JPS5826400B2 - パ−クロロエチレン基材組成物による乾式洗浄又は脱油の改良法 - Google Patents

パ−クロロエチレン基材組成物による乾式洗浄又は脱油の改良法

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JPS5826400B2
JPS5826400B2 JP53134697A JP13469778A JPS5826400B2 JP S5826400 B2 JPS5826400 B2 JP S5826400B2 JP 53134697 A JP53134697 A JP 53134697A JP 13469778 A JP13469778 A JP 13469778A JP S5826400 B2 JPS5826400 B2 JP S5826400B2
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    • D06L1/00Dry-cleaning or washing fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods
    • D06L1/02Dry-cleaning or washing fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods using organic solvents
    • D06L1/04Dry-cleaning or washing fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods using organic solvents combined with specific additives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、洗浄又は脱油操作の過程で天然、人工若しく
は合成繊維又はか\る繊維の混紡の織物基材に汚物が再
付着するのを防止し、かくして基材の汚染物質を液浴中
に懸濁状態に保持するために織物を乾式洗浄又は脱油す
る方法に関する。
また、本発明は、織物基材上の汚染物質がその上に再付
着するのを防止する目的で該基材を乾式洗浄又は脱油す
るためのパークロロエチレン基材組成物に関する。
織成又は編成繊維に対してパークロロエチレンによる乾
式洗浄又は脱油操作を実施すると、繊維から除去された
汚染物質は、特にパークロロエチレンが規則的に再生さ
れないときには繊維上に再付着する傾向を有し、これは
白色又は淡色繊維では容易に観察される繊維の 灰色化
現象を示すことが知られている。
この再付着に包含される因子は多数あり、そしてその現
象の複雑さは同じ洗浄浴中で用いられる繊維の多様性及
び周囲大気中の湿度に主として左右される。
繊維を水性媒体中で洗浄するための様々な再付着防止剤
特にセルロース誘導体が既に提案されている。
有機溶剤系中で洗浄する目的に対して、ある種の補強剤
特にフランス特許第1,386,783号に開示される
10個よりも多くの炭素原子を有する置換アミド又はオ
キサジンが再付着防止作用を有することが知られている しかしながら、これらの化学剤は、水性媒体中で使用さ
れても又は有機溶媒中で使用されても、蒸留不可能であ
るという欠点を有する。
従って、廃パークロロエチレンを蒸留によって再生する
ときには、かSる化学剤は汚染物質及び他の重質残留物
質と共に蒸留塔の底部にとゾまり、それ故にもはや回収
することができない。
換言すれば、これらの従来技術の再付着防止剤は、汚染
された溶媒の各々の再生操作に対して系統的に加えなけ
ればならない。
本発明の目的は、本発明の再付着防止剤及びパークロロ
エチレンが各々の浴再生段階で蒸留するときにその再付
着防止剤を回収して再使用するのを可能にしながら、合
成、人工、天然若しくは混成繊維の織物の乾式洗浄又は
脱油操作間における再付着を回避し、かくして11灰色
化″現象をかなり制限することである。
驚いたことに、とSに本発明によれば、適当に安定化さ
れたパークロロエチレン中に1〜4個の炭素原子を含む
ニトロアルカン及びそれらの混合物よりなる群から選定
される化合物を用いることによって汚染物質の再付着を
実質上減少するのが可能であることが分った 英国特許第693,792号は、空気若しくは金属表面
との接触時に及び(又は)光、熱及び(又は)湿分への
露出時における酸化に対して、製造したま5の粗パーク
ロロエチレン又は精製パークロロエチレン用の安定化剤
として1〜3個の炭素原子を含む安定化用量のニトロア
ルカン及び(又は)その塩素誘導体を配合することを提
案する。
安定化用量は、パークロロエチレンに対してo、oi〜
1重量優重量間内であってよい。
パークロロエチレン中に1重量饅程の安定化用量のニト
