JP6333459B2 - 光量測定用センサおよび光量測定装置 - Google Patents

光量測定用センサおよび光量測定装置 Download PDF

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Description

本発明は、カバー部、フィルタ部および光電変換部が測定対象光の入射方向に沿ってこの順で配設された光量測定用センサおよび光量測定装置に関するものである。
この種の光量測定用センサおよび光量測定装置として、照度計などの各種測光機器用の受光装置が下記の特許文献1に開示されている。具体的には、例えば、実施例1として開示されている受光装置(同文献の図14参照)では、カバー板、拡散板、フィルタ(赤外線吸収フィルタおよび干渉フィルタ)および光電変換素子が測定対象の光(以下、「測定対象光」ともいう)の進行方向に沿ってこの順で配設されて測定対象光の照射量を測定可能に構成されている。また、比較例として開示されている受光装置(同文献の図15参照)では、グローブ、フィルタ(第1ガラスフィルタおよび第2ガラスフィルタ)および光電変換素子が測定対象光の進行方向に沿ってこの順で配設されて測定対象光の照射量を測定可能に構成されている。
この場合、上記の両受光装置におけるカバー板やグローブ(以下、両受光装置におけるカバー板およびグローブを総称して「カバー部」ともいう)は、乳白色のアクリル樹脂材料によって半球状に形成され、その突端部が測定対象光の入射方向手前側に向かって突出するように配設されている。これにより、両受光装置では、例えば、平板状に形成されたカバー部が、装置筐体における受光面側の一面に対して面一となるように配設された受光装置(カバー部が突出していない受光装置)とは異なり、受光装置に対して測定対象光がやや斜めに入射する状態においても、その測定対象光を半球状のカバー部によって光電変換素子に案内して受光させることで照射量を正確に測定することが可能となっている。
また、上記の両受光装置には、カバー部を取り囲むようにして環状傾斜壁(壁状の遮光用凸部)が設けられている。この場合、両受光装置では、装置筐体における受光面側の一面からの環状傾斜壁の突出長がカバー部の突出長よりも短くなる(カバー部よりも環状傾斜壁の方が低くなる)ように構成されており、受光装置を側方から見たときに、カバー部の突端が環状傾斜壁から突出して見えるように構成されている。これにより、両受光装置では、装置の側方からの測定対象光についてもある程度受光可能としつつ、測定対象光が斜めに照射されているときほど光電変換素子における測定対象光の受光量が減少するように、装置に対する測定対象光の各入射角度毎の照射量が調節されている。
特開2011−220769号公報(第7−25頁、第1−18図)
ところが、従来の受光装置には、以下の解決すべき問題点が存在する。すなわち、従来の受光装置では、装置筐体における受光面側の一面からのカバー部の突出長が環状傾斜壁の突出長よりも長くなる(環状傾斜壁よりもカバー部の方が高くなる)ように構成されてカバー部の突端が環状傾斜壁から測定対象光の入射方向手前側に向かって突出している。このため、従来の受光装置では、例えば、誤って装置を落下させてしまったときに、カバー部の突端が地面や床面等に接し、これに起因して、カバー部に傷付きや変形が生じることがある。
この場合、カバー部に傷付きが生じた状態においては、傷の存在に起因して測定対象光が意図しない向きに拡散されて光電変換素子によって受光される光量が本来的な受光量とは相違する状態となる。また、カバー部に変形が生じた状態においては、フィルタや光電変換素子とカバー部との間の距離が設計値とは相違する状態となって光電変換素子によって受光される光量が本来的な受光量とは相違する状態となる。このように、カバー部の突端が突出している従来の受光装置では、カバー部に傷付きや変形が生じ易く、これに起因して測定対象光の照射量を正確に測定するのが困難な状態となることがあるという問題点が存在する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、カバー部の傷付きや変形を好適に回避し得る光量測定用センサおよび光量測定装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく、請求項1記載の光量測定用センサは、カバー部、フィルタ部および光電変換部が測定対象光の入射方向に沿ってセンサ筐体にこの順で配設され、かつ当該入射方向の手前側に向かって当該センサ筐体における受光面側の一面から当該カバー部が突出させられると共に、当該カバー部および当該フィルタ部を透過して当該光電変換部によって受光される当該測定対象光の受光量に応じたセンサ信号を出力可能に構成された光量測定用センサであって、前記光電変換部に対する前記測定対象光の垂直入射方向に対して予め規定された角度を超える角度で交差する方向からの前記カバー部への光の入射を規制可能に当該カバー部の周囲に形成された環状遮光部を備え、前記カバー部は、半球状に形成されて中央部が前記垂直入射方向における手前側に向かって突出するように前記センサ筐体に固定され、前記センサ筐体は、前記垂直入射方向における手前側に向かって前記一面から突出する突出部を備え、前記環状遮光部は、前記一面からの当該環状遮光部の突端部までの第1の突出長が当該一面からの前記カバー部の突端部までの第2の突出長よりも短くなるように形成され、前記突出部は、前記一面からの当該突出部の突端部までの第3の突出長が、前記第2の突出長よりも長く、かつ前記カバー部を下向きにした状態で当該突出部が水平面に接するように当該光量測定用センサを当該水平面上に載置したときに当該カバー部が当該水平面に対して非接触となる突出長に規定されて前記環状遮光部の周囲に形成されている。
