JPS5825861B2 - 内燃機関用ピストン - Google Patents
内燃機関用ピストンInfo
- Publication number
- JPS5825861B2 JPS5825861B2 JP13432277A JP13432277A JPS5825861B2 JP S5825861 B2 JPS5825861 B2 JP S5825861B2 JP 13432277 A JP13432277 A JP 13432277A JP 13432277 A JP13432277 A JP 13432277A JP S5825861 B2 JPS5825861 B2 JP S5825861B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- axis
- center
- pin hole
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F3/00—Pistons
- F02F3/02—Pistons having means for accommodating or controlling heat expansion
- F02F3/022—Pistons having means for accommodating or controlling heat expansion the pistons having an oval circumference or non-cylindrical shaped skirts, e.g. oval
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関に使用されるピストンに関するもので
ある。
ある。
従来、ピストンのプロフィルは、該ピストンの材質、そ
の熱膨張、更にはシリンダ内での運動等等を総合的に考
慮して設計されるものであって、シリンダとその中を摺
動運動するピストンとが常にシリンダに対して滑らかに
当る様な配慮が施されている。
の熱膨張、更にはシリンダ内での運動等等を総合的に考
慮して設計されるものであって、シリンダとその中を摺
動運動するピストンとが常にシリンダに対して滑らかに
当る様な配慮が施されている。
例えば第1図に示す如きごく一般的なピストン1にあっ
ては、スカート部(図中記号Sにて示すオイルリング溝
下からピストン下端までの範囲)の下端16からランド
部(図中記号りにて示すピストン上端からオイルリング
溝上までの範囲)の上端15に行くに従い徐々に径を小
さくした如きプロフィルとなっている。
ては、スカート部(図中記号Sにて示すオイルリング溝
下からピストン下端までの範囲)の下端16からランド
部(図中記号りにて示すピストン上端からオイルリング
溝上までの範囲)の上端15に行くに従い徐々に径を小
さくした如きプロフィルとなっている。
これは、ラン口部11が直接燃焼ガスlζp1西される
ことから、このランド部11の熱膨張を考慮して小径と
し、下部に行くに従い徐々に熱が放散させられるためこ
のようなプロフィルにしである訳である。
ことから、このランド部11の熱膨張を考慮して小径と
し、下部に行くに従い徐々に熱が放散させられるためこ
のようなプロフィルにしである訳である。
そして、この第1図から明らかな様に、該ピストン1の
プロフィルは、該ピストン1の縦の軸線(ピストン軸線
)A−Aに対して左右対称の形となっている。
プロフィルは、該ピストン1の縦の軸線(ピストン軸線
)A−Aに対して左右対称の形となっている。
尚、この例ではピストンピン孔13の中心Oが上記ピス
トン軸線A−A上におかれている。
トン軸線A−A上におかれている。
また、ピストン1の横断面形状は、第2図に示す如く真
円形ではなく楕円に近い形状となっている。
円形ではなく楕円に近い形状となっている。
これは、ピストンピン2が挿入されるピン孔13の強度
を保つためピストン1にはピンボス部14が形成されて
いる関係上、この部分での熱膨張が他と比べて犬となる
ことを考慮して、上記ピン孔13の軸線(ピストンピン
孔軸線)Y−Y側の径をそれぞれに直角でピストン軸M
A−Aを通る長径軸線X−X側のそれより小径としであ
る訳である。
を保つためピストン1にはピンボス部14が形成されて
いる関係上、この部分での熱膨張が他と比べて犬となる
ことを考慮して、上記ピン孔13の軸線(ピストンピン
孔軸線)Y−Y側の径をそれぞれに直角でピストン軸M
A−Aを通る長径軸線X−X側のそれより小径としであ
る訳である。
この場合も、該ピストン1のプロフィルは上記長径軸線
X−Xに対し、また同短径軸線Y−Yに対し、いずれも
