JPS5827485B2 - ハロゲン化銀写真乳剤の増感法 - Google Patents
ハロゲン化銀写真乳剤の増感法Info
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- JPS5827485B2 JPS5827485B2 JP54093307A JP9330779A JPS5827485B2 JP S5827485 B2 JPS5827485 B2 JP S5827485B2 JP 54093307 A JP54093307 A JP 54093307A JP 9330779 A JP9330779 A JP 9330779A JP S5827485 B2 JPS5827485 B2 JP S5827485B2
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- G03C1/005—Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は写真用ゼラチン−ハロゲン化銀乳剤の増感に関
する。
する。
写真用ゼラチン−ハロゲン化銀乳剤中に使用された場合
、ジアルデヒドが有効な硬膜剤であることは知られてい
る。
、ジアルデヒドが有効な硬膜剤であることは知られてい
る。
米国特許第3232764号および再交付特許第266
01号各明細書は、そのアルデヒド基が2〜3個の炭素
原子の非分枝鎖により分離されているジアルデヒド好ま
しくはグルタルアルデヒドおよびその誘導体を開示して
いる。
01号各明細書は、そのアルデヒド基が2〜3個の炭素
原子の非分枝鎖により分離されているジアルデヒド好ま
しくはグルタルアルデヒドおよびその誘導体を開示して
いる。
これらとしては、本明細書で以後「ビサルファイト」と
称するアルカリ金属重亜硫酸塩付加生成物が包含される
。
称するアルカリ金属重亜硫酸塩付加生成物が包含される
。
更にこれら特許は、所望の硬膜作用を達成するためには
ゼラチン含量の少(とも0.5〜25重量係重量子ルデ
ヒドまたはそのピサルファイトを使用することが必要で
あると記載している。
ゼラチン含量の少(とも0.5〜25重量係重量子ルデ
ヒドまたはそのピサルファイトを使用することが必要で
あると記載している。
1977年9月23日付米国特許出願第836840号
明細書(米国特許第4124397号、特開昭53−5
5022号公報参照)には、単独かまたは脂肪族または
芳香族スルフィン酸またはその塩と組合せられたグルタ
ルアルデヒドまたは置換グルタルアルデヒドな硬膜剤と
して使用した写真用ゼラチン−ハロゲン化銀乳剤の硬膜
化のための改善方法が記載されている。
明細書(米国特許第4124397号、特開昭53−5
5022号公報参照)には、単独かまたは脂肪族または
芳香族スルフィン酸またはその塩と組合せられたグルタ
ルアルデヒドまたは置換グルタルアルデヒドな硬膜剤と
して使用した写真用ゼラチン−ハロゲン化銀乳剤の硬膜
化のための改善方法が記載されている。
その方法においては、グルタルアルデヒド硬膜剤の濃度
は、全ゼラチン含量の重量基準で0.5重量%以下であ
り、そして良好な硬膜作用と改善されたセンシトメトリ
ー性との組合せが達成される。
は、全ゼラチン含量の重量基準で0.5重量%以下であ
り、そして良好な硬膜作用と改善されたセンシトメトリ
ー性との組合せが達成される。
しかしながら、その方法は、供給容器およびコーティン
グ装置の間でそしてコーティング工程の直前の点で乳剤
流れに連続的に硬膜剤を添加するためにはいわゆる「イ
ン・ライン」注入装置を必要とする。
グ装置の間でそしてコーティング工程の直前の点で乳剤
流れに連続的に硬膜剤を添加するためにはいわゆる「イ
ン・ライン」注入装置を必要とする。
この注入装置は複雑であり、そして操作条件を保持する
ことが困難である。
ことが困難である。
装置の操作に欠陥が生じた場合には、硬膜剤の添加は中
断される。
断される。
この中断は容易には検出できない。
