JPS5829672Y2 - スピ−カ−用ボイスコイル - Google Patents

スピ−カ−用ボイスコイル

Info

Publication number
JPS5829672Y2
JPS5829672Y2 JP9538779U JP9538779U JPS5829672Y2 JP S5829672 Y2 JPS5829672 Y2 JP S5829672Y2 JP 9538779 U JP9538779 U JP 9538779U JP 9538779 U JP9538779 U JP 9538779U JP S5829672 Y2 JPS5829672 Y2 JP S5829672Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tinsel
voice coil
solder
tinsel wire
wires
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9538779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5615198U (ja
Inventor
元春 赤浜
徹 村上
昭 池井
Original Assignee
オンキヨー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オンキヨー株式会社 filed Critical オンキヨー株式会社
Priority to JP9538779U priority Critical patent/JPS5829672Y2/ja
Publication of JPS5615198U publication Critical patent/JPS5615198U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5829672Y2 publication Critical patent/JPS5829672Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスピーカー用ボイスコイルの改良に関する。
従来、スピーカーの製造を容易にすることを目的として
、ボイスコイルのリード部に予め錦糸線を半田付けして
取付けた構造のものがある。
そして、このようなボイスコイルの製造方法は、特公昭
49−31646号公報において公知である。
即ち、第1図乃至第4図において説明すると、コイルボ
ビン1にボイスコイル2を巻回し、このボイスコイル2
の巻始め0巻終りの両端リード部3.4を一方向に引出
しく第1図)、この両端リード部3,4に中間部と両端
部に半田5を溶着した1本の錦糸線6を載置する(第2
図)。
この錦糸線6の中間部の半田溶着部5は上記両端リード
部3,4にまたがって配置される。
次いで、第3図に示すように、両端リード部3,4を錦
糸線6を挾み込むように折曲げ、この折曲部と錦糸線6
の中間部の半田溶着部5を300〜330℃に熱せられ
た半田ごてで加熱加圧して半田付けし、その後、両端リ
ード部3,4間の錦糸線6部をカッターで切断する。
そして、この接続部7に接着剤を塗布し、乾燥後、両端
リード部3,4の不要部を切断して、第4図に示すよう
な錦糸線6を備えたボイスコイルを完成する。
以上の製造方法は、両端リード部3,4と錦糸線6を半
田付けした後、不要な錦糸線6部を切断して取除くため
、この錦糸線6の切断個所にコイルボビン1に2個の切
れ目8,8ができ、この部分がコイルボビン1の内方へ
突出し、捷た、錦糸線6の切断によってコイルボビン1
に大きな外力が加わるため、変形しやすい。
また、錦糸線6の切断によって、両端リード部3,4と
錦糸線6の接続部7が外方へ(コイルボビン1表面の接
線方向へ)広がったり、′コイルボビン1表面から浮き
上がって、後処理が困難になる。
さらに、コイルボビン1の錦糸線6の接続部1部分は半
田付けによって剛性が増大するが、反面、錦糸線6の切
断個所は切れ目8,8によって弱体化し、そのために錦
糸線6を音声信号の入力端子に接続すべく折曲げ整形す
ると、コイルボビン1の切れ目8部分が内方へ突出して
変形する。
このような種々の変形によって、スピーカー組立時、ボ
イスコイル治具やコーン紙の挿入作業が困難になり、作
業性が悪く。
また、磁気空隙面との接触(ギャップズレ)の原因にも
なる。
本考案はこのような従来欠点を改良したもので、以下本
考案の実施例をその製造方法に沿って説明する。
第8図は、2本の錦糸線6,6の両端部に半田5a、5
bをそれぞれ溶着し、この錦糸線6,6の一方の半田溶
着部5a 、5aを約ITrunの間隔を隔てて対向さ
せ、両線糸線6,6を天然繊維或は合成繊維等の絶縁性
のある糸9によって連結する。
糸9が絹、麻、木綿等の天然繊維の場合は、この天然繊
維を錦糸線6,6の半田溶着部5a 、 5aに巻付け
た後、接着剤によって接着して、両線糸線6,6を連結
する。
また、糸9がポリアミド繊維、ビーロン繊維等の熱溶融
性合成繊維の場合は、この合成繊維を錦糸線6,6の半
田溶着部5a。
5aに巻付けた後、接着剤によって接着するか、或は、
合成繊維を加熱、熱溶融せしめて、両線糸線6,6を連
結する。
この2本の錦糸線6,6をボイスコイル2の両端リード
部3,4にまたがって載置する(第5図)。
次いで、第6図に示すように、両端リード部3,4を錦
糸線6,6を挾み込むように引出し方向と逆方向に折曲
げ、この折曲部と錨止部6,6の半田溶着部5a、5a
を半田ごてて加熱加圧して半田付けする。
そして、両端リード部3,4と錦糸線6,6の接続部7
.7に接着剤を塗布し、乾燥後、両端リード部3,4の
不要部を切断して、第7図に示すような錦糸線6を備え
たボイスコイルを完成fる。
以上ノヨウにして製造されたボイスコイルは、2本の錦
糸線6,6を予め絶縁性のある糸9によって連結し、こ
の2本の錦糸線6,6を両端リード部3,4に載置して
半田付けするようにしたので、従来方法における錦糸線
の切断工程が不要であり、製造工程が簡略化される。
曾た、錦糸線6の切断工程がなぐ、コイルボビン1に切
れ目カテきないため、コイルボビン1の変形やコイルボ
ビン1の切れ目部分の切れ目による内方への変形がない
さらに、錦糸線6の接続部7が切れ目によって弱体化す
ることがないので、錦糸線6を折曲げ整形しても、コイ
ルボビンが変形することがなく、スピーカー組立時、ボ
イスコイル治具やコーン紙の挿入作業も著しく容易で、
生産性が向上し、また、磁気空隙面との接触(ギャップ
ズレ)もない。
さらにまた、錦糸線6の接続部Iが外方へ広がったり、
コイルボビン1表面から浮き上がることがないので、後
処理が著しく容易になる等の利点を有する。
また、2本の錦糸線6,6の半田溶着部5a。
5aに絶縁性のある糸9を巻付けて、2本の錦糸線6,
6を連結したので、連結作業が簡略かつ容易であり、ま
た、接着剤や樹脂によって固化して連結する構造と異な
り品質が均一、かつ安定しており、量産にも適する利点
を有する。
以上のように、本考案は、絶縁性のある糸9によって連
結した錦糸線6,6の半田溶着部5a。
5aをボイスコイル2の両端リード部3,4に載置して
、半田付けして、この両端リード部3,4と錦糸線6,
6を接続するようにしたので、製造工8が著しく簡略化
され、昔た、製造工程においても作業性がよく、自動化
も可能となって量産化に適したものとなり、従って、コ
ストの点でも有利となり、品質の向上とともに工業的価
値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は従来のボイスコイルの製造方法を示
す図、第5図乃至第7図は本考案のボイスコイルの製造
方法を示す図、第8図は同、予備加工を施した錦糸線の
構造を示す図である。 5aは半田溶着部、6は錦糸線、9は糸、1はコイルボ
ビン、2はボイスコイル、3,4は両端リード部である

