JPS5827423Y2 - カ−ド・リ−ダ - Google Patents

カ−ド・リ−ダ

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JPS5827423Y2
JPS5827423Y2 JP1979085396U JP8539679U JPS5827423Y2 JP S5827423 Y2 JPS5827423 Y2 JP S5827423Y2 JP 1979085396 U JP1979085396 U JP 1979085396U JP 8539679 U JP8539679 U JP 8539679U JP S5827423 Y2 JPS5827423 Y2 JP S5827423Y2
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JP
Japan
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card
roller
spring
solenoid
holder
Prior art date
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JP1979085396U
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JPS566087U (ja
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正治 貝原
勉 村井
進 南川
光一 峰尾
Original Assignee
オムロン株式会社
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Publication date
Application filed by オムロン株式会社 filed Critical オムロン株式会社
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Publication of JPS566087U publication Critical patent/JPS566087U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、上方から投入されたカードを下方に送り、
所定の位置に停止させて情報を読取る形式のカード・リ
ーダに関する。
なお、この明細書におけるカード・リーダには、読取り
専用のものはもちろんのこと読取り書込み両用のものも
含まれる。
この種のカード・リーダにおいては、通常、カードの下
端位置を規制する位置決めストッパを設け、カード送す
ローラと挟圧ローラとでカードを挾んで下方に送り、カ
ード押えによってカードを面方向に規制することが行な
われる。
したがって、カード搬送中あるいは読取中に停電等によ
りカード・リーダへの通電が止まると、カードが排出さ
れなくなることがある。
この考案は、上記の実情に鑑みてなされたものであって
、カード・リーダへの通電が止まった場合に、カードが
自重で落下して下方に排出されるカード・リーダを提供
することを目的とする。
以下、この考案を実施例を示す図面を参照して詳細に説
明する。
この明細書に釦いて、左右とは図面に対していうものと
する。
カード・リーダは、読取ヘッド駆動機構と、カード送り
機構と、カード位置決め機構とを備えており、垂直かつ
互いに平行な2つの側板1,2の間に配置されている。
これらの側板1,2は、左側縁部の上下両端部に配置さ
れた水平連結棒3、および右側縁部の上下両端部に配置
された、2つの水平取付板4,5により互いに連結され
ている。
読取ヘッド駆動機構は、下側の取付板5の上面に固定さ
れた駆動モータ6と、上下の取付板4゜5に両端部が軸
支され、かつベルト7により駆動モータ6に接続された
垂直な読取ヘッド送り軸8と、上下の取付板4,5に両
端部が固定された2つの垂直案内棒9と、これらの案内
棒9に上下動自在に取付けられた読取ヘッドホルダ10
とを備えており、磁気読取ヘッド11が読取ヘッドホル
ダ10の一端部に取付けられている。
送り軸8は、上下両端部の小径部8aと、これらの小径
部8aに挾まれた大径円柱部8bとからなり、円柱部8
