JPS5828984Y2 - ボトルへの異物混入防止装置 - Google Patents

ボトルへの異物混入防止装置

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JPS5828984Y2
JPS5828984Y2 JP1978112042U JP11204278U JPS5828984Y2 JP S5828984 Y2 JPS5828984 Y2 JP S5828984Y2 JP 1978112042 U JP1978112042 U JP 1978112042U JP 11204278 U JP11204278 U JP 11204278U JP S5828984 Y2 JPS5828984 Y2 JP S5828984Y2
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JP
Japan
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lid
wall
bottle
foreign matter
shaft
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JP1978112042U
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JPS5527698U (ja
Inventor
一男 岡田
Original Assignee
大和興産株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は新規なボトルへの異物混入防止装置に関する。
さらに詳しくは、ボトルの口に装着してボトル内へ外部
から異物が入るのを防止するとともに必要に応じてボト
ル内の液を自由に流出させうるようになしたボトルへの
異物混入防止装置に関する。
近年、消費または流通経済の発展に伴ない店舗のいわゆ
るチェーン化が進められており、これに伴なって本出願
人の経営するクラブ、バーなどにおいてオンラインボト
ルシステム(消費者がチェーン化された各店舗のいずれ
もを有効に利用しうるように店舗間を情報によって(た
とえば磁気カードと処理装置とによって)連絡するシス
テムであり、消費者が退店するとボトル内の残液が計量
されて磁気カードに記録されるとともにタンクに貯えら
れ、つぎに消費者が入店すると磁気カードに記録された
残液がタンクから空ボトルに注入される)が採用されて
いる。
このようなオンラインボトルシステムにおいては、万−
各ボトルに飲酒者の悪戯によって異物、たとえばマツチ
棒、タバコの灰、髪の毛、水などが混入されたばあい、
この汚れがすべてのボトルに波及することになり、衛生
面からきわめて好ましくない事態が発生するおそれがあ
る。
本考案はこのような事態の発生を防止すべくなされたも
のであり、ボトルの口に容易にとりつけるようにした簡
単な構造で外部からの異物の混入を完全に防止するとと
もにボトル内の液は自由に流出させうるようにしたもの
で゛ある。
すなわち本考案の異物混入防止装置は、それぞれ筒部お
よび内壁を有する内壁と蓋本体とからなり、該内壁が筒
部内周に設けられたネジと内壁の中央上部に突設された
軸と該軸の端面に設けられた、該軸を回転するためのド
ライバーの先端部と係合しうる係合部と内壁の中央部の
外周域に設けられた開口とを有し、前記蓋本体内壁の中
央部に前記軸と回転可能にかつ軸方向に移動しないよう
に嵌合されうる軸受部が貫通され、前記蓋本体が前記内
壁および筒部とを接続する複数の小柱と前記内壁および
筒部の間に形成される隙間とを有し、前記内蓋の筒部外
周と蓋本体の筒部内周との間に環状フィンが設けられ、
前記内蓋の軸が蓋本体の軸受部に嵌合されることによっ
て内蓋と蓋全体とがたがいに回転可能にかつ軸方向Cβ
移動しないようにとりつけられたとき、内蓋の開口と蓋
本体の隙間との間に空間が形成されることを特徴とする
ものである。
このものをボトルの口部にかぶせ、前記保合部にドライ
バーの先端部を係合し、ドライバーを回転させることに
よって内蓋のネジをボトル口部外周のネジに螺入し、内
蓋とボトル口部とを締着するときは、前記開口、空間お
よび隙間を経由してボトル内部の液を流出させることが
でき、しかもボトル内に異物が侵入するのを完全に防止
しうるようにしたものである。
つぎにこれを図面によって説明する。
第1図は本考案のボトルへの異物混入防止装置の一実施
例の一部断面をふくむ分解斜視図、第2図は第1図の実
施例の内蓋1と蓋本体2とをボトル4に装着した状態を
示す縦断面図、第3図は環形フィン17および18を詳
細に示す第2図の部分拡大縦断面図、第4図は第1図の
実施例の内蓋1と蓋本体2と外蓋3とをボトル4に装着
した状態を示す縦断面図である。
第1図において、1は内蓋、2は蓋本体、3は外蓋、4
はボトル、5は補助駆動具(ドライバー)である。
内蓋1は筒部11と内壁12とからなり、筒部11の内
