JPS5826365Y2 - 高温センサ - Google Patents
高温センサInfo
- Publication number
- JPS5826365Y2 JPS5826365Y2 JP17236878U JP17236878U JPS5826365Y2 JP S5826365 Y2 JPS5826365 Y2 JP S5826365Y2 JP 17236878 U JP17236878 U JP 17236878U JP 17236878 U JP17236878 U JP 17236878U JP S5826365 Y2 JPS5826365 Y2 JP S5826365Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platinum electrode
- wire
- temperature sensor
- thermistor element
- high temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、サーミスタ素子を用いた高温センサにおいて
、特に高温度で使用され、熱衝撃、振動、衝撃の激しい
条件下で使用する際に、電極線の断線、〈ひれ等がなく
、しかも安価で量産性のある高温センサを提供しようと
するものである。
、特に高温度で使用され、熱衝撃、振動、衝撃の激しい
条件下で使用する際に、電極線の断線、〈ひれ等がなく
、しかも安価で量産性のある高温センサを提供しようと
するものである。
従来からある高温センサの構造としては、第１図に示す
如くサーミスタ素体１に白金電極線２の一部を埋め込ん
だ後、同時焼成して得られたサーミスタ素子３の白金電
極線２と、ステンレス線あるいはニクロム線等の耐熱性
のあるリード線４とを溶接等の手段により接続させた後
、第２図に示す如くこれを金属ケース５内に設置し、金
属ケース５内の空隙をＭｇＯ等の耐熱性のある無機充填
物６で充填してなる構造であった。
如くサーミスタ素体１に白金電極線２の一部を埋め込ん
だ後、同時焼成して得られたサーミスタ素子３の白金電
極線２と、ステンレス線あるいはニクロム線等の耐熱性
のあるリード線４とを溶接等の手段により接続させた後
、第２図に示す如くこれを金属ケース５内に設置し、金
属ケース５内の空隙をＭｇＯ等の耐熱性のある無機充填
物６で充填してなる構造であった。
この構造では、特に８００℃以上の高温度で使用する際
の常温との熱衝撃での膨張、収縮による白金電極線２の
疲労、更にこのヒートサイクルに振動、衝撃が激しく加
わる使用条件下においては、白金電極線２自身の引張強
度が小さいため、第３図に示す如く断線、くびれ等の不
良が発生し信頼性の点で不十分なものであった。
の常温との熱衝撃での膨張、収縮による白金電極線２の
疲労、更にこのヒートサイクルに振動、衝撃が激しく加
わる使用条件下においては、白金電極線２自身の引張強
度が小さいため、第３図に示す如く断線、くびれ等の不
良が発生し信頼性の点で不十分なものであった。
また、白金電極線２自身がサーミスタ素体１の電極部の
役目と、外部引出用リード線４と溶接等により接続する
ための電極引出部の役目との両方を兼ねているため、白
金電極線２自身の長さも長くなり、白金電極線２自身が
高価なため、サーミスタ素子３自体も極めて高価なもの
となっていた。
役目と、外部引出用リード線４と溶接等により接続する
ための電極引出部の役目との両方を兼ねているため、白
金電極線２自身の長さも長くなり、白金電極線２自身が
高価なため、サーミスタ素子３自体も極めて高価なもの
となっていた。
本考案は、上記従来品の欠点を除去するものであり、そ
の一実施例について第４図及び第５図に示す。
の一実施例について第４図及び第５図に示す。
第４図に示す如く、サーミスタ素子７の厚み方向に平行
して一対の白金電極８が埋め込１れ、この白金電極８の
長さが素体７の厚みと同一になっているサーミスタ素子
９を用い、この白金電極８部に外部引出しリード線１０
を溶接、ろう付等の手段を用いて直接接続したものを、
第５図に示す如く金属ケース１１内に設置し、金属ケー
ス１１内の空隙をＭｇＯ等の耐熱性のある無機充填物１
２で充填してなる構造を有したものである。
して一対の白金電極８が埋め込１れ、この白金電極８の
長さが素体７の厚みと同一になっているサーミスタ素子
９を用い、この白金電極８部に外部引出しリード線１０
を溶接、ろう付等の手段を用いて直接接続したものを、
第５図に示す如く金属ケース１１内に設置し、金属ケー
ス１１内の空隙をＭｇＯ等の耐熱性のある無機充填物１
２で充填してなる構造を有したものである。
本考案の構造では、引張強度の小さい白金電極線はサー
ミスタ素子の内部のみで、そこからの引出しリード線に
は耐熱性があり、しかも引張強度の極めて大きなステン
レス線またはニクロム線等を使用しているため、高温度
と常温とのヒートサイクル、更にとのヒートサイクルに
振動、衝撃が加わる使用条件下においても、断線等の不
具合は発生しない。
ミスタ素子の内部のみで、そこからの引出しリード線に
は耐熱性があり、しかも引張強度の極めて大きなステン
レス線またはニクロム線等を使用しているため、高温度
と常温とのヒートサイクル、更にとのヒートサイクルに
振動、衝撃が加わる使用条件下においても、断線等の不
