JPS5826316Y2 - ロ−ルスクリ−ンの巻上げ調速装置 - Google Patents

ロ−ルスクリ−ンの巻上げ調速装置

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JPS5826316Y2
JPS5826316Y2 JP629680U JP629680U JPS5826316Y2 JP S5826316 Y2 JPS5826316 Y2 JP S5826316Y2 JP 629680 U JP629680 U JP 629680U JP 629680 U JP629680 U JP 629680U JP S5826316 Y2 JPS5826316 Y2 JP S5826316Y2
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JP
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cylinder
piston
winding
screen
coupler
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JP629680U
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治 土田
茂樹 福地
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メタコ企業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主としてロールスクリーンの巻上げに際し、
巻始めと巻終わりとの負荷の変化に伴なう巻上げ速度の
急変、即ち巻終わり間近におけるスクリーン巻取筒の加
速を抑制し、スクリーンをほぼ一定の速度で静粛且つ円
滑に巻取ることができるようにしたロールスクリーンの
巻上げ調速装置に関するものである。
即ち、その要旨とするところは、スクリーンの巻取筒の
回転軸上に配設固定される静止ネジと、該静止ネジに螺
装されて静止ネジの軸方向に移動自在であり、且つ巻取
筒に連結され該巻取筒に従動して回転する移動カプラー
と、該移動カプラーに連結される油圧ダンパとから戒り
、油圧ダンパは、移動カプラーに連結され、該移動カプ
ラーに従動して静止ネジの軸方向に移動するピストンロ
ッド及びピストンと、前記巻取筒に固定されているシリ
ンダとを具備すると共に、ピストンには、シリンダ内の
オイルをピストンの移動により移動させる流入孔と、該
流入孔を開閉する一方弁とを配設し、且つ、ピストンに
よって区画されるシリンダ内の同空間を細孔にて連通さ
せたことに存する。
以下、図面に従って本考案の実施例を詳細に説明する。
先ず、本考案は、第6図に示すように、スクリーンSの
巻取筒Pの長手方向端部に内装されるものであり、巻取
筒Pの他端には、例えば、該巻取筒Pを、自身に内装し
たスプリングRの弾発復原力にて回転させてスクリーン
Sを巻取り、また、引下ろしたスクリーンSをロックす
る周知のクラッチ・ねじり機構りが配設されている。
第1図において、巻取筒P内に装入できるように巻取筒
P内径より小径とした略有底円筒状のシノンダ1が形成
される。
該シリンダ1の開口端部にはフランジ2が形成されてお
り、その外径は巻取筒P内径に等しくしである。
また、シリンダ1の底板3の中央には通孔4が穿設され
る。
このシリンダ1の開口端部には、シリンダ1と同様にフ
ランジ5を有し、中央に通孔6を設けて戒るシリンダカ
バー7が嵌入、閉蓋される。
シリンダ1とシリンダカバー7とは、両者1,6のフラ
ンジ2,5を2本のタイロッド8にて締結することによ
り、緊密に連結されている。
該タイロッド8は、夫々フランジ2,5周端の対向する
位置に螺着されており、シリンダ1の反対方向に向かっ
て互いに平行に延設されるものである。
タイロッド8の先端は、巻取筒Pの開口端部に嵌着され
る略有底円筒状の軸支持9の端板10端部に螺着、固定
される。
軸支筒9の端板10中央には、静止ネジ11を貫通させ
るための通孔12が穿設される。
静止ネジ11は、軸支筒9の略2倍の長さを有し、端板
10から僅かに突出した端部の周面ば一部切欠かれて平
角端部13を形成している。
この平角端部13は、巻取筒Pを壁面や天井面に取付け
るためのブラケツ)Bに付設される支持金具Cに係入さ
れるもので、静止ネジ11の端部を固定してその回転を
抑止するための構造である。