従って、そのような中断が発見されるまでには何平方フ
ィートものフィルムがコーティングされることになろう
。
ィートものフィルムがコーティングされることになろう
。
硬膜剤なしでコーティングされたフィルムはスクラップ
にしなくてはならない。
にしなくてはならない。
その結果は長期間にわたっては耐えることのできないも
のである。
のである。
本発明は前記技術の教示の一部を新規なしかも異った結
果を達成させるような様式で使用するものである。
果を達成させるような様式で使用するものである。
本発明においては、硬膜化を伴なうことなしに増感を生
じ且つ特別の「イン・ライン」装置を必要としない。
じ且つ特別の「イン・ライン」装置を必要としない。
本発明はまた、従来技術により必要とされるよりも低い
濃度のジアルデヒドの使用を可能ならしめる。
濃度のジアルデヒドの使用を可能ならしめる。
本発明の開示の実質的部分を構成する添付図面は本発明
の詳細な説明するフローシートである。
の詳細な説明するフローシートである。
本発明は少量(例えば存在するゼラチンの重量基準で0
.1〜0.3重量%)のグルタルアルデヒド(GDA)
ビサルファイトまたは置換グルタルアルデヒドビザルフ
ァイトをスルフィン酸例えばベンゼンスルフィン酸また
はl・ルエンスルフィン酸と組合せて使用するゼラチン
−ハロゲン化銀乳剤の増感方法である。
.1〜0.3重量%)のグルタルアルデヒド(GDA)
ビサルファイトまたは置換グルタルアルデヒドビザルフ
ァイトをスルフィン酸例えばベンゼンスルフィン酸また
はl・ルエンスルフィン酸と組合せて使用するゼラチン
−ハロゲン化銀乳剤の増感方法である。
フィルム支持体への乳剤のコーティングの前にこの組合
せ物をゼラチン−ハロゲン化銀乳剤に加える。
せ物をゼラチン−ハロゲン化銀乳剤に加える。
乳剤中のGDA−ビサルファイトの濃度は乳剤の有意の
程度の硬化を生せしめるには低すぎるものであり、そし
てむしろその作用はかぶりをほとんどかまたは全く増大
させることなしに乳剤の感度を有意に上昇させることで
ある。
程度の硬化を生せしめるには低すぎるものであり、そし
てむしろその作用はかぶりをほとんどかまたは全く増大
させることなしに乳剤の感度を有意に上昇させることで
ある。
通常の硬膜剤例えばホルムアルデヒドはコーティングの
前にゼラチンー−・ロゲン化銀乳剤に直接加えるかまた
はゼラチンーノ)ロダン化銀乳剤上にコーティングされ
る耐摩耗層に加えられる。
前にゼラチンー−・ロゲン化銀乳剤に直接加えるかまた
はゼラチンーノ)ロダン化銀乳剤上にコーティングされ
る耐摩耗層に加えられる。
後者の場合、硬膜剤は乳剤層中に移行しそして結果的に
乳剤を硬化させる。
乳剤を硬化させる。
GDA−ビサルファイトの組合せはゼラチンーー・ロゲ
ン化銀乳剤に対して真の増感系として反応するようであ
る。
ン化銀乳剤に対して真の増感系として反応するようであ
る。
次のジアルデヒドのビザルファイトが本発明の実施に使
用するに適当である。
用するに適当である。
グルタルアルデヒド、
2−メチル−グルタルアルデヒド、
3−メチル−グルタルアルデヒド、
2.2/−ジメチル−グルタルアルデヒド、2−N−ブ
トキシ−グルタルアルデヒド、3−N−ブトキシ−グル
タルアルデヒド、2−メチル−3−エトキシ−グルタル
アルデヒ2−エチルー3−工l・キシ−グルタルアルデ
ヒド。
トキシ−グルタルアルデヒド、3−N−ブトキシ−グル
タルアルデヒド、2−メチル−3−エトキシ−グルタル
アルデヒ2−エチルー3−工l・キシ−グルタルアルデ
ヒド。
添付図面について述べるに、ゼラチン−ハロゲン化銀乳
剤を通常のようにして供給容器1中で沈殿させ、そして
この乳剤の流れをライン1aを通して2,4で表わされ
る別の容器中に流出させる。
剤を通常のようにして供給容器1中で沈殿させ、そして
この乳剤の流れをライン1aを通して2,4で表わされ
る別の容器中に流出させる。
化学増感剤例えば金および硫黄化合物をライン3から加