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に半田溶着部5a 、5bを形成した2本の錦糸線
    6,6を当該錦糸線6,6の一方の半田溶着部5a、5
    aを所定の間隔を隔てて対向させて天然繊維或は合成繊
    維等の絶縁性のある糸9により連結し、当該連結した錦
    糸線6,6の半田溶着部5a、5aをコイルボビン1に
    巻回したボイスコイル2の両端リード部3,4に載置し
    、上記半田溶着部5a、5aを加熱して、上記錦糸線6
    ゜6とボイスコイル2の両端リード部3,4とを接続し
    たことを特徴とするスピーカー用ボイスコイル0
JP9538779U 1979-07-10 1979-07-10 スピ−カ−用ボイスコイル Expired JPS5829672Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9538779U JPS5829672Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 スピ−カ−用ボイスコイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9538779U JPS5829672Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 スピ−カ−用ボイスコイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5615198U JPS5615198U (ja) 1981-02-09
JPS5829672Y2 true JPS5829672Y2 (ja) 1983-06-29

Family

ID=29328241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9538779U Expired JPS5829672Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 スピ−カ−用ボイスコイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5829672Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5615198U (ja) 1981-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2008096487A1 (ja) 巻線型コイル及びその巻線方法
JPS5829672Y2 (ja) スピ−カ−用ボイスコイル
JPS5829671Y2 (ja) スピ−カ−用ボイスコイル
JPS5830797B2 (ja) ボイスコイルの製造方法
JPS58212337A (ja) 電動機固定子
JPS6016464Y2 (ja) 回転電機
KR830000581B1 (ko) 스피이커용 보이스 코일의 제조방법
JP4422818B2 (ja) コイル用ボビン
JPS636824A (ja) チツプ・インダクタの製造方法
JPS62207000A (ja) スピ−カ用ボイスコイルの製造法
JPS63199600A (ja) ボイスコイル製造方法
JPS628637Y2 (ja)
JP2005516410A (ja) 誘導素子
JPS63197316A (ja) コイルの製造方法
JPS61132059A (ja) 回転電機の製造方法
JPS5834871Y2 (ja) スピ−カ用ボイスコイル
JPH0369103A (ja) チップ形コイルとその製造方法
JP2603834B2 (ja) スピーカの製造方法
JPS6234410Y2 (ja)
JPH0438494Y2 (ja)
JPH0312840B2 (ja)
JPH0441678Y2 (ja)
JPH03228635A (ja) 釣針と釣糸の結合方法並びに釣糸付き釣針
JPS5925105A (ja) 超電導線
JPH0346206A (ja) チップインダクタ製造方法