ロアルカンを用いた場合には、織物のII灰色化”現象
に対する効果が極めて不十分で実際に無視され得る程で
あることが分った。
それ故に、本発明は、適当に安定化したパークロロエチ
レンによって乾式洗浄又は脱油するときの汚染物質の再
付着防止法において、1〜4個の炭素原子を有するニト
ロアルカン又は少なくトモ2種のか\るニトロアルカン
の混合物によって表わされ、そして織物の11灰色化+
1現象を制限する所望の効果を得るのに十分な量の添加
剤を加えることを特徴とする汚染物質の再付着防止法に
関する。
一般的に言って、少なくとも1.25重量饅のニトロア
ルカン添加剤をパークロロエチレンに加えたときに所望
の再付着防止効果が得られることが分った。
添加しようとするニトロアルカン添加剤の量の上限は、
織物繊維の目立った劣化、着色繊維に及ぼす有害な影響
、乾式洗浄又は脱油装置の軟質接合部を攻撃する傾向等
の如き望ましくない副作用をもたらす量よりも低くする
例えば、有害な副作用を招くことなく10重量φまでの
ニトロアルカン添加剤を具合よく加えることができる。
本発明の好ましい形態では、使用されるニトロアルカン
添加剤は、パークロロエチレン中に高度に可溶性である
がしかし水中においては極めて低い溶解度を有しそして
沸点がニトロアルカン添加剤とパークロロエチレンとの
共蒸留を可能にするようにパークロロエチレンの沸点と
は1000以上相違しないようなものである。
これらの要件を満たす添加剤は、ニトロエタン、■−二
トロプロパン、2−ニトロプロパン及ヒカかる化合物の
混合物によって表わされる。
実際に、汚染物質の再付着防止に関して極めて良好な結
果は、2〜3個の炭素原子を有するニトロアルカンを2
〜5重量重量別添加ことによって達成されることが分っ
た。
廃乾式洗浄又は脱油浴の蒸留によるパークロロエチレン
の再生操作を実施するときに、ニトロエタン及びプロパ
ン誘導体はパークロロエチレンと共蒸留を受け、かくし
て、この方法で再生されるパークロロエチレンを再付着
防止組成物として直接再使用ししかもその出発組成物を
実質上維持するのが可能になる。
パークロロエチレンは任意の適当な安定化剤特にC1〜
C4ニトロアルカン添加剤の存在と相容性のものによっ
て安定化することができるが、特にその化合物の例とし
ては、限定するものでないが、。
ブチレンオキシド、第三チオブタノール、N−メチルピ
ロール、n−ブタノール、ジイソブチレン、イソプロピ
ルアセテート特にエビクロロヒドリンがあり、そしてこ
れらは単独で又はか5る化合物の少なくとも2種の混合
物の形態で用いられる。
また、本発明に従った再付着防止法は、乾式洗浄に現在
使用される補助物質の添加を包含することができるが、
その例としては、陰イオン、陽イオン若しくは非イオン
性表面活性剤によって表わされる洗浄補強剤例えばアル
キルスルホネート、アルキルアリールスルホネート、特
にカルシウムドデシルベンゼンスルホネート、脂肪族ア
ルコール及び脂肪酸のエトキシ化生酸物、脂肪族アルコ
ールサルフェート、石油スルホネート、アルキルポリグ
リコールエーテル、アルキルフェノールポリクリコール
エーテル、特に12モルのエチレンオキシドを有するオ
キシエチレン化ノニルフェノール、光沢剤、仕上剤、帯
電防止剤及び耐水剤が挙げられる。
これらの補助物質の各々は、それらが本発明のニトロア
ルカン添加剤の存在と相容性である限り、通常の割合で
例えばパークロロエチレン基材浴11当り1〜10.9
の割合で使用することができる。
加えて、本発明の方法は、洗浄しようとする繊維に対し
て約5〜6重量φまで特に2〜3重量優であってよい割
合で水を添加することを包含してよい。
この水は、織物それ自体によって及び(又は)4〜30
重量多通常8〜14重量優の水を含有する市販洗浄補強
剤によって提供される水分から生じることができる。
場合によっては、いわゆる11僅かな11汚染物質に対
して洗浄効果を向上させるために補強剤を含有する洗浄
浴に追加的量の水(洗浄しようとする織物に対して約2
〜4重量%)が加えられる。
また、本発明は、処理しようとする織物に関して6重量
%までの水及び通常の補助物質特に洗浄補強剤及び帯電
防止剤(該補助物質の各々は組成物11当り1〜10g
の量で存在してよい)を含有する適当に安定化されたパ
ークロロエチレンによる乾式洗浄又は脱油操作間に天然
、人工若しくは合成繊維又はかSる繊維の温時からなる
織物に対する 灰色化 又は汚染物の再付着を防止する
ために織物の乾式又は脱油に有用な組成物又は浴におい
て、パークロロエチレン及びその好適な安定化剤の他に
、再付着防止添加剤として、1〜4個の炭素原子を含む
少なくとも1種のニトロアルカン化合物によって表わさ
れる添加剤を1,25〜10重量饅好ましくは2〜5重
量φ含有することを特徴とする組成物にも関する。
本発明の好ましい具体例では、組成物は、再付着防止添