え、そしてこれら成分を指示された時間昇温で混合する
ことによって乳剤を増感させる。
え、そしてこれら成分を指示された時間昇温で混合する
ことによって乳剤を増感させる。
この増感段階は図面では2と記載されている。
次いでこの乳剤を冷却させ、そして本発明の添加剤例え
ばGDA−ビザルファイトおよびベンゼンスルフィン酸
(BSA)またはそのナトリウム塩をライン5,6を経
て注入する。
ばGDA−ビザルファイトおよびベンゼンスルフィン酸
(BSA)またはそのナトリウム塩をライン5,6を経
て注入する。
通常これら成分を水性溶液として加えて乳剤中での適正
な混合を確実ならしめる。
な混合を確実ならしめる。
存在するゼラチン−ハロゲン化銀乳剤中のゼラチンの重
量基準で0.1〜0.3重量%の量のGDAビサルファ
イト溶液を加えることが好ましい。
量基準で0.1〜0.3重量%の量のGDAビサルファ
イト溶液を加えることが好ましい。
ベンゼンスルフィン酸、トルエンスルフィン酸モしくは
その他の置換芳香族スルフィン酸またはそれらの塩はハ
ロゲン化銀1モル当り0.5〜15gの芳香族スルフィ
ン酸塩濃度で加えられる。
その他の置換芳香族スルフィン酸またはそれらの塩はハ
ロゲン化銀1モル当り0.5〜15gの芳香族スルフィ
ン酸塩濃度で加えられる。
ハロゲン化銀1モル当りに1〜6gのスルフィン酸を加
えるのが好ましい。
えるのが好ましい。
通常のかぶり防止剤、安定剤、湿潤剤、コーティング助
剤その他よりなるその他のいわゆる「後添加剤−1は通
常この段階で添加されそしてライン7により表わされて
いる。
剤その他よりなるその他のいわゆる「後添加剤−1は通
常この段階で添加されそしてライン7により表わされて
いる。
GDA−ピサルファイト、BSAおよび「後添加剤」の
全体的添加は図面では段階4として総合的に示されてい
る。
全体的添加は図面では段階4として総合的に示されてい
る。
増感(段階2)および後添加(段階4)は通常同一容器
中で行われる。
中で行われる。
従って添付図面の2および4の間の点線は段階の分離を
表わしているのであり、二つの容器を表わしているので
はない。
表わしているのであり、二つの容器を表わしているので
はない。
前記のようにして製造された混合物は安定でありそしで
ある期間冷却保存することができる。
ある期間冷却保存することができる。
最後にこの調製された乳剤をライン8を経てポンプ8a
によってコーチインゲスチージョン11にポンプで送る
。
によってコーチインゲスチージョン11にポンプで送る
。
いわゆる耐摩耗コーティング(ハロゲン化銀乳剤コーテ
ィング上に適用される保護コーティング)の適用の準備
には、別の容器9でゼラチン、水、コーティング助剤そ
の他から「耐摩耗層形成用溶液」を調製する。
ィング上に適用される保護コーティング)の適用の準備
には、別の容器9でゼラチン、水、コーティング助剤そ
の他から「耐摩耗層形成用溶液」を調製する。
硬膜剤例えばホルムアルデヒドをこの溶液に加える。
次いで後者をポンプ10aによってライン10を経てコ
ーティングステーション11に送る。
ーティングステーション11に送る。
ここで乳剤をローラー13上を移動しているフィルムベ
ース12上に塗布する。
ース12上に塗布する。
そしてその後で耐摩耗層を直接このゼラチン−ハロゲン
化銀乳剤層上に塗布する。
化銀乳剤層上に塗布する。
この過程において乳剤は硬膜剤が耐摩耗層から乳剤層に
移行するにつれである時間にわたって硬化する。
移行するにつれである時間にわたって硬化する。
これはX線フィルムを硬膜化させるための一般的方法で
ある。
ある。
他の黒白フィルムエレメントのコーティングの場合には
、コーティングの直前に乳剤処方に硬膜剤を加えるのが
一般的である。
、コーティングの直前に乳剤処方に硬膜剤を加えるのが
一般的である。
本明細書に記載された写真エレメントの写真層およびそ
の他の層は種々の支持体上にコーティングすることがで
きる。
の他の層は種々の支持体上にコーティングすることがで
