JPS5825516Y2 - 炎検出器 - Google Patents
炎検出器Info
- Publication number
- JPS5825516Y2 JPS5825516Y2 JP17447078U JP17447078U JPS5825516Y2 JP S5825516 Y2 JPS5825516 Y2 JP S5825516Y2 JP 17447078 U JP17447078 U JP 17447078U JP 17447078 U JP17447078 U JP 17447078U JP S5825516 Y2 JPS5825516 Y2 JP S5825516Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- detection element
- flame detector
- substrate
- flame detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、合成樹脂もしくはアルミダイキャスト製筐
体本体の基板に炎検出素子を設ける形式の炎検出器にお
ける該筐体本体の構造に関する。
体本体の基板に炎検出素子を設ける形式の炎検出器にお
ける該筐体本体の構造に関する。
一般に炎検出器は、合成樹脂製筐体本体の基板に炎検出
素子を設けて構成せられ、従来、トンネル内の天井等に
取付けられていた。
素子を設けて構成せられ、従来、トンネル内の天井等に
取付けられていた。
しかして近年、炎検出器の改良に伴う検出能力の向上、
価格の低廉化等に比例して需要が高1す、最近では、燃
焼物を取扱い保管する危険物倉庫や工場、デパート等の
禁煙区域、或は神社、仏閣等の重要文化財保有施設等に
も設置されている。
価格の低廉化等に比例して需要が高1す、最近では、燃
焼物を取扱い保管する危険物倉庫や工場、デパート等の
禁煙区域、或は神社、仏閣等の重要文化財保有施設等に
も設置されている。
ところで炎検出器は周知のように、紫外線、赤外線等の
波長等を炎検出素子で検知するものであり、かかる紫外
線。
波長等を炎検出素子で検知するものであり、かかる紫外
線。
赤外線等の直進性の故に構造上、上記検出素子を検出器
筐体表面に露出させなければならない構成をとっている
。
筐体表面に露出させなければならない構成をとっている
。
したがって、炎検出器の検出素子は外部から毀損され易
い位置構造を必然的に有するものであり、上述したよう
な最近の需要増大に鑑みて、近年、第1・2図に示すよ
うな炎検出器が案出せられている。
い位置構造を必然的に有するものであり、上述したよう
な最近の需要増大に鑑みて、近年、第1・2図に示すよ
うな炎検出器が案出せられている。
すなわち、第1図に示す炎検出器1は、筐体本体20基
板3を凹面形状に形成し、炎検出素子4が上記基板3の
外輪部5により保護せられうるように構成されている。
板3を凹面形状に形成し、炎検出素子4が上記基板3の
外輪部5により保護せられうるように構成されている。
すなわち、側方からの外力が直接炎検出素子4に及ばず
、基板外輪部5にて防御されるようになされている。
、基板外輪部5にて防御されるようになされている。
ところが、上述した第1図に示す炎検出器1は、第3図
に示すように、炎検出の指向範囲、換言すれば検出器の
検出可能区域たる警戒範囲W、A35E凹面形状の基板
3により大きく削減されてし1うという欠点を有してい
る。
に示すように、炎検出の指向範囲、換言すれば検出器の
検出可能区域たる警戒範囲W、A35E凹面形状の基板
3により大きく削減されてし1うという欠点を有してい
る。
また、第2図に示す炎検出器1は、炎検出素子4を保護
すべく、針金等で枠組みして成るガード6を筐体本体2
に嵌着して構成するものであり、これによって第1図に
示す炎検出器1における警戒範囲WA、の削減という事
態を回避している。
すべく、針金等で枠組みして成るガード6を筐体本体2
に嵌着して構成するものであり、これによって第1図に
示す炎検出器1における警戒範囲WA、の削減という事
態を回避している。
ところが第2図に示す炎検出器1は、上述したようにガ
ード6を設ける構成としているので、極めて手数のかか
る該ガード6の製造とこれの筐体本体2への取付は工程
を必要とする欠点を生じている。
ード6を設ける構成としているので、極めて手数のかか
る該ガード6の製造とこれの筐体本体2への取付は工程
を必要とする欠点を生じている。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、炎検出素子
の保護が十分になされうると共に、上記警戒範囲の削減
を極力押えることができ、しかも保護カバー等ガードの
別途取付けを不要とする構造の炎検出器を提供せんとす