また、請求項2記載の光量測定用センサは、請求項1記載の光量測定用センサにおいて、前記突出部は、前記一面において前記カバー部を挟んで対向する位置に形成された少なくとも2つの凸部を備えて構成されている。
また、請求項3記載の光量測定用センサは、請求項1記載の光量測定用センサにおいて、前記突出部は、前記一面における前記カバー部の周囲に点在させられた少なくとも3つの凸部を備えて構成されている。
また、請求項4記載の光量測定用センサは、請求項1記載の光量測定用センサにおいて、前記突出部は、前記カバー部を囲むようにして前記一面に形成された環状凸部を備えて構成されている。
また、請求項記載の光量測定用センサは、請求項1からのいずれかに記載の光量測定用センサと、前記光量測定用センサから出力された前記センサ信号に基づいて前記測定対象光の光量を測定する測定部とを備えている。
また、請求項記載の光量測定装置は、カバー部、フィルタ部および光電変換部が測定対象光の入射方向に沿って装置筐体にこの順で配設され、かつ当該入射方向の手前側に向かって当該装置筐体における受光面側の一面から当該カバー部が突出させられると共に、当該カバー部および当該フィルタ部を透過して当該光電変換部によって受光される当該測定対象光の受光量に応じたセンサ信号を出力可能に構成されたセンサ部と、前記センサ部から出力された前記センサ信号に基づいて前記測定対象光の光量を測定可能に構成されて前記装置筐体に収容された測定部とを備えた光量測定装置であって、前記光電変換部に対する前記測定対象光の垂直入射方向に対して予め規定された角度を超える角度で交差する方向からの前記カバー部への光の入射を規制可能に当該カバー部の周囲に形成された環状遮光部を備え、前記カバー部は、半球状に形成されて中央部が前記垂直入射方向における手前側に向かって突出するように前記装置筐体に固定され、前記装置筐体は、前記垂直入射方向における手前側に向かって前記一面から突出する突出部を備え、前記環状遮光部は、前記一面からの当該環状遮光部の突端部までの第1の突出長が当該一面からの前記カバー部の突端部までの第2の突出長よりも短くなるように形成され、前記突出部は、前記一面からの当該突出部の突端部までの第3の突出長が、前記第2の突出長よりも長く、かつ前記カバー部を下向きにした状態で当該突出部が水平面に接するように当該光量測定装置を当該水平面上に載置したときに当該カバー部が当該水平面に対して非接触となる突出長に規定されて前記環状遮光部の周囲に形成されている。
また、請求項記載の光量測定装置は、請求項記載の光量測定装置において、前記突出部は、前記一面において前記カバー部を挟んで対向する位置に形成された少なくとも2つの凸部を備えて構成されている。
また、請求項記載の光量測定装置は、請求項記載の光量測定装置において、前記突出部は、前記一面における前記カバー部の周囲に点在させられた少なくとも3つの凸部を備えて構成されている。
また、請求項記載の光量測定装置は、請求項記載の光量測定装置において、前記突出部は、前記カバー部を囲むようにして前記一面に形成された環状凸部を備えて構成されている。
請求項1記載の光量測定用センサ、および請求項記載の光量測定装置では、カバー部を下向きにした状態で突出部が水平面に接するように光量測定用センサを水平面上に載置したときにカバー部が水平面に対して非接触となる突出長で突出部が形成されている。また、請求項記載の光量測定装置では、上記の光量測定用センサと、光量測定用センサから出力されたセンサ信号に基づいて測定対象光の光量を測定する測定部とを備えている。したがって、請求項1記載の光量測定用センサ、および請求項5,6記載の光量測定装置によれば、光量測定用センサ(光量測定装置)を誤って落下させたとしても、突出部が水平面(地面や床面)に接してカバー部が水平面に対して非接触の状態となってカバー部と水平面との間に隙間が生じた状態となるため、カバー部に傷付きや変形が生じる事態を好適に回避することができる。これにより、カバー部の光学特性を初期状態のまま維持することができる結果、測定対象光がカバー部によってフィルタ部や光電変換部に好適に案内されて光量が正確に測定される状態を維持することができる。また、環状遮光部の第1の突出長がカバー部の第2の突出長よりも短くなり、かつ突出部の第3の突出長がカバー部の第2の突出長よりも長くなるように形成したことにより、突出部によってカバー部の傷付きや変形を回避しつつ、垂直入射方向と交差する向きからカバー部への測定対象光の入射量を環状遮光部によって好適に制限することができる結果、JIS等で標準化された測定処理を好適に実行することができる。