加剤として、ニトロエタン、1−ニトロプロパン、2−
ニドロブ0/々ン及びそれらの混合物から選定される化
合物を含有する。
織物の”灰色化11現象の評価を可能にする操作態様は
次の如くであった。
即ち、容器内において、試験しようとするパークロロエ
チレン基材組成物ll中に10gの汚染物質を入れて周
囲温度で5分間攪拌することによって分散液を調整した
用いた汚染物質は、重量比で次の組成を有し、そして英
国標準B54088−1766 標準油CTL/V
に相当する。
部数 粘 土 7.175ホワ
イチング(白亜) 2.000褐色酸化
鉄 0.125カーボンブラツク
0.075木 炭
0.625砂
90.000試験した織物試料は、仕上せずに漂白さ
れそして次のものからなっている。
重量が268.!il/、2の100%ポリエステル重
量が1709/m2の65%ポリエステル−35%綿混
紡 重量が170gの100% 6/6ポリアミド重量が2
30 & /m2の100%ポリアクリロニトリル(商
品名” Crylor ” )重量が178g/扉2の
10%%羊毛 これらの試料は、20℃の温度及び65%の相対湿度に
コンディショニングされた室内に48時間保たれ、そし
て試験の開始まで密閉容器内に貯つ蔵された。
次いで、作動状態にした小型乾式洗浄機に上記の5つの
織物の各々の3.4g試1験片を導入した。
洗浄機を停止させることなく、上記の如くして調整した
汚染物質を次いで織物試料に注ぎかけ、そして操作を約
25℃の浴温度で5分間続け、その後10秒間遠心分離
した。
試料を60’Cの温度で10分間乾燥させた。
この態様で処理されそして多かれ少なかれ 灰色化 さ
れた試料の各々に、グリーンフィルターを備えた”Ph
otovolt ”社(米国)の”Refl−ecti
on meter 670 ”によって反射指数を測定
する操作を施した。
装置を漂白したが未処理の各織物に対して100に設定
し、そして各1′灰色化1′試料に対して反射指数を測
定した。
11灰色化11現象の数値は、100と各試料に対して
測定された反射指数の値との間の差異によって表わされ
る。
11灰色化11現象が少ない程、この指数は100の値
に近くなる。
本発明の様々な面を例示する以下の実施例では、各組成
物の成分の百分率は重量比で表わされる。
例1〜6 壷 先に記載した操作態様を使用して、初期において安定化
されたパークロロエチレンを基材としそして異なる割合
のニトロエタン、■−二トロプロパン及び(又は)2−
ニトロプロパンを配合してなる種々の組成物の11灰色
化防止11効果又は再付着防止効果を試験した。
出発パークロロエチレンは、0.02%のエビクロロヒ
ドリン及び0.002%のN−メチルピロールによって
安定化された。
次の第1表は、得られた結果を要約する。
また、この表は、本発明に従ったニトロアルカンを含有
しない組成物で実施された対照テストも示す。
これらの結果は、再付着防止添加剤としてニトロエタン
、1−二トロプロパン及び(又は)2−ニトロプロパン
を含有しない安定化パークロロエチレンと比較して、本
発明のニトロアルカンを安定化パークロロエチレンに配
合したときの再付着防止の著しい改善を示す。
例7〜lO 操作は例1〜6と同様であったが、但し、次の組成を有
する洗浄補強剤の混合物もパークロロエチレン基材浴に
加えた。
12モルのエチレンオキシドを有する オキシエチレン化ノニルフェノール カルシウムドデシルベンゼンスルホネ ート(30%水) 約300の平均分子量を有するポリグ リコール ブチルグリコール 2 3 0 : 浴に添加された水(補強剤及び織物によって提供さ
れる水とは別に)は約0.8g/Itの浴に相当し、そ
してこれは繊維に対してはゾ4%の水分量に相当する。
得られた結果を以下の第2表に例示するが、この表は本
発明に従ってニトロアルカンを含有しない組成物で実施
された対応する対照テストも示す。
例7及び9の組成物を用いた場合には、得られた結果は
、処理した織物の重量に比較して極めて多量の汚染物質
を加えたことを考慮すると極めて良好であることが分る
水の存在下では(例8及び10の組成物)、結果は例7
及び9の組成物で得られたものと実質上同じである。
これらの結果を基にして、安定化パークロロエチレンに
補強剤を単独で添加しても、合成繊維の場合には平均し
て僅かな程度しか浴の再付着防止性を改善できないと結
論することができる。
補強剤及び水の存在下では、例8及び10の組成物で得
られる良好な結果が、羊毛の場合のように改善されない
としても、少なくとも維持される。
例11〜14 これらの例は、編成製品の連続式脱油を例示する。
いくらかの繊維(100%ポリエステル、100%ポリ
アクリロニトリル、100%羊毛、ポリアミド、ポリエ
ステル−木綿)の編成を容易にするために、それらを鉱
油(合成繊維)又はオレフィン(羊毛)で被覆した。