対称の形状を呈しているのが一般である。
X−Xに対し、また同短径軸線Y−Yに対し、いずれも
対称の形状を呈しているのが一般である。
この様に種々の配慮がなされているにもかかわらず、シ
リンダ内を往復運動するピストン1は、回転条件、負荷
条件、冷却条件などが一定でないため、必ずしも初期の
狙い通りに滑らかにシリンダに当っていないのが実状で
あり多くの場合第1図に示すピストン1の左側ニスラス
ト側Tと同右側二反スラスト側U(図示しないクランク
軸の回転が時計回りの場合)との当りが相違する。
リンダ内を往復運動するピストン1は、回転条件、負荷
条件、冷却条件などが一定でないため、必ずしも初期の
狙い通りに滑らかにシリンダに当っていないのが実状で
あり多くの場合第1図に示すピストン1の左側ニスラス
ト側Tと同右側二反スラスト側U(図示しないクランク
軸の回転が時計回りの場合)との当りが相違する。
これは殊にピストン軸線A−Aに対してピストンピン孔
13の中心Oが偏心されている様な場合、あるいは燃焼
室中心がピストン1の軸心から偏心している場合、更に
はピストンの長さが極端に短かい場合、過給した場合な
どでは特に顕著に表われ、また噴射ノズルの取付位置な
どの影響も強く表われる。
13の中心Oが偏心されている様な場合、あるいは燃焼
室中心がピストン1の軸心から偏心している場合、更に
はピストンの長さが極端に短かい場合、過給した場合な
どでは特に顕著に表われ、また噴射ノズルの取付位置な
どの影響も強く表われる。
これらのことは、いずれもシリンダ内に於けるピストン
が受けるピストン回りのモーメントによるもので、この
モーメントが最も大きくなるのは爆発によるガス圧が作
用する圧縮行程から膨張行程にかかる上死点付近であり
、この時に強い当りが生ずる。
が受けるピストン回りのモーメントによるもので、この
モーメントが最も大きくなるのは爆発によるガス圧が作
用する圧縮行程から膨張行程にかかる上死点付近であり
、この時に強い当りが生ずる。
これについて説明をわかりやすくするためにピストンピ
ン孔13の中心Oがピストン軸線A−Aよりスラスト側
Tに0.5〜2.571gl1程度偏心されていてピス
トン1の重心Gから前記同様に偏心して配設されている
場合をもとにして説明する。
ン孔13の中心Oがピストン軸線A−Aよりスラスト側
Tに0.5〜2.571gl1程度偏心されていてピス
トン1の重心Gから前記同様に偏心して配設されている
場合をもとにして説明する。
ピストン1は圧縮行程の上死点近傍に於ては第3図aに
示す如く、また膨張行程の初期に於ては第3図すに示す
如く、ピストン1にはピストンピン2の中心0回りに時
計方向のモーメンt−Mが作用する。
示す如く、また膨張行程の初期に於ては第3図すに示す
如く、ピストン1にはピストンピン2の中心0回りに時
計方向のモーメンt−Mが作用する。
このモーメン)Mは次の式で示す値となる。
圧縮行程;M二F’g Hx−Fi−y
膨張行程;M=Fg−x−Fi−y
Fg:カス力 R:反力
Fi:ピストンの慣性力
X:ピストンピン孔中心とシリンダ中心距離Y:ピスト
ンピン孔中心とピストン重心の水平距離 h:ピストンピン孔中心とピストン重心の垂直距離 即ち、圧縮行程では第3図aに示す如く、ピストン1が
上死点前になると圧縮圧力が高まり、ピストン1はこれ
によるガス力Fgを受けるとともに反力Rが反スラスト
方向に作用する。
ンピン孔中心とピストン重心の水平距離 h:ピストンピン孔中心とピストン重心の垂直距離 即ち、圧縮行程では第3図aに示す如く、ピストン1が
上死点前になると圧縮圧力が高まり、ピストン1はこれ
によるガス力Fgを受けるとともに反力Rが反スラスト
方向に作用する。
慣性力Fiはガス力Fgに抗して上向きに作用するが、
ガス力Fgの方が慣性力Fiより太きいため、ピストン
1は中心0回りに、時計方向のモーメントMが作用する
。
ガス力Fgの方が慣性力Fiより太きいため、ピストン
1は中心0回りに、時計方向のモーメントMが作用する
。
このため反力(側圧)RとモーメントMによりピストン
1はシリンダ3の反スラスト側Uに位置するとともに、
反スラスト側Uのランド部17がシリンダ3と接するこ
とになる。
1はシリンダ3の反スラスト側Uに位置するとともに、
反スラスト側Uのランド部17がシリンダ3と接するこ
とになる。
ピストン1がさらに上死点に近づき燃料が供給されて爆
発するとガス力Fgは1.5〜2倍にも増大し、第3図
すに示す如き膨張行程に移る。
発するとガス力Fgは1.5〜2倍にも増大し、第3図
すに示す如き膨張行程に移る。
そして上死点後においても燃料の供給が継続している間
はさらにガス力Fgは増大し、また反力Rの方向が逆転
