JPS5827056B2 - 工作機械の送り制御装置 - Google Patents

工作機械の送り制御装置

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JPS5827056B2
JPS5827056B2 JP53110333A JP11033378A JPS5827056B2 JP S5827056 B2 JPS5827056 B2 JP S5827056B2 JP 53110333 A JP53110333 A JP 53110333A JP 11033378 A JP11033378 A JP 11033378A JP S5827056 B2 JPS5827056 B2 JP S5827056B2
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JP
Japan
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control device
machining
abnormality detection
tool
command
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JP53110333A
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JPS5537274A (en
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芳明 西條
一郎 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は加工切屑のつまりゃからみつきによる異常加工
を防止し、円滑で効果的な加工作業を行い得るようにし
た工作機械の送り制御装置に関する。
ボール盤装置を用いて穴あけ加工を行う場合等、一般に
加工切屑のつまりゃからみつきが問題となる。
そこで従来より一回の加工量を少く設定し、これを繰り
返し行うことによって上記からみつき等による加工不具
合を防ぐようにしている。
しかしながらこのようにしても工具が摩耗してくるとや
はり切屑のつまりゃからみ付きが生じ易くなる。
この為、作業者によって切屑の排出状況を監視し、適宜
切屑を除去したり、加工条件を変える等の制御を行って
やる必要があった。
しかも一回の加工量が定められている為に、加工に長時
間を要し、加工能率が低いと云う問題があった。
これが為に能率良く、また自動化をはかつて生産性良く
円滑に加工作業を行うことが難しかった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、加工切屑のつまりゃからみつき
による異常加工状態を早期に検出して工具、若しくは被
加工物の送りを制御することによって、加工能率良く、
且つ円滑に自動加工を行い得る工作機械の送り制御装置
を実現し、提供することにある。
以下、図面を参照して本発明装置の一実施例を説明する
第1図は装置の制御系統を示す概略構成図である。
この制御装置は各種工作機械に幅広く適用可能なもので
あるが、ここではボール盤装置を例にとり、穴あけ加工
を行う場合について説明する。
例えば加工具を取り付けた主軸ヘッド(図示せず)に固
定された振動検出器1は、被加工物を加工する際に生じ
る加工振動を検出している。
この検出器1にて検出された振動検出信号SAは増幅器
2を介して所定のレベルに増幅されたのち、第1の異常
検出回路3に入力されている。
尚、上記増幅器2にて、振動検出信号SAの中から加工
振動以外の振動成分を除去(フィルタリング)するよう
に構成しておいてもよい。
第1の異常検出回路3は予め定められた設定値人と前記
振動検出信号SAとを比較し、同振動検出信号SAが通
常(正常)加工状態における振動か、あるいは加工切屑
がからまって加工負荷が急増した異常加工状態における
振動かを判定している。
そして、異常加工状態を検出したとき、2値化した例え
ばHIGHレベルの異常検出信号SBを後述する第2の
異常検出回路4、及び指令変更制御装置5へ出力してい
る。
尚、第2の異常検出回路4を簡単に説明すると各種情報
設定値B、C,Dを入力して、加工の異常状態を認知し
、この第2の異常検出回路4の認知による異常検出信号
SCに基づいて警報回路6を付勢して警報を発するもの
である。
さて、指令変更制御装置5はNC等で構成された加工指
令制御装置7からの送り指令信号SDを入力し、前記異
常検出信号SBに基づいて適宜、上記送り指令信号SD
を変更したり等して加工機構制御装置8に出力している
また、この加工機構制御装置8により得られた工具の位
置情報SE等を入力して前記加工指令制御装置7に出力
している。
この指令変更制御装置5によって加工の送り制御が、加
工状況の変化に応じて可変設定される。
即ち、同制御装置5は、例えば第2図に示すように構成
される。
前記異常検出信号SBは判定制御回路11に入力され、
異常加工状態の認知が行われている。
この判定制御回路11は、通常は両方のゲート回fi1
