JPS5825448A - 導電用銅合金 - Google Patents
導電用銅合金Info
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- JPS5825448A JPS5825448A JP13101082A JP13101082A JPS5825448A JP S5825448 A JPS5825448 A JP S5825448A JP 13101082 A JP13101082 A JP 13101082A JP 13101082 A JP13101082 A JP 13101082A JP S5825448 A JPS5825448 A JP S5825448A
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- electrically conductive
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えば電子通信機器配線材に使用される高強度
、高導電性を有する導電用銅合金に関するものである。
、高導電性を有する導電用銅合金に関するものである。
従来ジルコニウム0.1−1.5重量%(以下単に%と
記す)を含有し、残部が銅よりなる合金は熱処理型、時
効硬化性銅合金として知られ、高強度、高導電性を有し
ているところから、主として電子通信機器配線材と1.
て使用されている。
記す)を含有し、残部が銅よりなる合金は熱処理型、時
効硬化性銅合金として知られ、高強度、高導電性を有し
ているところから、主として電子通信機器配線材と1.
て使用されている。
しかして、この合金は鋳造時にジルコニウムの酸化が激
しく、鋳造性が悪く又、製造工程中、高温(850°C
−1000°C)での溶体化処理工程を必要とし、特に
この溶体化処理は、溶解鋳造時に起り易い偏析の除去も
充分に行なう為、通常バッチ式炉加熱によって行なわれ
、加熱に際して多量の酸化スケールを生成して歩留を低
下するばかりか、内部酸化層を生成し、その結果、長時
間の酸洗を必要とする等の欠点があった。
しく、鋳造性が悪く又、製造工程中、高温(850°C
−1000°C)での溶体化処理工程を必要とし、特に
この溶体化処理は、溶解鋳造時に起り易い偏析の除去も
充分に行なう為、通常バッチ式炉加熱によって行なわれ
、加熱に際して多量の酸化スケールを生成して歩留を低
下するばかりか、内部酸化層を生成し、その結果、長時
間の酸洗を必要とする等の欠点があった。
本発明は、かかる点に鑑み、Cu−Zr合金について種
々検討した結果、上記欠点を解消したもので該合金にア
ルミニウムとイツトリウムおよび希土類元素のうち1種
以上とを同時に添加することにより、鋳造性を改善し、
さらに溶体化処理における酸化スケールの成長を防止し
て製品歩留を大巾に向上できる高強度、高導電性を有す
る導電用銅合金を提供せんとするものである。
々検討した結果、上記欠点を解消したもので該合金にア
ルミニウムとイツトリウムおよび希土類元素のうち1種
以上とを同時に添加することにより、鋳造性を改善し、
さらに溶体化処理における酸化スケールの成長を防止し
て製品歩留を大巾に向上できる高強度、高導電性を有す
る導電用銅合金を提供せんとするものである。
本発明ハ、ジルコニウム0.1〜1.5%、アルミニウ
ム0.005〜0.596を含み、かつイツトリウムお
よび希土類元素のうち1種以上0.005〜0.5%を
含みさらに銀0.5%以下、錫O,a96以下のうち1
種又は2種を添加し、残部が本質的に銅よりなる導電用
銅合金である。
ム0.005〜0.596を含み、かつイツトリウムお
よび希土類元素のうち1種以上0.005〜0.5%を
含みさらに銀0.5%以下、錫O,a96以下のうち1
種又は2種を添加し、残部が本質的に銅よりなる導電用
銅合金である。
本発明においてジルコニウム量を0.1−1.5%と規
定したのは0.1%未満では機械的特性改善の効果が得
られがたく、1.5%を超えると偏析を生じやすく、導
電率の不必要な低下をきたす等の理由の為である。
定したのは0.1%未満では機械的特性改善の効果が得
られがたく、1.5%を超えると偏析を生じやすく、導
電率の不必要な低下をきたす等の理由の為である。
また、アルミニウム量を0.005〜0.5%と規定し
たのは0.005%未満では耐酸化性向上に効果がみら
れず、0.5%を超えると著しく導電率が低下してしま
う為、導電材料としての利点が失われる為である。又イ
ツトリウムおよび希土類元素のうち1種以上の添加量を
0.005〜0,5%と規定したのは0.005%未満
では耐酸化性向上に効果が少なく、0.5%を超えると
加工性を害する等の理由の為である。
たのは0.005%未満では耐酸化性向上に効果がみら
れず、0.5%を超えると著しく導電率が低下してしま
う為、導電材料としての利点が失われる為である。又イ
ツトリウムおよび希土類元素のうち1種以上の添加量を
