JPS5826422Y2 - 発泡プラスチック絶縁電線の冷却装置 - Google Patents
発泡プラスチック絶縁電線の冷却装置Info
- Publication number
- JPS5826422Y2 JPS5826422Y2 JP1979070451U JP7045179U JPS5826422Y2 JP S5826422 Y2 JPS5826422 Y2 JP S5826422Y2 JP 1979070451 U JP1979070451 U JP 1979070451U JP 7045179 U JP7045179 U JP 7045179U JP S5826422 Y2 JPS5826422 Y2 JP S5826422Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- insulated wire
- cooling water
- inlet
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱可塑性樹脂を用いた発泡絶縁電線の押出被覆
工程での冷却装置に関し、均一は発泡構造の絶縁線を容
易に実現することを目的としている。
工程での冷却装置に関し、均一は発泡構造の絶縁線を容
易に実現することを目的としている。
従来、発泡絶縁電線の押出被覆は第1図に示す如く、導
体1の外周に押出機2より発泡材を混入させた熱可塑性
樹脂を被覆した後、発泡材の分解が十分進んでから冷却
水槽4を通って発泡絶縁電線3が形成されている。
体1の外周に押出機2より発泡材を混入させた熱可塑性
樹脂を被覆した後、発泡材の分解が十分進んでから冷却
水槽4を通って発泡絶縁電線3が形成されている。
第2図は押出機2の出口と冷却水槽4の入口との間隔り
を通過する時間tと発泡絶縁電線3の静電容量C1つま
り発泡の進行状態との関係の一例を示しており、従来は
t≧6X10”secに相当する位置に冷却水槽を配置
していた。
を通過する時間tと発泡絶縁電線3の静電容量C1つま
り発泡の進行状態との関係の一例を示しており、従来は
t≧6X10”secに相当する位置に冷却水槽を配置
していた。
従って線速が1500 m7分の場合にはL≧1.5m
、線速が300Qm/分の場合にはL≧3mとなり、気
温など外部環境の影響を受は易い部分の長さLが押出線
速の増大に比例して長くなり、そのために発泡状態の均
一性が低下してくるという欠点があった。
、線速が300Qm/分の場合にはL≧3mとなり、気
温など外部環境の影響を受は易い部分の長さLが押出線
速の増大に比例して長くなり、そのために発泡状態の均
一性が低下してくるという欠点があった。
一方、押出機と冷却水槽との間隔りを短縮して外部環境
の影響を軽減しようとした場合には第2図に示す如く、
冷却水槽に入るまでの時間tのわずかな変動によって発
泡状態が大きく変化する。
の影響を軽減しようとした場合には第2図に示す如く、
冷却水槽に入るまでの時間tのわずかな変動によって発
泡状態が大きく変化する。
つまり、従来の冷却水槽は第1図に示したように貯水槽
4−1と受水槽4−2とからなり、貯水槽の入口部およ
び出口部には単に絶縁線の通過孔を設けただけの構造が
一般的であったため入口部近傍Aと出口部近傍Bでは冷
却水の一部が不規則な流れを示しながら受水槽4−2に
排水され、そのため発泡状態が不均一になるという欠点
があった。
4−1と受水槽4−2とからなり、貯水槽の入口部およ
び出口部には単に絶縁線の通過孔を設けただけの構造が
一般的であったため入口部近傍Aと出口部近傍Bでは冷
却水の一部が不規則な流れを示しながら受水槽4−2に
排水され、そのため発泡状態が不均一になるという欠点
があった。
本考案は上記欠点を解決し、均一な発泡構造の絶縁電線
を容易に実現し得る冷却装置に関する。
を容易に実現し得る冷却装置に関する。
第3図に本考案による冷却水槽の構造例を示す。
水槽4は各々の構造が異なる入口部、中央部、および出
口部の3部分が連結一体化した構造である。
口部の3部分が連結一体化した構造である。
入口部Cは絶縁電線の進行方向にその径が連続的に縮小
した円錐状の内管とこの内管と同心状の円筒状の外管と
で囲まれた二重管からなり、その中心部に絶縁電線が挿
通される。
した円錐状の内管とこの内管と同心状の円筒状の外管と
で囲まれた二重管からなり、その中心部に絶縁電線が挿
通される。
また冷却水は入口部の外管の注水口5から外管と垂直方
向あるいは絶縁電線に進行方向に向けて供給されるので
直接絶縁電線には突当たることがなく絶縁電線と接する
部分では絶縁gの進行方向と一致した均一流となり、ま
た入口部近傍Aで冷却水のかえりなどの影響を受けるこ
とがなくなる。
向あるいは絶縁電線に進行方向に向けて供給されるので
直接絶縁電線には突当たることがなく絶縁電線と接する
部分では絶縁gの進行方向と一致した均一流となり、ま
た入口部近傍Aで冷却水のかえりなどの影響を受けるこ
とがなくなる。
また、出口部りは、前記の入口部Cとそれに連接した円
筒状の中央部りでの冷却水の均一流を乱さないように、
絶縁電線の進行方向にその径が連続的に縮小した円錐管
となっている。
筒状の中央部りでの冷却水の均一流を乱さないように、
絶縁電線の進行方向にその径が連続的に縮小した円錐管
となっている。
以上のように本考案による冷却装置では冷却水が絶縁電
線の進行と同一方向に流れ、しかもその流れが均一とな
るので極めて均一な発泡状態の絶縁電線が得られる。
線の進行と同一方向に流れ、しかもその流れが均一とな
るので極めて均一な発泡状態の絶縁電線が得られる。
その結果としてこの絶縁電線を多数本撚合せてなる通信
ケーブルは伝送特性が大幅に改善され、より広帯域での
利用が可能となる。
ケーブルは伝送特性が大幅に改善され、より広帯域での
利用が可能となる。
尚、空冷区間長の変動以外の外乱が発泡状態に与える影
響をコントロールするために、第2図に示した関係を利
用し絶縁電線の静電容量の基準値からのずれに対応させ
て冷却水槽の位置を変化させる方法もあり、その場合に
は本考案による冷却水槽は特に著しい効果を示すことに
なる。
響をコントロールするために、第2図に示した関係を利
用し絶縁電線の静電容量の基準値からのずれに対応させ
て冷却水槽の位置を変化させる方法もあり、その場合に
は本考案による冷却水槽は特に著しい効果を示すことに
なる。
第1図は従来の冷却装置説明図、第2図は押出しから冷
