JPS5829764B2 - 免疫調整用水性剤 - Google Patents

免疫調整用水性剤

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JPS5829764B2
JPS5829764B2 JP51013584A JP1358476A JPS5829764B2 JP S5829764 B2 JPS5829764 B2 JP S5829764B2 JP 51013584 A JP51013584 A JP 51013584A JP 1358476 A JP1358476 A JP 1358476A JP S5829764 B2 JPS5829764 B2 JP S5829764B2
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aqueous
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oil
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雄一 山村
浩 森本
和久 杉村
正純 渡辺
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Takeda Chemical Industries Ltd
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    • A61K31/19Carboxylic acids, e.g. valproic acid
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
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    • A61P37/02Immunomodulators
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は免疫調整剤に関する。
更に詳しくは本発明は一般式(I) 〔式中、Rは低級アルコキシ基または2個のRが相伴っ
て−CH=CH−CH=CH−を形成する基を示す。
AはRが低級アルコキシ基の場合−CH=CH−CH=
CH−を形成する基である場合は−(CH2) n
(nは1〜8の整数)を示す〕で表わされるキノン酸
誘導体の水溶性塩を含有してなる免疫調整用水性剤に関
する。
本発明者らは一般式(1)で表わされるキノン酸誘導体
について種々検討を重ねていたところ、思いもかけず該
キノン酸誘導体(I)がすぐれた免疫調整作用を示すこ
と、また該免疫調整作用がキノン酸誘導体(I)の水溶
性塩を水性剤の形にした場合にさらに著しいことを見出
し本発明を完成した。
本発明における免疫調整作用とはヒトおよび動物におい
て免疫能が低下した状態にある場合免疫促進作用を、ま
た副作用として特に血中抗体産生低下作用を持つ薬剤と
併用することによりその低下を阻止し、さらに免疫能が
過敏な状態にある場合には免疫抑制作用を示すような作
用をいう。
免疫能の低下した状態としては加令その他の原因による
免疫不全症があげられ、また副作用として血中抗体産生
低下作用を持つ薬剤としてはある種の抗生物質や制がん
剤があげられる。
免疫能の過敏な状態としては通常の自己免疫疾患やアレ
ルギー性疾患があげられる。
従って本発明における免疫調整用水性剤は免疫不全症の
自然抗体の低下を防ぎ感染防御作用を示すばかりでなく
たとえば自己免疫疾患の治療法として一般的である副腎
皮質ステロイド療法を行なう際、また制がん剤の一つで
あるアルキル化剤や制がん性抗菌性物質により治療を行
う際に併用し免疫機能の低下を防止して治療効果を促進
する作用、気管支喘息などの一アレルギー性疾患に対す
る治療作用などを有し、たとえば感染防御剤:副腎皮質
ステロイド、制がん性アルキル化剤、制がん性抗菌剤と
の併用剤;気管支喘息の治療剤などとして有用である。
前記一般式(I)は次の二つの態様として表示すること
もできる。
へ(式中、nは1〜8の整数) 前記式(I)に関して、Rで表わされる低級アルコキシ
基としては炭素数l〜4のもの、たとえばメトキシ、エ
トキシ、n−プロポキシ、1−プロポキシ、n−ブトキ
シなどがあげられ、なかでもメトキシが特に好ましいも
のとしてあげられる。
またnで表わされる1〜8の整数としては4〜8が特に
好ましい。
キノン酸誘導体(I)は概念的に公知の化合物であり、
その製造法としては、たとえば特公昭5010.574
号、米国特許第2,398,418号明細書に記載の方
法などがあげられる。