ここで、軸支筒9の端板10に穿設された通孔12は、
静止ネジ11の径よりも僅かに大きく形成するものであ
り、従って、固定された静止ネジ11に対して軸支筒9
は回転自在であって、同時に軸支筒9に固定されている
タイロッド8、シリンダカバー7、シリンダ1も回転自
在になっている。
静止ネジ11の長手方向略中央部から先端に至るまでの
部分は台形ネジから戊るネジ部14となっており、該ネ
ジ部14には、次に述べる移動カプラー15が被装、螺
着されている。
この移動カプラー15は、側図略コ字形の連結板16と
、これ16に一体に付設された移動コマ17とから戊り
、軸支筒9とシリンダカバー7との間の空間においてタ
イロッド8双方の内側に配設される。
連結板16は、その連結片18をシリンダカバー7側に
位置させ、他方、略コ字形の開口端部を軸支筒9側へ配
設すると共に、この開口端部内に、移動コマ17の胴板
19が係合されている。
移動コマ17は、胴板19に連設された正面略H形の係
止板20を有し、これら両者19.20を貫くようにし
て中心に静止ネジ11のネジ部14が螺合し、該ネジ1
1の先端は連結板16の内部空間略中央にまで達してい
る。
係止板20はその最大径を巻取筒P内径にほぼ等しく形
成し、以って、自身の上下に形成された係止切欠21内
に、前記タイロッド8を係止板20と直交状に貫通させ
るのである。
即ち、スクリーンSの巻上げに伴ない、軸支筒9及びタ
イロッド8が回転すると、タイロッド8が係止切欠21
内を回動して係止板20の内側端部に衝接し、以後は、
巻取筒P、軸支筒9の回転がタイロッド8を介して係止
板20、即ち移動コマ17、移動カプラー15へと伝達
される。
つまり、巻取筒Pに従動して移動カプラー15も同一方
向に回転するものであり、この時、移動カプラー15の
移動コマ17は固定されている静止ネジ11のネジ部1
4に螺合しているため、いわゆる送りネジ作用により、
移動カプラー15は軸支筒9方向へと移動することとな
る。
連結板16の連結片18中央には通孔が穿設され、該通
孔には、前記シリンダ1内に配設されるピストン22に
連結されているピストンロッド23の端部が挿入される
該ピストンロッド23は静止ネジ11と同軸上に配設さ
れるもので、連結板16内に僅かに突出した端部には、
自身の軸心に直交するスプリングピン24が貫通されて
おり、また、連結片18の外部、即ちシリンダ勿バー7
寄りには係止リング25が被嵌され、前記スプリングピ
ン24と連結片18との間の間隙にて遊び26が形成さ
れるものであり、かかる遊び26により、巻取筒Pに従
動、回転して移動する移動カプラー15の初期の動きが
、ピストンロッド23、ピストン22に伝達されないよ
うになっている。
換言すれば、スクリーンSの巻上げにより、移動カプラ
ー15が回転し、軸支筒9方向へ移動を始めるが、連結
片18がスプリングピン24に衝接するまではピストン
ロッド23、ピストン22は何ら動作せず、本考案に係
る調速装置は働かない。
これにより、巻取筒Pには前記クラッチ・ねじり機構り
内の遠心クラッチ(図示せず)を解放させるために必要
な初速が与えられる。
ピストンロッド23はシリンダカバー7中央を摺動自在
に貫通し、シリンダ1内のピストン22に連結されるも
、該ピストンロッド23の先端部には、自身の軸心に沿
って穿設された僅かな深さを有する流出細孔27があり
、該流出細孔27は、ピストンロッド23外部に連絡す
る連絡細孔28に直交して連通している。
ピストン22は略円板状を呈し、その中央の通孔29に
ピストンロッド23の先端部が挿入、固定され、また、
周縁よりやや内側に一対の流入孔30を貫通、穿設して
成る。
尚、ピストン22に連結されたピストンロッド23の連
結細孔28は、シリンダ1、シリンダカバー7、ピスト
ン22によって包囲される空間内にて開口するように、
ピストン22、ピストンロッド23を連結する必要があ
る。
また、ピストン22の外周面にはOリング31が配設さ
れる。
ピストン22の、シリンダカバー7側の端面には、各流
入孔30を閉塞する正面略ドーナツ形の一方弁32とし
ての円形弁が重畳、配設される。
該円形弁は、その中央をピストンロッド23が貫通する
ように取付けられ、ピストンロッド23に被嵌された止
め板33にて中央部周辺が固定されるようになっている
円形弁は可撓性のある材料にて形威し、僅かな力で、周
縁部がピストン22との接合面から離反できるようにし
ておく。
ピストン22の通孔29反対側には、自身の軸心にニー
