JPS5827263Y2 - ガスタ−ビン燃焼器 - Google Patents
ガスタ−ビン燃焼器Info
- Publication number
- JPS5827263Y2 JPS5827263Y2 JP1977068582U JP6858277U JPS5827263Y2 JP S5827263 Y2 JPS5827263 Y2 JP S5827263Y2 JP 1977068582 U JP1977068582 U JP 1977068582U JP 6858277 U JP6858277 U JP 6858277U JP S5827263 Y2 JPS5827263 Y2 JP S5827263Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall surface
- combustor
- gas turbine
- louver
- dome
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Spray-Type Burners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は燃焼器ドーム部壁面の冷却効果を増大するガス
タービン燃焼器に関する。
タービン燃焼器に関する。
従来のガスタービン燃焼器頭部の一例を第1図に示す。
燃料は燃料ノズル11から供給される。
−力、燃焼用1次空気は空気孔12および保炎器13と
燃焼器ドーム部壁面14との隙間から、また、燃焼用2
次空気は、2次空気孔15および16から燃焼器内筒1
7に供給される。
燃焼器ドーム部壁面14との隙間から、また、燃焼用2
次空気は、2次空気孔15および16から燃焼器内筒1
7に供給される。
このような燃焼器では、燃焼器ドーム部壁面14を焼損
し易い欠点がある。
し易い欠点がある。
本考案は上記従来例の欠点を解消することを目的とした
もので、そのため、焼損し易い燃焼器ドーム部に冷却空
気を導入するためのルーバを設けるとともに、燃焼器ド
ーム部壁面の内側壁面角度よりドーム部外側壁面角度を
大きくして冷却効果を大にし壁面焼損をなくすことを特
徴とするものである。
もので、そのため、焼損し易い燃焼器ドーム部に冷却空
気を導入するためのルーバを設けるとともに、燃焼器ド
ーム部壁面の内側壁面角度よりドーム部外側壁面角度を
大きくして冷却効果を大にし壁面焼損をなくすことを特
徴とするものである。
次に、第2図に示す実施例に基すいて、本考案を具体的
に詳述する。
に詳述する。
第2図において、燃料は燃料ノズル21から供給される
。
。
−力、燃焼用1次空気は、空気孔22および保炎器23
と燃焼器ドーム部壁面24との隙間から、また燃焼用2
次空気は、2次空気孔25および26から燃焼器内筒2
7に供給される。
と燃焼器ドーム部壁面24との隙間から、また燃焼用2
次空気は、2次空気孔25および26から燃焼器内筒2
7に供給される。
ここで、燃焼器ドーム部壁面24にはルーバ28を設け
て、1次空気によりドーム部壁面24を、また、ルーバ
28から供給される冷却空気によりドーム部壁面29を
冷却するが、ドーム部壁面29の角度αをドーム部壁面
240角度βより大きくすることにより(例えば5°程
度)その冷却効果を著しく増大するものである。
て、1次空気によりドーム部壁面24を、また、ルーバ
28から供給される冷却空気によりドーム部壁面29を
冷却するが、ドーム部壁面29の角度αをドーム部壁面
240角度βより大きくすることにより(例えば5°程
度)その冷却効果を著しく増大するものである。
本考案においては、上記のごとく燃焼器ドーム部壁面2
40角度βより、ドーム部壁面29の角度αを大きくな
るようにし、この両壁面間にルーバを設けて冷却空気を
供給することにより、ドーム部壁面29の冷却効果は著
しく増大する。
40角度βより、ドーム部壁面29の角度αを大きくな
るようにし、この両壁面間にルーバを設けて冷却空気を
供給することにより、ドーム部壁面29の冷却効果は著
しく増大する。
すなわち、ドーム部壁面24は1次空気により冷却され
ているが、同時に1次空気流に混合した燃料□ストが燃
焼するため、ドーム部壁面240周縁部では、1次空気
による冷却を期待することはできない。
ているが、同時に1次空気流に混合した燃料□ストが燃
焼するため、ドーム部壁面240周縁部では、1次空気
による冷却を期待することはできない。
したがって、ドーム部壁面に冷却空気を導入するための
ルーバ28を設げることがしばしば行なわれる。
ルーバ28を設げることがしばしば行なわれる。
しかしながら、ルーバ28をはさんだ壁面24および2
9を従来どおり平行に設けると、壁面24方向から流れ
てくる燃焼ガスとルーバ28から流入する冷却空気との
混合が容易に行なわれるため、ドーム部壁面29の冷却
が不充分となりやすい。
9を従来どおり平行に設けると、壁面24方向から流れ
てくる燃焼ガスとルーバ28から流入する冷却空気との
混合が容易に行なわれるため、ドーム部壁面29の冷却
が不充分となりやすい。
一方、本考案のように、ルーバ28をはさんだ壁面のう
ち、外側の壁面290角度を内側の壁面24の角度より
大きくすると、壁面24方向から流れてくる燃焼ガスと
ルーバ28から流入する空気との混合があまり進まない
ために壁面29の冷却効果が大きくなる。
ち、外側の壁面290角度を内側の壁面24の角度より