きる。
典型的な支持体としては硝酸セルロースフィルム、ポリ
(エチレンテレフタレート)フィルム、ポリカーボネー
トフィルムおよび関連フィルムまたは樹脂状材料ならび
にガラス、紙、金属などがあげられる。
(エチレンテレフタレート)フィルム、ポリカーボネー
トフィルムおよび関連フィルムまたは樹脂状材料ならび
にガラス、紙、金属などがあげられる。
グルタルアルデヒドビサルファイトまたは置換グルタル
アルデヒドビサルファイトの代りにとは(酸アルデヒド
サルファイドを使用することが可能であり、そして硬膜
剤としてホルムアルデヒドを使用する代りに他の適当な
硬膜剤例えばグリオキザール、ムコクロル酸、クロム明
容その他を使用することができる。
アルデヒドビサルファイトの代りにとは(酸アルデヒド
サルファイドを使用することが可能であり、そして硬膜
剤としてホルムアルデヒドを使用する代りに他の適当な
硬膜剤例えばグリオキザール、ムコクロル酸、クロム明
容その他を使用することができる。
本発明の方法はすべての通常のゼラチン含有光感受性乳
剤例えば塩化銀、臭化銀、塩臭化銀または臭沃化銀乳剤
の増感に適当である。
剤例えば塩化銀、臭化銀、塩臭化銀または臭沃化銀乳剤
の増感に適当である。
この乳剤には通常の添加剤例えば光学的増感剤、コーテ
ィング添加剤、湿潤剤、かぶり防止剤その他を含有せし
めることができる。
ィング添加剤、湿潤剤、かぶり防止剤その他を含有せし
めることができる。
GDA−ビサルファイトおよびベンゼンスルフィン酸(
BSA)の組合せからは相乗効果が生ずるようである。
BSA)の組合せからは相乗効果が生ずるようである。
本方法の重要な利点は、GDA−ビサルファイトおよび
BSAの両方を通常の方法で乳剤に加えることができる
ということ、そして得られる乳剤を、そのコーティング
組成物としての使用に悪影響を与えることなしに長時間
の間溶融状態に保ちうろことである。
BSAの両方を通常の方法で乳剤に加えることができる
ということ、そして得られる乳剤を、そのコーティング
組成物としての使用に悪影響を与えることなしに長時間
の間溶融状態に保ちうろことである。
GDA−ビサルファイトは硬膜剤として既知であるにも
かかわらずそれは硬膜化を生せしめない。
かかわらずそれは硬膜化を生せしめない。
何故ならばその添加量が硬膜化を生ぜしめるには不充分
だからである。
だからである。
このことは添付図面において後添加段階4として示され
ている混合物をコーティング装置に送る前に所望により
それを保存することを可能ならしめ、そしていわゆる「
イン・ライン」注入装置の使用を不要にする。
ている混合物をコーティング装置に送る前に所望により
それを保存することを可能ならしめ、そしていわゆる「
イン・ライン」注入装置の使用を不要にする。
換言すれば、全体の過程は連続法またはバッチ法であり
うる。
うる。
本発明方法は次の実施例により例示されている。
そのうちで例1は最良の様式を構成している。
例1
医療用X線フィルムに使用されるタイプの粗粒子状ゼラ
チン−沃臭化銀乳剤を製造した。
チン−沃臭化銀乳剤を製造した。
この乳剤は約98モル%AgBrおよび約2モル%Ag
Iを含有し、そして約5重量係のゼラチンおよび約10
重量係のハロゲン銀を有していた。
Iを含有し、そして約5重量係のゼラチンおよび約10
重量係のハロゲン銀を有していた。
この乳剤をチオシアン酸ナトリウムおよびチオシアン酸
金と共に消化させることにより増感させ、そして通常の
かぶり防止剤、コーティング助剤および湿潤剤を加えた
。
金と共に消化させることにより増感させ、そして通常の
かぶり防止剤、コーティング助剤および湿潤剤を加えた
。
この点で乳剤を3部分に分割した。λ部分(対照)を厚
さ0.00フインチ(0,018cm)の二軸配向され
且つ熱弛緩されたポリ(エチレンテレフタレート)フィ
ルム支持体(これを支持体を全体的に着色するための青
色染料を含有している)にした。
さ0.00フインチ(0,018cm)の二軸配向され
