JPS5829174A - 磁気記録テ−プ走行装置のエジエクト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、７ｉＢ気記録テ一プ走行装置に使用される
エジェクト装置に関する。

従来のエジェクト装置のあるものにおいては、テープカ
セットを着脱自在に保持するテープカセット保持手段が
パンタグラフ機構に取り付けられている。そしてテープ
カセットを保持したテープカセット保持手段がパンタグ
ラフ機構により第１の位置と第２の位置との間で磁気記
録テープ走行装置のリール軸の回転中心線にｅった方向
に平行移動する。テープカセット保持手段が［１の位置
に配置されている時、テープカセット保持手段に保持さ
れているテープカセットのリールハブはリール軸に係合
しており、テープカセット保持手段が第２の位置に配置
されている時テープカセット保持手段に保持されている
テープカセットのリールハブはリール軸に係合している
。

また従来のエジェクト装置のあるものにおいては、テー
プカセット保持手段の一端が磁気記録テープ走行装置の
シャーシをこ第１の位置と第２の位置との間で揺動自在
に取り付けられている。テープカセット保持手段が第１
の位置に配置されている時、テープカセット保持手段に
保持されているテープカセットのリールハブは磁気記録
テープ走行装置のリール軸に係合しており、テープカセ
ット保持手段に取り付けらゎている化粧板が磁気記録テ
ープ走行装置のハウジングの外表面と同一平面内に配置
される。またテープカセット保持手段が第２の位置に配
置されている時テープカセット保持手段に保持されてい
るテープカセットのリールハブとリール軸との保合が解
除されテープカセット保持手段の化粧板は磁気記録テー
プ走行装置のハウジングの外表面に対して傾斜される。

上述した如き構成を有する従来のエジェクト装置におい
ては、テープカセット保持手段に取り付けられ磁気記録
テープ走行装置の表面の一部を構成する化粧板は、少な
くともテープカセット保持手段に保持されたテープカセ
ットのハウジングの平面、即ちリールハブを回転自在に
保持する２つの表面、と略同じ正投影面積を有していな
ければならない。

さて近年日本国における磁気記録テープ走行装置の業界
においては、日本国における住宅事情を反映して磁気記
録テープ走行装置の薄型化の傾向が押し広められている
。そしてこの傾向は、コンポーネント形式のステレオの
カセットデツキにおいて特に顕著である。コンポーネン
ト形式のカセットデツキは、スペースの節約の為にカセ
ットデツキがアンプやチューナやレコードプレーヤ等の
他のコンポーネントと伴に上下方向に積み重ねられる。

従ってこのようにして使用されるカセットデツキにおい
ては、テープカセットのリールハブに巻装されている磁
気記録テープの直径の増減を視覚により確認するのを容
易にする為に、テープカセット保持手段が第１の位置に
配置された時テープカセット保持手段の化粧板がカセッ
トデツキのハウジングの垂直面、即ち前面、と同一平面
内に配置され、テープカセット保持手段に保持されたテ
ープカセットのハウジングの平面がカセットデツキのハ
ウジングの前面と平行に配置される。

従ってカセットデツキの薄型化がテープカセットのハウ
ジングの縦方向の長さであるａ気ヘッド／ピン千ローラ
挿入用窓が形成されている表面からこの表面と対向する
表面までの長さ。

即ち化粧板の縦方向の長さ、と略同じ程度にまで達する
と串気記録テープ走行装置の操作の為の種々の操作スイ
ッチを配置するスペースがカセットデツキのハウジング
の前面において減少してしまう。この現象に対処する為
に種々の操作スイッチの寸法の小型化が行なわれたり、
テープカセット保持手段の化粧板上に種々の操作スイッ
チが配置される。しかしながら、操作スイッチの寸法の
小型化は操作スイッチの誤操作や操作スイッチの使用時
における取り扱いにくさという問題を生じさせる。また
化粧板上への操作スイッチの配置は、化粧板が第１の位
置と第２の位置との間で移動自在な為に、操作スイッチ
と磁気記録テープ走行装置とを電気的に接続する電気接
続手段１例えば電気コード、に断線が生じ易くなり、出
気記録テープ走行装置の信頼性の低下という問題を生み
出す。