12,13が閉成して前記加工指令制御装置7からの送
り制御指令信号SDを加工機構制御装置8へ、また同制
御装置8で検出された位置情報SEを加工指令制御装置
7へ供給している。
この送り制御指令信号SDは、工具または被加工物の順
送りを指令する順送り指令信号である。
同信号によって、例えば回転駆動されるドリルが被加工
物に向って移動され、被加工物に接触して加工を開始し
たのち、更に移動しながら加工が進行される。
一方、上記順送り指令信号は前記の如くゲート回路12
を介して加工機構制御装置8に出力されると同時に、記
憶回路14に記憶収納されている。
この記憶回路14に収納された情報(指令信号)は前記
判定制御回路11にて加工異常が検出されたときに読み
出されるものである。
即ち、判定制御回路11が加工異常を検出すると、同回
路11は両ゲート回1i412,13を同時に開広して
順送り指定信号の出力を停止させる。
同時に読み出し回路15を付勢して前記記憶回路14に
収納された指令信号を読み出して変更制御指令発生回路
16に供給している。
同発生回路16は順送り指令信号を反転して逆送り指令
信号を生成し、これを前記順送り指令信号に代えて出力
している。
従って上記逆送り指令信号を入力した加工機構制御装置
8は、例えが送りねじ機構を逆転させて加工を中止し、
被加工物から工具を引き出す等の逆移動を行わせる。
しかるのち、所定の逆送り移動が行われ、例えば工具が
元の位置に戻ったときや、ある距離だけ戻ったとき、位
置情報SEがゲート回路13と共に判定制御回路11に
入力される。
このとき、判定制御回路11は、未だ異常検出信号SB
が入力されている場合には前記変更制御指令発生回路1
6をもって停止信号を発し、加工を中止させる。
また上記位置情報SEの入力時に、既に異常検出信号S
Bが入力していなくなっておれば、前記逆送り動作によ
って、からみつき等を生じた加工切屑が排出されたもの
と認知する。
そして、両ゲート回路12,13が同時に閉成して再び
順送り指令信号を与え、加工を再開させる。
かくしてこのような装置の制御によれば、一回の加工量
を何ら定めることなく、切屑のからみつきが生じて負荷
が増加する毎に逆送り動作を行わせて、上記切屑の排出
を行い得る。
しかも異常加工状態を自動検出して制御指令を変更し、
送りを制御できる。
従って、一つの加工に対して加工操作の繰り返し回数を
少くすることができ、迅速で円滑な自動加工が可能とな
る。
さて、前記第2の異常検出回路4は次のようにして加工
の異常事態を検出している。
第3図は同回路4の構成を示す図で、切屑のつまりゃか
らみつきによって検出される異常検出信号SBは、信号
入力回数計数回路21と共に、信号継続時間検出回路2
2に入力されている。
上記計数回路21は、所定時間毎に入力される信号Bに
よりリセットされるもので、上記時間内に検出される異
常加工発生回数を計数している。
つまり、単位時間当りの切屑のつまりゃからみつきの発
生回数を計数している。
この計数値は比較器23に入力されて設定値Cと比較判
定されている。
比較器23は計数値が設定値Cを越えるとき、例えば工
具が摩耗して、上記切屑のつまりゃからみつきが生じ易
くなり、工具の交換時期であるとして、また、この状態
で加工を続けることは不適当であるとして異常検出信号
SCを発している。
この信号によって警報回路6は警報を発すると共に、加
工装置に対して加工停止指令を与える。
また信号継続時間検出回路22は、例えば積分器で構成
され、異常検出信号SBの継続時間を検出している。
この継続時間情報は比較器24にて設定値(時間情報)
Dと比較判定されている。
比較器24は、継続時間が設定値より長い場合に、やは
り工具の交換時期が到来し、加工を続行することは不適
当であるとして異常加工検出信号を発している。
即ち、工具の状態が良好である場合、前述した送りの戻
り制御によって容易に切屑の排出が行われるが、その排
出が困難になっていると着像すことができる。
換言すれば工具が摩耗等して通常使用に耐え得ることが
できない状態にあることを意味している。
従って、異常検知信号SBの継続が長期に亘るとき、こ
れを異常加工状態の発生として検出している。
かくしてこのような検出によれば、工具の消耗状態を極
めて効果的に把握して、工具の破損や被加工物の破壊を
招く以前に適切な対策を講じることができ、生産歩留の
向上や事故の防止をはかることができる。
以上説明したように本装置は種々の絶大なる効果を発揮
する。
その主なるものを列記すれば下記の通りである。
1)先ず、予め切屑のつまりゃからみつき時点を予想し
て加工量を定める必要がなく、また頻繁に送りを変更し
て加工制御する必要がないので加工能率の向上を期待で
きる。
11)また切屑のつまりゃからみつきの監視と、その排
出処理を自動的に行い得るので加工作業の省力化、無人
化をはかることができる。
)更には切屑のつまりゃからみつきに起因する工具の破
損を防止することができ、また加工精度の劣化を招くこ
ともない。
故に生産歩留りの向上を期待できる。
1■)そして、異常検出の発生の度合に応じて、加工状
