JPS5826921Y2 - 網戸 - Google Patents

網戸

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Publication number
JPS5826921Y2
JPS5826921Y2 JP10978179U JP10978179U JPS5826921Y2 JP S5826921 Y2 JPS5826921 Y2 JP S5826921Y2 JP 10978179 U JP10978179 U JP 10978179U JP 10978179 U JP10978179 U JP 10978179U JP S5826921 Y2 JPS5826921 Y2 JP S5826921Y2
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JP
Japan
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screen
heat
stile
insect
net
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Expired
Application number
JP10978179U
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English (en)
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JPS5627299U (ja
Inventor
修 小林
Original Assignee
東洋サツシ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東洋サツシ工業株式会社 filed Critical 東洋サツシ工業株式会社
Priority to JP10978179U priority Critical patent/JPS5826921Y2/ja
Publication of JPS5627299U publication Critical patent/JPS5627299U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、その周面に熱収縮性フィルムを被覆して運搬
等の取扱いに便ならしめた網戸に関するものである。
従来から、網戸は組立てられ完成品とされた状態で運搬
される場合があり、このような完成品としての網戸の運
搬時に、その振動によって枠連結部にガタが生じたり、
枠組みが歪んだり、防虫網が固定部から離脱したりする
等の支障を生じ、連結強度の低下を招来する場合が多か
った。
そしてこのような支障を生じる結果、現場での取付は作
業に当って、枠組みの歪み等によって窓枠への装着が困
難であったり、一旦装着した網戸が外れたりする等、作
業上の煩雑さを招くものであった。
本考案は上記従来の欠点を解消するもので、網戸を熱収
縮性フィルムで被覆することにより、組立て時の枠組み
強度を維持させると共に、防虫網の固定を堅固にさせる
ようにしたもので゛ある。
即ち、本考案は、熱収縮性フィルムの加熱温度では熱変
形しない材料からなる上框、下框、左右の縦框から構成
される枠組み体と、前記加熱温度で熱変形する材料から
なりその端部を網固定溝に網押え具を介して固定するこ
とにより枠組み体に張設される防虫網と、前記加熱温度
では熱変形しない材料からなる戸車等の部品とから構成
される網戸を熱収縮性フィルムで覆い、且つこれを加熱
して前記フィルムを収縮せしめると共に、防虫網を収縮
緊張せしめ、且つその端部を網固定溝内で網押え具にな
じむ形状に変形せしめてなることを要旨とするもので゛
ある。
以下に、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
1は網戸で、この網戸1は、上框2、下框3、左右の縦
框4,5を方形状に枠組みし、且つ縦框4,5間に中核
6を横架すると共に、かかる枠組み体7に防虫網8を張
設して構成されている。
上框2、下框3、縦框4,5及び沖桟6はアルミニウム
合金製押出型材、鉄製塑性鍛造材、耐熱性合成樹脂等の
耐熱性材料、即ち熱収縮性フィルムの加熱温度では熱変
形しない材料からなっている。
上框2、下框3はそれぞれタッピングホール9,10を
有し、縦框4,5のネジ挿通孔から前記タッピングホー
ル9,10にそれぞれタッピングネジ11.11が螺挿
されることにより、上框2、下框3と左右の縦框4,5
との連結固定がなされる。
また上框2、下框3にそれぞれ網固定溝12.12が設
けられており、防虫網8の上下両端部8a、8aはこの
網固定溝12.12に嵌入されると共に、同様に前記溝
12.12内に嵌合される網押え具13.13によって
固定される。
また、特に図示ヒないが、縦框4,5も網固定溝を有し
ており、防虫網8の左右両端部は前記の場合と同様に網
押え具によって網固定溝に固定されている。
防虫網8は熱収縮性フィルムの加熱温度で熱変形する材
料、例えば塩化ビニル、ポリプロピレン等の合成樹脂か
らなっている。
尚、特に図示しないが、下框3には開閉走行のための戸
車が装着されており、この戸車その他の部品は熱収縮性
フィルムの加熱温度では熱変形しない材料からなってい
る。
上記の如く構成され、る、網戸1の角隅部4個所には、
網戸の鋭部を保護する好ましい手段として、例えば段ボ
ール紙等からなるコーナーキャップ14が被蓋され、且
つこのコーナーキャップ14を含む網戸1全体はポリエ
チレン、塩化ビニル、ポリプロピレン等の合成樹脂から
なる例えば透明な熱収縮性フィルム15で一体に被覆さ
れている。
このフィルム包装は網戸1全体を被覆するに必要なフィ
ルム15が供給され、適宜個所を熱溶着してシールを施
し、網戸1を、封目されたフィルム袋状体内に密封し、
しかる後、フィルム15を一定温度に加熱して熱収縮を
起こさせ、これにより、フィルム15が網戸1及びコー
ナーキャップ14の外周面に密着した状態で被覆される
ものである。
防虫網8は熱収縮性フィルムの加熱温度で熱変形する材
料からなるので、前記加熱処理の際、固定溝12内にあ
る防虫網8の四周端部8aは網押え具13によって固定
されている状態のままの形状、即ち彎曲状に熱変形する
その結果、前記端部8aは網押え具13の周面になじむ
形状となるので一種の凹凸係合状態が形成され、従って
、防虫網8に引張力が働いても前記端部8aは固定溝1