この発明は上記事情に基づいてなされたものであり、こ
の発明の目的は、磁気記録テープ走行装置の薄型化を計
れるばかりでなく、磁気記録テープ走行装置の種々の操
作スイッチの操作性の向上及び信頼性の向上をも計るこ
とができる磁気記録テープ走行装置のエジェクト装置を
提供することである。

以下この発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図には、この発明の実施例を備えた磁気記録テープ
走行装置が示されている。この実施例において磁気記録
テープ走行装置は、コンポーネント型ステレオのカセッ
トデツキである。

磁気記録テープ走行装置のハウジングの前面１θ。

即ち水平面々交差する表面には、磁気記録テープ走行装
置に種々のモード、例えば早送りモード、早春戻しモー
ド、停止モード、キューモード、リビューモード、ボウ
ズモード、録音モード及び再生モード等を設定する為の
複数の操作スイッチの一種である操作釦１２が配置され
ている。ハウジングの前面１０には、テープカセット格
納用凹所１４も設けられている。

テープカセット格納用凹所１４内には、第１図に示す如
く、前面と交差する方向に延出した１対のリール軸７６
．１８が配置されている。

テープカセット格納用凹所１４内には、テープカセット
２０が格納さねており、テープカセット２０の１対のリ
ールハブは１対のリール軸１６、ＩＢに係合している。

この実施例において、テープカセット２０は、いわゆる
マイクロカセットである。テープカセット２０は、テー
プカセット格納用凹所１４内に格納されているエジェク
ト装置ｚｚＪ乙着脱自在に保持されている。エジェクト
装置ｔ２２は、テープカセット２０の１対のリール／％
ブを第１図に示す如くテープカセット格納用凹所１４内
で１対のリール軸１６．１８と係合させた第１の位置と
、テープカセット２０の１対のリールハブと１対のリー
ル軸１６．１８との保合を解除しテープカセット２０を
外部空間に突出させた第２の位置との間で移動自在であ
る。エジェクト装置２２は、第１図に示す如く、磁気記
録テープ走行装置のハウジングの前面１０から外部空間
に突出したエジェクト釦２４を有している。

またエジェクト装置２２は、化粧板２６を有している。

化粧板２６は、エジェクト装置２２が第１の位置に配置
されている時、第１図に示す如く、磁気記録テープ走行
装置のハウジングの前面と同一平面内に配置される。こ
の時化粧板２６は、テープカセット格納用凹所１４の開
口を覆い、ハウジングの前面１０の一部を構成する。

また化粧＠２６は、テープカセット２０のり一ルハブを
回転自在に保持した平面と平行に配置されている。化粧
板２６の縦方向の長さ、即ちこの実施例における上下方
向の長さ、は、１対のリール軸１６．１１３に係合して
いるテープカセット２０の縦方向の長さ、即ち磁気ヘッ
ド／ピンチローラ挿入用窓が形成さねている表面からこ
の表面と対向する表面までの長さ、よりも小さくなって
いる。従って、磁気記録テープ走行製電のハウジングの
前面における種々の操作スイッチを配置する為のスペー
スを、磁気裏己録テープ走行装置の薄型化がテープカセ
ット２０のハウジングの縦方向の長さ、即ち高さと略同
じであっても、十分に確保することができる。

従って、第１図に示す如く、磁気記録テープ走行装置を
薄型化したのにもかかわらず種々の操作釦１２を化粧板
２６上に配置することなく操作釦１２の寸法を大型化す
ることができる。例えば種々の操作釦１２は、第１図に
示す如く、化粧板２６の直下に配置される。化粧板２６
Ｑ）直下に配置された種々の操作釦Ｊ２の正投影は、磁
気記録テープ走行装置の１対のリール軸１６゜１８に係
合しているテープカセット２０と重複する。

この実施例において、化粧＠２６は透明板で構成されて
いる。従って、外部空間から化粧板２６を介して、テー
プカセット２０のリールノ１ブに巻装された磁気記録テ
ープ２８の直径の、増減を、視覚によって確認できる。

第２図には、日気記録テープ走行装置の７％つジング内
の要部が示さねている。！ｆ！部は、ハウジングの前面
１０々略平行に配置されたシャーシ３０を有している。

シャーシ３ｏには、１対のリール軸１６．１１１が突設
さねている。またシャーシ３０には、テープカセット２
ｏを着脱自在に保持するエジェクト装置２２が取り付け
られている。