ドルバルブ37が挿通される挿通細孔34を穿設したエ
ンドロッド35の端部が挿入、固定される。
このエンドロッド35と前記ピストンロッド23とは同
軸上に配設され、ピストン22の通孔29内において、
僅かな間隔をおいて端部双方が突き合わされ、また、前
記流出細孔27と挿通細孔34との双方も同軸上に配置
される。
エンドロッド35には、前記連絡細孔28と同様に、シ
リンダ1、ピストン22、シリンダ1の前記底板3によ
って包囲される空間内に開口し、且つ挿通細孔34に直
交する連絡細孔36が形成される。
エンドロッド35は、シリンダ1の通孔4を摺動自在に
貫通してシリンダ1外部に至り、その先端には、挿通細
孔34内を螺進するニードルバルブ37端部に螺合して
これ37を進退操作するアジャストナツト38が付設さ
れている。
また、シリンダ1内には粘性抵抗の大きいジノコンオイ
ル等のオイル39が一杯に充填される。
即ち、シリンダ1、ピストン22、一方弁32、流入孔
30、各細孔27,28,34.36等によりいわゆる
油圧ダンパ40が形成される。
第3図に示す実施例は、前記移動カプラー15の構造を
簡略化し、ピストン22、ピストンロッド22、エンド
ロッド35を一体的に形成したものである。
即ち、上下に係止切欠51を設けた略円板状の係止板5
2と、これ52と同軸上に連設される略円筒状の移動筒
53とにより移動カプラー54を形成するのである。
係止板52の中心には静止ネジ11が螺合し、移動カプ
ラー54は送りネジ作用によって軸支筒9方向へと螺進
する。
移動筒53の先端部周縁の対向位置には移動筒53の軸
方向に長い長孔状の遊び55が設けられており、この遊
び55内にはピストンロッド56の先端部を貫通して固
定されていスプリングピン57が係合している。
またピストンロッド56、ピストン58、エンドロッド
59は全て一体に形成されている。
その他の構成は前記したものとほぼ同様であるため、同
一部材には同一の名称及び符号を付して詳述を省略する
次に、この作用を説明する。
先ず、本考案をセットするには、前記スプリングRによ
ってスクリーンSが一杯に巻取られた状態にある巻取筒
P内に、予め手指等にて移動カプラー15.54を軸支
筒9方向へと螺進させ、ピストン22.58をシリンダ
カバー7に接触させた本考案を装入、配設するのである
こうしておいてスクリーンSを引下ろすと、巻取筒Pの
回転は軸支筒9、タイロッド8等を経て移動カプラー1
5.54へと伝達される。
これにより、移動カプラー15.54は静止ネジ11と
の送りネジ作用により、夫々シリンダカバー7方向へと
回転しながら移動する。
従って、移動カプラー15.54に連結されたピストン
ロッド23,56、ピストン22゜58、エンドロッド
35,59は、共に移動カプラー15゜54の移動方向
と同一方向に移動する。
この間、ピストン22.58はシリンダ1内の底板3と
の間に充填されたオイル39を押圧し、該オイル39を
、自身の前記流入孔30から一方弁32を介してピスト
ン22.58とシリンダカバー7との間の空間へ流入さ
せる。
その際、自身の中央部周辺を前記止め板33にて固定さ
れている一方弁32としての円形弁は、流入孔30内に
流れ込んで来るオイル39によって押圧され、その周縁
部を僅かに開放するものである。
こうしてスクリーンSを最下端にまで引下ろすと、移動
カプラー15.54は最もシリンダカバー7寄りに移動
し、また、ピストン22 、58はシリンダ1の底板3
に近接し、オイル39はピストン22 、58とシリン
ダカバー7との間の空間に移動する。
同時に、この状態において、前記連結板16の連結片1
8は係止リング25に接触しており、移動カプラー15
とピストンロッド23との間には移動カプラー15の移
動方向の遊び26があり、また第3図に示す移動カプラ
ー54の構造では、スプリングピン57のシリンダ1寄
りに同じく遊び55がある。
次に、最下端まで引下ろされたスクリーンSのロックを
解き、前記クラッチ・ねじり機構りに内装されたスプリ
ングRの弾発復元力によって巻取筒Pを回転させ、スク
リーンSを巻上げ始めると、巻取筒Pの回転は軸支筒9
、タイロッド8から移動コマ17または係止板52に伝
達される。
従って、移動カプラー15.54は巻取筒Pと同一方向
に回転し、静止ネジ11との送りネジ作用によって軸支
筒9方向へと螺進する。
ここで、前記したように、移動カプラー15.54とピ
ストンロッド23 、56との間には、夫々遊び26.
