JPS58294Y2 - 半導体拡散炉 - Google Patents

半導体拡散炉

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Publication number
JPS58294Y2
JPS58294Y2 JP1978044196U JP4419678U JPS58294Y2 JP S58294 Y2 JPS58294 Y2 JP S58294Y2 JP 1978044196 U JP1978044196 U JP 1978044196U JP 4419678 U JP4419678 U JP 4419678U JP S58294 Y2 JPS58294 Y2 JP S58294Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
reaction tube
temperature
diffusion furnace
semiconductor diffusion
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Expired
Application number
JP1978044196U
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JPS54148466U (ja
Inventor
松尾秀逸
鈴木英雄
Original Assignee
東芝セラミツクス株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は半導体拡散炉の改良に関するものである。
一般に、ダイオードやトランジスター等の半導体の製造
工程には種々の熱処理が施されるが、中でもシリコンウ
ェハー等の半導体材料のドーピングは最も重要な工程で
ある。
このドーピング工程はドーピング物質により処理温度が
異なるが、通常1000〜1350℃の温度で±0.5
℃の許容範囲に厳しくコントローンすることが必要であ
る。
ところで、従来、ドーピング工程等を行なうには石英ガ
ラス、炭化珪素からなる断面が真円の反応管が用いられ
ている。
しかしながら、この反応管内にシリコンウェハーを垂直
に載置してドーピング処理すると、ウェハーの周辺部と
中央部との間に大きな温度差が生じ、±0.5の許容範
囲内に制御できず、ドーピング処理に支障をきたす問題
があった。
とくに、シリコンの単結晶技術の進歩に伴ない、5イン
チから8インチの大型シリコンウェハーが出現するよう
になると、ウェハーの周辺部と中央部との間の温度差が
増大し、さらに許容温度範囲内に制御することが困難と
なる。
本考案は上記欠点を解消するためになされたもので、内
部に載置されたシリコンウェハーの周縁部、中央部間に
温度差が生じることなく、略均−加熱し得る半導体拡散
炉を提供しようとするものである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
図中1はたとえば石英ガラス製の反応管であり、この反
応管1の断面形状は長軸りと短軸Sの比S/Lが0.6
の楕円状となっている。
なお、この反応管1の外周には鉄管1と相似したコイル
状発熱体2が配設されている。
このような構成によれば、今、第1図及び第2図に示す
如く傾斜したシリコンウェハー3・・・3が載置された
ウェハー保持具4を反応管1内に装填してドーピング処
理すると、該反応管1は断面楕円状をなしているため、
シリコンウェハー3・・・3の外周と反応管1の内壁と
の距離が略同じとなり、発熱体2からの熱をシリコンウ
ェハー3・・・3全体に均一に放射でき、シリコンウェ
ハー3・・・30周縁部、中央部間の許容温度差範囲を
±0.5℃に制御できる。
なお、長軸りが200酩、短軸Sが120■で長さが2
800mmの楕円状反応管に、300の傾斜をもったフ
インチシリコンウエノ・−が載置されたウェハー保持具
を装填し、外周の発熱体により該ウェハーを加熱ドーピ
ングし、ウェハーの温度分布を調べた。
その結果、シリコンウニ・・−の周縁部は設定温度とな
り、中心部に向かうに従って周縁部より低くなるが、中
心点の温度は設定温度より0.5(lc低い程度でドー
ピング工程の許容範囲に制御できた。
これに対し内径200mmX長さ28001mの従来の
真円状反応管にフインチシリコンウエハーが垂直に載置
されたウェハー保持具を装填し、加熱、ドーピングして
ウェハーの温度分布を調べた。
その結果、シリコンウニノ・−の周辺部は設定温度とな
り、中心部は該設定温度より2℃も低く、ドーピング工
程の許容範囲から外れた0 また、本考案に用いる反応管の断面形状を楕円とする場
合は長軸と短軸との比を0.95〜0.10にすること
が望lしい。
この理由はその比が0.95より太きいとウェハーの温
度分布を十分均一化できず、かといってo、ioより小
さいどウェハーの挿入が困難となり実用性にそぐわなく
なるからである。
以上詳述した如く、本考案によれば内部に載置されたシ
リコンウェハーを加熱処理する際、該ウェハーの周縁部
、中央部間の温度差を僅少にでき、つ1り温度分布を均
一化でき、もってシリコンウェハーの温度分布が±0.
5℃の許容範囲に処理する必要があるドーピング工程に
有効に利用できる半導体拡散炉を提供できるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す半導体拡散炉の断面図
、第2図は第1図の■−■断面図である。 1・・・・・・反応管、2・・・・・・発熱体、3・・
・3・・・・・・シリコンウェハー、4・・・・・・ウ
エノ・−保持具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面形状が楕円の反応管と、この反応管内の底部に載置
    されウェハーを軸方向に傾斜して支持するウェハー保持
    具とを具備したことを特徴とする半導体拡散炉。
JP1978044196U 1978-04-06 1978-04-06 半導体拡散炉 Expired JPS58294Y2 (ja)

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JP1978044196U JPS58294Y2 (ja) 1978-04-06 1978-04-06 半導体拡散炉

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JPS54148466U JPS54148466U (ja) 1979-10-16
JPS58294Y2 true JPS58294Y2 (ja) 1983-01-06

Family

ID=28920050

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49124951U (ja) * 1973-02-26 1974-10-25

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JPS54148466U (ja) 1979-10-16

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