bの外周面に方形断面の案内溝12が形成されている。
案内溝12ば、円柱部8b上下両端部の外周面に、これ
を−周するように形成された環状溝部12a、12bと
、これらの環状溝部12a 、 12bに挾まれた部分
の外周面に、環状溝部12a 、 12bを相互に連結
するように形成された螺旋溝部12cとからなり、各溝
部12a、12b、12cの幅はほぼ等しい。
読取ヘッドホルダ10には2つの垂直貫通孔13があけ
られて釦り、その各々にブシュ14が嵌め止められてい
る。
各ブシュ14の内径は案内棒9の外径より若干大きく、
これに案内棒9が挿通されている。
また、読取ヘッドホルダ10には、送り軸8の軸心を向
く水平貫通孔15があけられており、この孔15に両端
部がホルダ10かも突出したすべりピン16が、同軸は
しうるが、軸方向に移動しないように取付けられている
このピン16の一端に偏平状のすべり部17が形成され
、このすべり部17が送り軸8の案内溝12に嵌り合っ
ている。
すべり部17の厚さは案内溝12の幅より若干小さい。
すべりピン16の他端面に溝18が形成されており、こ
の溝18に、一端が読取ヘッドホルダ10の側面に枢着
された板ばね19が嵌められている。
そして、板ばね19の枢着点とすべりピン16の軸心と
を結ぶ線が、螺旋溝部12cの傾斜方向とほぼ一致して
いる。
また、側板1の上部に読取ヘッド上端位置検出スイッチ
20が、側板1の下部に読取ヘッド下端位置検出スイッ
チ21がそれぞれ取付けられている。
カード送り機構は、送りモータ22と、上下に所要の間
隔を置いて配置された3つのカード送りローラ23と、
各送りローラ23に対応して設けられた3つの挟圧ロー
ラ24とを備えている。
側板2に、連結棒25を介して平行な垂直取付板26が
取付けられており、この取付板26に送りモータ22が
固定され、モータ軸22aが取付板26の他側に突出し
ている。
また、垂直取付板26には、上下方向に伸びた送りロー
ラ取付台27釦よび挟圧ローラ取付台28が固定されて
いる。
送りローラ取付台27は3つの凹所29を有し、各凹所
29が形成された部分には、取付台27むよび取付板2
6を貫通して両端部が凹所29内および取付板26の他
側に突出した水平回転軸30が取付けられで釦り、凹所
29内にある回転軸30の先端部に、ブシュ31を介し
て送りローラ23が固定されている。
中央の回転軸30はベルト32によりモータ軸22aに
接続されており、上下2つの回転軸30ばそれぞれベル
)33.34により中央の回転軸30に接続されている
3つの送りローラ23の挟圧ローラ24側(左側)の外
周面は取付台27の側方に突出しており、送りローラ2
3および読取ヘッド11はカード搬送路に沿う垂直面す
なわちカード搬送面Tに接するように配置されている。
挟圧ローラ取付台28には3つの水平固定軸35が取付
けられ、各固定軸35の先端部に、下方に伸びた第1の
リンク36の上端部が枢着されている。
そして、このリンク36の下端部に設けられた水平短軸
37に挟圧ローラ24が回転自在に取付けられている。
垂直取付板26の下端部にソレノイド38(挟圧ローラ
駆動装置)が固定され、その心棒39の上端部に、上方
に伸びた移動棒40の下端部が枢着されている。
この移動棒40の3箇所に、第2のリンク41.42の
一端部が枢着されており、各リンク4L42の他端部は
それぞれ水平固定軸35に枢着され、その先端部にスト
ッパ43が形成されている。
固定軸35には、一端が第1のリンク36に、他端が第
2のリンク41,42にそれぞれ掛っているねじりコイ
ルばね44が装着されてむり、これにより、第1のリン
ク36は、挟圧ローラ24が送りローラ23に接近する
方向すなわちストッパ43に圧接する方向に付勢されて
いる。
また、移動棒40には、上端が取付板26に取付けられ
た引きばね45の下端が取付けられてふ・す、移動棒4
0は上向きに付勢されている。
一番下側の第2のリンク42の移動棒40側の左端部は
移動棒40を越えて左方に突出しており、これに対応す
るり□シトスイッチ46が取付板26に固定されている
カード位置決め機構は、読取ヘッド11の最下端位置よ
り若干上方に配置された位置決めストッパ47と、側縁
ガイド48と、側縁ガイド48とともに移動するように
なされたカード押え49とを備えている。
