成せん
とするところに、本発明のねらいがある。
以下、実施例につき添付図面とともに説明する。
第1図において、1は同装置の本体であって、2は本体
1に開閉自在に装着された扉である。
1に開閉自在に装着された扉である。
本体1には、第2図に示すごとく空洞3を要し、該空洞
3の被加熱物の出入れ口(図示せず)を封塞するように
扉2が配設されている。
3の被加熱物の出入れ口(図示せず)を封塞するように
扉2が配設されている。
第2図及び第3図において、4は電波発生源のマグネト
ロンである。
ロンである。
5はマグネトロン4の冷却用のブロワであり、該ブロワ
5はエアガイド7で包囲されるとともに、該エアガイド
7にはブロワ吸気口6を備えている。
5はエアガイド7で包囲されるとともに、該エアガイド
7にはブロワ吸気口6を備えている。
8はマグネトロン4を冷却した風の排気エアガイドであ
り、9はマグネトロン4のアンテす部を包囲するアンテ
ナカバーである。
り、9はマグネトロン4のアンテす部を包囲するアンテ
ナカバーである。
該アンテナカバー9は低損失の誘電体で構成する。
10は回転受皿であり、該回転受皿10には被加熱物1
3が載置され、回転受皿駆動モータ11を駆動源とし、
カップリング片12により、該回転受皿駆動モータ11
の駆動力が伝達されて、該回転受皿10は回転軸0−0
′を回転の中心として回転運動を行なうように構成され
ている。
3が載置され、回転受皿駆動モータ11を駆動源とし、
カップリング片12により、該回転受皿駆動モータ11
の駆動力が伝達されて、該回転受皿10は回転軸0−0
′を回転の中心として回転運動を行なうように構成され
ている。
14は吸気ダクトであり、15は空洞3に穿設された吸
気開口部である。
気開口部である。
空洞3に入る風は、吸気ダクト14を経て、吸気開口部
15を通して空洞3内に導入される。
15を通して空洞3内に導入される。
16は空洞3に穿設された排気開口部であり、該排気開
口部16はろうえい電波を防止するために金属パイプ2
1が連通している。
口部16はろうえい電波を防止するために金属パイプ2
1が連通している。
17は排気ダクトである。
空洞3を出る風は、排気開口部16を経て、排気ダクト
17を通して排気される。
17を通して排気される。
排気ダクト17の一端はブロワ吸気口6の近傍に配設し
、ブロワ5の吸気力が排気ダクト17に作用するように
構成する。
、ブロワ5の吸気力が排気ダクト17に作用するように
構成する。
18は風すなわち気流の物理変化を検知する検知素子で
あって、本実施例においては、気流の温度変化に感応す
るサーミスタごとき素子を用いている。
あって、本実施例においては、気流の温度変化に感応す
るサーミスタごとき素子を用いている。
19は検知素子18の信号を増幅する増幅手段であり、
20は該増幅手段19から発生する出力により作動し、
マグネトロン4の発振を制御する制御手段である。
20は該増幅手段19から発生する出力により作動し、
マグネトロン4の発振を制御する制御手段である。
ところで本実施例における排気開口部16と回転受皿1
0の位置関係は回転受皿10の回転の中心軸0−0′に
対して該吸気開口部16は同軸上に配設され、しかも両
者は空洞3の中央部軸上に配設されている。
0の位置関係は回転受皿10の回転の中心軸0−0′に
対して該吸気開口部16は同軸上に配設され、しかも両
者は空洞3の中央部軸上に配設されている。
又、吸気開口部16の形状は円形の断面を有している。
次に、上記実施例の動作及び各部の作用について説明す
る。
る。
マグネトロン4で発生した電波は空洞3に放射され、被
加熱物13を加熱する。
加熱物13を加熱する。
被加熱物13は回転受皿10とともに回転して均−力ロ
熱される。
熱される。
被加熱物13の加熱が進行するにつれて、被加熱物13
から放射される放射熱が増加する。
から放射される放射熱が増加する。
こめ熱は空洞3を通る風により、検知素子18に伝達さ
れる。
れる。
検知素子18は、被加熱物13の放射熱の変化に応動し
た信号を発生する。
た信号を発生する。
検知素子18から発生した信号は増幅手段19により増
幅されて、制御手段20に伝達される。
幅されて、制御手段20に伝達される。
そこで、被カロ熱物が所望の温度に達したときに制御手
段20が作動し、マグネトロン4の発振が制御され、被
加熱物の加熱制御が行なわれる。
段20が作動し、マグネトロン4の発振が制御され、被
加熱物の加熱制御が行なわれる。
以上のごとく本実施例は動作する。
ところで、本実施例の第一の特徴は時限手段により被加
熱物の加熱制御を行なっていないことである。
熱物の加熱制御を行なっていないことである。
したがって、力ロ熱時間の調節を要しないので、被加熱
物の種類、重量、籾温によらず、所望の温度に被加熱物
を加熱制御することができるようになる。
物の種類、重量、籾温によらず、所望の温度に被加熱物
を加熱制御することができるようになる。
第二の特徴としては検知素子18を直接に被加熱物に挿
入しないで、被加熱物の温度変化をとらえる、いわゆる
間接検知方式であるので、被加熱物の形くずれを生ずる
ことがないことである。
入しないで、被加熱物の温度変化をとらえる、いわゆる
間接検知方式であるので、被加熱物の形くずれを生ずる
ことがないことである。
第三の特徴としては、風路の特異性をあげることができ
る。
る。
すなわち、前述のごとく、空洞3を通る気流の出口側開
口部、実施例においては、排気開口部16が回転受皿1
0の回転の中心〇−げに対しでに対して同軸状に配設し
ていることである。
口部、実施例においては、排気開口部16が回転受皿1
0の回転の中心〇−げに対しでに対して同軸状に配設し
ていることである。
係る構成にすると被カロ熱物が回転受皿10に載置され
て回動している状態においても、波力l熱物と排気開口
部16との相対的な位置関係が変らないので、被加熱部
位から上昇してくる気流のほぼ定位置を検知対象部分と
するから、気流のゆらぎの影響を比較的受けることなく
、つねに安定した状態で検知素子18が被加熱物13の