また、請求項2記載の光量測定用センサ、および請求項記載の光量測定装置によれば、受光面側の一面においてカバー部を挟んで対向する位置に形成された少なくとも2つの凸部を備えて突出部を構成したことにより、例えば、光量測定用センサ(光量測定装置)が傾いた状態で落下したとしても、突出部を構成する各凸部のいずれかが水平面(地面や床面)に最初に接してカバー部が水平面に接触する事態を確実に回避することができる結果、カバー部に傷付きや変形が生じる事態を好適に回避することができ、これにより、光量を正確に測定可能な状態を確実に維持することができる。
さらに、請求項3記載の光量測定用センサ、および請求項記載の光量測定装置によれば、受光面側の一面におけるカバー部の周囲に点在させられた少なくとも3つの凸部を備えて突出部を構成したことにより、例えば、光量測定用センサ(光量測定装置)が傾いた状態で落下したとしても、突出部を構成する各凸部のいずれかが水平面(地面や床面)に最初に接してカバー部が水平面に接触する事態を確実に回避することができる結果、カバー部に傷付きや変形が生じる事態を好適に回避することができ、光量を正確に測定可能な状態を確実に維持することができる。
また、請求項4記載の光量測定用センサ、および請求項記載の光量測定装置によれば、カバー部を囲むようにして受光面側の一面に形成された環状凸部を備えて突出部を構成したことにより、例えば、光量測定用センサ(光量測定装置)が傾いた状態で落下したとしても、突出部を構成する環状凸部のいずれかの部位が水平面(地面や床面)に最初に接してカバー部が水平面に接触する事態を確実に回避することができる結果、カバー部に傷付きや変形が生じる事態を好適に回避することができ、これにより、光量を正確に測定可能な状態を確実に維持することができる。
光量測定装置1の正面図である。 測定装置本体2と光量測定用センサ3とを分離させて接続ケーブル4によって相互に接続した状態の光量測定装置1の正面図である。 光量測定装置1における光量測定用センサ3の構成を示す断面図である。 グローブ21を下向きにして光量測定装置1(光量測定用センサ3)を水平面X上に載置した状態の断面図である。 他の実施の形態に係る光量測定装置1Aにおける光量測定用センサ3aの正面図である。 さらに他の実施の形態に係る光量測定装置1Bにおける光量測定用センサ3bの正面図である。 さらに他の実施の形態に係る光量測定装置1Cにおける光量測定用センサ3cの正面図である。 光量測定装置1Cにおける光量測定用センサ3cの構成を示す断面図である。 グローブ21を下向きにして光量測定装置1C(光量測定用センサ3c)を水平面X上に載置した状態の断面図である。 さらに他の実施の形態に係る光量測定装置1Dの正面図である。 光量測定装置1Dの構成を示す断面図である。 グローブ21を下向きにして光量測定装置1Dを水平面X上に載置した状態の断面図である。
以下、光量測定用センサおよび光量測定装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1に示す光量測定装置1は、「光量測定装置」の一例である「照度計」であって、「JIS C 1609−1」および「JIS C 1609−2」において標準化された照度の測定処理を実行可能に構成されている。この光量測定装置1は、測定装置本体2および光量測定用センサ3を備え、同図に示すように、測定装置本体2および光量測定用センサ3を一体化した状態で測定処理を行う使用形態と、図2に示すように光量測定用センサ3を測定装置本体2から切り離した状態で接続ケーブル4によって測定装置本体2および光量測定用センサ3を相互に接続した状態で測定処理を行う使用形態とのいずれかを使用者が任意に選択することができるように構成されている。
測定装置本体2は、図1,2に示すように、後述するように光量測定用センサ3から出力されるセンサ信号に基づいて測定対象光の照射量(照度)を測定する測定部(測定回路:図示せず)を収容する装置筐体10を備えている。また、装置筐体10には、測定レンジの変更操作、測定結果の表示をホールドするホールド操作、およびアジャストメント操作などのスイッチ操作が可能な操作部11と、測定部による測定結果を数値で表示する表示部12とが配設されている。
光量測定用センサ3は、「光量測定用センサ」の一例であって、図3に示すように、グローブ21、フィルタ部22および光電変換部23が測定対象光の入射方向(同図における矢印L0の向き)に沿ってセンサ筐体20にこの順で配設され、グローブ21およびフィルタ部22を透過して光電変換部23によって受光される測定対象光の受光量に応じたセンサ信号を測定装置本体2の測定部に出力可能に構成されている。