55が設けであるため、この遊び26.55の距離を移
動カプラー15.54が進む間、換言すれば、巻取筒P
、移動カプラー15.54が初期に例えば2〜3回転す
る間、移動カプラー15.54の動きはピストンロッド
23 、56及びピストン22 、58に伝達されず、
前記油圧ダンパ40は働くことなく、巻取筒Pはフリー
の状態で回転し、クラッチ・ねじり機構り内の遠心クラ
ッチを解放させる十分な初速を確保する。
その後の巻取筒Pの継続的な回転により、移動カプラー
15.54は遊び26.54の端部に至ってピストンロ
ッド23,56に係合し、以後、ピストンロッド23,
56、ピストン22,58、エンドロッド35,59は
移動カプラー15.54に牽引されるようにして従動し
、軸支筒9方向へと移動する。
これに伴い、シリンダ1内においては、シリンダカバー
7方向へ移動するピストン22.58によりオイル39
が押圧されるも、前記したようにピストン22.58に
は一方弁32が付設されているため、押圧されたオイル
39は流入孔30内に流出することなく、ピストンロッ
ド23,56の連絡細孔28、流出細孔27を経てエン
ドロッド35 、59の挿通細孔34、連絡細孔36か
ら、ピストン22 、58とシリンダ1底板3との間の
空間に排出される。
挿通細孔34内の前記ニードルバルブ37は、その先端
部にて挿通細孔34と連絡細孔36との連通空間、即ち
オリフィスを調節するものであり、前記アジャストナツ
ト38の操作により、このオリフィスを広く、或は狭く
して、ピストン22.58とシリンダカバー7との間に
あってピストン22.58により押圧されるオイル39
の流出量を制御し、油圧ダンパ40としてのピストン2
2.58の摺動抵抗を調節するのである。
かかるピストン22.58のダンパ作用、オイル39の
粘性抵抗等により、ピストン22.58、ピストンロッ
ド23.56等を牽引している移動カプラー15.54
にはシリンダ1方向への制動力が加わり、よって移動カ
プラー15.54の軸支筒9方向への螺進及び回転が抑
制されると共に、これ15.54と一体的に回転してい
る巻取筒Pの回転も抑制される。
従って、スクリーンSは、巻始めは巻取筒Pの自由な回
転により急速に巻上げられるが、以後は油圧ダンパ40
の作用によってその巻上げ速度が規制され、はぼ一定の
低速度で巻上げられることとなる。
即ち、スクリーンSの巻終わりに向って加速される傾向
にある巻取筒Pに対して、油圧ダンパ40はこの加速を
抑制するような調速作用を行なうものである。
エンドロッド35.59にはニードルバルブ37を挿通
させ、その進退をシリンダ1外部のアジャストナツト3
8により操作できるようにし、エンドロッド35.59
の挿通細孔34と連絡細孔36との間の連通空間、即ち
オリフィスを増減できるようにすれば、ピストン22.
