JPS5829660Y2 - Agc回路 - Google Patents

Agc回路

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JPS5829660Y2
JPS5829660Y2 JP15755978U JP15755978U JPS5829660Y2 JP S5829660 Y2 JPS5829660 Y2 JP S5829660Y2 JP 15755978 U JP15755978 U JP 15755978U JP 15755978 U JP15755978 U JP 15755978U JP S5829660 Y2 JPS5829660 Y2 JP S5829660Y2
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JP
Japan
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circuit
video signal
level
output
signal
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JP15755978U
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JPS5574169U (ja
Inventor
慎一 種茂
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ソニー株式会社
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【考案の詳細な説明】 この考案は映像信号のAGC回路に関する。
従来、映像信号のAGC回路としてはピーク検出形AG
C回路、同期信号検出形AGC回路、この両者の併用回
路が知られている。
ピーク検出形AGC回路は、映像信号のピーク値、すな
わち、同期信号の一しベルEHと映像部分のレベルEs
の和を検出し・その検出出力によって映像信号を利得制
御して、第1図A及びBで示すように入力映像信号Vi
が変動しても、出力映像信号voのピーク値EAとEB
が、常KEA=EBとなるようにするものである。
このピーク検出形AGC回路では、同期信号のレベルE
Hが一定で、正常な信号であっても、映像部分のレベル
Esは画像の内容にしたがって、時々刻々変化するので
、第1図A、Bからも明らかなように、出力映像信号v
oの平均レベル、すなわち明度及びコントラストが変化
する不都合がある。
同期信号検出形AGC回路は、映像信号の同期信号のレ
ベルEHを検出し、その検出出力によって、第2図A及
びBで示すように入力映像信号Viに対して出力映像信
号の同期信号のレベルECとEDとが常にEc=EDと
なるように利得制御するものである。
この同期信号検出形AGC回路では、同期信号の変動に
応じて映像部分のレベルが制御されろようになるので、
正常な映像信号に対しては、明度、コントラストとも入
出力間で変化せず、ピーク検出形AGC回路の欠点が除
去できる。
ところが、この同期検出形AGC回路では、入力映像信
号の同期部分の長さが第2図Bのように極度に短くなっ
たときには、出力映像信号は過大となり、後段の回路で
飽和したり、また、VTR(ビデオテープレコーダ)で
映像信号を高周波信号に変調して記録する場合に過変調
を生じ、バズ音の発生を招くという欠点があった。
このため、両者の併用AGC回路が考えられた。
これは同期信号検出形AGC回路を基本とし、ある所定
レベルを映像部分が越えたときはピーク検出形AGC回
路として動作するようにしたものでミ第3図はその一例
の系統図である。
映像信号viv′i入力端1よりゲインコントロールア
ンプ2に供給され、このゲインコントロールアンプ2よ
り出力端3が導出す九 この出力端3に後述するように
して利得制御された出力映像信号V。
が得られろようにされろものである。すなわち、出力映
像信号Voがバッファアンプ4を通じてクランプ回路5
に供給され、また、バッファアンプ4の出力が同期信号
分離回路6に供給されて同期信号が分離され、この分離
された同期信号がクランプ回路5に供給されろ。
そして、このクランプ回路5で、映像信号の同期信号の
先端がクランプされて、これが一定レベルとなるようV
′C,すれ、その出力SC(第4図A)が混合回路7に
供給されろ。
一方、同期信号分離回路6よりの水平同期信号が打ち込
みパルス形成回路8に供給されて、これより水平同期信
号区間よりも若干遅れた水平帰線区間で一定レベルのパ
ルスPF(第4図B)が形成され、これが混合回路7に
供給されて、このパルスPFがクランプされた映像信号
Scの水平帰線部分に水平同期信号とは逆向きに重畳さ
れろ。
従って、混合回路7よりは映像信号ScにパルスPFが
重畳された信号5CF(第4図C及びD)が得られろ。
そして、この混合回路7の出力信号SCF がピーク検
波回路9に供給されて、信号SCFのピーク値が検出さ
れ、その検出出力が直流アンプ10を通じてゲインコン
トロールアップ2に供給されて、信号SCFのピーク値
が一定となるように映像信号が利4制御−aれろ。
この場合、パルスPF(7)レベルEFld、第4図C
に示すように通常の映像信号の映像部分のピーク値(白
レベル側)よりも高く選定されている。
したがって、映像信号が正常な信号で、映像部分のレベ
ルEsがパルスPFのレベルEF l越えない場合には
