JPS5827366Y2 - レコ−ドピックアップ用ヘッドシェル - Google Patents

レコ−ドピックアップ用ヘッドシェル

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Publication number
JPS5827366Y2
JPS5827366Y2 JP8223977U JP8223977U JPS5827366Y2 JP S5827366 Y2 JPS5827366 Y2 JP S5827366Y2 JP 8223977 U JP8223977 U JP 8223977U JP 8223977 U JP8223977 U JP 8223977U JP S5827366 Y2 JPS5827366 Y2 JP S5827366Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head shell
record
skin
pickup
resonance
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Expired
Application number
JP8223977U
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English (en)
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JPS548901U (ja
Inventor
武夫 田中
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はレコードピックアップ用ヘッドシェルの有害
な共振の制動に関するものである。
レコードピックアップのトーンアームとヘッドシェルは
、カートリッジを確実に支持し、レコード盤の音溝に沿
ってスムーズに移動させる追従性とカートリッジが拾い
上げ、変換した電気信号を損うことなく増巾器に送り届
ける再生能力とを併せ有する必要がある。
従ってヘッドシェルは軽くて、剛性が高く、かつ内部損
失の大きな材料が望捷しい。
従来の一般的なヘッドシェルはアルミ板材を曲げ成形し
たり、アルミニウムやマグネシウム合金を鋳物成形した
り、また硬質合成樹脂の場合には特殊構造として成形す
るなどして曲げ剛性を高めていた。
しかしレコードピックアップ全体のなかでは、このヘッ
ドシェル部分の剛性が他に較べて低いために、レコード
再生に際しては俗に”シェル鳴き″と呼ばれる約200
Hz〜2KHzの部分的な共振が、このヘッドシェル
のスチフネスに起因して発生し、またその共振における
共振鋭度Qはレコードピックアップ全体が主として内部
損失量の少ない金属などで構成されているために大きな
値となってし1い、性能上障害となっていた。
つ1リレコードピツクアツプの電気信号出力は速度形カ
ートリッジの場合には、カートリッジ振動系とカートリ
ッジ本体の相対速度により発生するものであり、カート
リッジ振動系がたとえレコード盤の音溝を忠実に追従し
てもカートリッジ本体がヘッドシェルなどの共振現象に
よって振動すればその影響が電気信号出力にも釦よび、
信号出力の周波数特性上にピークディップが生ずる。
以上述べたように従来のレコードピックアンプは特にヘ
ッドシェルの強度が不充分であり、捷た内部損失量も少
ないために信号出力の周波数特性上にQの大きなピーク
ディップが発生し聴感性能上に好寸しくない影響を与え
るという欠点があった。
この考案は上記欠点に鑑みなされたもので、軽くて、剛
性を維持し、かつ共振を有効に制動するレコードプレー
ヤ用へラドシェルを得ることヲ目的とするものである。
第1図はこの考案の一実施例を示すレコードプレーヤ用
へラドシェルの上面の一部を切欠いた平面図、第2図は
第1図■−■部分の断面図である。
第1図も−よひ第2図において、1は炭素繊維強化プラ
スチック(CFRP)のスキンA、2は同じくCRPの
スキンB、 3は厚み20umのアルミ箔からなる・・
ニカム状コア、4は上記スキンA1上に接着した粘弾性
体、5はトーンアーム(図示せず)に連結する口金部、
6はカートリッジを固定するためのネジ穴で以上により
ヘッドシェルフを構威しでいる。
上記のように・・ニカム状コア3を芯材としスキンA1
スキンB2を・・ニカム状コア3の両面にはりつけてサ
ンドインチ構造とすれば曲げ振動に対する剛性率は厚み
bの三乗に比例して増減するのでたとえば厚さ3朋のサ
ンドインチ構造体は従来のヘッドシェル用に用いられる
厚さ1.5關の単なるアルミ板の8倍の曲げ剛性率を有
し部分的な共振が生じに<<渣た、スキンA1の表面の
粘弾性体4によって共振による振動も大巾に制動するこ
とが可能となって、周波数特性上のピークディップ波形
も鈍くなり聴感性能を改善することができる0 なお上記実施例では、スキンA1の表面に粘弾性体4を
接着していたがスキンB2の表面に粘弾性体4を接着さ
せても同様の動作を期待できる。
この考案は以上説明したとおり、・・ニカム状コアの両
面にスキンをはりつけてサンドインチ構造とし、スキン
表面に粘弾性体を付着させることでヘッドシェルの部分
的な共振が生じにくくさせることができ、また共振して
もその共振鋭度Qを小さくできるので信号出力の周波数
特性上に現われる共振による応答の乱れを小さく抑え、
聴感性能を改善できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す上面の一部を切欠い
た平面図、第2図はその■−■線断面図である。 図において1はスキンA12はスキンB、3は・・ニカ
ム状コア、4は粘弾性体である。 なお図中同一符号は同一部分を示すものとする。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属捷たは高分子材料の薄膜よりなるハニカム状のコア
    を芯材とし、その両面に金属または強化プラスチックス
    の薄膜をはりつけて三層サンドインチ構造とし、さらに
    その表面に粘弾性体を付着させてなるレコードピックア
    ップ用ヘッドシェル。
JP8223977U 1977-06-22 1977-06-22 レコ−ドピックアップ用ヘッドシェル Expired JPS5827366Y2 (ja)

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JP8223977U JPS5827366Y2 (ja) 1977-06-22 1977-06-22 レコ−ドピックアップ用ヘッドシェル

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JP8223977U JPS5827366Y2 (ja) 1977-06-22 1977-06-22 レコ−ドピックアップ用ヘッドシェル

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JPS548901U JPS548901U (ja) 1979-01-20
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ID=29002902

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JPH04118402U (ja) * 1991-04-01 1992-10-22 芳子 澤内 21世紀の和服

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JPS548901U (ja) 1979-01-20

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