JPS582919Y2 - 歯付ベルト伝動装置 - Google Patents
歯付ベルト伝動装置Info
- Publication number
- JPS582919Y2 JPS582919Y2 JP7265175U JP7265175U JPS582919Y2 JP S582919 Y2 JPS582919 Y2 JP S582919Y2 JP 7265175 U JP7265175 U JP 7265175U JP 7265175 U JP7265175 U JP 7265175U JP S582919 Y2 JPS582919 Y2 JP S582919Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- groove surface
- tooth groove
- tooth
- toothed belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、低動力の一定速比伝達機構、例えば内燃機関
のカムシャフト威動用ベルト等に広く使用されている歯
付ベルト伝動装置の改良に関するものである。
のカムシャフト威動用ベルト等に広く使用されている歯
付ベルト伝動装置の改良に関するものである。
この種の歯付ベルトは、その構造が簡単で従って安価で
あり、かつ保守維持が容易である等の利点がある反面、
高速度で運転すると可成の騒音を発生する欠点がある。
あり、かつ保守維持が容易である等の利点がある反面、
高速度で運転すると可成の騒音を発生する欠点がある。
上記運転騒音の発生には、幾つかの要因が考えられるが
、中でも、ベルト車の歯頂部とベルトの歯みぞ面とが噛
み合い始める時に発生する衝鼻音が一つの大きな要因と
なっていることが確認されている。
、中でも、ベルト車の歯頂部とベルトの歯みぞ面とが噛
み合い始める時に発生する衝鼻音が一つの大きな要因と
なっていることが確認されている。
これを第１図について説明すると、１０は歯付ベルト１
１２はベルト車であり１ベルト車１２の歯１４とベルト
１０の歯１６とが噛み合いを始める場合、歯１４の歯頂
端１７は先ずベルトの歯みぞ面１８と接触を始める。
１２はベルト車であり１ベルト車１２の歯１４とベルト
１０の歯１６とが噛み合いを始める場合、歯１４の歯頂
端１７は先ずベルトの歯みぞ面１８と接触を始める。
この時歯頂端１７は図中Ｖ、で示す速度を有し、一方ベ
ルト１０側の歯みぞ面１８の対応する噛合開始端２０は
図中ｖｂの速度を有するので、両者は速度Ｖをもって衝
突することになる。
ルト１０側の歯みぞ面１８の対応する噛合開始端２０は
図中ｖｂの速度を有するので、両者は速度Ｖをもって衝
突することになる。
そしてこの衝突速度Ｖは、明らかにベルト車１００回転
速度に比例して犬き（なり、高速運転時における騒音発
生の大きな要因となっているのである。
速度に比例して犬き（なり、高速運転時における騒音発
生の大きな要因となっているのである。
本考案は、上記に鑑み創案されたもので、ベルト車の歯
頂面と当接するベルトの歯みぞ面に凹凸を形成し、同ベ
ルト車の歯頂面とベルトの歯みぞ面とが衝突したときに
該歯みぞ面の５部が弾性変形するように構成されたこと
を特徴とする歯付ベルト伝動装置を要旨とするものであ
る。
頂面と当接するベルトの歯みぞ面に凹凸を形成し、同ベ
ルト車の歯頂面とベルトの歯みぞ面とが衝突したときに
該歯みぞ面の５部が弾性変形するように構成されたこと
を特徴とする歯付ベルト伝動装置を要旨とするものであ
る。
本考案の好ｔしい実施例において１上記歯みぞ面の凹凸
は、ベルトの走行方向に関し平行に、もＬ（は走行方行
に関し傾斜して設げられた多数の突条、又は歯みぞ面上
に多数突設された突起の態様で形成することができる。
は、ベルトの走行方向に関し平行に、もＬ（は走行方行
に関し傾斜して設げられた多数の突条、又は歯みぞ面上
に多数突設された突起の態様で形成することができる。
かかる凹５の存在により、上記ベルト車歯頂面とベルト
歯みぞ而との衝突時に、衝突エネルギが突条又は突起の
変形によって効果的に吸収されるため騒音の発生が大巾
に低減するのである。
歯みぞ而との衝突時に、衝突エネルギが突条又は突起の
変形によって効果的に吸収されるため騒音の発生が大巾
に低減するのである。
また本考案によれば、ベルトの歯みぞ面に凹凸を形成し
たので、既存の歯付ベルト伝動装置においても、通常行
なわれるベルト交換と同様に既存のベルトを歯みぞ面に
凹凸を形成したベルトと交換することにより、容易に騒
音低減効果を得ることができる。
たので、既存の歯付ベルト伝動装置においても、通常行
なわれるベルト交換と同様に既存のベルトを歯みぞ面に
凹凸を形成したベルトと交換することにより、容易に騒
音低減効果を得ることができる。
以下本考案の実施例を第２図ないし第６図について説明
する。
する。
各図中符号１０は歯付ベルト、１６は歯、１８は歯みぞ
面を示す。
面を示す。
第２図および第３図に示す本考案の第１実施例では、歯
みぞ面１８に断面形状が山形をなす多数の突状３０がベ
ルト１０の走行方向Ｒに対し平行に設ゆられている。
みぞ面１８に断面形状が山形をなす多数の突状３０がベ
