JPS582873Y2 - 防水構造の外壁 - Google Patents
防水構造の外壁Info
- Publication number
- JPS582873Y2 JPS582873Y2 JP15084281U JP15084281U JPS582873Y2 JP S582873 Y2 JPS582873 Y2 JP S582873Y2 JP 15084281 U JP15084281 U JP 15084281U JP 15084281 U JP15084281 U JP 15084281U JP S582873 Y2 JPS582873 Y2 JP S582873Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- space
- outside air
- raindrops
- raindrop
- exterior wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、窓、ガラリ等を設けた防水構造の外壁に関
するものである。
するものである。
建築物の外壁に対して雨滴を伴って外気が吹き付けると
、外壁表面において雨滴が表面張力により付着し、しか
も下から外気に押し上げられて上昇することは通常しば
しばみられることである。
、外壁表面において雨滴が表面張力により付着し、しか
も下から外気に押し上げられて上昇することは通常しば
しばみられることである。
そして、外壁に窓のような可動部材またはガラリ等が配
設されたものにあっては、その空間部を通って室内に雨
滴が浸入する危険がある。
設されたものにあっては、その空間部を通って室内に雨
滴が浸入する危険がある。
特に強く外気が吹き付けた場合には、外壁全面に一様な
両膜が生じ雨水の浸入が容易となる。
両膜が生じ雨水の浸入が容易となる。
この考案は、上記事態を避けるべく提案されたもので、
雨滴の室内への浸入を防止せんとするものである。
雨滴の室内への浸入を防止せんとするものである。
第１図は上枠と障子の上框との間のジヨイント部におけ
る上枠と上框との２部材によって囲まれて空間部を構成
し、その空間部を外気に開口させ。
る上枠と上框との２部材によって囲まれて空間部を構成
し、その空間部を外気に開口させ。
前記空間部を構成する部材である上框内面に雨滴阻止系
を形成したものを示す。
を形成したものを示す。
すなわち内倒し窓の上枠１１と上框１２とに囲まれて空
間部１３が構成され、外気は空間部１３に開口１４を介
して入り込み可能となり、上枠１１と上框１２との取り
合い部に間隙１５があり、空間部１３内圧力は外気圧と
ほぼ等圧となるよう構成された外壁のジヨイント部にお
いて、上框１２の内面に雨滴阻止系１６が連続的に形成
されている。
間部１３が構成され、外気は空間部１３に開口１４を介
して入り込み可能となり、上枠１１と上框１２との取り
合い部に間隙１５があり、空間部１３内圧力は外気圧と
ほぼ等圧となるよう構成された外壁のジヨイント部にお
いて、上框１２の内面に雨滴阻止系１６が連続的に形成
されている。
１７はガラスである。
こうして雨滴阻止系１６を形成することによって、窓の
上框の外気面を這い上る雨滴、外気とともに空間部１３
内に入り込み上枠１１のジヨイント部面を伝わって移動
または這い上る雨滴をそこにおいて阻止できる。
上框の外気面を這い上る雨滴、外気とともに空間部１３
内に入り込み上枠１１のジヨイント部面を伝わって移動
または這い上る雨滴をそこにおいて阻止できる。
さらに空間部１３を構成し外気と等圧空間化し雨滴の室
内側への浸入を阻止することと相俟って、高度な防水性
を期待できる。
内側への浸入を阻止することと相俟って、高度な防水性
を期待できる。
第２図はガラリ羽根に雨滴阻止系を形成した実施例を示
したものでガラリ羽根は、配設する場合。
したものでガラリ羽根は、配設する場合。
外気Ｏ側から室内■側に所定の仰角をもって傾斜して設
けられる本体２１と、この本体２１の外気Ｏ側端部から
下方に張り出して形成された水切り片２２と１本体２１
の室内■側端部から立ち上つて鉤状の立ち上り片２３と
から構成されている。
けられる本体２１と、この本体２１の外気Ｏ側端部から
下方に張り出して形成された水切り片２２と１本体２１
の室内■側端部から立ち上つて鉤状の立ち上り片２３と
から構成されている。
またこのガラリ羽根の両表面から突出して断面鋸歯状で
かつ長手方向に所定長さ連続する雨滴阻止条２４が多数
形成されている。
かつ長手方向に所定長さ連続する雨滴阻止条２４が多数
形成されている。
そしてこのガラリ羽根は、所定間隔を置いて並設され、
かつ外気Ｏ側開口面積Ｓ１が、室内■側開口面積Ｓ２よ
り犬となるように配設され、使用に併せられる。
かつ外気Ｏ側開口面積Ｓ１が、室内■側開口面積Ｓ２よ
り犬となるように配設され、使用に併せられる。
いま外気が雨滴を伴ってガラリ羽根に吹き付けると。
その雨滴は各羽根の表面において雨滴阻止条２４に這い
上りが阻止され、また一部は従来一般的に使用されてい
る平滑板における表面全体の両膜の形成が防止され１羽
根表面を伝わる雨滴の移動が妨げられる。
上りが阻止され、また一部は従来一般的に使用されてい
る平滑板における表面全体の両膜の形成が防止され１羽
