JPS5827387B2 - 簡易建設式アンテナ塔 - Google Patents
簡易建設式アンテナ塔Info
- Publication number
- JPS5827387B2 JPS5827387B2 JP53147198A JP14719878A JPS5827387B2 JP S5827387 B2 JPS5827387 B2 JP S5827387B2 JP 53147198 A JP53147198 A JP 53147198A JP 14719878 A JP14719878 A JP 14719878A JP S5827387 B2 JPS5827387 B2 JP S5827387B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- tower
- shelter
- height
- legs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は通信用アンテナ塔に関し、特に短時間で立設可
能な簡易建設式アンテナ塔に関する。
能な簡易建設式アンテナ塔に関する。
従来例えばマイクロ波通信回線を開設する場合には、地
上に強固な基礎を築きその上に上端部にパラボラアンテ
ナを取付けた堅牢な鉄塔を建設し、更にこの鉄塔の隣り
に局舎を建設しその内に通信機器、制御装置等を収容し
ている。
上に強固な基礎を築きその上に上端部にパラボラアンテ
ナを取付けた堅牢な鉄塔を建設し、更にこの鉄塔の隣り
に局舎を建設しその内に通信機器、制御装置等を収容し
ている。
しかしながらこのような建設方式は半永久的に使用し得
るものであり、建設に多大な時間と労力を要し、緊急に
マイクロ波通信回線を構成することはできずまた不用に
なって撤去することも容易ではなかった。
るものであり、建設に多大な時間と労力を要し、緊急に
マイクロ波通信回線を構成することはできずまた不用に
なって撤去することも容易ではなかった。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであって、マイク
ロ波通信回線に用いるアンテナ塔を任意の場所に短時間
に建設し得るようにすることを目的とし、このため局舎
に相当するシェルタ周囲に高さ調節可能な少なくとも3
本の脚を設け、該脚により上記シェルタとともに先端に
パラボラアンテナを具備した高さ可変のアンテナ支持塔
を支持し、該アンテナ支持塔は起倒可能構造としその最
小高さ状態において上記シェルタ上に実質上横臥可能と
してトラック等により容易に運搬できるようにした簡易
建設式アンテナ塔を提供する。
ロ波通信回線に用いるアンテナ塔を任意の場所に短時間
に建設し得るようにすることを目的とし、このため局舎
に相当するシェルタ周囲に高さ調節可能な少なくとも3
本の脚を設け、該脚により上記シェルタとともに先端に
パラボラアンテナを具備した高さ可変のアンテナ支持塔
を支持し、該アンテナ支持塔は起倒可能構造としその最
小高さ状態において上記シェルタ上に実質上横臥可能と
してトラック等により容易に運搬できるようにした簡易
建設式アンテナ塔を提供する。
以下、図面に基いて本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明に係る簡易建設式アンテナ塔の自動車で
の運搬状態を示す側面図である。
の運搬状態を示す側面図である。
鉄(又はアルミ合金等)からなるアンテナ支持塔4の先
端にマイクロ波帯用パラボラアンテナ2および送受信機
3が装備される。
端にマイクロ波帯用パラボラアンテナ2および送受信機
3が装備される。
アンテナ支持塔4はテレスコピックに伸縮可能であり第
1図においては最も縮めた状態、即ち立設した場合の最
小高さ状態を示し、通信機器、制御装置等を収容した略
コ字形断面(第2図参照)のシェルタ5上に横臥して載
置される。
1図においては最も縮めた状態、即ち立設した場合の最
小高さ状態を示し、通信機器、制御装置等を収容した略
コ字形断面(第2図参照)のシェルタ5上に横臥して載
置される。
このアンテナ2は水平軸および垂直軸廻りに回転可能に
装着され水平軸廻りの回転駆動モータ(図示しない)お
よび垂直軸廻りの回転駆動モータ(図示しない)を備え
、各モータは遠隔操作可能である。
装着され水平軸廻りの回転駆動モータ(図示しない)お
よび垂直軸廻りの回転駆動モータ(図示しない)を備え
、各モータは遠隔操作可能である。
シェルタ5の周囲にはこのシェルタ5およびアンテナ支