エジェクト装置２２は、第２図及び第３図に示す如く、
】対のリール軸ｉ６．ｉｓの回転中心線と平行な方向に
かつ水平面と交差する方向に延出した第１の基板３２を
有している。第１の基板３２の後端部３４は、第２図に
示す如く、シャーシ３０の表面と略平行になるように第
１の基板３２の−１１面側に折曲され、この後端部３４
がシャーシ３ｏの表面に固定されている。

第１の基板３２は、この実施例において第４図に示す如
く略四角形の平板形状をしている。

第１の基板３２の他側面の前端部の下端部位には、第４
図に示す如く、平板形状のエジェクトレバー３６が第１
の基板３２の他側面に沿って平行に回転自在に取り付け
られている。エジェクトレバー３６は、回転中心から第
１の基板３２の前縁に沿って上方へ延出した上方延出部
と回転中心から第１の基板３２の下縁に沿って後方に延
出した後方延出部とを有している。後方延出部の上級に
は第４図に示す如く、係合凹所３８が形成されている。

上方延出部の上端部位は、第１の基板３２の一側面側に
折曲されており、第１の基ｔｒｉ、　１ｏの後端部３４
と対向している。

第１の基板１０の後端部３４とエジェクトレバー３６の
上方延出部の上端部とには、第５図及び第６図に示す如
く一本の神４０が挿通さｎ′でいる。＠４０は第１の基
板１０の後端部よりも後方にストッパ４２を有している
。Ｉｌ！４０は、付勢手段４４の付勢力により前方に付
勢されている。

棒４０は前端部に段部を有して２す、段部はエジェクト
レバー３６の上方延出部の上端部位の後面に近接してい
る。棒４０の前端及びエジェクトレバー３６の上方延出
部の上端部位の前面はエジェクト釦２４に接触している
。付勢手段４４により前方に付勢されている棒４０のス
トッパ４２は、第５図及び第６図に詳細に示す如く、第
１の基板３２の後端部３４の後面に接触している。この
時の棒４０及びエジェクトレバー３６の位ｔを、棒４０
及びエジェクトレバー３６の第１の位置とする。

第１の基板３２には、第４図及び第５図に特に詳細に示
す如く、案内孔４６が形成されていす る。案内孔４６は、第４区に示す如く、略ψ字形秋をし
ている。、案内孔４６の上方延出部は前方に向って幾分
傾斜している。また案内孔４６の後端部は、エジェクト
レバー３６の係合凹所３８と交差している。

第１の基板３２の他側面には、第４図に示す如く、案内
孔４６の上方に第１の歯車４８が回転自在に取り付けら
れている。第１の歯車４８は、第６図に示す如く、同心
的に設けられた付勢手段５０の付勢力によって第１の基
板３２の他９８面に当接されており、回転時の摩擦係数
を増大されている。

第１の基板３２の他側面には、第４図に示す如く、案内
溝４６の上方に第２の歯車５２が回転自在に取り付けら
れている。第２の歯車５２は、第１の歯車４８と歯合し
ている。第２の歯車５２は、第４図に示す如く、第２の
歯車５２と同心的に配置された第３の歯車５４を有して
いる。この実施例においては、第３の歯車５４は第２の
歯車５２と一体的に成形さねている。

第２の歯車５２は、第６関に示す如く、同心的に設けら
れた付勢手段５６の付勢力により第１の基ｖ１３２の他
側面に当接されており、回転時の摩擦係数を増大させて
いる。

第１の基板３２の一側面には、第５図に示す如く、平板
形状の副エジェクトレバー５６が第１の基板３２の一側
面に沿って平行に回転自在に取り付けらねている。副エ
ジェクトレバー５６は後方に延出した後方延出部を有し
ており、後方延出部の上縁には、第５図に示す如く（係
合凹所５８が形成されている。副エジェクトレバー５６
の係合凹所５８は、第１の基板３２を介シてエジェクト
レバー３６の係合凹所３８と対向している。従って副エ
ジェクトレバー５６の係合凹所５８も、案内孔４６の後
端部と、第５図に示す如く、交差している。この時の副
エジェクトレバー５６の位置を、副エジェクトレバー５
６の第１の位置とする。