2から容易に抜は出る虞れはない。
尚、網押え具13を熱変形性合成樹脂で形成すれば、網
固定溝12内で膨張し、防虫網8を強く固定保持できる
また前記加熱処理の際、防虫網8もその材料の性質上、
熱収縮を起こすので、網に適度の緊張度を与えることが
できる。
この網の緊張力は枠組み体7を保持する力ともなり、そ
の結果、枠組み体7のガタや歪の発生防止に有効に作用
するものであると共に、撓みのない外観が得られて外観
向上に役立つ。
枠組み体7や戸車等の部品は熱収縮性フィルムの加熱温
度では熱変形しない材料からなるので、前記加熱処理に
よってその品質が損なわれることがない。
前記構成において、網戸1の角隅部にはコーナーキャッ
プ14が被蓋されているので、フィルム15が直接、框
の角に当って破断したりする虞れを防止できる。
しかしながら、本考案においてコーナーキャップ14は
必須のものではなく、かかるコーナーキャップ14の設
けられていない構造のものでも妥当するものである。
また本考案は、網戸1全体をフィルム15を被覆する場
合に限定されず、その一部の外周面を被覆するようにし
てもよい。
本実施例は以上の如く構成したが、考案の要旨に反しな
い限り、枠組み体、防虫網、網押え具、熱収縮性フィル
ム等の具体的形状、材質等は種々変更して実施できる。
以上説明したように、本考案は網戸を熱収縮性フィルム
で被覆したので、枠組み体はこのフィルムによって動き
が規制され、その姿勢は組立て時の状態に保持固定され
る。
従って、運搬等の取扱い時に外力を受けても、枠連結部
にガタが生じたり、枠組みが歪んだりする虞れは全くな
く、所定の連結強度を得ることができ、それに伴なって
、防虫網の固定も堅固になる。
このように、組立て時の枠組み強度を維持できるので、
現場での取付けに当って(この場合、熱収縮性フィルム
を剥がす)、窓枠への装着が容易であり、且つ一旦装着
した後は容易に外れる虞れはない。
そして、このように取付けられた網戸にはガタや歪が発
生していないので、外観の向上を図れ、商品価値も増大
する。
更に網戸は熱収縮性フィルムによって被覆されているこ
とにより、外観が良く、且つ砂塵、ホコリの付着を防止
できると共に、雨水からも確実に保護される。
また、防虫網は熱収縮性フィルムの加熱温度で熱変形す
る材料からなるから、該フィルムの加熱処理の際、防虫
網の固定端部が網押え具になじむ形状に変形し、固定時
の形状を保持するようになり、その結果、網固定溝から
の離脱を防止できる効果がある。
更に前記加熱処理の際、防虫網の熱収縮が起こるので、
網に適度の緊張度を与えることができ、これによっても
たらされる枠組み体の保持作用と前述した熱収縮性フィ
ルムによる枠組み体の保持作用との相乗作用によって網
戸はその姿勢が更に一層強固に保持固定されるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は一部切欠
斜視図、第2図は第1図のII−II線に沿う縦断面図
である。 1・・・・・・網戸、2・・・・・・上框、3・・・・
・・下框、4,5・・・・・・縦框、7・・・・・・枠
組み体、8・・・・・・防虫網、12・・・・・・網固
定溝、13・・・・・・縦押え具、15・・・・・・熱
収縮性フィルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱収縮性フィルムの加熱温度では熱変形しない材料から
    なる上框、下框、左右の縦框から構成される枠組み体と
    、前記加熱温度で熱変形する材料からなりその端部を網
    固定溝に網押え具を介して固定することにより枠組み体
    に張設される防虫網と、前記加熱温度では熱変形しない
    材料からなる戸車等の部品とから構成される網戸を熱収
    縮性フィルムで覆い、且つこれを加熱して前記フィルム
    を収縮せしめると共に、防虫網を収縮緊張せしめ、且つ
    その端部を網固定溝内で網押え具になじむ形状に変形せ
    しめてなることを特徴とする網戸。
JP10978179U 1979-08-09 1979-08-09 網戸 Expired JPS5826921Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10978179U JPS5826921Y2 (ja) 1979-08-09 1979-08-09 網戸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10978179U JPS5826921Y2 (ja) 1979-08-09 1979-08-09 網戸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5627299U JPS5627299U (ja) 1981-03-13
JPS5826921Y2 true JPS5826921Y2 (ja) 1983-06-10

Family

ID=29342352

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JP10978179U Expired JPS5826921Y2 (ja) 1979-08-09 1979-08-09 網戸

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021095765A (ja) * 2019-12-18 2021-06-24 株式会社Lixil 養生された建具用面材、建具用面材の養生方法、及び建具用面材の取付方法

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JPS59192528U (ja) * 1983-06-07 1984-12-20 志堂寺 信明 大型建物の屋根

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JP2021095765A (ja) * 2019-12-18 2021-06-24 株式会社Lixil 養生された建具用面材、建具用面材の養生方法、及び建具用面材の取付方法

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JPS5627299U (ja) 1981-03-13

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