加熱進行状況をとらえることができる。
て回動している状態においても、波力l熱物と排気開口
部16との相対的な位置関係が変らないので、被加熱部
位から上昇してくる気流のほぼ定位置を検知対象部分と
するから、気流のゆらぎの影響を比較的受けることなく
、つねに安定した状態で検知素子18が被加熱物13の
加熱進行状況をとらえることができる。
さらに排気開口部16と回転受皿10の回転の中心O−
σを空洞3の中央部軸上に配設すると、検知素子18が
空洞3から受ける影響、例えば空洞3に蓄積された熱や
水蒸気の影響等もつねに一定した状態に抑えることがで
き、被カロ熱物の確実な加熱制御が行なえるようになる
。
σを空洞3の中央部軸上に配設すると、検知素子18が
空洞3から受ける影響、例えば空洞3に蓄積された熱や
水蒸気の影響等もつねに一定した状態に抑えることがで
き、被カロ熱物の確実な加熱制御が行なえるようになる
。
本発明の主旨をさらに徹底するならば、実施例に示すご
とく、排気開口部16を形状が円形状の開口にするとよ
い。
とく、排気開口部16を形状が円形状の開口にするとよ
い。
係る構成にすることにより、波力n熱物の確実な加熱制
御をさらに増進させることができる。
御をさらに増進させることができる。
以上、本発明によれば、被加熱物の種類、重量籾温によ
らず、被加熱物を形くずれさせることもなく被加熱物を
力ロ熱制御することができ、しかもその手段を確実に構
成できる高周波力ロ熱装置を提供することができる。
らず、被加熱物を形くずれさせることもなく被加熱物を
力ロ熱制御することができ、しかもその手段を確実に構
成できる高周波力ロ熱装置を提供することができる。
なお、実施例においては、空洞を通る気流の温度変化を
とらえてマグネトロンの発振を制御する構成のものを提
示したが、必ずしも係る構成に限定されることはなく、
例えば被加熱物から発生する水蒸気による気流の湿度変
化等の他の物理変化を用いて、マグネトロンの発振を制
御して、被カロ熱物の力ロ熱制御を行なう構成のものに
おいても本発明の思想を適用することができることはい
うまでもない。
とらえてマグネトロンの発振を制御する構成のものを提
示したが、必ずしも係る構成に限定されることはなく、
例えば被加熱物から発生する水蒸気による気流の湿度変
化等の他の物理変化を用いて、マグネトロンの発振を制
御して、被カロ熱物の力ロ熱制御を行なう構成のものに
おいても本発明の思想を適用することができることはい
うまでもない。
第1図は本発明に係る高周波加熱装置の斜視図であり、
第2図はその要部縦断面略図であり、第3図はその要部
横断面略図である。 3・・・・・・空洞、4・・・・・・マグネトロン、5
・・・・・・ブロワ、15・・・・・・吸気開口部、1
6・・・・・・排気開口部、18・・・・・・検知素子
。
第2図はその要部縦断面略図であり、第3図はその要部
横断面略図である。 3・・・・・・空洞、4・・・・・・マグネトロン、5
・・・・・・ブロワ、15・・・・・・吸気開口部、1
6・・・・・・排気開口部、18・・・・・・検知素子
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被加熱物を収納する空洞3を有し、該空洞3には被
加熱物を載置して回動する回転受皿10を有し、さらに
気流を通じる開口部を有し、該開口部の気流の出口側近
傍には気流の物理的な変化を検知する検知素子を備える
とともに回転受皿10の回転の中心と気流の出口側の開
口部16を同軸状に配設していることを特徴とする高周
波加熱装置。 2、特許請求の範囲第1項において、同軸状に配設され
た回転受皿10と気流の出口側の開口部16は空洞3の
中実軸とも同軸状に配設されていることを特徴とする高
周波加熱装置。 3 特許請求の範囲第1項および第2項のいずれかにお
いて、気流の出口側の開口部16は円形の開口部である
ことを特徴とする高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4486377A JPS5830507B2 (ja) | 1977-04-19 | 1977-04-19 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4486377A JPS5830507B2 (ja) | 1977-04-19 | 1977-04-19 | 高周波加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53130544A JPS53130544A (en) | 1978-11-14 |
JPS5830507B2 true JPS5830507B2 (ja) | 1983-06-29 |
Family
ID=12703320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4486377A Expired JPS5830507B2 (ja) | 1977-04-19 | 1977-04-19 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830507B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS646324Y2 (ja) * | 1983-07-11 | 1989-02-17 |
-
1977
- 1977-04-19 JP JP4486377A patent/JPS5830507B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS646324Y2 (ja) * | 1983-07-11 | 1989-02-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53130544A (en) | 1978-11-14 |
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