JPH0219644B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0219644B2
JPH0219644B2 JP60151206A JP15120685A JPH0219644B2 JP H0219644 B2 JPH0219644 B2 JP H0219644B2 JP 60151206 A JP60151206 A JP 60151206A JP 15120685 A JP15120685 A JP 15120685A JP H0219644 B2 JPH0219644 B2 JP H0219644B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
tower
antenna tower
wind pressure
height
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60151206A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6143803A (ja
Inventor
Fumiaki Ogata
Masahiro Hamamatsu
Tomoyuki Takehara
Shozo Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP15120685A priority Critical patent/JPS6143803A/ja
Publication of JPS6143803A publication Critical patent/JPS6143803A/ja
Publication of JPH0219644B2 publication Critical patent/JPH0219644B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/1235Collapsible supports; Means for erecting a rigid antenna

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 緊急回線用のアンテナ塔を一旦支線を張らずに
自立させて建設し、この状態で回線通話可能とし
て緊急時の回線を敷設し、その後支線を張つてよ
り強い風圧力に耐えられるように補強する簡易建
設式アンテナ塔の建設方法。
〔産業上の利用分野〕
本発明は通信用アンテナ塔に関し、特に短時間
で立設可能な簡易建設式アンテナ塔の建設方法に
関する。
〔従来の技術〕
一般に例えばマイクロ波通信回線に用いるアン
テナ塔には自立型と支線型の2種類がある。自立
型アンテナ塔の一例を第1図に示す。この場合に
はまず地上に強固な基礎を築きその上に上端部に
パラボラアンテナ2を取付けた堅牢な鉄塔1を建
設し、更にこの鉄塔の隣りに局舎3を建設しその
内に通信機器、制御装置等を収容している。この
場合、風圧に対する鉄塔1の設計条件は所定の最
大風圧力に対し耐えられる強度を有する構造とし
ている。支線型アンテナ塔の一例を第2図に示
す。この場合には、先端にパラボアンテナ2を具
備した鉄塔1の周囲にこの鉄塔を補強支持固定す
るための例えば鋼鉄ワイヤからなる6本の支線4
が張られる。各支線4は地上に強固に固定され
る。この場合、風圧力に対する鉄塔1の設計条件
は支線4の強度を加えた状態で所定の最大風圧力
に対し耐えられる強度の構造としている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、以上のようなアンテナ塔はいず
れの場合においても半永久的に使用し得るもので
あり、建設時に所定の最大風圧力に耐える強度を
もたせて立設するため建設に多大の時間と労力を
要し、緊急にマイクロ波通信回線を構成すること
はできずまた不用になつて撤去することも容易で
はなかつた。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであつ
て、上記両建設方式を併用して短時間で建設で
き、しかも強度的に大きなアンテナ塔の提供を目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本発明においては制御装置等を収容す
るシエルタの周囲に高さ調節可能な少くとも3本
の脚を有し、該脚により上記シエルタとともに先
端にアンテナを具備した高さ可変のアンテナ支持
塔を支持し、該アンテナ支持塔は起倒可能構造と
しその最小高さ状態で上記シエルタ上に実質上横
臥可能な構造とした簡易建設式アンテナ塔の建設
方法において、該アンテナ塔は予め定めた風圧力
以下の場合に自立可能な構造とし、該アンテナ塔
を自立させた自立塔として建設完了次第回線通話
可能とし、その後該アンテナ塔に支線を張つて上
記予め定めた風圧力よりさらに強い風圧力に耐え
られるよう補強することを特徴とする簡易建設式
アンテナ塔の建設方法を提供する。
〔作 用〕
簡易建設式アンテナ塔を構造的に通常の気象条
件(例えば風速20m/s以下)に耐えられる程度の
強度として建設完了しだい回線通話可能とし、そ
の後このアンテナ塔に支線を張つて強風時等の例
えば風速60m/s程度に耐えられる大きな強度をも
つ構造とする。
〔実施例〕
第3図は本発明の一実施例の側面図である。基
台7上に制御装置等(図示しない)を収容するシ
エルタ5が載置されその周囲に高さ調節可能な脚
6が設けられる。8は高さ調整用ハンドルであ
る。鉄(又はアルミ合金等)からなる高さ可変の
アンテナ支持塔1の先端部にパラボラアンテナ2
が装備される。このアンテナ支持塔1はテレスコ
ピツクに伸縮可能であり基台7上に起倒可能に支
持される。アンテナ支持塔1の下端部にはこのア
ンテナ支持塔1の起立用ワイヤ9が結合され、図
示しないウインチと連結される。4は支線であ
る。アンテナ支持塔1はその最小高さ状態即ち最