することでスラスト方向への力がピストン1に作用する
ことになる。
はさらにガス力Fgは増大し、また反力Rの方向が逆転
することでスラスト方向への力がピストン1に作用する
ことになる。
上死点付近のピストンの運動としては以上のように説明
されるが、ガス力Fgによる増大したモーメンl−Mと
反力Rによるピストン1のスラスト方向への移動が瞬時
に行なわれることになり、スラスト側Tのスカート下端
18がシリンダ3に激突し、また増大したモーメンl−
Mにより反スラスト側Uのランド部上端17′がシリン
ダ3に強力に押圧され強く当るようになる。
されるが、ガス力Fgによる増大したモーメンl−Mと
反力Rによるピストン1のスラスト方向への移動が瞬時
に行なわれることになり、スラスト側Tのスカート下端
18がシリンダ3に激突し、また増大したモーメンl−
Mにより反スラスト側Uのランド部上端17′がシリン
ダ3に強力に押圧され強く当るようになる。
これにより反スラスト側Uのランド上端17′は線又は
点でシリンダ3と接するため局部的に当りが強くなりシ
リンダ摺動面に傷を発生させ焼付きを発生させるおそれ
がある。
点でシリンダ3と接するため局部的に当りが強くなりシ
リンダ摺動面に傷を発生させ焼付きを発生させるおそれ
がある。
本発明は以上の点に鑑み滑らかにシリンダへ当る様にし
た内燃機関用ピストンを提供しようとするものである。
た内燃機関用ピストンを提供しようとするものである。
以下第4図から第6図に示す一実施例をもって本発明を
説明する。
説明する。
尚、従来例と同一部分については同−付号を付けるもの
とする。
とする。
第4図および第5図において、1はピストン、11はそ
のランド部、12は同スカート部であり、該ピストン1
は第1図乃至第2図に示した従来のピストンと同様にラ
ンド部11の径をスカート部12の下方より小径として
あり、またピンボス部14が設けられたピン孔13の軸
線Y−Y側の径をそれに直角でスカート部12(ピスト
ン1)の軸線A−Aを通る長径軸線X−X側の径より小
径としである。
のランド部、12は同スカート部であり、該ピストン1
は第1図乃至第2図に示した従来のピストンと同様にラ
ンド部11の径をスカート部12の下方より小径として
あり、またピンボス部14が設けられたピン孔13の軸
線Y−Y側の径をそれに直角でスカート部12(ピスト
ン1)の軸線A−Aを通る長径軸線X−X側の径より小
径としである。
そして本発明ピストン1にあっては、特にランド部11
の軸線B−Bをスカート部12の軸線A−Aに対して、
前記長径軸線X−X方向に30〜60μ程度偏心させて
あり、第5図より明らかな様に実線で表わされるスカー
ト部12のプロフィルに対し点線で示される従来と同様
なランド部11のプロフィルが上記軸線X−X方向にず
れた如き構造としである。
の軸線B−Bをスカート部12の軸線A−Aに対して、
前記長径軸線X−X方向に30〜60μ程度偏心させて
あり、第5図より明らかな様に実線で表わされるスカー
ト部12のプロフィルに対し点線で示される従来と同様
なランド部11のプロフィルが上記軸線X−X方向にず
れた如き構造としである。
この様な本発明によるピストン1のシリンダ3内での運
動について説明するに、前記従来例の場合と同様にピス
トンピン孔13の中心Oがスラスト側Tへ偏心していて
、重心Gから前記同様に偏心されて配設されているとす
ると、圧縮行程の上死点近傍においては第3図aに示し
た状態と全く同様の運動を行なう。
動について説明するに、前記従来例の場合と同様にピス
トンピン孔13の中心Oがスラスト側Tへ偏心していて
、重心Gから前記同様に偏心されて配設されているとす
ると、圧縮行程の上死点近傍においては第3図aに示し
た状態と全く同様の運動を行なう。
また、膨張行程についても略々第3図すと同様の運動を
行なうが、上述の如くランド部11をスカート部12に
対してピストン孔13の中心Oが存在するスラスト側T
にずらせであるため、ピストン1がシリンダ3に対し右
傾きになった状態において、ピストン1のシリンダ3に
対する当りは第6図に示す如く、反スラスト側Uのラン
ド部11の上端17′とスカート部12の上端20とで
当ることになり、当る箇所が拡大されるのでシリンダ3
に対する強い局部当りが解消されることになる。
行なうが、上述の如くランド部11をスカート部12に
対してピストン孔13の中心Oが存在するスラスト側T
にずらせであるため、ピストン1がシリンダ3に対し右
傾きになった状態において、ピストン1のシリンダ3に
対する当りは第6図に示す如く、反スラスト側Uのラン
ド部11の上端17′とスカート部12の上端20とで