、ピーク検波回路9の出力としては、パルスpFのレベ
ルEFと水平同期信号のレベルEHとの和が得られ、こ
れにより利得制御されろ。
この場合、パルスPFのレベルは一定でろろからピーク
検波出力は水平同期信号のレベルEH[より変わり、こ
の水平同期信号レベルが一定となるように制御がかかる
のに等しい。
すなわち、このときは、回路は同期信号検出形AGC回
路として動作するのである。
そして、映像部分のピーク値が第4図DK示すよウニパ
ルスpFを越えろような場合VC,r11.、ピーク検
波回路9の出力信号としては、水平同期信号のレベルE
Hと映像部分のピーク値Esとの和の電圧が得られ、こ
れにより利得制御されるので、回路はピーク検出形AG
C回路として動作する。
とのAGC回路の入出力特性は第5図の実線o’−a−
bで示すようなものとなる。
すなわち、この特性は、同期信号レベルを一定とし、映
像部分のレベルを変化させた場合の出力映像信号のピー
ク値の変化を表わすものである。
この第5図の実線o’ −a −bで、屈折点ari、
回路が同期信号検出形AGC動作からピーク検出形AG
C動作に切り換わる点で、打ち込みパルスpFのレベル
EFと映像部分のピーク値が等しくなる点である。
この点aより入力映像信号のレベルが大きくなったとき
には、後段回路にふ゛けろ飽和−?VTRでの過変調が
生じないようにするため、出力信号のピーク値は、はぼ
一定となるような特性とするのが好ましい。
この実線abの傾き1dAGC回路のループゲインによ
って決=!ろが、第3図の併用回路ではループゲインが
同期検出形AGC回路とピーク検出形AGC回路とで同
じものとなってかり、しかも、同期検出形AGC動作を
基本とfろものであって、ループゲインもこれに合わせ
である。
従って、ピーク検出形AGC回路として動作するときル
ープゲインが不充分となり、第5図のabのような傾き
となってし捷う。
従って入力映像信号のレベルが例えば第5図でAで示す
ようなレベルとなると、出力信号のピークレベルは後段
の回路で飽和したり、VTRで変調して記録する場合に
過変調となるレベルVAを越えてし瞥う不都合があった
これを防ぐためにU、AGC回路の切換点aのレベルを
下げることが考えられるが、切換点aのレベルな下げて
、そのレベルを100%以下の点とした場合には、正常
な映像信号に対してもピーク検出形AGC回路動作をし
、冒頭で述べたような欠点を生じてし1う。
そこで、従来は、出力映像信号の出力レベルを減衰させ
て後段の回路に供給するようにしている。
ところが、映像信号の出力レベルを下げろということは
、正常な映像信号の出力レベルも下がってし寸う不都合
があった。
tた、この第3図の併用AGC回路では、AGC動作の
時定数の点で問題があった。
すなわち、ピーク検出形AGCでは短いアタック時間と
、長いリリース時間を必要とし、一方、同期信号検出形
AGCでハリリース時間は最大l水子期間程度の短い時
間でよく、むしろ、リリース時間を短くした方が映像信
号の同期レベルが急変した場合には追従が早くなるとい
う利点がある。
このように、両AGC動作では適切な時定数はかなり異
なるが、第3図の併用AGC回路では、時定数回路は単
一であり、いず−tl、7J・一方の動作時では適切で
あっても能力の動作時には不適切となって所期の動作を
しないという欠点があった。
この考案は上述の点にかんがみ、第3図の併用AGC回
路の利点を生かしつつ、その欠点を除去できろようにし
たAGC回路を提案しようとするものである。
すなわち、この考案は、第3図の併用AGC回路に別の
ピーク検出形AGC回路を付加し、ピークAGC動作時
のループゲインを上げるとともに、時定数を同期信号検
出形AGC動作時とピークAGC動作時とで別々に設定
できろようにしたものである。
以下、この考案にょろAGC回路の一実施例を第6図を
参照して説明しよう。
この例では、ピーク検波回路9の出力信号がトランジス
タ11のベースに供給され、このトランジスタ11のコ
レクタは電源端子+VcclC接続され、エミッタはコ
ンデンサ12と可変抵抗器13との並列回路からなる時
定数回路14を介して接地される。
そして、可変抵抗器13に得られる電圧が直流アンプ1
0を介してゲインコツトロールアンプ2VC,供給され
ろ。
また、クランプ回路5よりの同期信号の先端でクラップ
された映像信号がピーク検波回路15K。
供給されて打ち込みパルスpFのない映像信号のP−P
値が検出されろ。
このピーク検波回路15の出力が抵抗17及びコンデン
サ18.19からなる時定数回路16を通じてトランジ
スタ20のベースに供給gれ、このトランジスタ20の
エミッタより出力が取り出されろ。
そして、このトランジスタ20の工□ツタはトランジス
タ11のエミッタと共通に接続されてかり、トランジス
タ11のエミッタ出力がトランジスタ20のエミッタ出
力より太きいときはトランジスタ20dオフとなり、逆
のときはトランジスタ11がオフとなる。
映像信号の映像部分のピーク値が小さいときは、打チ込
みパルスPF [よりトランジスタ11のエミッタ出力
の方が、トランジスタ20のエミッタ出力より大きいの
で、トランジスタ20riオフとなり、トランジスタ1
1のエミッタ出力によりAGCがかかる。
すなわち、アンプ4−フランツ回路5−混合回路7−ピ
ーク検波回路9一時定数回路14−M流アンプ10−ゲ
インコントロールアンプ2という第1のループが構成さ
れ・第3図と同様に同期信号検出形AGC動作をする。