周にはネジ13が設けられ、内壁12の中央上方に突設
された軸14と該軸14の端面に凹設された窪部15と
を有している。
内壁12の中央部の外周には複数個の開口16が設けら
れている。
複数個の開口16の平面開口面積の合計は内壁12の中
央部外周の開口16が設けられた領域において、該領域
の開口されていない部分の平面面積と同一またはそれ以
上であることが好ましい。
このように開口16の平面開口面積が選定されることに
よって、充分に外気がボトル内に供給されかつボトル内
を液を充分な流速(どくどくお酒をつぐ感触)で流出さ
せうる。
また筒部11の外周部上端には円周方向に突出した複数
個の環形フィン17が設けられ、さらに内壁12の下側
のネジ13付近には同心円上の下方に突出した複数個の
環形フィン18が設けられている。
蓋本体2は筒部21と内壁22とからなり、内壁22の
中央部に前記軸14を回転可能にとりつけられた受軸2
3を有している。
内壁22と筒部21との間は複数の小柱24によって接
続されており、該小柱24の部分を除いて内壁22と筒
部21の間には間隙25が形成されている。
26は筒部21の上端に設けられた環状突出部である。
前記間隙25は内蓋1の開口15の端部から環形突出部
26の先端までの寸法が長く(本実施例のばあい、約8
mm)、ボトル4の液体を流出させるばあいに流出方向
性が生じるために水切りがよくなる利点がある。
外蓋3は筒部31と壁部32とからなり、壁部32の下
側中央に前記窪部15と嵌合しうる突出部33が設けら
れている。
4はボトルであり、ボトル4の開口部41を有する瓶首
部42の外周にはネジ(雄ネジ)43が設けられている
5は補助駆動具(ドライバー)であり、該ドライバー5
は把持部51と先端部52とからなる。
つぎにこのような構成からなる異物混入防止装置の作用
を第2図、第3図および第4図とともに説明する。
第2図に示すように、まず内蓋1の軸14の凹部に蓋本
体2の軸受23の突出部を嵌入して軸14を回転可能か
つ軸方向に移動しないように装着する。
該軸受14の凹部と軸受23の突出部とは図示のように
接触部分がきわめて少ないために、内蓋1を回転させた
ばあいに摩擦抵抗がきわめて小さいという利点がある。
さらに内蓋1の窪部15にドライバー5の先端部52を
嵌合せしめて内蓋1の駆動手段を形成し、ドライバー5
の把持部51を把持して矢印Aの方向に回転させること
によって、ボトル4のネジ43の内蓋1のネジ13とを
螺合せしめてボトル4の瓶首部42に内蓋1と蓋本体2
とを装着することができる。
さらに第3図に示すように、矢印Aの方向に回転させて
内蓋1と蓋本体2とを装着させたばあい、内蓋1の複数
の環形フィン18によってボトル4の上端面に密着また
はごくわずかなすきま(以下、微小すきまという)が形
成される。
そのために、ボトル4内の液を流出させようとしたとき
、同心円上の下方に突出した環形フィン18とボトル4
の上端面とに形成される微小すきまに毛管力が作用して
液が付着する。
該微小すきまに作用する毛管力による付着力は強大であ
り、数気圧以上に相当する圧力が作用したばあいにも、
該微小すきまから流出しえない程度の大きさである。
さらにこの微小すきまとそれに続く拡大空間とが何段に
も繰りかえされるように複数の環形フィン18が設けら
れるため環形フィン18により密封効果がさらに高めら
れる。
同様に内蓋1の筒部11の外周部上端に円周方向に突出
している環形フィン17と蓋本体2の筒部21の内周と
の間にも微小すきまが形成され、しかも複数のフィン1
8によって何段にも毛管力が作用するために密封効果を
奏する。
本考案のボトルへの異物混入防止装置は、内蓋1と蓋本
体2とがボトル4の瓶首部42とによりつけられた状態
では、ボトル4内の溶は内蓋1の開口16と蓋本体2の
間隙25との間に形成された空間とを通って第2図の矢
印Bのごとく流出させることができるが、ボトル4の開
口部41は蓋本体2の内壁22によって完全に塞がれて
いるためにボトル4の開口部41の上部からマツチ棒、
タバコの灰などの異物が侵入するのが完全に防止され、
オンラインボトルシステムにおける前述の問題を解消し
うるのである。
さらに第4図に示すように、外蓋3を蓋本体2に装着す
ることによって外蓋3の筒部31が蓋本体2の間隙25
を覆ってボトル4内部の液の外部へ流出を完全に防止す
るとともに、前記駆動手段の一部を形成する窪部15に
嵌合しうる突出部33によって軸14の回転駆動を外部
からなしえないために、本装置がボトル4の瓶首部42
から取りはずされることが完全に防止される。
つぎに本装置をボトル4の瓶首部42から取りはずすば
あいには、まず外蓋3を取りはずして、前記軸14を締
付時と逆方向に回転させればよく、これによりボトル4
のネジ43と内蓋1のネジ13との螺合が解除され、元
の状態に戻り、本装置をボトルから取りはずせるように
なる。
さらに、窪部15の形状は、通常のドライバーで回転駆
動しうる平面形状が+または−に見える形状に刻まれて