これらの繊維を工業用織物で編成すると、管状形態で現
われた。
これらの編成製品上の汚れは、製品がキャリッジ又は織
機から落下したときに床上の粉塵から本質的に生じた。
これらの編成製品を、乾式洗浄操作に対すると同じ態様
で不連続的に脱油した。
この目的に対して、例1〜6におけるように洗浄補強剤
又は水を添加しないで本発明のニトロアルカンを配合し
た安定化パークロロエチレンと共に大きい容量(50〜
150時の処理容量)を持つ乾式洗浄機を使用した。
以下の第3表は、得られた結果を示す。
この表は、安定化パークロロエチレンを単独で含む対照
と比較して、本発明のニトロアルカンを安定化パークロ
ロエチレン中に配合したときの再付着防止に関する有意
義な改善を示す。
例15 本例は、本発明に従って再付着防止効果を得るのにニト
ロアルカン化合物の添加量が臨界的であることを例示す
る。
例1〜6におけると同様にして再付着防止効果を試験し
た。
対照ブランクは、0.02%のエビクロロヒドリン及び
0.002%のN−メチルピロールによって安定化され
たパークロロエチレンを使用した。
結果を次の第4表に要約する。
上記表から分るように、 0.5重量修の2−二ト ロフロパンでは、 再付着防止効果は全く得られず、 合成繊維であるポリエステル、ポリアクリロニトリル及
びポリアミドに関してはむしろ対照ブランクと比較して
再付着防止効果の僅かな低下が認められる。
また、1重量%の濃度では、対照ブランクと比較してご
く僅かな再付着防止効果しか得られず、これは肉眼では
気が付かない程のものである。
他方、パークロロエチレン中に1.255重量%2−二
トロプロパン(この値は、本発明に従った最少値である
)を用いた場合には、1重量%の場合及び対照ブランク
に比較して特にポリエステル、ポリアクリロニ) IJ
ル及び羊毛に対して実質的な再付着防止効果が認められ
る。
2重量優濃度の2ニトロプロパンを使用した場合には、
1重量%の場合と比較して合成繊維及び天然繊維の両方
において顕著な再付着防止効果が認められる。
上記の試験結果は、本発明に従って予想外の再付着防止
効果が得られることを明らかにしている。
例16 本例は、パークロロエチレン用の多数の公知安定化剤が
同じ量のニトロアルカンと比較して再付着防止効果を全
く有しないことを例示している。
パークロロエチレン、0.02%のエビクロロヒドリン
、0.002%のN−メチルピロール及び4φの各種安
定化剤を含む組成物を調製し、そして例1〜6における
と同様にして再付着防止効果を試験した。
対照ブランクは、安定化剤を含まない組成物である。
結果を第5表に要約する。
上記表のデータから分るように、対照ブランクの値と比
較して従来公知の他の安定化剤は再付着防止効果を全く
有しないことが示されている。
他方、安定化剤として知られているニトロアルカンの再
付着防止効果は他の安定化剤と比較して驚くべき程であ
り、全く予想外のものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 適当に安定化したパークロロエチレンによる乾式洗
    浄又は脱油操作の過程で天然、合皮若しくは人工繊維又
    はそれらの混紡の織物へ汚染物質が再付着することによ
    る”灰色化11を減少する効果を有する再付着防止法に
    おいて、パークロロエチレン中に、再付着防止添加剤と
    して、1〜4個の炭素原子を含む少なくとも1個のニト
    ロアルカン化合物によって表わされる添加剤を、耐灰色
    化効果を得るのに十分な量である少なくとも1.25重
    量φの量(パークロロエチレンに対して)で配合するこ
    とを特徴とする再付着防止法。 2 パークロロエチレン中に1.25〜10重量φの添
    加剤を配合することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の再付着防止法。 3 添加剤がニトロエタン% 1−ニトロプロパン、2
    −ニトロプロパン及びそれらの混合物よりなる群から選
    定されることを特徴とする特許請求の範囲間第1又は2
    項に記載の方法。 4 パークロロエチレン中に添加剤を2〜5重量重量量
    で配合することを特徴とする特許請求の範囲第1〜3項
    のいずれかに記載の方法。
JP53134697A 1978-06-30 1978-11-02 パ−クロロエチレン基材組成物による乾式洗浄又は脱油の改良法 Expired JPS5826400B2 (ja)

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CH (1) CH618485A5 (ja)
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