且つ熱弛緩されたポリ(エチレンテレフタレート)フィ
ルム支持体(これを支持体を全体的に着色するための青
色染料を含有している)にした。
後者はその各面が通常の樹脂下引き層(例えばメチルア
クリレート重合体と混合したビニリデンクロリド/メチ
ルアクリレート/イタコン酸共重合体)で下引きされて
おり、その上には薄いゼラチンの係留基層(約0.5■
/di)が塗布されていた。
クリレート重合体と混合したビニリデンクロリド/メチ
ルアクリレート/イタコン酸共重合体)で下引きされて
おり、その上には薄いゼラチンの係留基層(約0.5■
/di)が塗布されていた。
この乳剤を約60即/ d mO臭化銀の厚さにその一
方側に適用し、そして10■/ d rrlのホルムア
ルデヒド硬膜剤を含有するゼラチンの耐摩耗層をとの〜
・ロゲン化銀乳剤層の上に適用した。
方側に適用し、そして10■/ d rrlのホルムア
ルデヒド硬膜剤を含有するゼラチンの耐摩耗層をとの〜
・ロゲン化銀乳剤層の上に適用した。
グルタルアルデヒドおよびベンゼンスルフィン酸ナトリ
ウムの水性溶液をそれに加えることによってコーティン
グの前にB部分を変性してその結果最終乳剤溶液が約0
.08重量係(ゼラチン基準)のグルタルアルデヒドお
よび約2重量係のベンゼンスルフィン酸ナトリウム(ハ
ロゲン化銀基準)を含有するようにした。
ウムの水性溶液をそれに加えることによってコーティン
グの前にB部分を変性してその結果最終乳剤溶液が約0
.08重量係(ゼラチン基準)のグルタルアルデヒドお
よび約2重量係のベンゼンスルフィン酸ナトリウム(ハ
ロゲン化銀基準)を含有するようにした。
C部分は本発明によってコーティングの前にGDA−ビ
サルファイトおよびベンゼンスルフィン酸ナトリウムの
水性溶液をそれに加えることによって変性してその結果
最終乳剤溶液が約0.23重量係のGDA〜ビサルファ
イト(ゼラチン基準、グルタルアルデヒドの0.08重
重量相当)および約2 重量% (ハロゲン化銀基準)
のベンゼンスルフィン酸すI・リウムを含有するように
した。
サルファイトおよびベンゼンスルフィン酸ナトリウムの
水性溶液をそれに加えることによって変性してその結果
最終乳剤溶液が約0.23重量係のGDA〜ビサルファ
イト(ゼラチン基準、グルタルアルデヒドの0.08重
重量相当)および約2 重量% (ハロゲン化銀基準)
のベンゼンスルフィン酸すI・リウムを含有するように
した。
各乾燥コーティングからの試料片(35mm)をX線カ
セット中に1対のタングステン酸カルシウムX線スクリ
ーンと共に背中合せに(例えば二面コーテイング物質に
シミュレートさせるために)置いて、乳剤側がX線スク
リーンに面するようにした。
セット中に1対のタングステン酸カルシウムX線スクリ
ーンと共に背中合せに(例えば二面コーテイング物質に
シミュレートさせるために)置いて、乳剤側がX線スク
リーンに面するようにした。
これら試料に、バラキーグリッドを使用するEルミニウ
ム段階くさび(ステップウェッジ)を介して40インチ
(101,6cm)の距離で2秒間70KVpおよび2
0 maのX線照射を与えた。
ム段階くさび(ステップウェッジ)を介して40インチ
(101,6cm)の距離で2秒間70KVpおよび2
0 maのX線照射を与えた。
各露光試料を次の現像溶液を使用してX線ストリップ処
理装置中で処理した。
理装置中で処理した。
これらの結果は、GDA〜ビサルファイトが使用された
場合の改善されたセンシトメトリー効果を示す。
場合の改善されたセンシトメトリー効果を示す。
融点はすべての場合同一なのであるから、通常の硬膜化
を生ぜしめるには不充分な量のグルタルアルデヒドしか
存在しない。
を生ぜしめるには不充分な量のグルタルアルデヒドしか
存在しない。
例2
例1の記載と同様の乳剤を製造し、増感させそして4部
分に分割した。
分に分割した。
各部分には通常の後添加剤(例えば湿潤剤/コーティン
グ助剤、かぶり防止剤その他)を含有させそして更に例