またキノン酸誘導体(I)の範囲に含まれる化合物中の
新規化合物も上記方法に準じて合成できる。
本発明で用いられるキノン酸誘導体(1)においける水
溶性塩としては、たとえばアルカリ金属塩(例:ナトリ
ウム塩、カリウム塩)、アルカリ土類金属塩(例:マグ
ネシウム塩、カルシウム塩)、アミン塩(例:アンモニ
ウム塩、トリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩)な
どがあげられ、なかでもアルカリ金属塩、なかんずくナ
トリウム塩が好ましいものとしてあげられる。
本発明の免疫調整用水性剤としては生薬であるキノン酸
誘導体が水に溶けた状態であればいかなる形態でもよく
、注射用水性剤、内服用水性剤などがあげられる。
かかる水性剤の具体例としてはキノン酸誘導体を水、な
かんずく生理食塩水に溶かした水溶剤、生薬であるキノ
ン酸誘導体(I)を水相に含む油中水懸濁剤、該油中水
懸濁剤の水希釈剤などがあげられ、なかでも油中水懸濁
液が特に好ましい。
かかる水性剤は免疫促進作用を意図する場合該水性剤中
に適宜の抗原を含有していてもよく、かかる抗原として
は水溶性の蛋白性抗原(たとえば細菌のアミラーゼなど
)、粒子状糖蛋白性、多糖性抗原(たとえば羊赤血球な
ど)などがあげられる。
また該水性剤は通常の水性剤と同様添加剤、たとえば安
定剤、緩衝剤、防腐剤などを含有していてもよく、これ
らは水溶性の高いもの、それ自体で人や動物の免疫機能
に影響を与えないものが好ましく、防腐剤としてはたと
えばベンジルアルコール類、フェノール類、パラオキシ
安息香酸類などがあげられる。
油中水懸濁剤の調製に用いられる油としては、鉱物油(
n−パラフィン、n−ヘキサデカン、これらの混合物な
ど)、植物油(ゴマ油、落花生油、オリーブ油など)、
動物油(スクワレンなと)などがあげられ、生体内で分
解されにくい油が望ましい。
該油中水懸濁剤に用いられる油と水の使用量比は油1に
対し水1〜3倍量、好ましくは等量の油と水を使用する
該油中水懸濁剤の調製には通常乳化剤が用いられ、その
使用量は構成する油、水、キノン酸誘導体(I)、その
他添加剤の種類、量特に水と油の使用量によって異り、
通常水性剤中0.1〜20多、好ましくは1〜20%が
用いられ、水と油の量がほぼ等量の場合は1〜15係、
好ましくは1〜10多が用いられる。
該乳化剤としては上記使用量において生体組織に障害を
与えないものであればいずれでもよく、たとえばラノリ
ン、ポリソルベート80、マンニトールモノオレエート
、ポリオキシエチレン植物油誘導体(例:ポリオキシエ
チレンヒマシ油誘導体)などがあげられる。
油中水懸濁液の水希釈剤の調製に際して用いられる水の
量は該油中水懸濁液1に対し1〜500倍量、好ましく
は100〜400倍量である。
かかる水性剤は自体公知の水性剤調製手段によって調製
され、たとえば水溶剤は通常水(好ましくは生理食塩水
)にキノン酸誘導体CI)の水溶性塩を溶解することに
より、油中水懸濁剤は通常油と乳化剤との混液中にキノ
ン酸誘導体(■)の水溶液(さらに抗原を含有する水溶
液でもよい)を混合することによって、さらに該油中水
懸濁剤の水希釈剤は該油中水懸濁剤と水(好ましくは生
理食塩水)を混合して調製される。
かかる水性剤はさらに必要に応じて経口剤、注射剤など
としての通常の滅菌工程に付される。
かかる゛水性剤におけるキノン酸誘導体(I)の水溶性
塩の含有量は投与量との関係により決定され、該塩を遊
離酸として通常0.1%〜10φ含有することが好まし
い。
本発明における水性剤の適用量はキノン酸誘導体(I)
の水溶性塩の種類、症状、剤型などにより適宜定められ
るが水溶剤、油中水懸濁剤として用いる場合通常遊離の
キノン酸誘導体(I)として成人1日当り5〜5001
ru?(注射剤による場合)、10〜1ooo■(経口
剤による場合)、また動物に対してはその体重により異
るが、たとえばマウスなどの小動物では通常100μg
〜5■(注射剤による場合)、200μg〜10■(経
口剤による場合)が用いられる。
実施例 1 抗原としての細菌α−アミラーゼ(1■)および2,3
−ジメトキシ−5−メチル−6−(3’−カルボキシブ
チル)−1,4−ベンゾキノンナトリウム塩(5m9)
を生理食塩水(0,9φ食塩水、2TLl)に溶かし、
パラフィン油−(マンニトールモノオレエート)(17
:3)(7)混液(2mA)中に激しくかきまぜながら
滴下して得た油中水懸濁液。
実施例 2 実施例1におけるベンゾキノン誘導体ナトリウム塩の代
りに2−メチル−3−(4’−カルボキシブチル)−1
,4−ナフトキノン ナトリウム塩(5■)を用い実施
例1と同様に処理して得た油中水懸濁液。