具合は発生しない。
また、サーミスタ素子の内部の白金電極線は、サーミス
タ素体と一体焼結されているため、この部分で白金電極
線が断線したり、ガタが起こるようなことはない。
タ素体と一体焼結されているため、この部分で白金電極
線が断線したり、ガタが起こるようなことはない。
上記の理由により、従来の構造のものは、引出リード線
の途中に存在する白金電極線のみの部分の引張強度が小
さいため、全てこの部分から断線していたが、本考案の
構造ではそのような引張強度の弱い部分を除去すること
により、断線、クビレ等の不良の発生しない信頼性ある
構造にすることができる。
の途中に存在する白金電極線のみの部分の引張強度が小
さいため、全てこの部分から断線していたが、本考案の
構造ではそのような引張強度の弱い部分を除去すること
により、断線、クビレ等の不良の発生しない信頼性ある
構造にすることができる。
また、サーミスタ素体に一体焼結し電極として用いてい
る白金電極線は極めて高価であるが、本考案の構造にむ
いては白金電極線として最小必要限である素体の厚み分
のみにすることにより、従来は素体の電極部としての役
目と、外部引出リード線との接続部の役目との両方を兼
ねるため、どうしても白金電極線自身の長さが長くなり
高価となる欠点を有していたのを除去し、安価なサーミ
スタ素子を基に安価なセンサを提供することができる。
る白金電極線は極めて高価であるが、本考案の構造にむ
いては白金電極線として最小必要限である素体の厚み分
のみにすることにより、従来は素体の電極部としての役
目と、外部引出リード線との接続部の役目との両方を兼
ねるため、どうしても白金電極線自身の長さが長くなり
高価となる欠点を有していたのを除去し、安価なサーミ
スタ素子を基に安価なセンサを提供することができる。
第１図は従来の高温センサにむける高温サーミスタ素子
とリード線とを接続した状態を示す正面図、第２図は同
センサの断面図、第３図は同センサの熱衝撃により白金
電極線が断線した状況を示す要部拡大断面図、第４図は
本考案に係る高温センサの高温サーミスタ素子とリード
線とを接続した状態を示す正面図、第５図は同センサの
断面図である。 ７・・・・・・サーミスタ素体、８・・・・・・白金電
極線、９・・・・・・高温サーミスタ素子、１０・・・
・・・リード線、１１・・・・・・金属ケース、１２・
・・・・・無機充填物。
とリード線とを接続した状態を示す正面図、第２図は同
センサの断面図、第３図は同センサの熱衝撃により白金
電極線が断線した状況を示す要部拡大断面図、第４図は
本考案に係る高温センサの高温サーミスタ素子とリード
線とを接続した状態を示す正面図、第５図は同センサの
断面図である。 ７・・・・・・サーミスタ素体、８・・・・・・白金電
極線、９・・・・・・高温サーミスタ素子、１０・・・
・・・リード線、１１・・・・・・金属ケース、１２・
・・・・・無機充填物。
Claims (1)
- 高温サーミスタ素子とリード線を接続したものを、耐熱
性のある金属ケース内に設置し、上記金属ケース内の空
隙を耐熱性のある無機充填物で充填してなる構造の高温
センサにおいて、サーミスタ素体の厚み方向に少なくと
も一対の白金電極線を埋め込み、この白金電極線の長さ
が素体の厚みと同一になっているサーミスタ素子にリー
ド線を直接接続したことを特徴とする高温センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17236878U JPS5826365Y2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | 高温センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17236878U JPS5826365Y2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | 高温センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5588126U JPS5588126U (ja) | 1980-06-18 |
| JPS5826365Y2 true JPS5826365Y2 (ja) | 1983-06-07 |
Family
ID=29177096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17236878U Expired JPS5826365Y2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | 高温センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5826365Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-15 JP JP17236878U patent/JPS5826365Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5588126U (ja) | 1980-06-18 |
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