グローブ21は、「カバー部」の一例であって、フィルタ部22に傷付きや塵埃の付着が生じるのを阻止する「保護部材」としての機能、および測定対象光を拡散してフィルタ部22(光電変換部23)に案内する「入射光拡散部」としての機能を有するように構成されている。具体的には、グローブ21は、一例として、光透過性を有する乳白色の樹脂材料(一例として、アクリル樹脂)によって半球状に形成され、センサ筐体20における受光面側の一面24aに開口された開口部24bにセンサ筐体20の内側から嵌着されることにより、測定対象光の入射方向の手前側に向かって一面24aから突出させられた状態でセンサ筐体20に固定されている。
フィルタ部22は、「フィルタ部」の一例であって、グローブ21と光電変換部23との間に位置するようにセンサ筐体20に固定されると共に、光量測定装置1(光量測定用センサ3)に入射する光のうちの予め規定された波長の光を透過させ、それ以外の波長の光の透過を制限する。光電変換部23は、「光電変換部」の一例であって、グローブ21およびフィルタ部22を透過させられた測定対象光を受光可能にセンサ筐体20に固定されて受光量に応じたセンサ信号を出力する。
なお、光量測定装置1(光量測定用センサ3)の構成についての理解を容易とするために、グローブ21、フィルタ部22および光電変換部23を有する構成を例に挙げて説明するが、「光量測定装置(光量測定用センサ)」の構成は、これに限定されず、グローブ21とフィルタ部22との間や、フィルタ部22と光電変換部23との間に、各種の光学機能層(例えば、「光拡散層」)を構成する光学部品を配設することもできる。また、フィルタ部22については、単層構造に限定されず、複数種類のフィルタ層を積層した多層構造を採用することもできる。
この場合、センサ筐体20は、「センサ筐体」の一例であって、全体として箱状に形成されると共に、前述したようにグローブ21を嵌着可能な開口部24b(箱体内に測定対象光を導入するための丸孔)が一面24aに開口されている。また、図1〜3に示すように、センサ筐体20は、一面24aにおけるグローブ21の周囲に形成された遮光壁25と、光電変換部23に対する測定対象光の垂直入射方向における手前側に向かって一面24aから突出させられた保護用突出部26とを備えている。
遮光壁25は、「環状遮光部」の一例であって、光量測定装置1(光量測定用センサ3)に対する測定対象光の垂直入射方向に対して予め規定された角度を超える角度で交差する方向からのグローブ21への光の入射を規制可能に構成されている。具体的には、本例の光量測定装置1(光量測定用センサ3)では、図3に示すように、垂直入射方向で入射する測定対象光(矢印L0で示すように入射する光)がグローブ21の半球状部におけるほぼ全域に照射され、かつ垂直入射方向に対する交差角度θが80°の方向から入射する測定対象光(矢印L1で示すように入射する光)がグローブ21の半球状部における矢印Aで示す範囲に照射されるように、一面24aから遮光壁25の突端部までの高さH25(「第1の突出長」の一例)、およびグローブ21からの遮光壁25の距離(遮光壁25の直径)が規定されて形成されている。
保護用突出部26は、「突出部」の一例であって、図1,2に示すように、センサ筐体20の一面24aにおいてグローブ21を挟んで対向する位置に形成された2つの凸部を備えて構成されている。なお、両図では、保護用突出部26を構成する両凸部の突端部(突端面)を網線で塗り潰して図示している。この保護用突出部26は、図4に示すように、グローブ21を下向きにした状態で保護用突出部26が水平面X(例えば、地面や床面等)に接するように光量測定用センサ3を水平面X上に載置したときに、グローブ21が水平面Xに対して非接触となる突出長に形成されている。
この場合、図3に示すように、本例の光量測定装置1(光量測定用センサ3)では、遮光壁25の高さH25が、一面24aからグローブ21の突端部までの高さH21(「第2の突出長」の一例)よりも低く(突出長が短く)なり、かつ一面24aから保護用突出部26の突端部までの高さH26(「第3の突出長」の一例)がグローブ21の高さH21よりも高く(突出長が長く)なるようにセンサ筐体20が形成されている。なお、保護用突出部26については、単にグローブ21の高さH21よりも高く形成されているのではなく、光量測定用センサ3に対して矢印L1で入射する測定対象光がグローブ21における矢印Aの範囲に照射されるのを阻害しない高さ(突出長)および形成位置(グローブ21からの距離)、すなわち、遮光壁25の機能を阻害しない高さおよび形成位置が規定されて形成されている。
この光量測定装置1による照度の測定に際しては、図1に示すように、光量測定用センサ3を測定装置本体2に直接接続するか、図2に示すように、接続ケーブル4を介して光量測定用センサ3を測定装置本体2に接続した状態において、測定装置本体2の操作部11を操作して所望の測定レンジを選択する。次いで、グローブ21を上向きにして測定対象部位に光量測定用センサ3を位置させる。この際には、垂直入射方向で入射する測定対象光や、垂直入射方向と交差する向きから斜めに入射する測定対象光がグローブ21に照射され、これらの光がグローブ21によって拡散されつつフィルタ部22に向けて案内される。