持塔4を支えるための3本の脚7a、7b、7cが備わ
る(第2図参照)。
持塔4を支えるための3本の脚7a、7b、7cが備わ
る(第2図参照)。
脚?a、γbはシェルタ5の側面に水平面内を枢動可能
に装着され脚7cは折畳み可能である。
に装着され脚7cは折畳み可能である。
各脚7a、7b、7cの先端部下側には第3図に示すよ
うにバンドル9により高さ調節可能な支持脚8a 、8
b、8c(8b、8cのみ図示)が各々備わる。
うにバンドル9により高さ調節可能な支持脚8a 、8
b、8c(8b、8cのみ図示)が各々備わる。
各支持脚8a、8b、8cは折畳み可能構造として運搬
時は脚7a 、7b 、7c内に折込んでもよいし、あ
るいは各脚7a、7b、7cを展開後に取付けるように
構成してもよい。
時は脚7a 、7b 、7c内に折込んでもよいし、あ
るいは各脚7a、7b、7cを展開後に取付けるように
構成してもよい。
6はワイヤであり一端はアンテナ支持塔4の端部に接続
され他端はシェルタ5側に固定した図示しないウィンチ
に結合される。
され他端はシェルタ5側に固定した図示しないウィンチ
に結合される。
以上のように構成部材を一体的に結合したアンテナ鉄塔
はトラック1の荷台に載置され設立場所まで運搬される
。
はトラック1の荷台に載置され設立場所まで運搬される
。
設立場所において、シェルタ5の周囲に備えた3本の脚
7a 、7b 、7cを第2図の矢印のように展開し、
各脚の接地部を構成する支持脚8 a t 8 b t
8 cをセットする。
7a 、7b 、7cを第2図の矢印のように展開し、
各脚の接地部を構成する支持脚8 a t 8 b t
8 cをセットする。
そしてバンドル9を操作し各支持脚の高さをトラックが
引き出すことができる高さとしてトラックを引き出す。
引き出すことができる高さとしてトラックを引き出す。
続いてバンドル9により各支持脚の高さを調整して水準
調整を行ないシェルタ5を地面上に設立後ワイヤ6をウ
ィンチにより巻上げアンテナ支持塔4を矢印A(第3図
)のように引起こす。
調整を行ないシェルタ5を地面上に設立後ワイヤ6をウ
ィンチにより巻上げアンテナ支持塔4を矢印A(第3図
)のように引起こす。
次にこのアンテナ支持塔4を矢印Bのように伸長し、前
記のアンテナ2の方向調整用駆動モータの遠隔操作によ
りアンテナ2の水平方向および垂直方向の位置を調整す
る。
記のアンテナ2の方向調整用駆動モータの遠隔操作によ
りアンテナ2の水平方向および垂直方向の位置を調整す
る。
この調整は遠隔操作のみでなく手動で行なってもよい。
以上のようにしてマイクロ波通信用アンテナ鉄塔の建設
作業が完了する。
作業が完了する。
また、このアンテナ鉄塔を撤去する場合には、アンテナ
支持塔4を縮めて最小高さとしこれをワイヤ6を緩める
ことにより倒してシェルタ5上に横臥させトラックの荷
台をシェルタ5の下側に配置した後各脚を組立時と逆の
順序で折畳みトラックの荷台上に載置する。
支持塔4を縮めて最小高さとしこれをワイヤ6を緩める
ことにより倒してシェルタ5上に横臥させトラックの荷
台をシェルタ5の下側に配置した後各脚を組立時と逆の
順序で折畳みトラックの荷台上に載置する。
なお、シェルタおよびアンテナ支持塔を支える脚は4本
またはそれ以上であってもよいが水準調整作業の容易性
、各脚に加わる荷重の均等性、運搬時の重量、コスト等
の点に鑑み3本脚であることが望ましい。
またはそれ以上であってもよいが水準調整作業の容易性
、各脚に加わる荷重の均等性、運搬時の重量、コスト等
の点に鑑み3本脚であることが望ましい。
また、アンテナ支持塔4は第4図に示すようにピストン
型ジヤツキ10により屈伸的に起倒可能な構造としても
よい。
型ジヤツキ10により屈伸的に起倒可能な構造としても
よい。
以上のようなマイクロ波通信用アンテナ鉄塔を用いれば
各構成部材を一体化して設置現場まで運搬できるため組
立作業の繁雑さがなくなりまた水準調整作業、アンテナ
の方向位置調整作業等も簡単に確実に行なうことができ
、運搬時の重量やコストも増加することなくアンテナ鉄
塔建設時間が非常に短時間で行なうことができ緊急を要
するマイクロ波通信回線の開設要求に対処でき、さらに
不用になった場合の撤去あるいは場所の移動も簡単に行
なうことができる。
各構成部材を一体化して設置現場まで運搬できるため組
立作業の繁雑さがなくなりまた水準調整作業、アンテナ
の方向位置調整作業等も簡単に確実に行なうことができ
、運搬時の重量やコストも増加することなくアンテナ鉄