副エジェクトレバー５６の後端は、磁気記録テープ走行
装置の図示しない副エジェクトレバー操作装置に係合し
ている。

エジェクトレバー３６の上方延出部の上端部位の後方へ
の移動軌跡中には、第５図に示す如く、電気スイッチ６
０が配置さねている。電気スイッチ６０は、磁気記録テ
ープ走行装置の図示しない電気回路を介して前述した図
示しない副エジェクトレバー操作装置と電気的に連結さ
れている。

第１の基板３２の他側面側には、第７図に示す如く、平
版形状の第２の基板６２が配置されている。第２の基板
６２は、第１の基板３２の上端部の前端部位に、回転自
在に取り付けられており、第１の基板３２の他側面に沿
って平行に回転自在である。

第２の基板６２は、第７図に示す如く、扇形状の第４の
歯車６４を有している。第４の歯車６４は、第２の基板
６２に対して同心的に固定されている。第２の基板６２
は、第７図に示す付勢手段６６によって反時計回り方向
への付勢力が加えられている。

また第２の基板６２とエジェクトレバー３６とは、第７
図に示す如く、トグルばね６８によって連結されている
。

第４の歯車６４は、第３の歯車５４と歯合している。

第１の基板３２の他側面側には、第８図に示す如く、平
版形状の第３の基板７０も配置されている。第３の基板
７０は、第２の基板６２の第１の基板３２に対する回転
中心よりも下方位置において第２の基板６２に回転自在
に取り付けられており、第２の基板６２に対して平行に
。

即ち第１の基板３２の他側面に対して平行に。

回転自在である０ 第３の基板７０は、第８図に示す如く、第３の基板７０
の第２の基板６２に対する回転中心よりも後方位置に案
内ビン７２を有している。

案内ビン１２は、第１の基＠３２の案内孔４６の後端に
挿通されており、エジェクトレバー３６の係合凹所３８
及び副エジェクトレバー５６の係合凹所５８に係合して
いる。この時の第３の基板７０及び第２の基板６２の位
置を第３の基板１０及び第２の基板６２の第１の位置と
する。

第３の基板７０には、第９図に示す如く、テープカセッ
トを着脱自在に保持する為のテープカセット保持手段１
４が取り付けられている。

テープカセット保持手段１４は、化粧２６を保持してい
る。テープカセット保持手段７４は、第２の基板６２及
び第３の基・＠ＶＯが第９図に示す如く第１の位置に配
置されている時、第３図に示す如く、テープカセット保
持手段７４に保持されているテープカセットｚｏを紙面
に対して略直角に、即ちテープカセ゛ント２００５１対
のリールハブを磁気記録テープ走行装置０）　１対のリ
ール軸１ｇ、ＩＩＩに第２図に示す如く係合させた状態
に、配置する。こσ）時テープカセット保持手段７４の
化粧板２６は、第３図番こ示す如く、磁気記録テープ走
行装置（７）　／％ウジングσ〕前面１０と同一平面内
に配置される。またこＯ）時のエジェクト装置２２の位
置をエジェクト装置２２の第１の位置とする。

第１図に示すエジェクト釦２４が抑圧されると、Ｗ、１
０図に示す如く、棒４０が第１σ）位置から後方に向っ
て付勢手段４４の付勢力量こ抗して移動し、またエジェ
クトレバー３６も第１０図における時計回り方向に付勢
手段４４及びトグルばね４８の付勢力に抗して回転する
。この時エジェクトレバー３６の係合凹所３８は案内ビ
ン７２との保合を解除するＯまた１エジエクトレバー３
６の上方延出部の上端部は、第１０図に示す如く、電気
スイ゛ン千６０を押圧し電気スイッチ６０から前述した
図示しなむ）電気回路に電気信号を送達させる。この時
のエジェクトレバー３６及び棒４ｏの位置を、エジェク
トレバー３６及び棒４ｏの第２の位置とする。

電気スイツ千６０からの電気信号を受は取った電気回路
は、磁気記録テープ走行装置にエジェクトモード以外の
モードが設定されていないのを確認した後、即ちエジェ
クト装置２２に保持され第１の位置に配置されているテ
ープカセット２ｏの１対のリールハブが磁気記録テープ
走行装置の１対のリール軸１６．１１１により駆動され
ておらずかつテープカセット２ｏの磁気記録テープ２８
に図示しないピンチローラが接触されていないのを確認
した後、前述した図示しない副エジェクトレバー操作装
置を操作して副エジェクトレバー５６を第１０図におけ
る時計回り方向に回転させる。すると≦ＩＪエジェクト
レバー５６は、第１１図に示す如く、係合凹所５８によ
る案内ピン２２との保合を解除する。