実施例 3 2.3−ジメトキシ−5−メチル−6−(3’−カルボ
キシブチル)−1,4−ベンゾキノン(5η)を3.7
多重炭酸ナトリウムの生理食塩水溶液(0,0511L
l、本溶液は上記ベンゾキノン誘導体1モルに対し約1
.2モルに相当する量の重炭酸す) IJウムを含む)
に加温して溶かし生理食塩水(1,95mAりを加えて
全量2mlとし、実施例1の74にならいパラフィン油
で処理して得た油中水懸濁液。
実施例 4 実施例3におけるベンゾキノン誘導体の代りに2−メチ
ル−3−(4’−カルボキシブチル)=1.4−ナフト
キノン(5■)を用い実施例3と同様に処理して得た油
中水懸濁液。
実施例 5 2.3−ジメトキシ−5−メチル−6−(3’−カルボ
キシブチル)−1,4−ベンゾキノンを3.7係重炭酸
ナトリウムの生理食塩水溶液(0,05mの(本溶液は
該ベンゾキノン誘導体1モルに対し、約1.2モルに相
当する量の重炭酸ナトリウムを含む)に加温して溶かし
ついで生理食塩水を加えて全量1mlとして得た水溶剤
参考例 1 実施例3におけるベンゾキノン誘導体のかわりに2,3
−ジメトキシ−5−メチル−6−(2’−カルボキシエ
チル)−1、4−ベンゾキノン(5m9)を用い実施例
3と同様に処理して得た油中水懸濁液。
参考例 2 実施例3におけるベンゾキノン誘導体のかわりに2−メ
チル−3−(5’−カルボキシ−3′メチル−2′−ペ
ンテニル)−1,4−ナフトキノンを用い実施例3と同
様に処理して得た油中水懸濁液。
参考例 3 実施例5におけるベンゾキノン誘導体のかわりに2.3
.5−)リメチル−6−(5′−カルボキシ−3′−メ
チルペンチル)−1、4−ベンゾキノンを用い実施例5
ど同様に処理して得た水溶剤。
参考例 4 2.3−ジメトキシ−5−メチル−6−(3’−カルボ
キシブチル)−1,4−ベンゾキノン(51ru?)を
パラフィン油−マンニトールモノオレエート(17:3
)の混液(21rLl)に溶かしこれに細菌のアミラー
ゼ(1■)の生理食塩水溶液(2ml)を激しくかきま
ぜながら滴下して得た油中水懸濁液。
参考例 5 参考例4におけるベンゾキノン誘導体のかわりにユビキ
ノン−7を用い参考例4と同様に処理して得た油中水懸
濁液。
参考例 6 実施例3においてベンゾキノン誘導体を加えないで実施
例3と同様に処理して得た油中水懸濁液。
実験例 1 断頭したマウス(C57BL/6J種)牌をイーグル培
地に懸濁し金属性ふるいを通し細胞浮遊液とし遠心分離
、洗滌しマールブルクの方法(ランセット 2.127
9頁、1967年)にならいその細胞2×107個およ
び抗原として羊赤血球4X106個をウシ胎児血清10
咎を含有するPRMI−1640培地に懸濁しマールブ
ルクの組織培養装置の内管に入れ、また外管に同じ培地
を12cc入れる。
この際検体群には内管に検体の生理食塩水を添加して培
養する。
検体としては実施例5で得た水溶剤(4)、参考例3で
得た水溶剤(B)、更に水溶剤無添加の検体(0を用い
た。
10%C02を通気し、水を飽和した卿卵器中37℃で
培養し、4口径内管細胞を分離しそのうち抗体産生細胞
数をヤーン法の変法(ピアス、ジャーナル オブ エキ
スペリメンタル メジン 、130,345頁、196
9年)で測定すると表Iに示すように本発明の水溶剤の
免疫調整作用が著るしいこと。
また免疫能の低いffI)では抗体産生の増強を、免疫
能の高い群(m、m)では抗体産生の抑制が認められた
実験例 2 実施例3で得られた2、3−ジメトキシ−5−メチル−
6−(3’−カルボキシブチル)−1゜4−ベンゾキノ
ン ナトリウム塩の油中水懸濁液イ、参考例1で得られ
た2、3−ジメトキシ−5−メチル−6−(2’カルボ
キシエチル)−1゜4−ベンゾキノンナトリウム塩の油
中水懸濁液ハ参考例4で得られた2、3−ジメトキシ−
5−メチル−6−(3’−カルボキシブチル)−1,4
−ベンゾキノンを油相に含有する油中水懸濁液ホ、参考
例5で得られたユビキノン−7を油相に含有する油中水
懸濁液ハおよび参考例6で得られたコントロールの油相
懸濁液トをそれぞれ0.2rIllずつマウスCC57
BL/6JXDBA/2)F1以下BDF1種と略す〕
に腹腔内注射する。
42日後眼球下静脈叢から採血し血中の抗体価を開田ら
(ジャーナル オブ バイオケミストリー、乳1゜47
7頁、1963年)の方法で測定すると表出に示すとお
り、本発明の免疫調整剤の血中抗体価がコントロール群
や他の投与群に比し数倍高いことが認められた。
実験例 3 実施例5で調製した2、3−ジメトキシ−5−メチル−
6−(3’−カルボキシ−1,4−ベンゾキノン ナト
リウム塩(1mg)の生理食塩水溶液(0,2m1)、