塔建設時間が非常に短時間で行なうことができ緊急を要
するマイクロ波通信回線の開設要求に対処でき、さらに
不用になった場合の撤去あるいは場所の移動も簡単に行
なうことができる。
第1図は本発明に係るアンテナ塔の運搬時を示す側面図
、第2図は第1図の概略上面図、第3図は第1図に示し
たアンテナ塔の設置状態の側面図、第4図は本発明に係
るアンテナ支持塔の別の例の側面図である。 2・・・・・・パラボラアンテナ、4・・・・・・アン
テナ支持塔、5・・・・・・シェルタ、7a、7b、7
c・・・・・・脚。
、第2図は第1図の概略上面図、第3図は第1図に示し
たアンテナ塔の設置状態の側面図、第4図は本発明に係
るアンテナ支持塔の別の例の側面図である。 2・・・・・・パラボラアンテナ、4・・・・・・アン
テナ支持塔、5・・・・・・シェルタ、7a、7b、7
c・・・・・・脚。
Claims (1)
- 1 制御装置等を収容するシェルタの周囲に該シェルタ
をその下面がアンテナ塔運搬用車輌の荷台の高さ以上と
なるように支持可能でかつ高さ調節可能な少なくとも3
本の脚を有し、該脚により上記シェルタとともに先端に
アンテナを具備した高さ可変のアンテナ支持塔を上記シ
ェルタのほぼ中央部に垂直状態に起立可能に支持し、該
アンテナ支持塔は起倒可能構造としその最小高さ状態に
おいて上記シェルタ上に実質上横臥可能な構造とした簡
易建設式アンテナ塔。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53147198A JPS5827387B2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 簡易建設式アンテナ塔 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53147198A JPS5827387B2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 簡易建設式アンテナ塔 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5575064A JPS5575064A (en) | 1980-06-06 |
JPS5827387B2 true JPS5827387B2 (ja) | 1983-06-09 |
Family
ID=15424766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53147198A Expired JPS5827387B2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 簡易建設式アンテナ塔 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5827387B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614485Y2 (ja) * | 1987-08-25 | 1994-04-13 | 日本電気株式会社 | 可搬型空中線鉄塔 |
JPH02270402A (ja) * | 1989-04-12 | 1990-11-05 | Fujitsu Ltd | 衛星通信用車載局のアンテナ支持構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5230100A (en) * | 1975-08-29 | 1977-03-07 | Morita Pump Kk | Safety cover for boom of truck for high place |
-
1978
- 1978-11-30 JP JP53147198A patent/JPS5827387B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5230100A (en) * | 1975-08-29 | 1977-03-07 | Morita Pump Kk | Safety cover for boom of truck for high place |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5575064A (en) | 1980-06-06 |
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