位置決めストッパ47は垂直取付板26に水平に固定さ
れたソレノイド(位置決めストッパ駆動装置)50を貫
通する心棒51のカード搬送路側(右側)の一端部に設
けられて釦り、心棒51の左端部とソレノイド50の間
に圧縮コイルばね52が取付けられ、ストッパ47はカ
ード搬送路から離れる方向(左方向)に付勢されている
また、心棒51の左端面にリミットスイッチ作動板53
が取付けられており、これに対応するリミットスイッチ
54が取付板26に固定されている。
側縁ガイド48は、上下に伸びたカード押え保持部材5
5に形成されている。
カード押え保持部材55は水平断面略コ字状をなし、垂
直取付板26に近い側にこれと平行な側壁56が形成さ
れ、垂直取付板26から遠い側に側縁ガイド48が形成
されている。
側縁ガイド48は、側壁56と平行でかつこれより若干
横幅の広い平行部48aと、この平行部48aと一体に
形成され、かつ垂直取付板26から離れる方向に傾斜し
た傾斜部48bとからなる。
側縁ガイド48の平行部48aと側壁56の間に、これ
らに沿って水平左右方向に移動しうるようにカード押え
49が嵌められている。
カード押え49は上下に伸びて水平断面方形状をなし、
その右側面が平らに仕上げられて読取ヘッド11と対向
している。
カード押え49の左側面には2本のボルト57がそのね
じ部を水平左方に突出するように固定されており、各ボ
ルト57はカード押え保持部材55にあけられた孔に挿
通されて左方に突出し、この部分にナラ)58.59が
ねじ止められている。
カード押え49とカード押え保持部材55との間に圧縮
コイルばね60が設けられ、これにより、カード押え4
9は、ナツト58がカード押え保持部材55に圧接する
方向(右方向)に付勢されている。
カード押え49は側壁56より読取ヘッド11側(右側
)に若干突出し、側縁ガイド48の平行部48aはカー
ド押え49より同方向にさらに若干突出している。
カード押え保持部材55の中央部がボルト61により水
平移動棒62の読取ヘッド11側(右側)の端面に固定
されている。
水平移動棒62は、側板1に水平突出状に固定されたブ
ロック63にあけられた水平貫通孔64に、左右に移動
しうるように嵌められて卦り、移動棒62の左端部に、
その軸心に直交する水平ピン65が固定されている。
カード押え保持部材55の上端部に、水平移動棒62と
同じ方向(左方向)に突出したガイドピン66がボルト
67により固定されている。
そして、このガイドピン66は、側板1に固定された板
68にあけられたガイド孔69に挿通されている。
側板1の下端部にソレノイド(カード押え7駆動装置)
70が垂直に固定され、その心棒71の上端部に、上方
に伸びた第3のリンク72の下端部が枢着されている。
このリンク72の上端部に第4のリンク73の一端部が
枢着され、このリンク73の他端部は、側板1に取付け
られた軸74に取付けられている。
この軸74には、上方に伸びた第5のリンク75の下端
部が取付けられており、第4、第5のリンク73.75
は互いに連結され、軸74を中心に一体に回転しうるよ
うになされている。
第5のリンク75の上端部に切欠き76が形成され、こ
の切欠き76に水平移動棒62のピン65が嵌められて
いる。
水平移動棒62とブロック630間、むよびソレノイド
70の心棒71と第4のリンク73の間にそれぞれ圧縮
コイルばね77.78が設けられてあ・す、これにより
、カード押え保持部材55は磁気ヘッド11から遠ざか
ってブロック63に圧接する方向(左方向)に付勢され
ている。
また、ブロック63の下側には、カード押え保持部材5
5により作動するリミットスイッチ79が固定されてい
る。
垂直取付板26の上部に上側ストッパ80が設けられて
いる。
上側ストッパ80ば、下側ストッパ41と同様、ソレノ
イド81を貫通する心棒82の右端部に設けられ、心棒
82の左端部とソレノイド81の間に設けられた圧縮コ
イルばね83により、カード搬送路から離れる方向(左
方向)に付勢されている。
また、心棒82の左端面に取付けられたリミットスイッ
チ作動板84に対応するリミットスイッチ85が取付板
26に固定されている。
上側ストッパ80の上方および下方、下側ストッパ47
の若干上方の3箇所に、カード搬送路を挾んで互いに対
向する1対のカード検出スイッチ86.87.88がそ