この時の副エジェクトレバー５６の位置を副エジェクト
レバー５６の第２の位置とする。これは磁気記録テープ
走行装置にエジェクトモードが設定されたことを意味す
る。

エジェクトレバー３６が第２の位置に配置された時トグ
ルばね６８は第１２図に示す如く略中立点に配置される
。

エジェクトレバー３６及び副エジェクトレバー５６が第
２の位置に配置さゎた時、第２の基板６２は付勢手段６
６の付勢力により第１２図において反時計回り方向へ回
転する。第２の基板６２の回転速度は、第２の歯車５２
及び第１の歯車５０の第１の基板３２に対する摩擦力に
よって減速される。

第３の基板７０の案内ピン７２が第１２図に示す如く第
１の基板３２の案内孔４６の後端に配置された位置から
第１３図に示す如く案内孔４６の後方延出部と上方延出
部との交差領域の入口に達する間にトグルばね６８は中
立点を過ぎ、トグルばね６８の付勢力がエジェクトレバ
ー３６及び棒４０を付勢手段４４の付勢力に抗して第２
の位置に保持させる。従って、これ以降は、第１図のエ
ジェクト釦２４に押圧力を付加し続けなくとも、即ちエ
ジェクト釦２４への押圧力の付加を中止しても、エジェ
クトレバー３６及び棒４０が第２の位置に保持される。

このことは、磁気記録テープ走行装置へのエジェクトモ
ードの設定が保持されることを意味する。

案内ピン７２が案内孔４６の後端から案内孔４６の交差
領域の入口まで達する間テープカセット保持手段７４に
保持さゎたテープカセット２０は、第１４図に示す如く
、２点鎖線で示した第１の位置からリール軸１６．１８
の回転中心線に沿った方向に実線で示す如く平行移動さ
れる。そして平行移動される間にテーブヵセッ）２１１
＋σ月対のリールハブと磁気記録テープ走行装置の１対
のリール軸１６．１１１との係合が解除される。

第３の基板７０の案内ピン２２が％第１５図に示す如く
、第１の基＠３２の案内孔４６の交差部位の出口に達す
ると第３の基板７ｏは前方に幾分傾斜する。従って、テ
ープカセット保持手段７４に保持されたテープカセット
２０は、第１６図に実線で示す如く、案内ピン７２が案
内孔４６の交差領域の入口に配置された時の２点鎖線で
示すテープカセット２０の位置に比べ、萌方に幾分傾斜
される。このことは、テープカセット２０の１対のリー
ルハブの回転中心線が磁気記録テープ走行装置の１対の
１１−ル軸１６゜１８の回転中心線に対して傾斜するこ
とを意味する。

第３の基板７０の案内ピン７２が、第１５図に示す如く
第１の基１ｆｉ３２の案内孔４６の交差部位の出口に位
置した時から第１７図に示す如く案内孔４６の上方延出
部の前端に到達する間第３の基板７０の前方への傾斜角
度がさらに急になる。この時の第２の基板６２の位置を
、第２の基板６２の第２の位置とする。第２の基板６２
が第２の位置に配置されている時、第２の基板６２の第
１の基板３２に対する回転中心よりも下方部位は、第１
２図に示す如き第２の基板６２が第１の位置に配置され
ている時の下方部位の位置よりも１対のリール軸１６．
１８の突出端から離間する。そして、テープカセット保
持手段７４に保持されたテープカセット２゜は、第１８
図に実線で示す如く、案内ピン７２が案内孔４６の交差
領域の出口に配置さゎた時の２点ａＳで示すテープカセ
ット２ｏの位置に比べ、前方への傾斜角度がさらに急に
なる。この時テープカセット保持手段７４に保持さゎた
テープカセット２ｏは、磁気記録テープ走行装置のハウ
ジングの前面１ｏから外部空間に露出する。そしてこの
時のエジェクト装置ｉ２２の位置をエジェクト装置２２
の第２の位置とする。テープカセット２０は、第１８図
において右斜め上方に移動することにより、テープカセ
ット保持手段７４から離脱される。