大きくすると、壁面24方向から流れてくる燃焼ガスと
ルーバ28から流入する空気との混合があまり進まない
ために壁面29の冷却効果が大きくなる。
また、本考案のように、壁面角度を変えてルーバを設け
ると冷却効果が太きいために、冷却空気量が少なくてよ
い。
ると冷却効果が太きいために、冷却空気量が少なくてよ
い。
さらに、壁面冷却のためにルーバがら空気を導入するが
、この空気量が多くなると、吹き消え性が劣化してくる
欠点があるが、本考案のように少量の空気で効果的に壁
面を冷却すると、吹き消え性が劣化することはない。
、この空気量が多くなると、吹き消え性が劣化してくる
欠点があるが、本考案のように少量の空気で効果的に壁
面を冷却すると、吹き消え性が劣化することはない。
第3図は拡がり角度を本考案のように限定したための臨
界的効果を従来技術との関連において示す実験データを
まとめたグラフである。
界的効果を従来技術との関連において示す実験データを
まとめたグラフである。
このグラフにおいて横軸はスロット高さくルーバ28の
高さ位置)を一定とした壁面長を示すが、そのどの位置
をとっても本考案の場合(α〉β)は他の角度関係(平
行α=βおよび逆角度α〈β)に比べて明かにフィルム
冷却効率(Y軸)は高い位置にあり、これが向上してい
ることが明らかである。
高さ位置)を一定とした壁面長を示すが、そのどの位置
をとっても本考案の場合(α〉β)は他の角度関係(平
行α=βおよび逆角度α〈β)に比べて明かにフィルム
冷却効率(Y軸)は高い位置にあり、これが向上してい
ることが明らかである。
第1図は従来のガスタービン燃焼器頭部の断面図、第2
図は本考案によるガスタービン燃焼器頭部の断面図であ
る、第3図は本考案の拡がり角度と従来の拡がり角度と
の効果上の差異を示すグラフである。 21・・・・・・燃料ノズル、22・・・・・・空気孔
、23・・・・・・保炎器、24・・・・・・燃焼器ド
ーム部壁面、25゜26・・・・・・2次空気孔、27
・・・・・・燃焼器内筒、28・・・・・・ルーバ、2
9・・・・・・ドーム部壁面。
図は本考案によるガスタービン燃焼器頭部の断面図であ
る、第3図は本考案の拡がり角度と従来の拡がり角度と
の効果上の差異を示すグラフである。 21・・・・・・燃料ノズル、22・・・・・・空気孔
、23・・・・・・保炎器、24・・・・・・燃焼器ド
ーム部壁面、25゜26・・・・・・2次空気孔、27
・・・・・・燃焼器内筒、28・・・・・・ルーバ、2
9・・・・・・ドーム部壁面。
Claims (1)
- 燃料噴射ノズル設置部から放射方向に拡がって延びる燃
焼器ドーム部にルバーな設け、同ルーバで区画される内
側壁面の上記ノズルの軸線に対する拡がり角度より前記
内側壁面に隣接する外側壁面のそれを太きく形成してな
るガスタービン燃焼器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977068582U JPS5827263Y2 (ja) | 1977-05-30 | 1977-05-30 | ガスタ−ビン燃焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977068582U JPS5827263Y2 (ja) | 1977-05-30 | 1977-05-30 | ガスタ−ビン燃焼器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53163404U JPS53163404U (ja) | 1978-12-21 |
JPS5827263Y2 true JPS5827263Y2 (ja) | 1983-06-13 |
Family
ID=28976594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977068582U Expired JPS5827263Y2 (ja) | 1977-05-30 | 1977-05-30 | ガスタ−ビン燃焼器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5827263Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4965408A (ja) * | 1972-10-30 | 1974-06-25 | ||
US3834159A (en) * | 1973-08-03 | 1974-09-10 | Gen Electric | Combustion apparatus |
-
1977
- 1977-05-30 JP JP1977068582U patent/JPS5827263Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4965408A (ja) * | 1972-10-30 | 1974-06-25 | ||
US3834159A (en) * | 1973-08-03 | 1974-09-10 | Gen Electric | Combustion apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53163404U (ja) | 1978-12-21 |
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