JPS582648Y2 - タイヤ用スパイク - Google Patents

タイヤ用スパイク

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Publication number
JPS582648Y2
JPS582648Y2 JP1979089237U JP8923779U JPS582648Y2 JP S582648 Y2 JPS582648 Y2 JP S582648Y2 JP 1979089237 U JP1979089237 U JP 1979089237U JP 8923779 U JP8923779 U JP 8923779U JP S582648 Y2 JPS582648 Y2 JP S582648Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic
ceramic
shank
chip
spikes
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979089237U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS566606U (ja
Inventor
直裕 早田
Original Assignee
住友ゴム工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 住友ゴム工業株式会社 filed Critical 住友ゴム工業株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は雪路、凍結路用自動車タイヤに用いるスパイク
に関するものである。
従来使用されている自動車用スパイクはこれまで殆んど
のものがチップにタングステンカーバイド系超硬合金を
、シャンクに鋼を使用していた。
(ごく1部に超硬合金チップにプラスチックシャンクの
ものがある。
)このような組合わせでは、重量が大きく、タイヤ運動
性能、燃費の点で不利であるばかりでなく、路面損傷も
大きい欠点を有していた。
又鋼シャンクは複雑な形状とするには加工上不利であり
、防錆のためメッキが必要となるなどコスト的にも良い
素材とは言えなかった。
本考案は以上のような問題点を解消するため案出された
ものである。
以下例示図面に就いて本考案を説明する。
第1〜4図中、1はセラミックチップであって、このセ
ラミックチップを本考案に於いてはプラスチックシャン
クに取り付は又はプラスチックコーテングし一体化する
ことによりセラミックの脆性をカバーしている。
2は上記プラスチックシャンク又はプラスチックコーテ
ィングである。
上記セラミックチップをプラスチックシャンクに取付け
るには、例えば所望形状のシャンクの鋳型を作り、その
中にセラミックチップをセットし溶融プラスチックを注
入して成型する。
又セラミックチップをプラスチックコーテングするには
、例えばチップにプラスチックを溶剤により糊状にした
ものを刷毛で塗り重ね少くとも0、56位の厚さにして
仕上げる。
基本的にはチップの形状は例えば第1図すのものがよく
、又チップ形状と極端に異なるシャンク形状に仕上げる
ことはむつかしい。
上記プラスチックの成型或いはコーティングの時、セラ
ミックの表面非平滑性、低熱伝導性によりプラスチック
固化の際セラミックチップとプラスチックシャンクの間
に空隙を生じ難く両者の密着性はよい(硬質金属チップ
の場合は、表面平滑性、高熱伝導性によりプラスチック
固化の際チップ、シャンク間に空隙を生じ易く両者の密
着性がよくない)。
上記スパイクチップとして適用出来るセラミックは本考
案により脆性がカバーされるもののやはり切削工具に使
用されるような衝撃に比較的強い特性を持つものが望ま
しい。
シャンク又はコーテングのプラスチックは安価、軽量、
高強度、成型(シャンク形成のための鋳型)が容易とい
った要求が満足されうるもの例えばナイロン6、ナイロ
ン6−6、ABS樹脂等が適当で必要によりグラスファ
イバーやその他部加物を加えることもある。
本考案に於いて用いたセラミックはその持つ軽量(超硬
合金に比し同じ大きさで約半分の重さ)、低コスト、タ
ングステンカーバイド系超硬合金に匹敵する耐摩耗性等
すぐれた特性が認められ乍らその脆性により(特にタイ
ヤへの打込み時に割れや欠けが発生し易い)、それを用
いて(チップ又は単体として)自動車用スパイクとして
実現されていない。
本考案は前記構造によりセラミックの脆性をプラスチッ
クが補い、自動車用として実用可能なスパイクを具現し
たものであり(打込み時或いは走行中、スパイクの中程
が折損したり、割れなかったりしなければよく、走行中
路面に接する部分が多少欠けても問題はない)、且つ下
記のような利点がある。
■ 軽量化出来る(重量は従来の約50%)ため、路面
損傷が軽減出来、乾燥路に於ける運動特性、燃費が向上
する。
■ コスト(材料費、加工費等)を低減出来る。
■ ダブルフランジタイプ(例えば第1図のC及び第3
図のe、f参照)やカップタイプ(例えば第3図のd参
照)等の複雑な形状のシャンクを持つスパイクも低コス
トのま\で容易に製作出来る。
■ 着色が容易である。
■ チップとシャンクの密着性のよいものが得られる。
なお本考案に於いて、チップ下端部にフランジを有する
もの(例えば第1図のb 、 c、第3図のす、e、f
等)や、チップ断面に星形形状部を有するもの(例えば
第2図のb1第3図のす、c等)はセラミックとプラス
チックのなじみが特によい。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は倒れも本考案のスパイクを例示し、第1図
はセラミックチップが充実状のものの正面図(断面で示
す)、第2図は第1図のものの上面図、第3図はセラミ
ックチップが管状のものの正面図(断面で示す)、第4
図は第3図のものの上面図である。 1・・・・・・セラミックチップ、2・・・・・・プラ
スチックシャンク又はプラスチックコーテング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セラミックチップをプラスチックシャンクに取付は又は
    プラスチックコーティングし一体、化してなるタイヤ用
    スパイク。
JP1979089237U 1979-06-28 1979-06-28 タイヤ用スパイク Expired JPS582648Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979089237U JPS582648Y2 (ja) 1979-06-28 1979-06-28 タイヤ用スパイク

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979089237U JPS582648Y2 (ja) 1979-06-28 1979-06-28 タイヤ用スパイク

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Publication Number Publication Date
JPS566606U JPS566606U (ja) 1981-01-21
JPS582648Y2 true JPS582648Y2 (ja) 1983-01-18

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