当ることになり、当る箇所が拡大されるのでシリンダ3
に対する強い局部当りが解消されることになる。
従って、前述のようにピストン1のシリンダ3に対する
局部当りが解消されるから焼付きの発生も防止できる。
局部当りが解消されるから焼付きの発生も防止できる。
尚、ランド部11の軸線B−Bをスカート部12の軸線
A−Aに対し偏心させる方法は第7図に示すように、ラ
ンド部11の下端から上端にかけて徐々に変化させラン
ド部上端における偏心量が30〜60μになるようにし
ても同様の効果を得ることが出来、この場合においては
ランド部11の側面全体でシリンダ3に当ることになる
から当り巾が増大されることによって前記効果が一層増
長されるものとなる。
A−Aに対し偏心させる方法は第7図に示すように、ラ
ンド部11の下端から上端にかけて徐々に変化させラン
ド部上端における偏心量が30〜60μになるようにし
ても同様の効果を得ることが出来、この場合においては
ランド部11の側面全体でシリンダ3に当ることになる
から当り巾が増大されることによって前記効果が一層増
長されるものとなる。
また本説明においては主にピストンピン孔13の中心O
をピストン軸線(スカート軸線)A−Aに対しスラスト
側Tへ偏心させたピストン1について説明したが、ピス
トンピン孔13の中心Oをピストン軸線A−Aに対し反
スラスト側Uへ偏心させたピストン1においては、前述
の説明とまったく逆の運動を行ない、このピストン1に
あってはランド部11の軸IB−Bをスカート部12の
軸線A−Aに対しピストンピン孔13の中心Oが存在す
る反スラスト側Uにずらせることにより前述と同様の効
果を得ることが出来る。
をピストン軸線(スカート軸線)A−Aに対しスラスト
側Tへ偏心させたピストン1について説明したが、ピス
トンピン孔13の中心Oをピストン軸線A−Aに対し反
スラスト側Uへ偏心させたピストン1においては、前述
の説明とまったく逆の運動を行ない、このピストン1に
あってはランド部11の軸IB−Bをスカート部12の
軸線A−Aに対しピストンピン孔13の中心Oが存在す
る反スラスト側Uにずらせることにより前述と同様の効
果を得ることが出来る。
また、ピストンピン孔13の中心Oを偏心させないピス
トンにあっても、前述の燃焼室の偏心、ピストンピンに
対するピストン重量の配分等によりピストンの局部当り
による不具合が実際に確認されており、これらについて
も本発明が適用出来ることは言うまでもなく、また、ピ
ストンピン孔13の中心Oの偏心方向も直列型機関にお
いてさえもスラスト側T1反スラスト側Uと種々あり、
さらに左右バンクでピストン1に作用する力が異なる■
型機間においてはなおさらであり、ピストンピン孔中心
の偏心方向とランド部軸線B−Bのスカート部軸線A−
Aに対する偏心方向との関係は個々のエンジンにおいて
最良になるように決めれば良いものである。
トンにあっても、前述の燃焼室の偏心、ピストンピンに
対するピストン重量の配分等によりピストンの局部当り
による不具合が実際に確認されており、これらについて
も本発明が適用出来ることは言うまでもなく、また、ピ
ストンピン孔13の中心Oの偏心方向も直列型機関にお
いてさえもスラスト側T1反スラスト側Uと種々あり、
さらに左右バンクでピストン1に作用する力が異なる■
型機間においてはなおさらであり、ピストンピン孔中心
の偏心方向とランド部軸線B−Bのスカート部軸線A−
Aに対する偏心方向との関係は個々のエンジンにおいて
最良になるように決めれば良いものである。
第1図は従来のピストン形状を示す正面図、第2図は第
1図のイーイ断面図、第3図は従来のピストンの圧縮か
ら膨張行程にか\る作動説明図でaは上死点前、bは上
死点後を示す、第4図は本発明によるピストンの一実施
例を示す正面図、第5図は第4図のイーイ矢視断面図、
第6図は本発明によるピストンの膨張行程における作動
説明図、第7図は本発明によるピストンの他の実施例を
示す正面図である。 1ニピストン、3ニジリンダ、11ニピストンランド部
、12:ピストンスカート部、Tニスラスト側、U:反
スラスト側、A−A:ピストンおよびスカート部軸線、
B−Bニピストンランド部軸線、Y−Y:ピストンピン
孔軸線。
1図のイーイ断面図、第3図は従来のピストンの圧縮か
ら膨張行程にか\る作動説明図でaは上死点前、bは上
死点後を示す、第4図は本発明によるピストンの一実施
例を示す正面図、第5図は第4図のイーイ矢視断面図、
第6図は本発明によるピストンの膨張行程における作動
説明図、第7図は本発明によるピストンの他の実施例を
示す正面図である。 1ニピストン、3ニジリンダ、11ニピストンランド部