れぞれ設けられており、カード搬送路の上方にカード投
入口が設けられている。
読取ヘッド11すなわち読取ヘッドホルダ10は、通常
、下端位置(第1図に示す位置)にあり、送り軸8を所
定の方向に回転させることにより上方に移動して上端位
置に達し、この後、送り軸8を上記と逆方向に回転させ
ることにより下方に移動して下端位置に戻る。
読取ヘッドホルダ10が下端位置にある時、すべりピン
16のすべり部17は案内溝12の螺旋溝部12cに嵌
り合って、すべりピン16の溝18および板ばね19は
、はぼ螺旋溝部12cの傾斜方向を向いており、すべり
ピン16にはほとんど回転力が作用していない。
そして、送り軸8を底面から見て反時計方向に回転させ
ると、すべりピン16は螺旋溝部12cによって上方に
押され、これとともにホルダ10が上方に移動する。
ホルダ10が上端位置に達したことは検出スイッチ20
によって検知され、これにより送り軸8が停止する。
この時、すべりピン16のすべり部17は螺旋溝部12
cに嵌り合っている。
この後、送り軸8を上記と逆方向に回転させることによ
り、すべりピン16が下方に押され、ホルダ10は下方
に移動して下端位置に戻る。
このように、すべりピン16は、正常な状態においては
、螺旋溝部12cの範囲内で上下に往復動するが、検出
スイッチ20.21の故障等により、読取ヘッドホルダ
10が上端位置あるいは下端位置に達した時に送り軸8
が停止しない場合には、環状溝部12a、12bにまで
達することがある。
このような場合のすべりピン16の動きを第4図の動作
説明図に基づいて詳細に説明する。
第4図イば、上端位置を越えたすべりピン16が上側の
環状溝部12aに達する直前の状態を示し、この後すべ
りピン16のすべり部17は環状溝部12aに嵌り合っ
てほぼ水平となり、これによりすべりピン16の溝18
もほぼ水平になって板ばね19を撓ませる。
したがって、すべりピン16は、板ばね19により、図
面において反時計方向すなわちすべり部17が螺旋溝部
12cの傾斜方向に回転するような回転力を受けている
そして、送り軸8がなお回転し続けても、すべりピン1
6は環状溝部12aに嵌り合った状態を保ち、ホルダ1
0はこの位置より上方に移動することがない。
(第4図口参照)このような状態にあるホルダ10を下
方に移動させるには、送り軸8を停止させた後に上記と
逆方向に回転させればよい。
すべりピン16は、環状溝部12aと螺旋溝部12cと
の連結部がこれに達するまでは、環状溝部12aに嵌り
合ってすべり部17がほぼ水平状態を保っている。
(第4図口参照)そして、上記連結部がすべり部17の
左端部に達すると、すべりピン16は反時計方向に回転
し、すべり部17の左端部が螺旋溝部12cに進入する
(第4図口参照)そして送り軸8がさらに回転すると、
すべり部17は完全に螺旋溝部12cに嵌り合い、すべ
りピン16は下方に移動する。
下方に移動しているホルダ10が下端位置を越えた場合
も、これと全く同様である。
挟圧ローラ24は、ソレノイド38に通電することによ
り送りローラ23に圧接し、ソレノイド38への通電を
止めることにより送りローラ23から離れる。
ソレノイド38に通電されると、心棒39は下方に移動
して移動棒40を下方に引張り、第2のリンク41.4
2は固定軸35を中心に第3図反時計方向に回転する。
第1のリンク36も、ばね44により第2のリンク41
.42とともに回転し、挟圧ローラ24が送りローラ2
3に圧接する。
挟圧ローラ24が送りローラ23に接した後は、第2の
リンク41.42のみが若干回転し、心棒39が下端位
置に停止した時には、第1のリンク36がストッパ43
から離れ、挟圧ローラ24はばね44により送りローラ
23に押し付けられる。
この時、一番下側にある第2のリンク42がリミットス
イッチ46を作動させ、挟圧ローラ24が送りローラ2
3に接触したことが検知される。
ソレノイド38への通電を止めると、移動棒40はばね
45により上方に移動させられ、第2のリンク4L42
および第1のりンり36が上記と逆方向に回転して、挟
圧ローラ24が送りローラ23から離れる。
位置決めストッパ47および上側ストッパ80は、それ
ぞれ、ソレノイド50.81に通電することにより右方
に移動し、ソレノイド50.81への通電を止めること
