JPS5828067Y2 - 水栓用アタッチメント - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 従来シャワーの配管は第１図に示めす様な２バルブ式の
湯水混合栓が用いられ、湯、水の各ハンドル吐水口を残
して壁に埋め込まれているものであるが、この２バルブ
式の湯水混合栓は温度調節に手間がかかり、温度を調節
し終わるよでに湯水を浪費するし、又、一旦、温度を□
、数設定た後でも給水、給湯圧力の変動により吐水温欅
ア〈変化し易い等の欠点があったので、最近では給水、
給湯圧力が変化しても常に一定温度に自動調節出来るサ
ーモスタット式の湯水混合栓が市販されるようになった
。

今、２バルブ式で施工されている給水混合栓をサーモス
タット式のものに取り替えたい場合すでに施工されてい
る２バルブ式の湯水混合栓を壁を取り壊わして外し、新
たに配管をしなおさなければならないことになるが、か
かる場合には取り替え工事に大幅な時間と費用がかかる
ばかりでなく、従前の壁と新たな壁との統一に難がある
為、施工後、従前の壁と新たな壁との間に違和感を生じ
美観を損ねるとか、施工によって壁の防水性、耐久性の
劣化をきたす虞れがあるものである。

本考案はかかる問題に鑑み、壁を取り壊わして新たに配
管をしなおすような煩しい手間をかけずに、簡単にサー
モスタット式の湯水混合栓に取り替え出来る様にしたも
のである。

今、本考案の一実施例を図面に従って説明すれば下記の
通りである。

第１図は従来の２バルブ式の湯水混合栓を用いたシャワ
ーの施工状態図であり、第２図は本考案品の一実施例を
示めす断面図、第３図はその右側面図、第４図は本考案
の水栓用アタッチメントで、一端部の内側に雌螺子部２
が、外側には雄螺子部３が設けである。

４は奥部に設けた締め付はレンチの嵌合部で六角状に形
威しである。

尚５，６は湯及び水の吐水ハンドル、７，８はバルブ９
は吐水口、１０はシャワーヘッド、１１はフレキシブル
ホース、１２はサーモスタット式湯水混合栓、１３は温
度調節ハンドル、１４はシャワーハンドル、１５はバス
ハンドル、１６はシャワー切替えノブであり、Ａ−Ａ′
は壁面である。

今、本考案品を用いてすでに施工されている２バルブ式
の湯水混合栓をサーモスタット式のものに取り替える場
合、まずバルブ７．８より湯水の止水ハンドル部５，６
を取りはずしてから、その開口部へ本考案品の水栓用ア
タッチメント１を螺子部２．３を設けた反対側端部から
挿入して螺嵌し、更に奥部の六角状の嵌合部４へ六角レ
ンチを挿入して水栓用アタッチメント１をバルブ７．８
へ締め付けてバルブ７．８内の流路を遮断して水栓用ア
タッチメントに連通させてからサーモスタット式の湯水
混合栓１２を水栓用アタッチメント１の螺子部（２又３
）へ螺嵌固定する。

又、サーモスタット式の湯水混合栓に替えて、ミキシン
グ式湯水混合栓や露出型２バルブ式湯水混合栓をあるい
は、湯、水をそれぞれ単独に独立させて取り付けること
も出来るものである。

この様に本考案の水栓用アタッチメントを用いるときは
、壁を取り壊わすことなく短時間のうちに簡単に経済的
で使い易い湯水混合栓に取り替えることが出来るもので
あり、しかも取り替え工事完了と共にただちに使用する
ことが出来るから、水栓用アタッチメントとして極めて
大きな実用的効果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の２バルブ式の湯水混合栓を用いたシャワ
ーの施工状態を表わす平面図。 第２図は本考案品の一実施例を示めす断面図。 第３図は同上の右側面図。 第４図は本考案品を用いてサーモスタット式の湯水混合
栓を取り付けた状態を表わす一部切欠一部断面平面図。 図中１は水栓用アタッチメント、２は雌螺子部、３は雄
螺子部、４は締め付はレンチの嵌合部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 円筒状短管の一端部の内側及び外側に螺子部を設は奥部
   に締め付はレンチ用の多角状の嵌合部を設けてなる水栓
   用アタッチメント。