第２の基板６２が、第１２図に示す如き第１の位置から
第１７図及び第１８図に示す如き第２の位置まで移動す
る間、即ちエジェクト装置２２が第１の位置から第２の
位置へと展開する間、には、第２の基板６２の第４の歯
車６４が第３の歯車５４と歯合している。従って、第２
の歯車５２及び第１の歯車５０の第１の基板３２に対す
る摩擦力により、第２の基板６２は第１の位置から第２
の位置へと比較的遅い速度で付勢手段６６の付勢力によ
り滑かに移動する。

そしてエジェクト装置２２も第１の位置から第２の位置
へと比較的遅い速度で滑かに展開する。

この結果、エジェクト装置２２の第１の位置から第２の
位置への展開時に、比較的大きな衝撃音が発生しないの
で、磁気記録テープ走行装置がカセットデツキであった
場合におけるテープ再生終了後の静かな雰囲気を破壊し
ない。

テープカセット保持手段７４から離脱されているテープ
カセット２０は、第１８図において右斜め上方から左斜
め下方に向って前述したのと逆の方向に移動させること
により、テープカセット保持手段７４に保持させること
ができる。

第２の基板６２が第２の位置に配置されることにより第
１８図に示す如く第２の位置に配置されているエジェク
ト装置２２は、化粧板２６を後方に押圧することにより
、第１８図、第１６図、第１４＠に示す状態を順にへて
゛、即ちエジェクト装ｆＩｔ２２が第１の位置から第２
の位置へと展開した時とちょうど正反対の状態をへて、
第３図に示す如き第１の位置へと再配置される。

この時、第３の基板７０の案内ピン１２が案内孔４６の
交差部位の入口から後方延出部の後端に達する間に、ト
グルばね６８が中立点に戻る。そして案内ピン７２が案
内孔４６の後方延出部の後端に遅した時、エジェクトレ
バー３６がトグルばね６８及び付勢手段４４の付勢力に
よって＄　４　ｏとともに第１の位置に復帰し、第３の
基板７０の案内ピン７４をエジェクトレバー３６の係合
凹所３８に係合させ第２の基板６２を第１の位置に保持
する。

エジェクトレバー３６が第１の位置に復帰することによ
って電気スイッチ６ｏは、前述した電気信号の前述した
図示しない電気回路への送達を停止する０電気信号の送
達を停止された前述の図示しない電気回路は、前述の図
示しない副操作レバー操作装置を動かし、副操作レバー
５６を第２の位置から第１の位置へと復帰させ、エジェ
クトレバー３６の係合凹所３８にすでに係合されている
案内ピン７２に副エジェクトレバー５６の係合凹所５８
を係合させる。

以上詳述したようにこの発明の実施例による母気記録テ
ープ走行装置のエジェクト装置は、エジェクト装置２２
が第１の位置から第２の位置へと展開する間、第１９図
に示す如く、化粧板２６が一点鎖線で示す如き軌跡を描
く。この実施例において、エジェクト装置２２に着脱自
在に保持されているテープカセット２０は、そのハウジ
ングのリールハブを回転自在に保持している平面が、化
粧板２６と平行に配置されている。従って、テープカセ
ット２０も第１９図に一点鎖線で示す化粧板２６の軌跡
と同じ軌跡を描く。

テープカセット保持手段７４に保持されているテープカ
セット２０は、第２の基板６２が第１０位置に配置さね
エジェクト装置２２が第１の位置に配置されている時そ
ｏ＞　１対のリールハブを磁気記録テープ走行装置σ月
対のリール軸１６．１８に係合させている。そして、第
２の基板６２がｗＪｌの位置から第２の位置へ移動する
ことによりエジェクト装置２２が第１の位置から第２の
位置へ展開する間、テープカセット２０は１対のリール
軸１６．１８の回転中心線に沿った方向に移動して１対
のリールハブと１対のリール軸１６．１８との保合を解
除させた後、前傾して１対のリールハブの回転中心線を
１対のリール軸１６．１８の回転中心線に対して傾斜さ
せる。