により左方に移動する。
ソレノイド50.81に通電されると、心棒51゜82
が右方に移動し、これとともにス、トツパ47゜80も
右方に移動する。
心棒51.82が右端位置に停止した時には、ストッパ
47.80はカード搬送面Tの右方に突出してカード搬
送路を遮る。
この時、リミットスイッチ作動板53.84がリミット
スイッチ54.85を作動させ、ストッパ47.80が
カード搬送面Tの右方に突出したことが検知される。
ソレノイド50.81への通電を止めると、ストッパ4
7,80は、ばね52゜83により左方に移動させられ
、カード搬送路から左方に離れる。
側Rガイド48およびカード押え49は、ソレノイド7
0に通電することによりともに右方に移動し、ソレノイ
ド70への通電を止めることによりともに左方に移動す
る。
ソレノイド70に通電されると、心棒71は下方に移動
して第3のリンク72を下方に引張り、第4、第5のリ
ンク73゜75がともに軸74を中心に第1図において
時計方向に回転し、水平移動棒62を右方に押す。
これにより、カード押え保持部材55が右方に移動し、
カード押え49の下側一部分が読取ヘッド11に接触し
た後は、保持部材55のみが若干移動し、心棒71が下
端位置に停止した時には、カード押え49はばね60に
より読取ヘッド11に押し付けられる。
この時、側縁ガイド48の平行部48aがカード搬送面
T上に位置し、平行部48aとこれに対向する垂直取付
板26との間隔は、カードCの横幅にほぼ等しいか、あ
るいは若干大きくなっている。
ソレノイド70への通電を止めると、ばね77.78に
より移動棒62が左方に移動し、カード押え保持部材5
5がブロック63に当接して停止する。
この時、保持部材55がリミットスイッチ79を作動さ
せ、側縁ガイド48およびカード押え49が左端位置に
あることが検知される。
また、側縁ガイド48の傾斜部48bがカード搬送面T
上に位置し、搬送面T上における側縁ガイド48と垂直
取付板26との間隔はカードCの横幅より大きくなって
いる。
カード読取時のカード・リーダの動作は次の通りである
カードCが挿入される前には、図面に示すように、読取
ヘッド11は下端位置にあって、送り軸8は停止してお
り、また、送りローラ23も停止している。
各ソレノイド3B、50,8L70には通電されておら
ず、挟圧ローラ24、各ストッパ47,80、側縁ガイ
ド48およびカード押え49は左端に位置している。
カードCは、投入口から、読取ヘッド11.送りローラ
23、垂直取付板26、挟圧ローラ24、カード押え4
9および側縁ガイド48で囲まれたカード搬送路に手動
で投入される。
投入されたカードCが上側の検出スイッチ86により検
知されると送りローラ23が回転を開始するとともに、
ソレノイド38に通電されて挟圧ローラ24が送りロー
ラ23に圧接する。
これより若干遅れてソレノイド70に通電され、側縁ガ
イド48およびカード押え49が右方に移動する。
カードCは、送りローラ23と挟圧ローラ24に挾まれ
て下方に送られるとともに、移動してきた側縁ガイド4
8の傾斜部48bに押されて垂直取付板26の方に移動
させられる。
そして、送りローラ23、挟圧ローラ24およびカード
押え49により面方向に規制され、垂直取付板26と側
縁ガイド48の平行部48aにより幅方向に規制され、
下方に送られる。
中間のカード検出スイッチ81によりカードCが検知さ
れると、ソレノイド50に通電されて位置決めストッパ
47がカード搬送面Tの右方に突出す。
そして、カードCはストッパ47に衝突して停止する。
下側のカード検出スイッチ88により、カードCが停止
したことが検知されると、送りローラ23が停止し、ソ
レノイド81に通電されて、上側ストッパ80がカード
C上方のカード搬送面Tの右方に突出す。
これにより、2枚のカードが連続して投入されることが
防止される。
カードCの位置決めが終了すると、送り軸8を底面から
見て反時計方向に回転させ、読取ヘッド11を上方に移
動させる。
読取ヘッド11は、カード押え49との間に挾まれたカ
ードCの一面に接触しながら上動し、これに記憶されて
いる情報を読取る。
読取りが終了して読取ヘッド11が上端位置に達したな
らば、送り軸8を上記と逆方向に回転させて読取ヘッド
11を下端位置に戻す。