この場合、時定数回路14の時定数は同期信号検出形A
GC動作に適切なように選定してトく。
次に、映像信号の映像部分のピーク値が犬きくなり、ト
ランジスタ20のエミッタ出力がトランジスタ11のエ
ミッタ出力より大きくなるとトランジスタ11はオフと
なり、トランジスタ20のエミッタ出力が可変抵抗器1
3を介し、直流アンプ10を通じてゲインコントロール
アンプ2に供給される。
すなわち、アンプ4−クランプ回路5−ピーク検波回路
15一時定数回路16,14−直流アン7’IO−’F
’インコントロールアンプ2という第2のループが形成
され、同期信号検出形AGC動作力・らピーク検出形A
GC動作に切り換わる。
このループでの時定数はピーク検出形AGC動作に適切
なものとされろ。
この場合、トランジスタ20のエミッタ出力がトランジ
スタ11のエミッタ出力より大きくなるレベル、すなわ
ち、第2のループの動作レベルtd、第1 )#−7’
[i−ケろ打チ込みパルスPFのレベルEF以下のレベ
ルに選定される。
その動作レベルの設定は、ピーク検波回路15の可変抵
抗器21にまりなされろ。
ここで・第2のループだけの入出力特性を考えろと・従
来の併用形AGC回路のピーク検出形AGC動作に比べ
てループゲインが付加回路のゲイン分だけ増加し、充分
なものとされるので、良好なピーク検出形AGC動作を
し、第5図の点線で示すようにほぼ平坦な特性となる。
なお、この場合、第2のループの動作レベルの最大値は
、切換点が第5図に示すようKa点となるレベルである
従って、第6図のAGC回路の特性は第5図で0’ −
a −eで示す折れ線のようになり、第3図例と同様に
映像信号レベルの低い正常の映像信号では同期信号検出
形AGC動作なし、異常に高くなったときにはピーク検
出形AGC動作をするも、同期信号検出形AGC動作時
とピーク検出形AGC動作時とで、時定数はそれぞれに
適切なものとなり、また、ピークAGC動作時のループ
ゲインも充分であるので、良好なAGC動作をするもの
である。
従って、この発明によれば、簡単な回路を従来のものに
付加するだけで、第3図例のような併用AGC回路の欠
点を一掃できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のAGC回路の一例の動作を説
明するための波形図、第3図は従来の他のAGC回路の
一例の系統図、第4図はその説明のための波形図、第5
図はそのAGC回路の特性とこの発明によるAGC回路
の特性を示す図、第6図はこの発明によるAGC回路の
一例の系統図である。 2はゲインコントロールアンプ、8は打ち込みパルス形
成回路、7ri混合回路、9はピーク検波回路、10は
直流アンプ、14及び16ri時定数回路、15はピー
ク検波回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通常の映像信号の白レベル側の最大値よりも大きく選定
    された一定レベルの基準パルスを形成するパルス形成回
    路、この基準パルスを映像信号の水平帰線区間部分に重
    畳する重畳回路、上記基準パルスが重畳された映像信号
    のピーク値を検出する第1の検出回路、この第1の検出
    回路の検出出力により上記映像信号の利得を制御する制
    御回路からなる第1のループと、上記基準パルスのない
    映像信号のピーク値を検出する第2の検出回路、この第
    2の検出回路の検出出力により上記映像信号の利得を制
    御する制御回路からなる第2のループと、映像信号の映
    像部分の白レベル側のピーク値が上記基準パルスのレベ
    ル以下の所定レベルより低いときには上記第1のループ
    を働かせ、上記所定レベルより高いときには上記第2の
    ループを働かせろようにする切換回路とからなろAGC
    回路。
JP15755978U 1978-11-16 1978-11-16 Agc回路 Expired JPS5829660Y2 (ja)

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JP15755978U JPS5829660Y2 (ja) 1978-11-16 1978-11-16 Agc回路

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JP15755978U JPS5829660Y2 (ja) 1978-11-16 1978-11-16 Agc回路

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Publication Number Publication Date
JPS5574169U JPS5574169U (ja) 1980-05-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58170177A (ja) * 1982-03-30 1983-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動利得制御装置

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JPS5574169U (ja) 1980-05-22

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