、12:ピストンスカート部、Tニスラスト側、U:反
スラスト側、A−A:ピストンおよびスカート部軸線、
B−Bニピストンランド部軸線、Y−Y:ピストンピン
孔軸線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シリンダ内を往復動する内燃機関用ピストンにおい
て、互いに反対側の同ピストンのランド部上端とスカー
ト部下端とがシリンダに接するように傾動した時に、前
記ランド部上端と同じ側のスカート部上端とが接するよ
うにランド部の接した反対側にランド部の軸線をスカー
ト部の軸線に対して、ピストンピン孔軸線と直角な長径
軸線方向に偏心させた内燃機関用ピストン。 2 シリンダ内を往復動するピストンであって、ピスト
ンピン孔の中心をスカート部の軸線に対し、ピストンピ
ン孔軸線と直角な長径軸線方向に偏心させた内燃機関用
ピストンにおいて、ピストンピン孔中心と反対側のラン
ド部上端と、このランド部と反対側のスカート部下端と
がシリンダに接するように傾動した時に、前記ランド部
上端と同じ側のスカート部上端とが接するようにランド
部の軸線B−Bをスカート部の軸線A−Aに対し、ピス
トンピン孔の中心の存在する方向に偏心させた内燃機関
用ピストン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13432277A JPS5825861B2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 | 内燃機関用ピストン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13432277A JPS5825861B2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 | 内燃機関用ピストン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5467820A JPS5467820A (en) | 1979-05-31 |
JPS5825861B2 true JPS5825861B2 (ja) | 1983-05-30 |
Family
ID=15125595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13432277A Expired JPS5825861B2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 | 内燃機関用ピストン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5825861B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE21439T1 (de) * | 1983-06-29 | 1986-08-15 | Bbc Brown Boveri & Cie | Gasdynamischer druckwellenlader fuer fahrzeugverbrennungsmotoren. |
GB8323843D0 (en) * | 1983-09-06 | 1983-10-05 | Ae Plc | Pistons |
JPS6181558A (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-25 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関用ピストン |
JP6206191B2 (ja) * | 2014-01-08 | 2017-10-04 | マツダ株式会社 | 内燃機関のピストン |
CN105604915B (zh) * | 2016-02-19 | 2017-10-31 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 一种活塞、具有其的压缩机以及活塞的加工方法 |
JP6528720B2 (ja) * | 2016-05-09 | 2019-06-12 | トヨタ自動車株式会社 | ピストン |
-
1977
- 1977-11-09 JP JP13432277A patent/JPS5825861B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5467820A (en) | 1979-05-31 |
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