JPS5827471A - ビデオカメラ用レンズの自動絞り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、監視用等に用いられるビデオカメラ用レン
ズの自動絞り装置に関する。

この発明の対象とするビデオカメラ用レンズの自動絞り
装置の概略構成を第１図に示す。

これを簡単に説明すると、図示しない撮像管等によるビ
デオカメラ本体側からのビデオ信号を輝度検出回路１に
入力して被写体輝度に応じた信号を出力させ、レベル調
整回路２で設定されたレベルに応じてレベル調整して、
絞り全駆動すべき方向に応じた極性の電圧信号を駆動回
路６へ入力し、絞９開閉装置４の駆動コイルに電流を流
して絞り羽根を開閉作動させるようになっている。

この時、絞り羽根のノ・ンチング全防止するために、絞
り開閉装置４には絞り羽根の開閉速度を検出する速度検
出コイルを備えており、その検出信号を制動回路５を７
℃て駆動回路６にフィードバックし、絞９羽根に制動を
かけてその開閉速度を制御する。

このような自動絞り装置をレンズの周囲に全て組込んで
、各種のビデオカメラに装着し得るようになっている自
動絞シ装置付レンズにおいては、入力されるビデオ信号
が同期信号を含まない画像信号のみの場合とモニタテレ
ビ用の同期信号を含む信号の場合とがあり、それによっ
て画面のピーク値が変動して検出され、同じビデオ信号
として処理することができなかった。

また、一般には同期信号を含む場合が多いが、その場合
ビデオ信号のピーク・ピーク値中の約３０％が輝度によ
って振幅が変化しない負の同期信号によって占められて
おり、特に垂直同期信号は、そのパルス幅も太きいため
、明暗の検出精度が悪くなシ、画像信号のみの場合と明
暗の比率が異ってしまう。

そのため、前述のような自動絞り装置付レンズに汎用性
を持たせて、種々のビデオカメラの露光を適正に制御し
得るようにすることが困難であった。

この発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、人力ビ
デオ信号が同期信号を含む場合でも含まない場合でも同
様に精度よく被写体輝度の変化全検出して、適正な絞シ
制御すなわち露光制御をなし得るようにすることを目的
とする。

そのため、この発明によるビデオカメラ用レンズの自動
絞り装置は、入力ビデオ信号をバイパスフィルタ回路を
通して高周波成分のみを交流化して取り出し、その信号
によって被写体輝度を検出するようにして、主として垂
直同期信号の影響を除いて、高精度の絞り制御をなし得
るようにしたものである。

以下、添付図面の第２図乃至第４図によってこの発明の
詳細な説明する。

第２図は、この発明の実施例を示すブロック図で、第１
図と同一部分には同一符号を付してあり、その部分の説
明は省略する。

従来は入力ビデオ信号全直接輝度検出回路に入力して整
流？平滑して、被写体輝度に応じた信号を検出していた
が、この実施例では、インピーダンス変換回路６及びバ
イパスフィルタ回路７を介して輝度検出回路へ入力させ
るように構成している。

バイパスフィルタ回路は、例えば第３図に示すようにオ
ペアンプＯＰと、コンデンサＣＩ、Ｃ２，抵抗Ｒ１〜Ｒ
４，ダイオードＤ１〜Ｄ３によって構成されるコントロ
ールンース型バイパスフィルタ回路を用いる。

この場合のカットオフ周波数ｆｃは、 ■ ｆｃ＝ ２・乃「正正下ヲ となり、このｆｃを３〜５ＫＨｚに選ぶ。

第４図（ａ）〜（ｅ）は第３図における信号ａ　”　ｅ
の波形を模式的に示した図である。

人力ビデオ信号ａが第４図（ａ）に示すように画像信号
ＶＤと水平同期信号５Ｒ（１５，７５ＫＨ２）と垂直同
期信号５ｙ（６０Ｈｚ）とを含んでいる場合、イン昏ダ
ンス変換回路６によ２ズインピーダンス変換（入力イン
ピーダンスが大で出力インピーダンスが小）されると同
時に反転した信号すは、第４図（ｂ）に示すようになり
、バイパスフィルタ回路７のオペアンプＯＰの出力信号
Ｃは同図（ｃ）に示すように、垂直同期信号成分が除去
されて交流化された信号となる。これをダイオードＤ３
によって整流した信号ｄは、第４図（ｄ）に示すように
信号Ｃの負側をカットした波形となる。この時、ダイオ
ードＤ１とＤ２の直列回路の順方向電圧降下（約１．５
Ｖ）でピークがクリップされる。それによって、急に明
るくなった時や、一部分だけ非常に明るい場合等のピー
クをカットする。なお、場合によってはダイオードを１
個又は３個以上にする場合もある。

このバイパスフィルタ回路７の出力信号ｄ’（（輝度検
出回路１に入力して、時定数回路によって平滑し、第４
図（ｅ）に示すような被写体輝度に応じた直流的な信号
ｅを得る。

このようにすれば、パルス幅の大きい垂直同期信号の影
響を除いて、精度良く被写体輝度の変化を検出すること
ができ、それによって適正な絞り制御を行うことができ
る。

なお、水平同期信号は、パルス幅が小さいので、それ程
影響はない。また、入力ビデオ信号が画像信号ＶＤのみ
の場合は、最初から垂直同期信号を含んでいないので、
その周波数成分は全てバイパスフィルタ回路７のカント
オフ周波数ｆｃ以上であるから、全て通過して交流化さ
れ、バイパスフィルタ回路の出力信号ｃ、ｄは前述の場
合とほぼ同様になる。

したがって、入力ビデオ信号に同期信号が含まれている
場合でも含まれていない場合でも、同様に信号処理して
被写体輝度を検出し、適正な絞り制御を行うことができ
る。

なお、上記実施例では、インピーダンス変換回路６によ
って入力インピーダンス金高くして、ビデオカメラ本体
側のビデオ信号出力回路に影響を与えないようにしてい
るが、これ全省略してもよいし、ここでビデオ信号を反
転させなくてもよい。

以上説明したように、この発明によれば、入力ビデオ信
号に同期信号が含まれていても、含まれていない場合と
同様に信号処理でき、精度良く被写体輝度全検出して適
正な絞り制御を行うことができる。

したがって、この発明による自動絞９装置を備えたレン
ズは、広範なテレビカメラに装着して同様に使用できる
ので汎用性が高まシ、量産によるコストダウンを計るこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の対象とする従来のビデオカメラ用
レンズの自動絞り装置のブロック図、第２図は、この発
明の一実施例を示すブロック図、第６図は、同じくその
要部の具体例を示す回路図、第４図（ａ）〜（ｅ）は、
第３図における信号ａ〜ｅの波形図である。 １・・・・・・輝度検出回路　　２・・・・・・レベル
調整回路６・・・・・・駆動回路　　　　４．・・・・
・・綾り開閉装置５・・・・・・制動回路　　６・・・
・・・インピーダンス変換回路７・争・…バイパスフィ
ルタ回路 出願人マミャ光機株式会社 第２図 第３図 第４図 （ｇ） ０□

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　ビデオカメラ本体側から入力するビデオ信号によっ
   て被写体輝度を検出して自動的に絞り全開閉制御するビ
   デオカメラ用レンズの自動絞り装置において、入力ビデ
   オ信号の高周波成分のみ全通過させるバイパスフィルタ
   回路を設け、このノ・イパスフィルタ回路全通過したビ
   デオ信号によって被写体輝度を検出するようにしたこと
   を特徴とするビデオカメラの自動絞シ装置。