JPS5826537Y2 - 光結合器 - Google Patents

光結合器

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Publication number
JPS5826537Y2
JPS5826537Y2 JP1978031700U JP3170078U JPS5826537Y2 JP S5826537 Y2 JPS5826537 Y2 JP S5826537Y2 JP 1978031700 U JP1978031700 U JP 1978031700U JP 3170078 U JP3170078 U JP 3170078U JP S5826537 Y2 JPS5826537 Y2 JP S5826537Y2
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JP
Japan
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light
resin
emitting diode
light receiver
diode lamp
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978031700U
Other languages
English (en)
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JPS54135173U (ja
Inventor
茂 坂口
孝周 酒井
秀一 本川
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は光結合器に係り、略半球状に樹脂モールドされた
発光ダイオードランプと略半球状に樹脂モールドされた
受光器とを用いた光結合器に於て伝達に寄与する光の量
が多くかつ組立てが容易な光結合器に関するものである
従来、第1図に示す如く、略半球状に樹脂モールドされ
た発光ダイオードランプ1と、略半球状に樹脂モールド
された受光器2をそれぞれ一定距離隔てて保持できる外
被ケース10内に挿入し、前記発光ダイオードランプ1
から投光される光の遮断、継続を前記受光器2で検出す
る光結合器においては、前記発光ダイオードランプ1か
ら放射される光が広範囲に広がり、又前記受光器2の内
部にある受光素子3が微小であるため、伝達に寄与する
光の量は極くわずかであった。
さらに発光ダイオードランプ1と受光器2は共に前記外
被ケース10の内に挿入するだけであるため真に対向し
ないで斜めになることがあり、光の伝達量がさらに少な
くなることもあった。
これら伝達に寄与する光の量を増やす方法としてレンズ
やフードを用いる方法があるがこの方法では装置が複雑
化かつ大型化し取扱いが不便であり、又高価なものとな
っていた。
本案は上記の欠点に鑑みなされたもので、以下図に基づ
いて本案を詳細に説明する。
第2図は本案を説明するための図で11は発光ダイオー
ドランプ、22はたとえばフォトトランジスタのような
受光器である。
発光ダイオードランプ11において、13は発光ダイオ
ード素子であり、セラミック等のステム14に埋め込ま
れたリード線15上に載置され、金属細線等16で他の
リード線17に配線されている。
18は略透明なたとえばエポキシ等の樹脂で、略半球状
にモールドされている。
19は前記樹脂18と光の屈折率を異にしかつ光散乱を
起こさせる被膜で、前記樹脂18の中央部を除く周辺部
分のみに設けられている。
受光器互も上述の発光ダイオードランプ旦と略同−の構
造をなしており、フォトトランジスタ等の受光素子23
がステム24の略中央部に載置接続され、その上を透明
な樹脂28で略半球状にモールドしている。
そしてこの樹脂28は中央部を露出しており周辺部には
上記被膜19と同様の性質をもつ被膜29が設けられて
いる。
この様な構造の光結合器においては、前記発光ダイオー
ド素子13から放射された光は次の如く有効に受光素子
23に伝達される。
まず、発光ダイオード素子13から放射された光のうち
直線的に受光素子23に向う光Iは、前記樹脂18.2
8が略透明又は透明であるため、反射や屈折をほとんど
起さないで直進し、受光素子23に至る。
次に前記発光ダイオード素子13から周辺に向けて放射
された光は、前記樹脂18と前記被膜19との境界面で
内部に反射される光IIと、前記被膜19を透過する光
IIIとに分かれる。
前者の光IIは前記ステム14で再び反射され、その大
部分は前記樹脂18の略中央部から発光ダイオードラン
プ11の外に放射され受光器22に至る。
この先IIは、受光器22の中央部の前記樹脂28が露
出している部分から受光器22の内部に入射し直接に又
は反射をくり返した後受光素子23に至るものと、受光
器22の周辺部に到達して、その進路が受光器22の表
面と鋭角をなすため反射され、受光器22の内部に入射
されないもの(図示せず)に分かれるので、受光器22
の内部に入射する前者の光量を多くするためには、受光
器22の中央部における前記樹脂28が露出している部
分は、前記発光ダイオードランプ11のそれより少し広
い方がよい。
後者の前記被膜19を透過する光IIIは散乱しながら
樹脂18と被膜19と大気との屈折率の相異により屈折
をおこし、進路を変更するため、前記受光器22に至る
ものができる。
受光器22の中央部から受光器22の内部に入射する光
は上述の図示された光IIと同様にして受光素子に至る
ものがある(図示せず)。
受光器22の周辺に至った光は受光器22の表面に対し
て鈍角をなすものが多いため、その大部分が受光器22
の内部に散乱および屈折を起こしながら入射する。
受光器22の内部では直接に又は反射をくり返して受光
素子23に至るものが多い。
本案は上述の考え方に基づきなされたもので、第3図お
よび第4図は本案の実施例を示すものである。
第3図において31は樹脂成型品で、連結棒32の両端