また、フィルタ部22に案内された光は、フィルタ部22を透過させられて光電変換部23によって受光される。この際には、光電変換部23が、測定対象光の受光量に応じたセンサ信号を出力し、測定装置本体2内の測定部が、光電変換部23から出力されたセンサ信号に基づき、光量測定用センサ3に対する測定対象光の照射量(照度)を演算して表示部12に数値やグラフで表示させる。なお、上記の照射量(照度)の測定処理については、前述したように標準化されている測定基準を満たす処理となっており、具体的な内容については公知のため、詳細な説明を省略する。
一方、測定対象部位への設置時、測定対象部位からの撤去時、および光量測定装置1を携行して使用者が移動しているときなどには、誤って光量測定装置1(光量測定用センサ3)を落下させてしまうことがある。かかる場合、従来の受光装置では、前述したように、装置筐体から突出させられているカバー部の突端が地面や床面などに当接し、カバー部に傷付きや変形が生じて正確な照射量測定が困難となるおそれがある。
これに対して、本例の光量測定装置1(光量測定用センサ3)では、誤って落下させてしまったとしても、図4に示すように、保護用突出部26を構成する両凸部の突端部(突端面)が水平面X(地面や床面)に当接した状態となり、グローブ21の突端が水平面Xに対して非接触の状態となってグローブ21と水平面Xとの間に隙間Sが生じた状態となる。これにより、グローブ21に傷付きや変形が生じる事態が好適に回避される。
また、本例の光量測定装置1(光量測定用センサ3)では、上記のように誤って落下させてしまったときだけでなく、例えば、グローブ21を上向きにして測定対象部位に設置した状態や、非使用時にグローブ21を上向きにして卓上等に載置した状態において、光量測定装置1(光量測定用センサ3)上にノートやバインダー等を誤って落下させてしまったときにも、保護用突出部26を構成する両凸部の突端部(突端面)に落下物が当接した状態となり、グローブ21の突端が落下物に対して非接触の状態となってグローブ21と落下物との間に隙間Sが生じた状態となる。これにより、グローブ21に傷付きや変形が生じる事態が好適に回避される。
このように、この光量測定用センサ3、および光量測定装置1では、グローブ21を下向きにした状態で保護用突出部26が水平面Xに接するように光量測定用センサ3を水平面X上に載置したときにグローブ21が水平面Xに対して非接触となる突出長で保護用突出部26を形成したことにより、光量測定用センサ3(光量測定装置1)を誤って落下させたとしても、保護用突出部26が水平面X(地面や床面)に接してグローブ21が水平面Xに対して非接触の状態となってグローブ21と水平面Xとの間に隙間Sが生じた状態となるため、グローブ21に傷付きや変形が生じる事態を好適に回避することができる。これにより、グローブ21の光学特性を初期状態のまま維持することができる結果、測定対象光がグローブ21によってフィルタ部22や光電変換部23に好適に案内されて光量が正確に測定される状態を維持することができる。
また、この光量測定用センサ3、および光量測定装置1によれば、一面24aにおいてグローブ21を挟んで対向する位置に形成された2つの凸部を備えて保護用突出部26を構成したことにより、例えば、光量測定用センサ3(光量測定装置1)が傾いた状態で落下したとしても、保護用突出部26を構成する両凸部のいずれかが水平面X(地面や床面)に最初に接してグローブ21が水平面Xに接触する事態を確実に回避することができる結果、グローブ21に傷付きや変形が生じる事態を好適に回避することができ、これにより、光量を正確に測定可能な状態を確実に維持することができる。
さらに、この光量測定用センサ3、および光量測定装置1によれば、遮光壁25の高さH25がグローブ21の第2の高さH21よりも低く(突出長が短く)なり、かつ保護用突出部26の高さH26がグローブ21の高さH21よりも高く(突出長が長く)なるように形成したことにより、保護用突出部26によってグローブ21の傷付きや変形を回避しつつ、垂直入射方向と交差する向きからグローブ21への測定対象光の入射量を遮光壁25によって好適に制限することができる結果、JIS等で標準化された測定処理を好適に実行することができる。
なお、「カバー部」としてのグローブ21を挟んで対向する位置に形成された2つの凸部を備えて構成した保護用突出部26を有する光量測定用センサ3(光量測定装置1)を例に挙げて説明したが、「光量測定用センサ」の構成はこれに限定されない。例えば、「カバー部」を挟んで対向する位置に形成された一対の凸部を複数組備えて(4つ以上の凸部を備えて)「突出部」を構成することもできる。具体的には、一例として、前述した光量測定用センサ3における保護用突出部26を構成する2つの凸部に加え、図1における上下方向でグローブ21を挟んで対向する位置にさらに2つの凸部を形成し、合計4つの凸部(2組の凸部)によって「突出部」を構成することができる(図示せず)。
また、図5に示す光量測定装置1A(「光量測定装置」の他の一例)における光量測定用センサ3a(「光量測定用センサ」の他の一例)のように、センサ筐体20a(「センサ筐体」の他の一例)の一面24aにおけるグローブ21の周囲に点在させた3つの凸部を備えて「突出部」の他の一例である保護用突出部26aを構成することもできる。なお、同図では、保護用突出部26aを構成する各凸部の突端部(突端面)を網線で塗り潰して図示している。