態、及び工具の状態を適確に把握することができ、工具
の交換や加工条件の変更を容易に、且つ適切に行い得る
その他、上記制御を簡易に行い得、また簡単な構成装置
で安価に実現できる等の格別な効果を発揮する。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、旋
盤やフライス盤等の他の工作機械にも同様に適用するこ
とができる。
また異常検出を加工振動によって検出することなく、装
置の負荷電力の監視によって行ってもよい。
上記振動から検出する場合にあっては、数Hzから数M
Hzに亘る各種周波数の振動を対象として検出すること
ができる。
また異常加工の検出から工具の交換時期を見出すのに、
異常検出の発生回数を累積計数して行うようにしてもよ
い。
また第1の異常検出回路3での異常検出を、振動信号の
実効値と定常加工時の基準値との比の値から、また上記
基準値の許容幅に対する比較、更には単位時間当りの変
化率等から判定するようにしてもよい。
更にまた、設定値を越えた振動検出信号の計数率や計数
総数に基づいて異常検出を行ってもよい。
そして、上記異常検出に応じて適宜加工条件を可変設定
してもよいことは勿論のことである。
要するに本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して各種工作機械に幅広く適用して実施することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明装置の一実施例を示すもので、第1図は制御
系統の概略構成図、第2図は指令変更制御装置の構成図
、第3図は第2の異常検出回路の構成図である。 1・・・・・・振動検出器、3・・・・・・第1の異常
検出回路、4・・・・・・第2の異常検出回路、5・・
・・・・指令変更制御装置、11・・・・・・判定制御
回路、12,13・・・・・・ゲート回路、14・・・
・・・記憶回路、16・・・・・・変更制御指令発生回
路、21・・・・・・信号入力回数計数回路、22・・
・・・・信号継続時間検出回路、23,24・・・・・
・比較器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 工具を被加工物に対して相対的に移動させて上記被
    加工物を加工するための順送り指令信号を出力する加工
    指令制御装置と、この加工指令制御装置から出力された
    上記順送り指令信号を入力しこの順送り指令信号に基づ
    いて上記被加工物の加工を行わせる加工機構制御装置と
    、上記工具による上記被加工物の加工中に生じる振動を
    検出する振動検出器と、この振動検出器から出力された
    振動検出信号を入力して加工異常に基づく異常振動を検
    出して2値化する第1の異常検出回路と、上記加工指令
    制御装置と上記加工機構制御装置との間に電気的に接続
    され上記第1の異常検出回路から出力された異常検出信
    号を入力して上記加工機構制御装置への上記順送り指令
    信号の入力を停止させ、上記工具を上記加工物から離間
    させる逆送り指令信号を上記加工機構制御装置に出力す
    るとともに上記工具が上記被加工物から離間した時点に
    おいて上記第1の異常検出回路から上記異常検出信号が
    出力されていない場合にのみ再び上記加工指令制御装置
    から上記加工機構制御装置に上記順送り指令信号を出力
    させる指令変更制御装置と、上記第1の異常検出回路か
    ら出力された上記異常検出信号の出力回数及び継続時間
    を計測しこれらの計測結果に基づいて上記工具の交換時
    期を判定する第2の異常検出回路とを具備することを特
    徴とする工作機械の送り制御装置。
JP53110333A 1978-09-08 1978-09-08 工作機械の送り制御装置 Expired JPS5827056B2 (ja)

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JPS5537274A JPS5537274A (en) 1980-03-15
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6234535Y2 (ja) * 1985-10-16 1987-09-03
JPH0728965B2 (ja) * 1988-07-26 1995-04-05 敏樹 山本 縫いずれ防止上下送り歯装置ミシン
JP2895675B2 (ja) * 1992-03-30 1999-05-24 株式会社エクセディ 工具異常検知装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332484A (en) * 1976-09-08 1978-03-27 Toshiba Corp Apparatus for detecting life or wear of machining tools

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