JPS5830483B2 - エマルジヨンバ−ナ - Google Patents
エマルジヨンバ−ナInfo
- Publication number
- JPS5830483B2 JPS5830483B2 JP2788578A JP2788578A JPS5830483B2 JP S5830483 B2 JPS5830483 B2 JP S5830483B2 JP 2788578 A JP2788578 A JP 2788578A JP 2788578 A JP2788578 A JP 2788578A JP S5830483 B2 JPS5830483 B2 JP S5830483B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- oil
- burner
- end surface
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Spray-Type Burners (AREA)
- Nozzles For Spraying Of Liquid Fuel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はバーナ内部で油と水とを混合し、エマルジョ
ン化して燃焼させるエマルジョンバーナに関する。
ン化して燃焼させるエマルジョンバーナに関する。
油−水のエマルジョンがNOX低減燃料であることは公
知であり、また、油と水とを同一容器内で高速で攪拌す
ればエマルジョン化することもまた公知である。
知であり、また、油と水とを同一容器内で高速で攪拌す
ればエマルジョン化することもまた公知である。
しかしながら、通常の油−水のエマルジョンは時間の経
過とともに分離し易く不安定である。
過とともに分離し易く不安定である。
安定した油−水エマルジョンを生成するためには高性能
ミキサーを使用するか、または、界面活性剤を添加して
攪拌するかのいずれかの方法によらねばならない。
ミキサーを使用するか、または、界面活性剤を添加して
攪拌するかのいずれかの方法によらねばならない。
界面活性剤の具備すべき条件としては、エマルジョンの
安定性の良いことは勿論のこと、可燃性であって、しか
も、二次公害を発生する硫黄、窒素、有害重金属等を含
まず、かつ、安価であること等であって、これ等の諸条
件を一応満足する活性剤は市販されている。
安定性の良いことは勿論のこと、可燃性であって、しか
も、二次公害を発生する硫黄、窒素、有害重金属等を含
まず、かつ、安価であること等であって、これ等の諸条
件を一応満足する活性剤は市販されている。
しかしながら、油の種類に応じて活性剤を選定しなげれ
ばならず、また、その混合比を一定に保つため高性能な
活性剤定量注入装置及びミキサーを必要とし、活性剤の
代価と、装置の代価及び、その維持管理等のため多大な
経費を要する。
ばならず、また、その混合比を一定に保つため高性能な
活性剤定量注入装置及びミキサーを必要とし、活性剤の
代価と、装置の代価及び、その維持管理等のため多大な
経費を要する。
また、一般に油−水エマルジョンは油、水の組成比によ
っても異なるが、その粘度は油よりも犬となるため、導
管中の流動抵抗やバーナでの霧化適正粘度のため、その
組成比は自から制限される。
っても異なるが、その粘度は油よりも犬となるため、導
管中の流動抵抗やバーナでの霧化適正粘度のため、その
組成比は自から制限される。
油−水エマルジョンを燃料とする場合、従来は上述のよ
うな不都合な事項があった。
うな不都合な事項があった。
ここにおいて、この発明は高性能なミキサも必要とせず
、また、界面活性剤の添加も必要としないような油水エ
マルジョンバーナを提供しようとするものである。
、また、界面活性剤の添加も必要としないような油水エ
マルジョンバーナを提供しようとするものである。
この発明の要旨はバーナに対して油、水、空気を別個に
供給し、バーナ内部でこれを混合攪拌してエマルジョン
化し、燃焼させ、しかも、その混合比を可変なように構
成するものである。
供給し、バーナ内部でこれを混合攪拌してエマルジョン
化し、燃焼させ、しかも、その混合比を可変なように構
成するものである。
以下この発明の図例について説明する。
第1図。第2図において、噴射ノズルチップaは先端部
を小径に形成し、段部1を有する段付円柱状の外形を有
し、中心部には基部が円錐形状をした漏斗形の噴射孔2
が同心的に穿設されている。
を小径に形成し、段部1を有する段付円柱状の外形を有
し、中心部には基部が円錐形状をした漏斗形の噴射孔2
が同心的に穿設されている。
チップベースbはノズルチップaの右端面に同心的に当
接し、その外径はノズルチップaの大径部の外径に等し
く、その左端面には噴射孔2の基部と同径のミキシング
チャンバ3が同心的に穿設され、右端面には環状溝4と
、めねじ部5と、導孔6とが同心穿設され、導孔6の左
端は丁字形に分岐して分岐孔7を形成し、分岐孔7の先
端部に屈折して噴出口8に連通する。
接し、その外径はノズルチップaの大径部の外径に等し
く、その左端面には噴射孔2の基部と同径のミキシング
チャンバ3が同心的に穿設され、右端面には環状溝4と
、めねじ部5と、導孔6とが同心穿設され、導孔6の左
端は丁字形に分岐して分岐孔7を形成し、分岐孔7の先
端部に屈折して噴出口8に連通する。