従って、本実施例のように、エジェクト装置２２の化粧
板２６の縦方向の長さがテープカセット２ｏの縦方向の
長さよりも小さく、シかも種々の操作釦１２が化粧板２
６の直下に配置されこれら種々の操作釦１２の正投影が
１対のリール軸１６．１８に係合しているテープカセッ
ト２０と１複し、さらに磁気記録テープ走行装置の薄型
化がテープカセット２０のハウジングのＦ１方向の長さ
と略同じであっても、エジェクト装置２２に着脱自在に
保持さねているテープカセット２０を、その１対のリー
ルハブが１対のリール軸１６．１８と係合した第１の位
置とその１対のリールハブが１対のリール軸１６゜１８
との係合を解除し１対のリールハブの回転中心線を１対
のリール軸１６．１８の回転中心線に対して傾斜させそ
のハウジングを外部９間に突出させる第２の位置との間
で移動させることができる。

この発明のロス記録テープ走行装置のエジェクト装置は
、水平面と交差する表面と交差する方向に延出したリー
ル軸を有する磁気記録テープ走行製雪に使用されるもの
において、リール軸の回転中心線と平行な方向にかつ水
平面と交差する方向に延出した第１の基板と：第１の基
板に第１の位置と第２の位置との間で回転自在に取り付
けられ、第１の基板に対して略平行に回転し、第２の位
置において第１の基板に対する回転中心よりも下方部位
を第１の位置における下方部位の位置よりもリール軸の
突出端から離間させる第２の基板と； 第２の基板の第１の基板に対する回転中心から離間した
位置において第２の基板に回転自在に取り付けられ、第
２の基板に対して略平行に回転する第３の基板と； ｇ３の基板に設けられ、テープカセットを着脱自在に保
持するテープカセット保持手段と：第３の基板に設けら
れた案内ビンと； ＷＪｌの基板に設けられ、案内ピンが挿通され、第２の
基板が第１の位置に配置された時テープカセット保持手
段に保持されているテープカセットのリールハブをリー
ル軸に係合し、第２の基板が第１の位置から第２の位置
へ移動する間リール軸とテープカセット保持手段に保持
さねているテープカセットのリールハブとの保合を解除
しテープカセットのリールハブの回転中心線をリール軸
の回転中心線に対して傾斜させる案内孔と； を備えたことを特徴としている。

従って、このような構成であれば、化粧板の縦方向の長
さをテープカセットの縦方向の長さよりも小さくするこ
とができるので、母気記録テープ走行装置のハウジング
の前面における株々の操作スイッチを配食する為のスペ
ースを、ロス記録テープ走行装置の薄型化がテープカセ
ットのハウジングの縦方向の長さ、即ち高さ。

と略同じ程度まで達しても、十分に確保することができ
る。従って磁気記録テープ走行装置を薄型化したのにも
かかわらず操作スイッチを化粧板上に配置することなし
操作スイッチの寸法を大型化することができる。そして
このことは、磁気記録テープ走行装置の種々の操作スイ
ッチの操作性の向上及び信頼性の向上が生ずることを意
味する。

