JPS5825529Y2 - 灯具用防水カバ− - Google Patents

灯具用防水カバ−

Info

Publication number
JPS5825529Y2
JPS5825529Y2 JP11419376U JP11419376U JPS5825529Y2 JP S5825529 Y2 JPS5825529 Y2 JP S5825529Y2 JP 11419376 U JP11419376 U JP 11419376U JP 11419376 U JP11419376 U JP 11419376U JP S5825529 Y2 JPS5825529 Y2 JP S5825529Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
weir
hole
ventilation
cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11419376U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5332585U (ja
Inventor
捷一 深沢
Original Assignee
株式会社小糸製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小糸製作所 filed Critical 株式会社小糸製作所
Priority to JP11419376U priority Critical patent/JPS5825529Y2/ja
Publication of JPS5332585U publication Critical patent/JPS5332585U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5825529Y2 publication Critical patent/JPS5825529Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は、灯具用防水カバーの構造、とくに該カバーの空
洞部を半円弧状を呈する如く形成したことを特徴とし、
その目的とするところは、単一部材からなる簡素な構成
とすることによって工数を下げ、通気特性良好にして組
立の容易な安価なカバーを得んとすることにある。
従来、例えば第1図にみられるような灯具用防水カバー
が、既に本願考案者らによって提案されており、その具
体的構成について述べると、同図イに縦断面的に示され
るよう、灯具りの後部に装着される電球の口金部を覆う
円形を呈する例えば人工ゴム等で造られたカバーC′か
らなり、その下方に通気孔Hを備え、該孔Hは、同図口
に平面図として示されるよう上方に透孔りを備えた円形
の金属からなる仕切板Pを挿入することによって、その
内部が仕切られている。
なお、同図ハは前記イ図の後方(右方)からみたカバー
のみの平面図で、下方のtは、灯具より取外す際に便利
なよう形成された舌片を示す。
いま、このカバーCの作用について述べると、灯具に装
着された電球の口金部を同図イに示すよう密封している
が、仕切板Pの左側の空洞部V′の空気は、矢印にて示
されるよう該仕切板の透孔りを通じ、その右側の空洞部
V′を介して下方の通気孔Hに至るものである。
なお、図示していないが、電球の口金部には透孔がある
ので、その透孔を通じて灯具りの内部と通気可能となっ
ており、斯くして灯具りの内部と通気孔Hは、各空洞部
を介して通気し呼吸作用を行なうようになっている。
ところで、防水カバーなるものは、電球の口金部への浸
水を可及的に防止せんとする反面、呼吸作用により浸入
した湿気によって生ずる微量の水滴は、不可避的なもの
で、要するに、止むなく浸水した分は早急に排出するこ
とを本来の狙いとしている。
然るに、斜上のような構成では、通気孔Hが小さく通気
性に劣り、加えて仕切板Pが金属製であるため、浸入し
た微量の小滴により錆が出て、ひいては口金部を侵す、
のみならず、鉄板の挿入は組付が厄介で、その作業性を
低下させる、等々の難点を備える。
本案は、斜上の欠点を可及的に解消せんとするもので、
第2図以降を参照の上、具体的実施例につき、その構成
を詳述する。
なお、同一個所には同一符号を付け、重複する説明は省
略する。
第2図イは、本案によるカバーCの同口図x −y線に
おける縦断面図で、fは、カバーCと一体に略半円弧状
に後方に膨出するよう形成された蓋部、a、l)は、同
口図X−X線における蓋部fを省略した要部を拡大示し
た同ハ図にみられるように、蓋部fに覆われる位置にカ
バーCと一体に半円弧状に突出形成した堰で、同二図に
拡大示されているように、aはbより低く、且つ、短が
く形成されており、C9eは、蓋部端末近傍の内外側に
夫々突出形成した堰で、eは上面がテーパ状になってい
ては水はけを良くしており、dは、堰aの両端上方に位
置する(同ハ図では左側のみを示す)よう蓋部fの付根
より垂直に下方に向けてカバーCに威した堰で、後述す
るよう通気孔Hからの逆流を防ぐ作用をする。
なお、hは、第2図イ9口にみられるように、カバーC
の上方に穿孔した透孔を示す。
本案は斜上の構成になり、次に組付の態様と共に効果に
ついて述べると、第3図イに示されるよう、灯具後方の
口金部を覆うように本案カバーCを被せ、該カバーより
後方に突出した例えば3本の端子金具に、車体よりコネ
クタを接続させると済む。
すると、第3図口にみられるように、蓋部fの半円弧状
を呈する端末が前記コネクタのハウジングの周縁に形成
された溝に嵌入押圧され、該端末外側の堰eが該コネク
タへの水の流入を阻止すると同時に、第2図二に示すよ
うに該端末内側の堰CがカバーCの堰すと接し、丁度、
半円弧状のドーナツ型を呈する空洞部■が形成され、斯
くして灯具内部は透孔りを介して前記半円弧状の空洞V
と通じ、更にその両側に大きく開口する左右の通気孔H
に至って通気可能となる。
本案によれば、斜上のように、カバーCに形成された堰
aが、堰すより低く、且つ短がく形成されているので、
空洞部に混入した水分は、先ず堰aを伝って通気孔Hよ
り排出され、堰すとCとの接合部へは左程滴下されずに
すみ、仮りに滴下されたとしても、半円弧状を呈するの
で、理想的に両側に流れて速やかに排出されるもので、
一方、通気孔Hより逆流する水があっても、堰a、l)
が該孔H近傍に急勾配に形成され、しがも堰dがあるの
で、外部よりの水の逆流を充分防ぐ、のみならず、既述
のように、通気孔Hが左右に大きく開口しており、該孔
Hの周縁に、上方がテーパー状となった堰eが形成され
ているので、多量の流水にも該孔が塞がれずにすみ、し
たがって、常に通気量が充分とれ、極めて良好な通気特
性が得られるもので、更にカバー〇が、単一の部材によ
って構成されており、コネクタを組付けることにより堰
すとCが密接して半円弧状の空洞Vが形成されるので、
仕切板などの挿入手数も不要となって、それだけ安価と
なると共に、組付時の作業性も亦向上する等、本積冒頭
に記載の所期の目的を充分達成する優れた効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図は従来型式の防水カバーを示すもので、同図イは
装置状態における縦断面図、同図口は仕切板の、同図ハ
はカバーの、各平面図、第2図は本案の防水カバーを示
し、同図イは同図口のx−y線における断面図、同図口
はカバーの後方よりみた平面図、同図ハは同図口のx
−X線における空洞内部の堰a、b、dの、同図二は同
じく堰a、l)。 c、eの、各状態を示す要部拡大図で、第3図イは本案
カバーを電球に嵌めた状態を示す縦断面図、同図口は同
図イに更にコネクタを組付けた状態を示す縦断面図であ
る。 a 、l) 、 c 、 d 、 e−・−・・−堰、
C9C′・・・・・・カバー、f・・・・・・蓋部、H
・・・・・・通気孔、h・・・・・・透孔、L・・・・
・・灯具、P・・・・・・仕切板、t・・・・・・舌片
、v、v’・・・・・・空洞部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 灯具の後部に装着される電球口金部を覆う円形を呈する
    カバーにおいて、該カバーは、透孔りを該透孔を覆う半
    円弧状を呈する蓋部fを、夫々備え、該蓋部はコネクタ
    に押圧され、その端末内側に形成された堰Cと前記カバ
    ーに形成された堰すとによって半円弧状の空洞部■が形
    成され、該空洞部の両側が通気孔Hとなるように構成さ
    れていることを特徴とする灯具用防水カバー
JP11419376U 1976-08-26 1976-08-26 灯具用防水カバ− Expired JPS5825529Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11419376U JPS5825529Y2 (ja) 1976-08-26 1976-08-26 灯具用防水カバ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11419376U JPS5825529Y2 (ja) 1976-08-26 1976-08-26 灯具用防水カバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5332585U JPS5332585U (ja) 1978-03-22
JPS5825529Y2 true JPS5825529Y2 (ja) 1983-06-01

