JPS5825613B2 - 貯炭槽の詰まり防止方式 - Google Patents

貯炭槽の詰まり防止方式

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JPS5825613B2
JPS5825613B2 JP55166675A JP16667580A JPS5825613B2 JP S5825613 B2 JPS5825613 B2 JP S5825613B2 JP 55166675 A JP55166675 A JP 55166675A JP 16667580 A JP16667580 A JP 16667580A JP S5825613 B2 JPS5825613 B2 JP S5825613B2
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JP
Japan
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storage tank
coal
coal storage
water
injection device
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JP55166675A
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JPS5793828A (en
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斉 河添
宏 吉田
潔 原
誠太郎 相原
博 藤村
暉夫 八尋
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Kajima Corp
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Kajima Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はサイロのような貯炭槽に石炭を貯蔵し、そして
その下部に設けた出口から石炭を排出する場合に貯炭槽
の側面、特に出口付近の傾斜面に石炭が詰って出口から
落下しなくなるのを防止するための貯炭槽の詰まり防止
方式に関する。
サイロのような貯炭槽に石炭を貯蔵し、そして排出する
技術は知られている。
このような貯炭槽において、石炭が貯炭槽の側壁部にく
っついてしまい、その排出に際してその出口上のわずか
な空間に貯蔵された石炭のみしか排出されない。
そのために、側壁、特に傾斜している出口付近の側壁に
エアージェットノズルを設け、圧縮空気で側壁部にくっ
ついた石炭を吹き飛ばす技術が知られている。
しかしながらかかる公知の技術では圧縮空気を用いるの
で、貯炭槽全体の圧力が上昇して貯炭槽の構造全体に影
響をおよぼし、安全性に問題があり、特に空気によって
粉塵が飛ばされ、発火の危険があり、また空気自体は質
量が小さいので、比較的に石炭を飛ばす効果が小さいと
いう欠点があった。
したがって本発明の目的は貯炭槽の内圧が上昇せず、ま
た内部に粉塵が発生せず、比較的少量の媒体で確実に石
炭を飛走させ、以って好適に貯炭槽の詰まりを防止する
ことのできる方式を提供するにある。
本発明によれば、高速水ジェットが用いられ、高速水ジ
ェットの強力な破砕性を利用して簡単な装置で確実に石
炭の詰まりを防止することができる。
本発明の実施に際して高速水ジェットを噴射するための
ノズルは噴射装置の先端に設けられ、そのノズルは噴射
される水の作用で回転するようになっている。
したがって1つの噴射装置により石炭を飛走させ得る範
囲は充分に大きくなる。
また高速水の飛走距離を長くするために、高速水のジェ
ットの周囲をエアージェットで囲むのが好ましい。
かかる2重ノズルに関する技術は例えば本出願人に係る
特公昭55−35531号公報に記載されている。
噴射装置は貯炭槽の側壁に永久的に取付けられるように
してもよく、或は着脱自在にし、て、貯炭槽の詰まりに
応じて噴射角度の異なるノズルを適宜取付けるようにし
てもよい。
以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図において貯炭槽1に石炭2が貯蔵され、そして出
口3から排出した場合に、出口3の上方にいわゆるラッ
トホール4ができて、その周囲に石炭2が詰った所が示
されている。
第2図は本発明により、詰った石炭を粉砕している所を
示し、貯炭槽1の側壁に後述する高速水噴射装置5を設
け、そのノズルから噴射される高速水ジェット6によっ
て詰った石炭を粉砕する所が示されている。
このように本発明によれば水を用いるので、その飛走距
離が長くかつ質量が大きいので、充分に広い範囲にわた
って詰った石炭を粉砕して出口3から排出することがで
きる。
第3図は本発明の一実施例を示す概要図であり、図中実
線は水配管を示し、点線は空気管を示している。
水源たとえば水タンク10の水は高圧ポンプ11によっ
て噴射装置5に送られるが、高圧ポンプ11からの高圧
水は圧力制御装置12と分岐装置13とを介して複数の
分岐管L1.L2・・・Ln(以下代表的にLで示す)
に送られる。
そして各分岐管りには切換弁14が設けられ、各噴射装
置5に連結されている。
他方コンプレッサ15からの圧縮空気はやはり圧力制御
装置12と分岐装置13とを介して各分岐管に流れ、そ
して切換弁14を介して各噴射装置に接続されている。
この噴射装置は前述の如、く貯炭槽1の側壁に間隔をあ
けて適宜取付けられているものであるが、第4図a 、
bおよびCはその取付は方の一例を示している。
第4図aに示すように貯炭槽の側壁15にあらかじめ直
径100〜200Φ の孔16を開口して、その孔16
にプラグ17を挿入して閉じておく、プラグ17は例え
ばプラグ固定板18を用いて固定しておくのがよい。
さて貯炭槽に詰まりが生じたならば、第4図すに示す如
くプラグ17を取り去る。
次いで第4図Cに示す如く噴射装置5を孔16に挿入し
て、その先端のノズルが貯炭槽の内部に若干突出した位
置で、噴射装置5をプラグ固定板18に固定する。
この例は噴射装置5を着脱させた場合であるが、場合に
よっては第4図Cに示す如く固定したままでもよい。
着脱の場合は前述の如く詰まりがなくなったときに噴射
装置を取りはずし、第4図aの如くプラグを取付けてお
6図中りは水ホース、Mはエアーホースである。
第5図a、bは本発明に実施する噴射装置5の一例を示
すものである。
第5図aにおいて、噴射装置5は水ホースLおよびエア