上述した実施例は、この発明を説明する為のものであり
、この発明を伺んら限定するものでなく、この発明の技
術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明
に包含されることはいうまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例によるエジェクト装置を備え
た＄気記録テープ走行装置の斜視図、第２図は上記磁気
記録テープ走行製雪の要部を示す平面図、第３図は第２
図の線ｍ−ｍに沿ってエジェクト装置のみを示す側面図
、第４図は第３図のエジェクト装置の第１の基板及び第
１の基板の付属品のみを第３図と同じ側面で示す（ｌｌ
ｌ１面図、第５図は第３図のエジェクト装置の第１の基
板及び第１の基板の付属品のみを第３図と逆の側面で示
す側面図、第６図は第４図の上面図、第７図は第３図の
エジェクト装置の第１の基板、第２の基板及び第１の基
板と第２の基板との付属品のみを第３図と同じ側面で示
す側面図、第８図は第３図のエジェクト装置の第１の基
板、第２の基板、第３の基板及び第１ないし第３の基板
の付属品のみを第３図と同じ側面で示す側面図、第９図
は第８図のエジェクト装置にテープカセット保持手段を
取り付はエジェクト装置及び第２の基枡が第１の位置に
配置され、ているせ態を第３図と同じ側面で示す側面図
、第１０図は第３図のエジェクト装置のエジェクトレバ
ーが押圧され第１の位置から第２の位置へと移動した状
態を第３図と逆の側面で示す側面図、第１１図は第３図
のエジェクト装置の副エジェクトレバーがエジェクトレ
バーと同様に第１の位置から第２の位置へと移動した状
態を第３図と逆の９１１１面で示す側面図、第１２図は
第３図のエジェクト装置のエジェクトレバー及び副エジ
ェクトレバーが第１の位置から第２の位置へと移動した
状態を第３図と同じ側面でテープカセット保持手段を取
り除いて示すｆｌＩ１面図、第１３図は第３図のエジェ
クト装置の第３の基板の案内ピンが第１の基板の案内孔
の交差領埴の入口に達した状態を第３図と同じ側面でテ
ープカセット保持手段を取り除いて示す側面図、第１４
図は第１３図のエジェクト装置にテープカセットを保持
したテープカセット保持手段を取り付けた状態を第３図
と同じ側面で示す側面図、第１５図は第３図のエジェク
ト装置の第３の基板の案内ピンが第１の基板の案内孔の
交差領の出口に達した状態を第３図と同じ側面でテープ
カセット保持手段を取り除いて示すｇＪ１面図、第１６
図は第１５図のエジェクト装置にテープカセットを保持
したテープカセット保持手段を取り付けた状態を第３図
と同じ側面で示す側面図、第１７図は第３図のエジェク
ト装置の第３の基板の案内ピンが第１の基板の案内孔の
上方延出部の前端に達し第２の基板が第２の位置に配置
されエジェクト装置が第２の位置に展開された状態を第
３図と同じ仙［面でテープカセット保持手段を取り除い
て示す側面図、第１８図は第１７図のエジェクト装置に
テープカセットを保持したテープカセット保持手段を取
り付けた状態を第３図と同じ＠面で示す１ｌｊ１面図、
第１９図はエジェクト装置が第１の位置から第２の位置
へ展開する間の化粧板の軌跡及びテープカセットの複数
の状態を第３図と同じ側面で示す側面図である。 １６．１８・・・リール軸、２０・・・テープカセツ’
　　ト、２２・・・エジェクト装置、２４・・・エジェ
クト釦、２６・・・化粧板、３２・・・第１の基板、３
６・・・エジェクトレバー、４６・・・案内孔、５６・
・・副エジェクトレバー、６０・・・電気スイッチ、６
２・・・第２の基板、６８・・・トグルばね、７０・・
・第３の基板、７２・・・案内ピン、７４・・・テープ
カセット保持手段。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第３図 ｊｌ！４　　図 第５図 ２ 第６図 第７図 第８図 １′）９図 第１０図 ２’Ｃ 第１１図 ０ 第１２図 第１３図 第１４図 第１５図 手続補正書 昭和５例、９１月−９日 特許庁長官　島田春樹　　殿 １、事件の表示 特願昭５６−１２７０６９号 ２、　発明の名称 磁気記録テープ走行装置のエジェクト装置３、補正をす
る者 事件との関係　　特許出願人 （０３７）オリン・ぐス光学工業株式会社４、代理人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 水平面と交差する表面と交差する方向に延出したリール
   軸を有する磁気記録テープ走行装置に使用されるものに
   おいて、 リール軸の回転中心線と平行な方向にかつ水平面とダ差
   する方向に延出した第１の基板と；第１の基板に第１の
   位置と第２の位置との間で回転自在に取り付けられ、第
   １の基板に対して略平行に回転し、第２の位置において
   第１の基板に対する回転中心よりも下方部位を第１の位
   置における下方部位の位置よりもリール軸の突出端から
   離間させる第２の基板と； 第２の基板の第１の基板に対する回転中心から離間した
   位置において第２の基＠番こ回転自在に取り付けられ、
   第２の基板に対して略平行に回転する第３の基板と： 第３の基板に設けられ、テープカセットを着脱自在に保
   持するテープカセット保持手段と；第３の基板に設けら
   れた案内ピンと： 第１の基板に設けられ、案内ピンが挿通され、第２の基
   板が第１の位置に配置された時テープカセット保持手段
   に保持されているテープカセットのリールハブをリール
   軸に係合し、第２の基板が第１の位置から第２の位置へ
   移動する間リール軸とテープカセット保持手段に保持さ
   ｔｌているテープカセットのリールハブとの係合を解除
   しテープカセットのリール７％ブの回転中心線をリール
   軸の回転中心線に対して傾斜させる案内孔と： を具備したことを特徴とする磁気記録テープ走行装置の
   エジェクト装置。