根表面を伝わる雨滴の移動が妨げられる。
第３図は、態様を異にする実施例を示したもので、リブ
状の雨滴阻止条２４ａを有するものである。
状の雨滴阻止条２４ａを有するものである。
また第４図は１本体２１の個所に１階段状の雨滴阻止条
２４ｂを有するものである。
２４ｂを有するものである。
第５図は。鉤状の雨滴阻止条２４ｃを有するものである
。
。
これらによっても上述の実施例と同様な作用効果を生ず
る。
る。
なお、前述の雨滴阻止条は長手方向に所定長さ連続する
ものであれば、必ずしも端部間全体に連続する必要はな
く、短いそれがたとえば千鳥状に配置されたものであっ
てもよい。
ものであれば、必ずしも端部間全体に連続する必要はな
く、短いそれがたとえば千鳥状に配置されたものであっ
てもよい。
以上の通り、この考案は外壁の空間部を外気に開口させ
たから、空間部内圧力は外気圧とほぼ等圧になり、空間
部内に浸入した雨水は直ちに外部に排出させることがで
きる。
たから、空間部内圧力は外気圧とほぼ等圧になり、空間
部内に浸入した雨水は直ちに外部に排出させることがで
きる。
しかも、雨滴を伴って外気が空間部内に吹き付けた場合
でも、空間部を構成する部材内面において雨滴の上昇エ
ネルギーは雨滴阻止条に遮ぎられて急速に失われ、上昇
が阻止される。
でも、空間部を構成する部材内面において雨滴の上昇エ
ネルギーは雨滴阻止条に遮ぎられて急速に失われ、上昇
が阻止される。
そして、それらの相乗効果により外壁の空間部から室内
への雨水の浸入を完全に阻止できるものである。
への雨水の浸入を完全に阻止できるものである。
第１図は外壁のジヨイント部における雨滴上昇防止構造
の縦断面図、第２−〜第５図はガラリの雨滴上昇防止構
造の縦断面図である。 １１・・・・・・上枠、１２・・・・・・上框、１３・
・・・・・空間部。 １４・・・・・・開口、１５・・・・・・間隙、１６・
・・・・・雨滴阻止条、１７・・・・・・ガラス、２１
・・・・・・本体、２２・・・・・・水切り片、２３・
・・・・・立ち上り片、２４，２４ａ。 ２４ｂ、２４ｃ・・・・・・雨滴阻止条。 ■・・・・・・室内、Ｏ・・・・・・外気、Ｓｌ・・・
・・・外気側開口面積、Ｓ２・・・・・・室内側開口面
積。
の縦断面図、第２−〜第５図はガラリの雨滴上昇防止構
造の縦断面図である。 １１・・・・・・上枠、１２・・・・・・上框、１３・
・・・・・空間部。 １４・・・・・・開口、１５・・・・・・間隙、１６・
・・・・・雨滴阻止条、１７・・・・・・ガラス、２１
・・・・・・本体、２２・・・・・・水切り片、２３・
・・・・・立ち上り片、２４，２４ａ。 ２４ｂ、２４ｃ・・・・・・雨滴阻止条。 ■・・・・・・室内、Ｏ・・・・・・外気、Ｓｌ・・・
・・・外気側開口面積、Ｓ２・・・・・・室内側開口面
積。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 外壁に２部材によって囲まれて空間部を構成し。 その空間部を外気に開口させ、かつ前記空間部を構成す
る部材内面に雨滴阻止系を設けた防水構造の外壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15084281U JPS582873Y2 (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 防水構造の外壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15084281U JPS582873Y2 (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 防水構造の外壁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5778389U JPS5778389U (ja) | 1982-05-14 |
| JPS582873Y2 true JPS582873Y2 (ja) | 1983-01-18 |
Family
ID=29510188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15084281U Expired JPS582873Y2 (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 防水構造の外壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582873Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0729161Y2 (ja) * | 1987-01-26 | 1995-07-05 | 株式会社竹中工務店 | 防水ガラリ |
-
1981
- 1981-10-09 JP JP15084281U patent/JPS582873Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5778389U (ja) | 1982-05-14 |
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