以上で読取りが終了し、続いてソレノイド50への通電
を止めて位置決めストッパ47を左方に移動させるとと
もに、送りローラ23を回転させて、カードCを下方に
排出する。
下側のカード検出スイッチ88によりカードCが排出さ
れたことが検知されると、ソレノイド3B、70.81
への通電を止め、挟圧ローラ24、側縁ガイド48、カ
ード押え49および上側ストッパ80を左方に移動させ
る。
カード搬送中あるいは読取中に停電等によりカード・リ
ーダへの通電が止まると、ばねにより、挟圧ローラ24
、位置決めストッパ47、側縁ガイド48、カード押え
49および上側ストッパ80がそれぞれ左方に移動し、
これにより、カードCは上下方向、幅方向および面方向
に自由になり、自重で落下して下方に排出される。
なか、このカード・リーダには、その上端部にカード搬
送面Tに面したカード判別器(図示略)が設けられてお
り、投入されたカードがこのカード・リーダにかけられ
るものか否かを判別するようになっている。
この考案は、この実施例のようにカードが垂直下方に送
られる場合だけではなく、斜め下方に送られる場合にも
適用することが可能である。
また、読取ヘッド駆動機構はこの実施例のものに限る必
要はなく、適宜変更可能である。
さらに、読取ヘッドは書込み兼用のものであってもよい
以上のように、この考案によるカード・リーダは、カー
ド・リーダへの通電が止まると、第1のばねにより挟圧
ローラが送りローラから離れ、第2のばねにより位置決
めストッパーがカード搬送路から離れ、さらに第3のば
ねによりカード押えがカード搬送路から離れるようにし
、カード搬送中またはカード情報読取中であってもカー
ドを搬送路中から自重で落下させて下方に排出するよう
にしたので、停電によりカード・リーダが使用不能にな
ってもカード・リーグ利用者はカードをカード・リーダ
から取り出すことができ、停電中カード・リーダからカ
ードを取り出せずにカード・リーダへの通電再開を待つ
必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
図面ばこの考案の実施例を示し、第1図むよび第2図は
それぞれ一部を切欠いて示した側面図卦よび底面図、第
3図は第2図■−■線の断面図、第4図は読取ヘッド駆
動機構の動作説明図である。 23・・・カード送りローラ、24・・・挟圧ローラ、
38・・・ソレノイド(挟圧ローラ駆動装置)、39・
・・心棒、45・・・引きばね、4T・・・位置決めス
トッパ、49・・・カード押え、50・・・ソレノイド
(位置決めストッパ駆動装置)、51・・・心棒、52
・・・圧縮コイルばね、(第1のばね)γ0・・・ソレ
ノイド(カード押え駆動装置)、71・・・心棒、77
.78・・・圧縮コイルばね(第2、第3のばね)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 垂直方向に設けられたカード搬送路と、カード送りロー
    ラと、この送りローラに圧接するようになされた挟圧ロ
    ーラと、カードの下端位置を規制する位置決めストッパ
    ーと、カードを面方向に規制するカード押えとを備え、
    上方から投入されたカードを前記カード搬送路に沿って
    下方に送り所定の位置に停止させて情報を読取るカード
    ・リーダにおいて、 前記挟圧ローラをカード送りローラ側へ押圧付勢する第
    1のソレノイドと前記挟圧ローラを常時カード送りロー
    ラから離す方向に付勢する第1のばねと、前記位置決め
    ストッパーを前記カード搬送路に突出させる第2のソレ
    ノイドと前記位置決めストッパーを常時カード搬送路か
    ら離す方向に付勢する第2のばねと、前記カード押えを
    前記カード搬送路に突出させる第3のソレノイドと前記
    カード押えを常時カード搬送路から離す方向に付勢する
    第3のばねとを有し、前記カード・リーダへの通電が断
    たれるとき前記第1のばねと第2のばねと第3のばねと
    により前記挟圧ローラと位置決めストッパーとカード押
    えとを前記カード送りローラおよびカード搬送路から離
    すようにしたことを特徴とするカード・リーダ。
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