に従来の発光ダイオードランプと受光器とをそれぞれ対
向させ乍ら内包しうるキャップ33.34を有している
キャップ33.34はそれぞれ対向する中心部に透孔を
有しており、発光ダイオードランプ35又は受光器36
をキャップ33.34内に嵌合させると発光ダイオード
ランプ35又は受光器36の樹脂モールドの中央部分の
みが露出するようになっている。
このキャップ33.34が上述の第2図における被膜1
9.29の働きをする。
またキャップ33 、34と前記連結棒32とは一部戊
型されているので、発光ダイオードランプ35と受光器
36とが斜めに対向することなく一定距離に保持できる
第4図において41は再モールド樹脂で、第3図と同様
に連結棒42の両端に発光ダイオードランプ45と受光
器46とを対向させて、それぞれの対向する頂部のみを
除いて再モールドしている。
この再モールド樹脂41が上記被膜19.29の働きを
する。
第3図、第4図のいずれの例においてもキャップ33.
34や再モールド樹脂41の中に光拡散剤や染料を混入
してもよい。
またこれらの装置を図中の2点鎖線に示す如くあらため
てケーシングしてもよい。
以上の様に本案は、略透明な樹脂で略半球状にモールド
された発光ダイオードランプと透明な樹脂で略半球状に
モールドされた受光器とを一定の距離を保って対向させ
てなる光結合器において、前記発光ダイオードランプの
前記樹脂と、前記受光器の前記樹脂のそれぞれ周辺部分
のみに、光散乱を起こさせる材料または前記樹脂とは光
の屈折率を異にする材料またはその両方の性質をもつ材
料を被着してなり、該被着材料と、前記発光ダイオード
ランプと前記受光器とを一定距離隔てる連結棒とを一部
威型したものであるから、容易に、効率のよい光結合器
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来の光結合器を示す断面図、第2図は本案を
説明するための断面図、第3図および第4図は本案の実
施例を示す主要部側面図である。 11.35.45・・・・・・発光ダイオードランプ、
22.36 。 46・・・・・・受光器、18.28・・・・・・樹脂
、19.29・・・・・・被膜、32゜42・・・・・
・連結棒、33.34・・・・・・キャップ、41・・
・・・・再モールド樹脂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略透明な樹脂で略半球状にモールドされた発光ダイオー
    ドランプと、透明な樹脂で略半球状にモールドされた受
    光器とを一定の距離を保って対向させてなる光結合器に
    おいて、前記発光ダイオードランプの前記樹脂と、前記
    受光器の前記樹脂のそれぞれ周辺部分のみに、光散乱を
    起こさせる材料または1および前記樹脂とは光の屈折率
    を異にする材料を被着してなり、該被着材料と、前記発
    光ダイオードランプと前記受光器とを一定距離隔てる連
    結棒とを一部威型したことを特徴とする光結合器。
JP1978031700U 1978-03-10 1978-03-10 光結合器 Expired JPS5826537Y2 (ja)

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JP1978031700U JPS5826537Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 光結合器

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JP1978031700U JPS5826537Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 光結合器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54135173U JPS54135173U (ja) 1979-09-19
JPS5826537Y2 true JPS5826537Y2 (ja) 1983-06-08

Family

ID=28883768

Family Applications (1)

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JP1978031700U Expired JPS5826537Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 光結合器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5267990A (en) * 1975-12-03 1977-06-06 Nitsukou Denki Kk Method of adjusting optical axis of light emitting diode for photo coupler

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5165772U (ja) * 1974-11-20 1976-05-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5267990A (en) * 1975-12-03 1977-06-06 Nitsukou Denki Kk Method of adjusting optical axis of light emitting diode for photo coupler

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JPS54135173U (ja) 1979-09-19

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