いてもよいが、平面形状が楕円のような特定の形状に形
成することによって、特定ドライバー5によらないと回
転駆動できないように形成できる。
なお、本考案の異物混入防止装置はオンラインボトル用
に使用するものとして説明しているが、通常のボトルあ
るいはしょうゆ、油などの液体のビンにも同様に採用で
゛きることはもちろんである。
また、本実施例では開口16が3個であり、小柱24が
4個であるばあいを図示しているが、開口16および小
柱24の数はまったく任意に選択できることはもちろん
である。
以上述べたごとく、本考案の異物混入防止装置は内蓋と
蓋本体との2つの部品からなる簡単な構成で、ボルト内
に異物が混入するのを防止するとともに必要に応じて内
部の液を外部へ水切りよくしても多量に流出させうるよ
うにしたもので゛、きわめて実用価値の高いものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のボトルへの異物混入防止装置の一実施
例の一部断面をふくむ分解斜視図、第2図は第1図の実
施例の内蓋1と蓋本体2とをボトル4に装着した状態を
示す縦断面図、第3図は環形フイ□ン17および18を
詳細に示す第2図の部分拡大縦断面図、第4図は第1図
の実施例の内蓋1と蓋本体2と外蓋3とをボトル4に装
着した状態を示す縦断面図である。 図面の主要符号 1:内蓋、11:筒部、12:内壁、
13:ネジ、14:軸、15:窪部、16:開口、17
,18 :環形フィン、2:蓋本体、21:筒部、22
:内壁、23:軸受、24:小柱、25:間隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ それぞれ筒部および内壁を有する内蓋と蓋本体とか
    らなり、該内蓋が筒部内周に設けられたネジと内壁の中
    央上部に突設された軸と該軸の端部に設けられた、該軸
    を回転するためのドライバーの先端部と係合しうる係合
    部と内壁の中央部の外周域に複数個設けられた開口とを
    有し、前記蓋本体の内壁の中央部に前記軸と回転可能に
    がっ軸方向に移動しないように嵌合されうる軸受部が貫
    通され、前記蓋本体が前記内壁および筒部とを接続する
    複数の小柱と前記内壁および筒部の間に形成される隙間
    とを有し、前記内蓋の筒部外周と蓋本体の筒部内周との
    間に環形フィンが設けられ、前記内蓋の軸が蓋本体の軸
    受部に嵌合されることによって内蓋と蓋本体とがたがい
    に回転可能にがっ軸方向に移動しないようにとりつけら
    れたとき、内蓋の開口と蓋本体の隙間との間に空間が形
    成されることを特徴とする液体を内容物とするボトルへ
    の異物混入防止装置。 2 前記環状フィンが筒部外周に外周方向に突出する多
    数の環状フィンからなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のボトルへの異物混入防止装置。 3 内蓋の内壁が内壁に軸方向に突出する多数の環形フ
    ィンを有してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    ボトルへの異物混入防止装置。 4 前記係合部が軸の端面に凹設された窪部であり、前
    記ドライバーが該窪部に嵌合しうる先端部を有すること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のボト
    ルへの異物混入防止装置。 5 前記窪部および先端部の平面形状が楕円である実用
    新案登録請求の範囲第4項記載のボトルへの異物混入防
    止装置。
JP1978112042U 1978-08-15 1978-08-15 ボトルへの異物混入防止装置 Expired JPS5828984Y2 (ja)

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JPS5527698U JPS5527698U (ja) 1980-02-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3472411A (en) * 1968-03-04 1969-10-14 Basic Products Dev Co Safety closure for a bottle

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US3472411A (en) * 1968-03-04 1969-10-14 Basic Products Dev Co Safety closure for a bottle

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JPS5527698U (ja) 1980-02-22

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