また、この光量測定装置1Aや、後述する光量測定装置1B,1C(図6〜9参照)は、前述した光量測定装置1と同様にして測定装置本体2を備えているが、この測定装置本体2の構成については光量測定装置1の測定装置本体2と同様のため、図示および詳細な説明を省略する。さらに、光量測定装置1A〜1Cや、後述する光量測定装置1D(図10〜12)において光量測定装置1と同様の機能を有する構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。この場合、この光量測定用センサ3a(光量測定装置1A)では、保護用突出部26aを構成する各凸部の一面24aからの高さが、前述した光量測定用センサ3(光量測定装置1)における保護用突出部26の両凸部の高さH26と同様となるようにセンサ筐体20aが構成されている。
したがって、このような構成を採用することにより、例えば、光量測定用センサ3a(光量測定装置1A)が傾いた状態で落下したとしても、保護用突出部26aを構成する各凸部のいずれかが水平面X(地面や床面)に最初に接してグローブ21が水平面Xに接触する事態を確実に回避することができる結果、グローブ21に傷付きや変形が生じる事態を好適に回避することができ、光量を正確に測定可能な状態を確実に維持することができる。なお、上記の光量測定用センサ3aの構成に代えて、一面24aにおけるグローブ21の周囲に点在させられた4つ以上の凸部を備えて「突出部」を構成した場合においても(図示せず)、上記の光量測定用センサ3a(光量測定装置1A)と同様の効果を奏することができる。
また、図6に示す光量測定装置1B(「光量測定装置」のさらに他の一例)における光量測定用センサ3b(「光量測定用センサ」のさらに他の一例)では、グローブ21を囲むようにしてセンサ筐体20b(「センサ筐体」のさらに他の一例)の一面24aに形成された環状凸部を備えて「突出部」のさらに他の一例である保護用突出部26bが構成されている。なお、同図では、保護用突出部26bを構成する環状凸部の突端部(突端面)を網線で塗り潰して図示している。この場合、この光量測定用センサ3b(光量測定装置1B)においても、保護用突出部26bを構成する環状凸部の一面24aからの高さが、前述した光量測定用センサ3(光量測定装置1)における保護用突出部26の両凸部の高さH26と同様となるようにセンサ筐体20bが構成されている。
したがって、このような構成を採用することにより、例えば、光量測定用センサ3b(光量測定装置1B)が傾いた状態で落下したとしても、保護用突出部26bを構成する環状凸部のいずれかの部位が水平面X(地面や床面)に最初に接してグローブ21が水平面Xに接触する事態を確実に回避することができる結果、グローブ21に傷付きや変形が生じる事態を好適に回避することができ、これにより、光量を正確に測定可能な状態を確実に維持することができる。なお、上記の光量測定用センサ3bの構成に代えて、保護用突出部26bを構成する環状凸部の一部を切り欠いた構成(「突出部」を正面視C字状とした構成:図示せず)においても、上記の光量測定用センサ3b(光量測定装置1B)と同様の効果を奏することができる。
一方、図7,8に示す光量測定装置1C(「光量測定装置」のさらに他の一例)における光量測定用センサ3c(「光量測定用センサ」のさらに他の一例)では、光量測定用センサ3,3a,3bにおける遮光壁25と同様にしてセンサ筐体20c(「センサ筐体」のさらに他の一例)に形成された遮光壁25c(「環状遮光部」の他の一例)の突端部上に、測定対象光の透過が可能な光透過性材料(一例として、アクリル樹脂等の樹脂材料)によって環状凸部が形成され、この環状凸部によって保護用突出部26c(「突出部」のさらに他の一例)が構成されている。なお、図7では、保護用突出部26cを構成する環状凸部の突端部(突端面)を網線で塗り潰して図示している。
この場合、図8に示すように、この光量測定用センサ3c(光量測定装置1C)では、遮光壁25cが光量測定用センサ3などの遮光壁25と同様の遮光特性を有するように、一面24aからの遮光壁25cの高さH25が、光量測定用センサ3などの遮光壁25の高さH25と同様に規定されている。また、遮光壁25cの突端部(突端面)から保護用突出部26cの突端部までの高さH26cは、遮光壁25cの高さH25との和が、一面24aからのグローブ21の高さH21よりも高くなるように(一例として、光量測定用センサ3の保護用突出部26の高さH26と等しくなるように)規定されている。
この光量測定用センサ3c(光量測定装置1C)では、前述したように、保護用突出部26cが光透過性材料で形成されている。したがって、図8に矢印L1で示すように入射する光が保護用突出部26cによって遮光されることなく、グローブ21における矢印Aの範囲に照射される。これにより、光量測定用センサ3(光量測定装置1)などと同様の照射量測定(照度測定)を実行することができる。