58により押圧されるオイル39の流出量を制御するこ
とができ、以ってピストン22.58の摺動抵抗、移動
速度、制動力等の微調整が可能であり、巻取筒Pの調速
区間、スクリーンSの巻上げ速度等を自由に設定するこ
とができる。
また、移動カプラー15.54とピストンロッド23
、56との間には移動カプラー15.54の移動方向に
遊び26.55を設けることにより、スクリーンSの巻
上げ当初には油圧ダンパ40が働かず、スクリーンSは
スムーズに巻上げられて全体の巻取り時間を短縮するの
に寄与するものである。
この遊び26.55の大きさを変化させれば、油圧ダン
パ40が働くまでの巻取筒Pの回転数、つまりフリーで
巻取られるスクリーンSの長さを変えることができるの
は勿論である。
更に、遊び26.55の端部には夫々スプリングピン2
4,57若しくは皿バネ等を配設すれば、移動カプラー
15.54とピストンロッド23.56との保合時のシ
ョックを緩衝できる効果がある。
従って本考案によれば、スクリーンSの巻取筒Pに従動
して回転、螺進する移動カプラー15.54を形成し、
該移動カプラー15.54には油圧ダンパ40を連結す
ると共に、この油圧ダンパ40には、オイル39の流入
孔30、該流入孔30を開閉する一方弁32、ピストン
22.58によって区画されるシリンダ1内の雨空間を
連通させる細孔27.28 、34.36を夫々形成し
たので、これらのダンパ作用によって移動カプラー15
.54に一定の制動力を与え、以って巻取筒Pの回転を
低速度に規制することができる。
即ち、スクリーンSの巻終わりに向かって加速される巻
取筒Pに対して、この加速を抑制するような調速作用が
行なわれるため、スクリーンSは、はぼ一定の速度で静
粛且つ円滑に巻取られるものである。
従って、スクリーンSの急速な巻上げに起因する巻終わ
りの衝撃力や騒音等の発生の虞れもなく、各部材の損傷
や静粛な雰囲気、情趣の破壊を防止することができる。
シリンダ1内に充填されるオイル39の粘性抵抗や、各
細孔27,28,34.36の断面積、長さ等の選択に
より、ピストン22 、58に加わる油圧、摺動等の抵
抗、移動速度等を変化させられるから、巻取筒Pの調速
区間や調速の態様、スクリーンSの巻上げ速度を自由に
設定することが可能である。
また、全体を同軸上に配設できるため、巻取筒P端部の
狭小なスペースを有効に利用して取付けられるのであり
、その取付にあたっては、巻取筒Pの改造を要せず、既
存のあらゆるタイプの巻取筒Pに装着可能である。
加えて、構成部材数も少なく、極めて簡単な構造である
ため、組立、分解が容易であり、点検、修理に至って便
利である。
以上述べたように、本考案はスクリーン巻取筒の加速を
抑制し、スクリーンをほぼ一定の速度で静粛且つ円滑に
巻取ることができ、巻終わりの際の衝撃力や騒音の発生
を防止すると共に、構成簡単にして所望の調速作用が得
られ、信頼性に優れ、且つ量産性に富む等、実用上有益
な種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1図は中央
縦断面図、第2図は第1図における全体のX−X断面図
、第3図は他の実施例を示す中央縦断面図、第4図は第
3図における全体のY−Y断面図、第5図は同じく第3
図における全体のZ−Z断面図、第6図は使用状態にお
ける概略図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スクリーンの巻取筒の回転軸上に配設固定される静止ネ
    ジと、該静止ネジに螺装されて静止ネジの軸方向に移動
    自在であり、且つ巻取筒に連結され該巻取筒に従動して
    回転する移動カプラーと、該移動カプラーに連結される
    油圧ダンパとから戒り、油圧ダンパは、移動カプラーに
    連結され、該移動カプラーに従動して静止ネジの軸方向
    に移動するピストンロッド及びピストンと、前記巻取筒
    に固定されているシリンダとを具備すると共に、ピスト
    ンには、シリンダ内のオイルをピストンの移動により移
    動させる流入孔と、該流入孔を開閉する一方弁とを配設
    し、且つ、ピストンによって区画されるシリンダ内の同
    空間を細孔にて連通させたことを特徴とするロールスク
    リーンの巻上げ調速装置。
JP629680U 1980-01-22 1980-01-22 ロ−ルスクリ−ンの巻上げ調速装置 Expired JPS5826316Y2 (ja)

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JP3892972B2 (ja) * 1998-06-12 2007-03-14 不二ラテックス株式会社 ロールスクリーンの巻き取り装置

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