るものである。
の保護が十分になされうると共に、上記警戒範囲の削減
を極力押えることができ、しかも保護カバー等ガードの
別途取付けを不要とする構造の炎検出器を提供せんとす
るものである。
以下、本考案に係る炎検出器を図面に示す実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第4図は本考案の炎検出器の縦断面図、第5図は第4図
の炎検出器の底面図であり、同図において本考案は、合
成樹脂もしくはアルミダイキャスト製筐体本体10の基
板11に設けた炎検出素子12を保護するために、該検
出素子12周辺の基板11に複数の突出リブ13,13
を合成樹脂もしくはアル□ダイキャストにて一体的に成
形して成るものである。
の炎検出器の底面図であり、同図において本考案は、合
成樹脂もしくはアルミダイキャスト製筐体本体10の基
板11に設けた炎検出素子12を保護するために、該検
出素子12周辺の基板11に複数の突出リブ13,13
を合成樹脂もしくはアル□ダイキャストにて一体的に成
形して成るものである。
上記突出リブ13は、これを上記検出素子120周辺に
成形するものであるから、該素子12の視野範囲が大幅
に削減されないように、第5図に示すような薄肉厚にて
構成すると共に該素子12に対して放射状に設けている
。
成形するものであるから、該素子12の視野範囲が大幅
に削減されないように、第5図に示すような薄肉厚にて
構成すると共に該素子12に対して放射状に設けている
。
なお、上記リブ13は少なくとも3側塊上形成するのが
望ましい。
望ましい。
また、第4図において、上記リブ13の炎検出素子12
近傍部には、下方に向って拡開する傾斜面14f:設け
ている。
近傍部には、下方に向って拡開する傾斜面14f:設け
ている。
このように突出リブ13に傾斜面14を設けた場合は、
該リブ13を縦断面矩形状に形成した場合に比べて炎検
出素子12の視野範囲を広くとることができ、したがっ
て本案炎検出器の警戒範囲をその分だけ拡大することが
できるものである。
該リブ13を縦断面矩形状に形成した場合に比べて炎検
出素子12の視野範囲を広くとることができ、したがっ
て本案炎検出器の警戒範囲をその分だけ拡大することが
できるものである。
第6図は本案炎検出器の他の実施例を示す縦断面図、第
1図は第6図の炎検出器の底面図であり、同図に示す炎
検出器は、第4・5図に示す突出リブ13の横断面形状
を楔形になしたものである。
1図は第6図の炎検出器の底面図であり、同図に示す炎
検出器は、第4・5図に示す突出リブ13の横断面形状
を楔形になしたものである。
すなわち、本例において突出リブ13を楔形に形成した
のは、炎検出素子12近傍部の該素子12に対向する面
(第4〜7図においては傾斜面14)の面積を小さくし
て該素子12の視野範囲を広くとるためである。
のは、炎検出素子12近傍部の該素子12に対向する面
(第4〜7図においては傾斜面14)の面積を小さくし
て該素子12の視野範囲を広くとるためである。
したがって、第6・7図に示す実施例の場合は、第4・
5図の実施例の場合に比べて、上記リブ13の個数を増
しても視野範囲、すなわち警戒範囲の減少をもたらすこ
とがない。
5図の実施例の場合に比べて、上記リブ13の個数を増
しても視野範囲、すなわち警戒範囲の減少をもたらすこ
とがない。
第8図に示す実施例は突出リブ13を径の小なる丸棒状
に構成すると共に、炎検出素子12に対して放射状に配
設・成形したものである。
に構成すると共に、炎検出素子12に対して放射状に配
設・成形したものである。
すなわち、上述した警戒範囲の拡大は、本例のような点
状の突起によってもなされうるものである。
状の突起によってもなされうるものである。
第9図は本案炎検出器の他の実施例で、本例は、筐体本
体10と基板11とを分割方式にて構成し、合成樹脂よ
り成る基板11に複数の突出リブ13を一体的に成形し
たものである。
体10と基板11とを分割方式にて構成し、合成樹脂よ
り成る基板11に複数の突出リブ13を一体的に成形し
たものである。
このように構成した場合は、外力により突出リブ13が
破壊したときに基板11のみを取替えれば良いこととな
り、筐体全体の取替えを不要にして便宜である。
破壊したときに基板11のみを取替えれば良いこととな
り、筐体全体の取替えを不要にして便宜である。
なお、筐体本体10への基板11の取付けは、取付爪に
よる嵌合、圧入方式や螺合方式等公知の方式にてなされ
る。
よる嵌合、圧入方式や螺合方式等公知の方式にてなされ
る。
また、本例における突出リブ13を一体成形した基板1
1は、いわゆるアタプター形式を採用することにより、
既存の検出器にも取付けることができるものである。
1は、いわゆるアタプター形式を採用することにより、