Family

ID=28723854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11419376U Expired JPS5825529Y2 (ja) 1976-08-26 1976-08-26 灯具用防水カバ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5825529Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59164103U (ja) * 1983-04-18 1984-11-02 スタンレー電気株式会社 空気孔を備えた自動車用灯具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5332585U (ja) 1978-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5825529Y2 (ja) 灯具用防水カバ−
JPH0244410Y2 (ja)
JPS6010010Y2 (ja) 車輛用灯具
JPH0322802Y2 (ja)
JPS585285Y2 (ja) 自動車灯具用防水ゴムカバ−
JPS6348005Y2 (ja)
JPH0173706U (ja)
JPS6127051Y2 (ja)
JPH01164607U (ja)
JPS6020668Y2 (ja) マンホ−ルの蓋
JPH0238381U (ja)
JPS6239528Y2 (ja)
JPS6012021Y2 (ja) 集水器
JPH0322378Y2 (ja)
JPH035157Y2 (ja)
JPS60175406U (ja) 自動車用ランプの水抜き構造
JPH0459009U (ja)
JPS6050267U (ja) 多槽流し用排水トラップ
JPS5992793U (ja) 浸透桝用蓋
JPH0141127Y2 (ja)
JPS60156603U (ja) 車輌用照明装置の水抜き構造
JPS58115587U (ja) 水洗便器
JPS6315501U (ja)
JPH01120578U (ja)
JPS59172677U (ja) 車体の排水装置