ーホースMが接続されている主体部20を備え、この主
体部20には貯炭槽の側壁に固定するための固定金具2
1が固着されている。
そしてホースL、Mを接続している側と反対側には主体
部20に回転室22が取付けられている。
この回転室22の内部には噴射装置5の先端部に設けた
ノズルヘッド部23を回転自在に支承するためのベアリ
ング装置が内蔵されている。
またその回転室22とノズルヘッド部23との間に設け
た回転コントロール室25は内部に回転ブレーキ装置を
具備し、ノズルヘッド部23の回転力を制御するように
なっている。
ノズルヘッド部23に設けられているノズル24は、第
5図すに示されているように互いに相反する方向にほぼ
切線方向に高速水ジェット6を噴射するように取付けら
れている。
したがってこの高速水ジェット6の反作用によって回転
室22に回転自在に取付けられているノズルヘッド部2
3は回転コントロール室25内のブレーキ作用によって
制御された回転数で回転する。
第5図aに示す例は噴射装置5に対して直角にすなわち
貯炭槽の壁面に沿うように水ジェツト6を噴射する例で
あるが、この水ジェツト6の噴射角は例えば第5図Cの
如く直角でない傾斜角をもって取付けることもできる。
この場合2つの水ジェツト6の噴射方向はやはり第5図
すに示す如く構成し、回転力を与えるようにしである。
本発明の実施に際して水ジェツトの吐出圧力や流量はつ
まった石炭の強度、範囲などによって異なるが狭い範囲
で強度の大きい場合は圧力400〜1000Kp/d流
量401/7nin〜10013/min程度である。
又−挙に広範囲のつまった石炭を破砕したい場合は40
01!/min 〜8001/minで、圧力100K
y/cl程度がよい。
又、空気噴流の吐出圧力は通常7Ky/crll 、
1m”/min程度を使用すれば非常に有効である。
また噴射時間は数十秒ないし数分でよい。したがって使
用する水量はわずかでよいので、石炭の熱効率をほとん
ど害さない。
以上の如く本発明によれば回転できる水噴射ノズルを有
する噴射装置をサイロのような貯炭槽の壁面に取付けた
ので、下記の如き効果を奏するものである。
(1)貯炭槽内にはノズル出口部分のみしか出ないので
、石炭の貯蔵量は変わらない。
(2)水ジェツトと空気ジェットを併用すれば、水ジェ
ツトの有効射程距離が長くなり、これにより再固結石炭
の破砕性が優れている。
(3)高速水噴流を有効に利用するため、水噴流の噴射
時の反力を利用して回転するので、回転のための特別の
駆動装置が不要である。
(4)空気噴流の吐出圧力は7Kp/cffl、流量は
1m”/miπ以下であるから安全性の面で問題ない。
(5)石炭の自然発火を防止するため散水などが不必要
又は少くてすみ、粉塵を発生させない。
(6)貯炭槽におけるバッキングトラブルを解消できる
(7)固着炭をなくすことにより貯炭槽の内容積を有効
に利用できる。
(8)石炭の固着強度、固着範囲の大小、広狭に応じて
水噴流、空気噴流の吐出圧力、流量を調節出来るのでエ
ネルギーを有効に利用できる。
(9)噴射装置のノズルヘッド部の回転速度はブレーキ
で制御出来るようになっているので、固結体の強度の大
小、固着範囲に応じて適正回転数で破砕出来る。
(10)システム自体が比較的単純簡単で、運転やメン
テナンスが容易である。
αυ 作動操作用バルブは遠隔操作が可能で、−ケ所に
集めて集中管理でき、例えば一本又は適数本の噴射装置
のみを作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は貯炭槽内に石炭が詰った所を示す断面図、第2
図は本発明により詰った石炭を粉砕して排出している所
を示す側面図、第3図は本発明の一実施例を示す配管図
、第4図a、bおよびCは本発明に係る噴射装置の取付
けの一態様を示す説明図で、aは取付前、bは取付中、
Cは取付後の状態を説明するための図、第6図aは本発
明を実施する噴射装置の一例を示す側面図、第5図すは
第5図aの端面図、第5図Cは噴射装置の他の例を示す
側面図である。 1・・・貯炭槽(サイロ)、2・・・石炭、3・・・出
口、5・・・噴射装置、6・・・高速水ジェット、20
・・・主体部、23・・・ノズルヘッド部、24・・・
ノズル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 貯炭槽の側面に噴射装置を設け、貯炭槽内の詰まり
    を防止する方式において、貯炭槽の側面に間隔をおいて
    複数の噴射装置を取付け、その噴射装置は水源から高圧
    ポンプによって選択的に高圧水が供給され、その噴射装
    置の先端に設けたノズルヘッド部には平面的に180度
    異6方向に水ジェツトを噴射するノズルを設け、そのノ
    ズルヘッド部は回転自在に支承されており、ノズルから
    の噴射される水ジェツトの反力でノズルヘッド部が回転
    することを特徴とする貯炭槽の詰まり防止方式。
JP55166675A 1980-11-28 1980-11-28 貯炭槽の詰まり防止方式 Expired JPS5825613B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP55166675A JPS5825613B2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 貯炭槽の詰まり防止方式

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JP55166675A JPS5825613B2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 貯炭槽の詰まり防止方式

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JPS5793828A JPS5793828A (en) 1982-06-11
JPS5825613B2 true JPS5825613B2 (ja) 1983-05-28

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JP55166675A Expired JPS5825613B2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 貯炭槽の詰まり防止方式

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