却に至る時間と絶縁電線の静電容量の相関図、第3図は
本考案にかかる冷却装置の説明図である。 図中、4は冷却装置、5は注水口でCが人口部、Dが出
口部。
却に至る時間と絶縁電線の静電容量の相関図、第3図は
本考案にかかる冷却装置の説明図である。 図中、4は冷却装置、5は注水口でCが人口部、Dが出
口部。
Claims (1)
- 発泡プラスチック絶縁電線の絶縁押出被覆工程における
冷却装置において、冷却水槽が長手方向に入口部、中央
部および出口部の順に一体連設された管からなり、入口
部は絶縁電線の進行方向にその径が連続的に縮小し電線
挿通孔を有する円錐状の内管と該内管と同心状の冷却水
注水口をもつ円筒状外管とで囲まれた二重管で構成され
、中央部は円筒状の管で構成され、更に出口部は絶縁電
線の進行方向にその径が連続的に縮小する電線挿通孔を
有する円錐管で構成されており、前記入口部の外管と前
記中央部の円筒状管、前記中央部の円筒状管と前記出口
部の円錐管の径大部はそれぞれ連結され、これら入口部
、中央部、出口部が一体連設された冷却水槽は発泡プラ
スチック絶縁電線の静電容量の基準値からのずれに対応
して前後に移動しうるように構成されたことを特徴とす
る発泡プラスチック絶縁電線の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979070451U JPS5826422Y2 (ja) | 1979-05-24 | 1979-05-24 | 発泡プラスチック絶縁電線の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979070451U JPS5826422Y2 (ja) | 1979-05-24 | 1979-05-24 | 発泡プラスチック絶縁電線の冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55169015U JPS55169015U (ja) | 1980-12-04 |
JPS5826422Y2 true JPS5826422Y2 (ja) | 1983-06-08 |
Family
ID=29304190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979070451U Expired JPS5826422Y2 (ja) | 1979-05-24 | 1979-05-24 | 発泡プラスチック絶縁電線の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826422Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS509088A (ja) * | 1973-05-31 | 1975-01-30 |
-
1979
- 1979-05-24 JP JP1979070451U patent/JPS5826422Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS509088A (ja) * | 1973-05-31 | 1975-01-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55169015U (ja) | 1980-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
GB1497342A (en) | Extruding cellular products | |
GB1343373A (en) | Dies | |
JPS5826422Y2 (ja) | 発泡プラスチック絶縁電線の冷却装置 | |
US4699579A (en) | Apparatus for making an extruded composite structure | |
US1802605A (en) | Method and machine for insulating cables | |
US4260351A (en) | Apparatus for producing foamed plastic insulated wires | |
GB1129343A (en) | Extrusion of thermoplastic resinous material and apparatus therefor | |
US2835927A (en) | Methods of producing cellular plastics | |
CA1089409A (en) | Method and apparatus for manufacturing coaxial cable | |
GB2051657A (en) | Extruder head for applying a foamed plastic insulation to telephone wires | |
EP0271990A2 (en) | An insulated wire comprising a polytetrafluoroethylene coating | |
US2417165A (en) | Extrusion apparatus and method | |
US4182734A (en) | Method for producing foamed plastic insulated wires | |
JPS5478482A (en) | Making of core for coaxial cable | |
JPS601450Y2 (ja) | 高発泡体絶縁電線の製造装置 | |
JPS6110267Y2 (ja) | ||
JPH0520944A (ja) | 発泡絶縁電線の製造方法 | |
JPS5833206A (ja) | 複合電力線用光通信線 | |
JPS5970526A (ja) | 発泡樹脂押出成形用金型 | |
JPH0533481B2 (ja) | ||
JPH05314837A (ja) | 発泡絶縁電線の製造方法 | |
JPS54101181A (en) | Method of convering core wire for communication cable with insulator | |
JPS6119412B2 (ja) | ||
JPS6344892Y2 (ja) | ||
JPS587336A (ja) | エア吹きダイスを用いた押出し被覆方法 |