また、この光量測定用センサ3c(光量測定装置1C)では、誤って落下させてしまったとしても、図9に示すように、保護用突出部26cを構成する環状凸部の突端部(突端面)が水平面X(地面や床面)に当接した状態となり、同図に示すように、グローブ21の突端が水平面Xに対して非接触の状態となって、グローブ21と水平面Xとの間に隙間Sが生じた状態となる。これにより、グローブ21に傷付きや変形が生じる事態が好適に回避される。
したがって、このような構成を採用した光量測定用センサ3c、および光量測定装置1Cによれば、遮光壁25c上に保護用突出部26cを構成したことで、光量測定用センサ3c(光量測定装置1C)を十分に小型化しつつ、保護用突出部26cによってグローブ21の傷付きや変形を回避し、垂直入射方向と交差する向きからグローブ21への測定対象光の入射量を遮光壁25cによって好適に制限することができる。
なお、上記の光量測定用センサ3cの構成に代えて、保護用突出部26cを構成する環状凸部の一部を切り欠いた構成(「突出部」を正面視C字状とした構成:図示せず)や、保護用突出部26cを構成する環状凸部を2つ以上に分割した構成(グローブ21を挟んで対向する遮光壁25c上の位置に2つの凸部を形成した構成、または、グローブ21を囲んで遮光壁25c上に3つ以上の凸部を点在させた構成:図示せず)においても、上記の光量測定用センサ3b(光量測定装置1B)と同様の効果を奏することができる。
また、「光量測定用センサ」と、「測定部」などを備えた「測定装置本体」とを別体に形成した光量測定装置1、1A〜1Cについて説明したが、光量測定装置1,1A〜1Cにおける光量測定用センサ3,3a〜3cと測定装置本体2とを分離不能に一体的に形成することもできる。このような構成を採用した「光量測定装置」においても、前述した光量測定装置1,1A〜1Cと同様の効果を奏することができる。
また、「光量測定用センサ」と「測定装置本体」とを一体的に形成する構成においては、例えば、図10,11に示す光量測定装置1Dのように、「突出部」の一例である保護用突出部36を装置筐体30(「装置筐体」の一例)に形成することもできる。なお、図10では、保護用突出部36を構成する凸部の突端部(突端面)を網線で塗り潰して図示している。
この光量測定装置1Dは、装置筐体30にセンサ部3dが配設されると共に、センサ部3d(「センサ部」の一例)から出力されるセンサ信号に基づいて測定対象光の光量(照射量:照度)を測定する測定部(図示せず)が装置筐体30内に収容されている。また、センサ部3dは、前述した光量測定用センサ3,3a〜3cと同様にして、グローブ21、フィルタ部22および光電変換部23を備えて構成され、装置筐体30の受光面側の一面34aに形成された開口部34bに装置筐体30の内側からグローブ21が嵌着されてグローブ21が垂直入射方向に手前側に向かって突出させられている。
また、図11に示すように、この光量測定装置1Dでは、装置筐体30における一面34aからの保護用突出部36の突端部までの高さH36が一面34aからのグローブ21の高さH21よりも高く(突出長が長く)なるように形成されている。この光量測定装置1Dでは、誤って落下させてしまったとしても、図12に示すように、保護用突出部36を構成する凸部の突端部(突端面)と、遮光壁25の突端部とが水平面X(地面や床面)に当接した状態となり、同図に示すように、グローブ21の突端が水平面Xに対して非接触の状態となって、グローブ21と水平面Xとの間に隙間Sが生じた状態となる。これにより、この光量測定装置1Dにおいても、グローブ21に傷付きや変形が生じる事態が好適に回避される。
したがって、この光量測定装置1Dによれば、誤って落下させたとしても、保護用突出部36、および装置筐体30における保護用突出部36以外の部位(この例では、遮光壁25)が水平面X(地面や床面)に接してグローブ21が水平面Xに対して非接触の状態となるため、グローブ21に傷付きや変形が生じる事態を好適に回避することができる。これにより、グローブ21の光学特性を初期状態のまま維持することができる結果、測定対象光がグローブ21によってフィルタ部22や光電変換部23に好適に案内されて光量が正確に測定される状態を維持することができる。
なお、保護用突出部36および遮光壁25が水平面Xに接触した状態となってグローブ21を水平面Xに対して非接触の状態とする構成の光量測定装置1Dを例に挙げて説明したが、このような構成に代えて、例えば、保護用突出部36、および装置筐体30における上側縁部(一面34aの縁部)が水平面Xに接触した状態となってグローブ21を水平面Xに対して非接触の状態とする構成を採用することもできる(図示せず)。このような構成を採用した「光量測定装置」においても、上記の光量測定装置1Dと同様の効果を奏することができる。
加えて、「光量測定装置」の一例である「照度計」の構成を例に挙げて説明したが、「色彩照度計」、「紫外線強度計」、「写真用露出計」および「写真用カラーメーター」などの各種の「光量測定装置」、並びに、そのような「光量測定装置」において使用可能な「光量測定用センサ」に上記の例示の構成と同様の構成を採用することもできる(図示せず)。