噴出−8はチップベースbの左端面に刻設した溝とノズ
ルチップaの右端面とによって形成されチャンバ3に開
口し半径線に対して所定の鋭角をなすように配設されて
いる。
ルチップaの右端面とによって形成されチャンバ3に開
口し半径線に対して所定の鋭角をなすように配設されて
いる。
環状溝4には分岐孔7と適宜の角度をなす位置にそれぞ
れ導孔9が軸方向に貫通穿設され、その左端部は噴出口
10に連通ずる。
れ導孔9が軸方向に貫通穿設され、その左端部は噴出口
10に連通ずる。
噴出口10はチップベースbに刻設された溝とノズルチ
ップaの右端面とによって形成され、チャンバ3に開口
し、半径線に対して所定の鋭角をなすように噴出口8と
同じ向きに配設されている。
ップaの右端面とによって形成され、チャンバ3に開口
し、半径線に対して所定の鋭角をなすように噴出口8と
同じ向きに配設されている。
噴出口11もチップベースbの左端面に刻設した溝とノ
ズルチップaの右端面とによって形成され、その内端は
チャンバ3に開口し、外端はチップベースbの外周に開
口し、噴出口8及び10にそれぞれ対応するように4個
設けられ、半径線に対して所定の鋭角をなすように噴出
口8と同じ向きに配設されている。
ズルチップaの右端面とによって形成され、その内端は
チャンバ3に開口し、外端はチップベースbの外周に開
口し、噴出口8及び10にそれぞれ対応するように4個
設けられ、半径線に対して所定の鋭角をなすように噴出
口8と同じ向きに配設されている。
バーナボデーdは段部1に当接する段部を有し、左右に
それぞれフランジ部12.13を有する円筒形に形成さ
れ、その内周面にはノズルチップa。
それぞれフランジ部12.13を有する円筒形に形成さ
れ、その内周面にはノズルチップa。
及び、チップベースbの外周面が密着するように嵌合し
、内周面にはまた、噴出口11に対応してヘッダ14が
周設され、ヘッダ14はねじを有するポート15に連通
し、ポート15は図示しない請訓弁を介して圧縮空気源
に連通している。
、内周面にはまた、噴出口11に対応してヘッダ14が
周設され、ヘッダ14はねじを有するポート15に連通
し、ポート15は図示しない請訓弁を介して圧縮空気源
に連通している。
なお、フランジ部12は図示しない炉体に取付けられる
。
。
16は水管であって、めねじ部5に螺着され、他端は図
示しない請訓弁を介して圧力水源に連通している。
示しない請訓弁を介して圧力水源に連通している。
バーナ後蓋eは中央付近にフランジ部13に対応するフ
ランジ部17を有し、フランジ部17の左側にはバーナ
ボデーdの内径に嵌合する部分と、環状溝4の内径に嵌
合する部分と、チップベースbの右端面に密着する部分
とが形成され、フランジ部17をフランジ部13に締付
けると、段部1はバーナボデーdの対応面に圧着し、ノ
ズルチップaの右端面とチップベースbの左端面とは圧
着し、チップベースbの右端面にはバーナ後蓋eの対応
面が圧着するように形成され、バーナ後蓋eの左端面と
環状溝4とによってヘッダー18が形成され、ヘッダー
18と同心的に、該ヘッダーからバーナ後蓋eの右端部
付近に至る間に穿設された段付穴の内周と、水管16の
外周及び、チップベースbの右端部とによって環状の流
路19が形成され、流路19の右端部はめねじを有する
ポート20に連通し、ポート20は図示しない請訓弁を
介して燃料ポンプに連結され、流路19の右端面より外
部へ開口する穴を水管16が気密的に貫通している。
ランジ部17を有し、フランジ部17の左側にはバーナ
ボデーdの内径に嵌合する部分と、環状溝4の内径に嵌
合する部分と、チップベースbの右端面に密着する部分
とが形成され、フランジ部17をフランジ部13に締付
けると、段部1はバーナボデーdの対応面に圧着し、ノ
ズルチップaの右端面とチップベースbの左端面とは圧
着し、チップベースbの右端面にはバーナ後蓋eの対応
面が圧着するように形成され、バーナ後蓋eの左端面と
環状溝4とによってヘッダー18が形成され、ヘッダー
18と同心的に、該ヘッダーからバーナ後蓋eの右端部
付近に至る間に穿設された段付穴の内周と、水管16の
外周及び、チップベースbの右端部とによって環状の流
路19が形成され、流路19の右端部はめねじを有する
ポート20に連通し、ポート20は図示しない請訓弁を
介して燃料ポンプに連結され、流路19の右端面より外
部へ開口する穴を水管16が気密的に貫通している。
なお、図中の符号21゜22.23はOリングであって
、それぞれの部位における気密を保持するために装着さ
れている。
、それぞれの部位における気密を保持するために装着さ
れている。
次にこの発明のバーナの作用について説明する。
ポート15よりは圧縮空気を、水管16よりは水を、そ
して、ポート20よりは燃料油をそれぞれの図示しない
請訓弁によってその流量を請訓して圧送する。
して、ポート20よりは燃料油をそれぞれの図示しない
請訓弁によってその流量を請訓して圧送する。
すると空気はヘッダー14を経て、噴出口11よりミキ
シングチャンバ3へ噴出され、水は水管16、導孔6、
分岐孔7を経て、噴出−8よりミキシングチャンバ3へ
噴出され、燃料油は流路19.ヘッダー18.導孔9を
経て、噴出口10より□キシフグチャンバ3へ噴出され
る。
シングチャンバ3へ噴出され、水は水管16、導孔6、
分岐孔7を経て、噴出−8よりミキシングチャンバ3へ