1に記載のようにして添加された次のものを含有させた
。
グ助剤、かぶり防止剤その他)を含有させそして更に例
1に記載のようにして添加された次のものを含有させた
。
例3
例1の記載と同様の乳剤を製造しそして3部分に分割し
た。
た。
A部分(対照)はそれ以上処理することな(ポリ(エチ
レンテレフタレート)フィルム支持体上にコーティング
した。
レンテレフタレート)フィルム支持体上にコーティング
した。
B部分は水性GDABS溶液(ゼラチン基準で0.30
0重量%と混合した。
0重量%と混合した。
C部分は水性GDABS溶液(同一量)およびベンゼン
スルフィン酸ナトリウム(ハロゲン化銀基準で2重量%
)と混合した。
スルフィン酸ナトリウム(ハロゲン化銀基準で2重量%
)と混合した。
次いでBおよびC部分を適当なフィルム支持体上にコー
ティングした。
ティングした。
各コーティングからの試料を前記のようにして露光させ
そして現像して次の結果を得た。
そして現像して次の結果を得た。
例4
例1に記載のものと同様の乳剤を製造しそしてこれを3
部分に分割した。
部分に分割した。
Aの部分(対照)はそれ以上処理することなしにポリ(
エチレンテレフタレート)フィルム支持体上にコーティ
ングした。
エチレンテレフタレート)フィルム支持体上にコーティ
ングした。
その中に含有されているゼラチン基準で0.23重量饅
の水準の水性GDABSをその他の部分(BおよびC)
の各々に加えた。
の水準の水性GDABSをその他の部分(BおよびC)
の各々に加えた。
ベンゼンスルフィン酸ナトリウムをB部分に加え(・・
ロゲン化銀基準で2重量%)そしてトルエンスルフィン
酸ナトリウムをC部分に加えた(2.5重量%)。
ロゲン化銀基準で2重量%)そしてトルエンスルフィン
酸ナトリウムをC部分に加えた(2.5重量%)。
次いでBおよびC部分の両者を適当なフィルム支持体に
コーティングした。
コーティングした。
すべてのコーティングからの試料を例1に記載のように
して露光および現像させた。
して露光および現像させた。
次の結果が得られた。
添付図面は本発明の詳細な説明するフローシートである
。
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 供給容器中で製造されそして次いでフィルム支持体
への適用のためのコーティング装置に導入される光感受
性ゼラチン−ハロゲン化銀乳剤を支持体へのコーティン
グ前に増感するにあたり、供給容器中の乳剤に、(1)
乳剤中の全ゼラチン重量基準で0.05〜0.3重量幅
の濃度のグルタルアルデヒドビサルファイト、こはく酸
アルデヒドビサルファイトまたは置換グルタルアルデヒ
ドビサルファイト、および(2)乳剤中のハロゲン化銀
1モル当り0.5〜15gの濃度の芳香族スルフィン酸
またはその水溶性塩を加えることを特徴とする、改善さ
れた増感方法。 2 芳香族スルフィン酸2が乳剤中の〜・ロゲン化銀1
モル当り1〜6gの濃度で乳剤に加えられる、前記第1
項記載の方法。 3 芳香族スルフィン酸がベンゼンスルフィン酸または
トルエンスルフィン酸である、前記第1項記載の方法。 4 芳香族スルフィン酸がアルカリ金属塩の形で添加さ
れる、前記第1項記載の方法。 5 金または硫黄増感剤を供給容器中の乳剤に加える、
前記第1項記載の方法。 6 ゼラチン−ハロゲン化銀乳剤の層を二軸配向されそ
して下引きされたポリ(エチレンテレフタレート)フィ
ルム支持体の両面にコーティングする、前記第1項記載
の方法。 7 ゼラチンおよび硬膜剤を含有する耐摩耗層を乳剤層
のそれぞれに適用してそれによって耐摩耗層からハロゲ
ン化銀乳剤層への硬膜剤の移行を可能ならしめる、前記
第6項記載の方法。 8 前記硬膜剤がホルムアルデヒドである、前記第7項
記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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