1,1A〜1D 光量測定装置
2 測定装置本体
3,3a〜3c 光量測定用センサ
3d センサ部
4 接続ケーブル
10,30 装置筐体
20,20a〜20c センサ筐体
21 グローブ
22 フィルタ部
23 光電変換部
24a,34a 一面
24b、34b 開口部
25,25c 遮光壁
26,26a〜26c,36 保護用突出部
H21,H25,H26,H26c,H36 高さ
S 隙間
X 水平面
θ 交差角度

Claims (9)

  1. カバー部、フィルタ部および光電変換部が測定対象光の入射方向に沿ってセンサ筐体にこの順で配設され、かつ当該入射方向の手前側に向かって当該センサ筐体における受光面側の一面から当該カバー部が突出させられると共に、当該カバー部および当該フィルタ部を透過して当該光電変換部によって受光される当該測定対象光の受光量に応じたセンサ信号を出力可能に構成された光量測定用センサであって、
    前記光電変換部に対する前記測定対象光の垂直入射方向に対して予め規定された角度を超える角度で交差する方向からの前記カバー部への光の入射を規制可能に当該カバー部の周囲に形成された環状遮光部を備え、
    前記カバー部は、半球状に形成されて中央部が前記垂直入射方向における手前側に向かって突出するように前記センサ筐体に固定され、
    前記センサ筐体は、前記垂直入射方向における手前側に向かって前記一面から突出する突出部を備え、
    前記環状遮光部は、前記一面からの当該環状遮光部の突端部までの第1の突出長が当該一面からの前記カバー部の突端部までの第2の突出長よりも短くなるように形成され、
    前記突出部は、前記一面からの当該突出部の突端部までの第3の突出長が、前記第2の突出長よりも長く、かつ前記カバー部を下向きにした状態で当該突出部が水平面に接するように当該光量測定用センサを当該水平面上に載置したときに当該カバー部が当該水平面に対して非接触となる突出長に規定されて前記環状遮光部の周囲に形成されている光量測定用センサ。
  2. 前記突出部は、前記一面において前記カバー部を挟んで対向する位置に形成された少なくとも2つの凸部を備えて構成されている請求項1記載の光量測定用センサ。
  3. 前記突出部は、前記一面における前記カバー部の周囲に点在させられた少なくとも3つの凸部を備えて構成されている請求項1記載の光量測定用センサ。
  4. 前記突出部は、前記カバー部を囲むようにして前記一面に形成された環状凸部を備えて構成されている請求項1記載の光量測定用センサ。
  5. 請求項1からのいずれかに記載の光量測定用センサと、
    前記光量測定用センサから出力された前記センサ信号に基づいて前記測定対象光の光量を測定する測定部とを備えている光量測定装置。
  6. カバー部、フィルタ部および光電変換部が測定対象光の入射方向に沿って装置筐体にこの順で配設され、かつ当該入射方向の手前側に向かって当該装置筐体における受光面側の一面から当該カバー部が突出させられると共に、当該カバー部および当該フィルタ部を透過して当該光電変換部によって受光される当該測定対象光の受光量に応じたセンサ信号を出力可能に構成されたセンサ部と、
    前記センサ部から出力された前記センサ信号に基づいて前記測定対象光の光量を測定可能に構成されて前記装置筐体に収容された測定部とを備えた光量測定装置であって、
    前記光電変換部に対する前記測定対象光の垂直入射方向に対して予め規定された角度を超える角度で交差する方向からの前記カバー部への光の入射を規制可能に当該カバー部の周囲に形成された環状遮光部を備え、
    前記カバー部は、半球状に形成されて中央部が前記垂直入射方向における手前側に向かって突出するように前記装置筐体に固定され、
    前記装置筐体は、前記垂直入射方向における手前側に向かって前記一面から突出する突出部を備え、
    前記環状遮光部は、前記一面からの当該環状遮光部の突端部までの第1の突出長が当該一面からの前記カバー部の突端部までの第2の突出長よりも短くなるように形成され、
    前記突出部は、前記一面からの当該突出部の突端部までの第3の突出長が、前記第2の突出長よりも長く、かつ前記カバー部を下向きにした状態で当該突出部が水平面に接するように当該光量測定装置を当該水平面上に載置したときに当該カバー部が当該水平面に対して非接触となる突出長に規定されて前記環状遮光部の周囲に形成されている光量測定装置。
  7. 前記突出部は、前記一面において前記カバー部を挟んで対向する位置に形成された少なくとも2つの凸部を備えて構成されている請求項記載の光量測定装置。
  8. 前記突出部は、前記一面における前記カバー部の周囲に点在させられた少なくとも3つの凸部を備えて構成されている請求項記載の光量測定装置。
  9. 前記突出部は、前記カバー部を囲むようにして前記一面に形成された環状凸部を備えて構成されている請求項記載の光量測定装置。
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