または生理食塩水(0,2TLl)をBDF1マウスに
1次免疫の2日前、1日前および当日腹腔内注射する。
当日注射の1時間後抗原として細菌のアミラーゼ(1■
)の生理食塩水溶液(O15ml)を腹腔内注射(1次
免疫)し、ついで35日口線菌のアミラーゼ(200μ
g)を含有する生理食塩水溶液(0,5TLl)で2次
免疫する。
2次免疫の144日後実施2に従い血中の中和抗体価を
測定すると表■に示すとおり本件の免疫調整水性剤投与
群で抗体価が約4倍上昇した。
実験例 4 BDFl−7ウスにハイドロコーチシン(1,5Tn9
)を腹腔内注射する。
2日後抗原として羊亦血球(2X108)を腹腔内注射
し、さらに5日後牌を摘出し牌細胞中の抗体産生細胞数
をヤーンのプラーク法(サイエンス、140.405頁
、1963年)で測定するとその出現率が正常群にくら
へ低下していることがわかる。
一方ハイドロコーチソ゛ンの投与と同時、2日後または
3日後実施例5に示す本件の免疫調整水性剤を静脈内注
射した群では上と同様に免疫して測定すると牌抗体産生
細胞の出現率は表■に示すとおり正常群と同等であった
実験例 5 実施例3で得られた2、3−ジメトキシ−5−メチル−
6−(3’カルボキシブチル)−1,4−ベンゾキノン
ナトリウム塩の油中水懸濁液イ、実施例4で得られた
2−メチル−3−(4’−カルボキシブチル)−1,4
−ナフトキノン ナトリウム塩の油中水懸濁液口、参考
例1で得られた2、3−ジメトキシ−5−メチル−6−
(2’カルボキシエチル)−1,4−ベンゾキノン ナ
トリウム塩の油中水懸濁液ハ、参考例2で得られた2−
メチル−3−(5’カルボキシ−3′−メチル−2′−
ペンテニル)−1,4−ナフトキノン す) IJウム
塩の油中水懸濁液口および参考例6で得られたコントロ
ールの油中水懸濁液トをそれぞれ0.2mlずつマウス
(BDF1種)に腹腔内注射し、12日後および42日
口径球下静脈叢から採血し血中抗体価を岸本ら(インタ
ーナショナル アーカイブス オブ アラ−ジー アン
ドアプライド イムノロジー、34,544頁、196
3年)の方法に準じて測定すると表■に示すとおり本発
明の免疫調整剤の血中抗体価がコントロール群や他の投
与群に比し2倍以上高いことが認められた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1一般式 〔式中、Rは低級アルコキシ基または2個のRが相伴っ
    て−CH=CH−CH=CH−を形成する基を示す。 AはRが低級アルコキシ基の場合−CH=CH−CH=
    CH−を形成する基である場合は−(CH2) n
    (nは1〜8の整数)を示すで表わされるキノン酸誘導
    体の水溶性塩を含有してなる免疫調整用水性剤。 2 キノン酸誘導体の水溶性塩がアルカリ金属塩である
    特許請求の範囲第1項記載の水性剤。 3 キノン酸誘導体におけるアルカリ金属塩がナトリウ
    ム塩である特許請求の範囲第2項記載の水性剤。 4 キノン酸誘導体の水性塩の他にさらに抗源を含有し
    てなる特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載
    の水性剤。 5 キノン酸誘導体が式 で表わされる化合物である特許請求の範囲第1項、第2
    項、第3項または第4項記載の水性剤。 6 キノン酸誘導体が式 で表わされる化合物である特許請求の範囲第5項記載の
    水性剤。 γ キノン酸誘導体が式 (式中、 nは1〜8の整数を示す)で表わされ る化合物である特許請求の範囲第1項、 第3項または第4項記載の水性剤。 8 キノン酸誘導体が式 で表わされる化合物である特許請求の範囲第7項記載の
    水性剤。 9 主薬であるキノン酸誘導体塩を水溶剤とした特許請
    求の範囲第5項または第6項記載の水性剤。 10主薬であるキノン酸誘導体塩を油中水懸濁剤とした
    特許請求の範囲第5項または第6項記載の水性剤。 11 油中水懸濁剤を水希釈した特許請求の範囲第10
    項記載の水性剤。
JP51013584A 1976-02-10 1976-02-10 免疫調整用水性剤 Expired JPS5829764B2 (ja)

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FR2235679B1 (ja) * 1973-07-02 1978-07-21 Takeda Chemical Industries Ltd

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