も縮めた状態で一点鎖線で示すように倒れシエル
タ5上に横臥される。各脚6は折畳み可能構造と
しハンドル10の操作により回転して基台7上に
格納される。各脚6はまた取外し可能構造として
現場に搬送後に取付けるようにしてもよい。
以上のように構成部材を一体的に組合せて結合
したアンテナ鉄塔はアンテナ支持塔1を倒してシ
エルタ5上に横臥させ脚6を格納した状態でトラ
ツク等に載置され設立現場まで運搬される。設立
現場において、脚6をセツトしハンドル8の操作
により脚6の高さをトラツクの荷台より高くして
トラツクをアンテナ塔から移動させ、続いてハン
ドル8の操作により各脚6の高さを調節して水準
調整を行ない基台7を水平面に整合させる。次に
ウインチ(図示しない)によりワイヤ9を巻上げ
アンテナ支持塔1を矢印Aのように引起こして起
立させ、続いてこれを矢印Bのように伸長させ
る。この後アンテナ2の向きを手動あるいは遠隔
操作により所定の方向にセツトすればこのアンテ
ナ塔は自立鉄塔として使用可能となり通信回線が
開設される。この状態において、アンテナ塔の強
度は通常の気象条件(例えば風速20m/s以下)に
耐える程度の強度であれば充分である。即ち、第
4図において、矢印F方向の風がある場合、Sを
アンテナ塔が受ける風圧力中心、Pを風圧力、G
をアンテナ塔の重心、Wをアンテナ塔を含む総重
量、RAを脚6のすべり抗力、ρを摩擦係数とす
れば、脚6′の廻りの重量によるモーメントM1
M1=L1×Wとなり、風圧力Pによるモーメント
M2はM2=L2×Pとなり、このアンテナ塔が倒れ
ないための条件はM1>M2である。また脚6の接
地面での左右方向の力のつり合いからP=RA
あり、摩擦抗力はW×ρであるからアンテナ塔が
すべらないための条件はW×ρ>Pである。この
ような各条件式において、風圧力Pを風速20m/s
に対応する値としてアンテナ塔の強度を定めそれ
以上の風速に対しては支線を張つて補強すること
によりアンテナ塔の転倒あるいはすべり移動を防
止させるように予め設計しておく。このようにし
て短時間で立設可能な簡易建設式アンテナ塔を自
立鉄塔として建設して緊急を要する通信回線を開
設し、その後このアンテナ塔に支線を張つてさら
に強い風圧力に耐えられるように補強する。
〔発明の効果〕
以上のようなアンテナ塔の建設方法を用いれ
ば、緊急な通信回線開設の必要がある場合に短時
間でアンテナ塔を立設して通信を開始することが
できまたその後支線を張ることによつて強度的に
も最大の風圧力に耐える程度の充分な強さをもた
せることができる。また不用になつて撤去する場
合や立設場所の移動も容易に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自立型鉄塔の外観図、第2図は
従来の支線型鉄塔の外観図、第3図は本発明に係
るアンテナ塔の側面図、第4図はアンテナ塔への
負荷の加わり状態を示す説明図である。 1…アンテナ支持塔、2…アンテナ、4…支
線、5…シエルタ、6…脚。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 制御装置等を収容するシエルタの周囲に高さ
    調節可能な少くとも3本の脚を有し、該脚により
    上記シエルタとともに先端にアンテナを具備した
    高さ可変のアンテナ支持塔を支持し、該アンテナ
    支持塔は起倒可能構造としその最小高さ状態で上
    記シエルタ上に実質上横臥可能な構造とした簡易
    建設式アンテナ塔の建設方法において、該アンテ
    ナ塔は予め定めた風圧力以下の場合に自立可能な
    構造とし、該アンテナ塔を自立させた自立塔とし
    て建設完了次第回線通話可能とし、その後該アン
    テナ塔に支線を張つて上記予め定めた風圧力より
    さらに強い風圧力に耐えられるよう補強すること
    を特徴とする簡易建設式アンテナ塔の建設方法。
JP15120685A 1985-07-11 1985-07-11 簡易建設式アンテナ塔の建設方法 Granted JPS6143803A (ja)

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JP15120685A JPS6143803A (ja) 1985-07-11 1985-07-11 簡易建設式アンテナ塔の建設方法

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JPS6143803A JPS6143803A (ja) 1986-03-03
JPH0219644B2 true JPH0219644B2 (ja) 1990-05-02

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ID=15513552

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Families Citing this family (3)

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CN100366854C (zh) * 2004-07-29 2008-02-06 华东建筑设计研究院有限公司 用h型钢结构构成观光塔的方法及h型钢结构制作方法
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5124864A (ja) * 1974-08-23 1976-02-28 Seiko Instr & Electronics
JPS5210438A (en) * 1975-07-16 1977-01-26 Karupisu Shiyokuhin Kougiyou K Production of instant rice

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