既存の検出器にも取付けることができるものである。
以上説明したように、本考案は炎検出素子周辺の筐体基
板に複数の突出リブを一体成形する構成であるから、炎
検出素子の保護を十分になすことができると共に、従来
の基板凹面型のものに比べてより一層広い警戒範囲を有
することができ、また、枠組ガード型のものに比べて該
ガードを別途必要とせず、したがってすこぶる簡単な構
成で顕著な炎検出並びに素子保護効果を奏するものであ
る。
板に複数の突出リブを一体成形する構成であるから、炎
検出素子の保護を十分になすことができると共に、従来
の基板凹面型のものに比べてより一層広い警戒範囲を有
することができ、また、枠組ガード型のものに比べて該
ガードを別途必要とせず、したがってすこぶる簡単な構
成で顕著な炎検出並びに素子保護効果を奏するものであ
る。
第1・2図は従来の炎検出器を示す図、第3図は第1図
に示す検出器の警戒範囲を示す図、第4図〜第9図は本
考案に係る炎検出器を示す図で、第4図、第6図、第9
図は各種実施例の縦断面図、第5図、第7図、第8図は
底面図である。 1・・・・・・炎検出器、2・・・・・・筐体本体、3
・・・・・・基板、4・・・・・・炎検出素子、5・・
・・・・外輪部、6・・・・・・ガード、10・・・・
・・酸体本体、11・・・・・・基板、12・・・・・
・炎検出素子、13・・・・・・突出リフ、14・・・
・・・傾斜面、W、 A、・・・・・・警戒範囲。
に示す検出器の警戒範囲を示す図、第4図〜第9図は本
考案に係る炎検出器を示す図で、第4図、第6図、第9
図は各種実施例の縦断面図、第5図、第7図、第8図は
底面図である。 1・・・・・・炎検出器、2・・・・・・筐体本体、3
・・・・・・基板、4・・・・・・炎検出素子、5・・
・・・・外輪部、6・・・・・・ガード、10・・・・
・・酸体本体、11・・・・・・基板、12・・・・・
・炎検出素子、13・・・・・・突出リフ、14・・・
・・・傾斜面、W、 A、・・・・・・警戒範囲。
Claims (4)
- (1)合成樹脂もしくはアルミダイキャスト製筐体本体
の基板に炎検出素子を設ける形式の炎検出器において、 上記炎検出素子周辺の基板に複数の突出リブを合成樹脂
にて一体的に成形したことを特徴とする炎検出器。 - (2)突出リブを炎検出素子に対して放射状に設けたこ
とを特徴とする第1項記載の炎検出器。 - (3)突出リブの炎検出素子近傍部に、下方に向って拡
開する傾斜面を設けたことを特徴とする第1項記載の炎
検出器。 - (4)突出リブは、横断面楔形状をなしていることを特
徴とする第1項記載の炎検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17447078U JPS5825516Y2 (ja) | 1978-12-19 | 1978-12-19 | 炎検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17447078U JPS5825516Y2 (ja) | 1978-12-19 | 1978-12-19 | 炎検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5593094U JPS5593094U (ja) | 1980-06-27 |
JPS5825516Y2 true JPS5825516Y2 (ja) | 1983-06-01 |
Family
ID=29181119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17447078U Expired JPS5825516Y2 (ja) | 1978-12-19 | 1978-12-19 | 炎検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5825516Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6270500B2 (ja) * | 2014-01-22 | 2018-01-31 | 日置電機株式会社 | 光量測定用センサおよび光量測定装置 |
JP6333459B2 (ja) * | 2017-11-02 | 2018-05-30 | 日置電機株式会社 | 光量測定用センサおよび光量測定装置 |
-
1978
- 1978-12-19 JP JP17447078U patent/JPS5825516Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5593094U (ja) | 1980-06-27 |
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