ルト１０の走行方向Ｒに対し平行に設ゆられている。
第４図は１第２図同様の突条３０′をベルト走行方向Ｒ
ＩＦ−関し傾斜して設げた第２実施例であり、第５図お
よび第６図は歯みぞ面１８に多数の円筒状小突起３０“
を散在突設させたさらに第３実施例を示す。
ＩＦ−関し傾斜して設げた第２実施例であり、第５図お
よび第６図は歯みぞ面１８に多数の円筒状小突起３０“
を散在突設させたさらに第３実施例を示す。
なお、図中符号４０は、ゴム、プラスチック等で作られ
たベルト本体内に埋設された拡張体であって、鋼線、ガ
ラス繊維等から形成されている。
たベルト本体内に埋設された拡張体であって、鋼線、ガ
ラス繊維等から形成されている。
上記突条３０，３０′又は突起３０”の態様で形成され
た歯みデ面１８上の凹５は、同調みぞ面１８が上記ベル
ト屯１２の歯１４の歯頂面と衝突する際に、弾性的に変
形して衝突エネルギを効果的に吸収するので、筐た、ベ
ルト１０の歯みぞ面１８の凹凸を形成したので、既存の
歯付ベルト伝動装置においても、通常行なわれるベルト
交換と同様に、既存のベルトをこのベルト１０と交換す
ることにより、容易に騒音低減効果を得ることができる
。
た歯みデ面１８上の凹５は、同調みぞ面１８が上記ベル
ト屯１２の歯１４の歯頂面と衝突する際に、弾性的に変
形して衝突エネルギを効果的に吸収するので、筐た、ベ
ルト１０の歯みぞ面１８の凹凸を形成したので、既存の
歯付ベルト伝動装置においても、通常行なわれるベルト
交換と同様に、既存のベルトをこのベルト１０と交換す
ることにより、容易に騒音低減効果を得ることができる
。
第１図は歯付ベルト伝動装置の騒音発生態様を説明する
。 側面図、第２図は本考案の第１実施例を示す平面図、第
３図は第２図の■−■線にそう断面図、第４図は本考案
の第２実施例の平面図、第５図は本考案の第３実施例の
平面図、第６図は第５図のＶＩ−ＶＩ線にそう断面図で
ある。 １０・・・・・・歯付ベルト、１２・・・・・・ベル）
！、１４・・・・・・歯、１８・・・・・・歯みぞ面、
３０，３０′−・・・・・突条、３０“・・・・・・突
起。
。 側面図、第２図は本考案の第１実施例を示す平面図、第
３図は第２図の■−■線にそう断面図、第４図は本考案
の第２実施例の平面図、第５図は本考案の第３実施例の
平面図、第６図は第５図のＶＩ−ＶＩ線にそう断面図で
ある。 １０・・・・・・歯付ベルト、１２・・・・・・ベル）
！、１４・・・・・・歯、１８・・・・・・歯みぞ面、
３０，３０′−・・・・・突条、３０“・・・・・・突
起。
Claims (1)
- ベルト車の歯頂面と当接するベルトの歯みぞ面に凹凸を
形成し、同ベルト車の歯頂面とベルトの歯みぞ面とが衝
突したときに該歯みぞ面の凸部が弾性変形するように構
成されたことを特徴とする歯付ベルト伝動装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7265175U JPS582919Y2 (ja) | 1975-05-28 | 1975-05-28 | 歯付ベルト伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7265175U JPS582919Y2 (ja) | 1975-05-28 | 1975-05-28 | 歯付ベルト伝動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51151844U JPS51151844U (ja) | 1976-12-04 |
| JPS582919Y2 true JPS582919Y2 (ja) | 1983-01-19 |
Family
ID=28544172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7265175U Expired JPS582919Y2 (ja) | 1975-05-28 | 1975-05-28 | 歯付ベルト伝動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582919Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SG10201909092SA (en) | 2015-03-31 | 2019-11-28 | Fisher & Paykel Healthcare Ltd | A user interface and system for supplying gases to an airway |
| CN114569856A (zh) | 2016-08-11 | 2022-06-03 | 费雪派克医疗保健有限公司 | 可塌缩导管、患者接口和头戴具连接器 |
-
1975
- 1975-05-28 JP JP7265175U patent/JPS582919Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51151844U (ja) | 1976-12-04 |
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