噴出され、燃料油は流路19.ヘッダー18.導孔9を
経て、噴出口10より□キシフグチャンバ3へ噴出され
る。
ここにおいて各噴出口8,10.11等はチャンバ3の
内周に対して同じ向きでほぼ切線方向に開口しているの
で、噴出した空気、水、燃料油はチャンバ3内で高速旋
回し攪拌されてエマルジョン化するとともに微粒化し、
噴射孔2から噴射されて燃焼する。
内周に対して同じ向きでほぼ切線方向に開口しているの
で、噴出した空気、水、燃料油はチャンバ3内で高速旋
回し攪拌されてエマルジョン化するとともに微粒化し、
噴射孔2から噴射されて燃焼する。
この発明によれば上述のように燃料油と水とは別々にバ
ーナへ供給され、バーナ内部で攪拌され、油−水のエマ
ルジョンとなり直ちに噴射されるので高性能な□キサの
使用や、界面活性剤の添加の必要がなく、また、ミキシ
ングチャンバ3までは混合しない状態で送られるため油
、水の組成化を請訓弁によって変化させても、粘度に変
化がないので管路抵抗も変らず、組成比を広範囲に変化
させることができる等、経済的にも性能的にも優れた効
果を発揮する。
ーナへ供給され、バーナ内部で攪拌され、油−水のエマ
ルジョンとなり直ちに噴射されるので高性能な□キサの
使用や、界面活性剤の添加の必要がなく、また、ミキシ
ングチャンバ3までは混合しない状態で送られるため油
、水の組成化を請訓弁によって変化させても、粘度に変
化がないので管路抵抗も変らず、組成比を広範囲に変化
させることができる等、経済的にも性能的にも優れた効
果を発揮する。
図はこの発明の実施例を示し、第1図は第2図のB−B
矢視正面断面図、第2図は第1図におけるA−A矢視断
面図である。 a・・・噴射ノズルチップ、b・・・チップベース、d
・・・バーナボデー、e・・・バーナ後蓋、2・・・噴
射孔、3・・・ミキシングチャンバ 8,10.11・
・・噴出口、14.18・・・ヘッダ、15.20・・
・ポート、16・・・水管。
矢視正面断面図、第2図は第1図におけるA−A矢視断
面図である。 a・・・噴射ノズルチップ、b・・・チップベース、d
・・・バーナボデー、e・・・バーナ後蓋、2・・・噴
射孔、3・・・ミキシングチャンバ 8,10.11・
・・噴出口、14.18・・・ヘッダ、15.20・・
・ポート、16・・・水管。
Claims (1)
- 1 噴射ノズルチップに連通するミキシングチャンバと
、該ミキシングチャンバにそれぞれ開口し空気1.油及
び水をそれぞれ噴出し噴出した前記空気、油及び水が前
記ミキシングチャンバー内で旋回するように形成された
噴出口と、該各噴出口にそれぞれ連通ずる流路に設けた
調制弁とを具備することを特徴とするエマルジョンバー
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2788578A JPS5830483B2 (ja) | 1978-03-10 | 1978-03-10 | エマルジヨンバ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2788578A JPS5830483B2 (ja) | 1978-03-10 | 1978-03-10 | エマルジヨンバ−ナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54120427A JPS54120427A (en) | 1979-09-19 |
JPS5830483B2 true JPS5830483B2 (ja) | 1983-06-29 |
Family
ID=12233338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2788578A Expired JPS5830483B2 (ja) | 1978-03-10 | 1978-03-10 | エマルジヨンバ−ナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830483B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59225207A (ja) * | 1983-06-02 | 1984-12-18 | Akio Tanaka | 燃焼方法及び装置 |
JPS6012030U (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-26 | コロナエンジニアリング株式会社 | 微粒固体燃料バ−ナ |
JPS6012015U (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-26 | 日本燃焼システム株式会社 | 加圧気体封入エマルジヨンバ−ナ |
KR20010019081A (ko) * | 1999-08-24 | 2001-03-15 | 송권규 | 연소기 |
-
1978
- 1978-03-10 JP JP2788578A patent/JPS5830483B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54120427A (en) | 1979-09-19 |
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