0.005〜0,5%と規定したのは0.005%未満
では耐酸化性向上に効果が少なく、0.5%を超えると
加工性を害する等の理由の為である。
又、銀0.5%以下、錫0,3%のうち1種又は2種を
添加するのは、耐熱性や機械的特性を改善する為であり
、銀が0.5%を超えると銀が高価なため不必要に合金
価格を挑め、錫が0.8%を超えると不必要に導電率を
低下させてしまう。
添加するのは、耐熱性や機械的特性を改善する為であり
、銀が0.5%を超えると銀が高価なため不必要に合金
価格を挑め、錫が0.8%を超えると不必要に導電率を
低下させてしまう。
なお、本発明合金は218% Caなどの脱酸剤の残や
若干量のその低不純物が含有される事は何ら差支えない
。以下本発明を実施例により説明する。
若干量のその低不純物が含有される事は何ら差支えない
。以下本発明を実施例により説明する。
実施例:
通常の銅地金を1200°〜1800°Cで溶解し、第
1表に示す所定量の添加元素をジルコニウムはCu−1
0%Zr母合金の形で他は単体で添加し、十分溶解した
後、50IIUILφの鋳塊に鋳造した。鋳塊の表面を
外削後、850°Cで熱間圧延し、j8111JILφ
のワイヤーロッドとした後、900°CX2hrの溶体
化処理を施こし、水焼入れを行なった。その後酸洗いし
た後0.8uφまで伸線加工し、450°cx 2hr
真空焼鈍(時効)処理を行なった試料の特性を測定した
。
1表に示す所定量の添加元素をジルコニウムはCu−1
0%Zr母合金の形で他は単体で添加し、十分溶解した
後、50IIUILφの鋳塊に鋳造した。鋳塊の表面を
外削後、850°Cで熱間圧延し、j8111JILφ
のワイヤーロッドとした後、900°CX2hrの溶体
化処理を施こし、水焼入れを行なった。その後酸洗いし
た後0.8uφまで伸線加工し、450°cx 2hr
真空焼鈍(時効)処理を行なった試料の特性を測定した
。
又、この際の試料の歩留りを製品量/詩造量×100(
ト)により求めた。
ト)により求めた。
次に0.8Bφの線を大気中で400°C及び800°
Cで24時間加熱し、その間の酸化による重量増加を求
めた。なお比較のため比較例について同様の試験を行な
った。第1表はこれらの試作合金の組成分析結果および
上述の各種測定結果を示す。第1表より本発明合金は比
較例に比べて機械的特性及び電気的特性はほとんど変わ
らず、耐酸化性が著しく向上している事が分る。またそ
の為歩留においても顕著な効果が見られる。
Cで24時間加熱し、その間の酸化による重量増加を求
めた。なお比較のため比較例について同様の試験を行な
った。第1表はこれらの試作合金の組成分析結果および
上述の各種測定結果を示す。第1表より本発明合金は比
較例に比べて機械的特性及び電気的特性はほとんど変わ
らず、耐酸化性が著しく向上している事が分る。またそ
の為歩留においても顕著な効果が見られる。
次に第1表に示した種々の組成の合金の8Bφのワイア
ーロッドを用い、バッチ式炉により900°Cにおいて
種々の時間溶体化処理を行なったものについて、その内
部酸化層の厚さを横断面の顕微鏡観察より求めた結果を
第2表に−示す。
ーロッドを用い、バッチ式炉により900°Cにおいて
種々の時間溶体化処理を行なったものについて、その内
部酸化層の厚さを横断面の顕微鏡観察より求めた結果を
第2表に−示す。
第2表より、本発明合金がバッチ式炉での溶体化処理工
程に於ける酸化を極めて少な(おさえ得る事を示し、こ
の事からも歩留の向上及び安定した高性能が期待できる
。
程に於ける酸化を極めて少な(おさえ得る事を示し、こ
の事からも歩留の向上及び安定した高性能が期待できる
。
第 2 表
次に、例えば電子通信機器用配線材としての一つの必要
特性であるハンダ付性については上述の耐酸化性に優れ
ていることから長時間貯蔵後もハンダ付は性が優れてい
ることが期待されるので、第8表に示す試験条件で試料
とハンダのぬれ角度の測定を行なった。その結果を第4
表に示す。
特性であるハンダ付性については上述の耐酸化性に優れ
ていることから長時間貯蔵後もハンダ付は性が優れてい
ることが期待されるので、第8表に示す試験条件で試料
とハンダのぬれ角度の測定を行なった。その結果を第4
表に示す。
第 3 表
第 4 表
第4表において、ハンダのぬれ角度が小さい程ハンダ付
は性が良好であり、本発明合金は何れも半田付は性が比
較例より良好であり、特に大気中に50日間放置した後
のハンダ付は性は比較例に比べ著しく優れ、殆んど劣化
しないことが分る。
は性が良好であり、本発明合金は何れも半田付は性が比
較例より良好であり、特に大気中に50日間放置した後
のハンダ付は性は比較例に比べ著しく優れ、殆んど劣化
しないことが分る。
以上述べたように、本発明合金は、銅−ジルコニウム合
金にアルミニウム0.005〜0.5%と、イツトリウ
ムおよび希土類元素のうち1種以上0.005〜0.5
%を添加することにより、その機械的および電気的特性
を殆んど害することなく、鋳造加工性が向上し、かつ加
熱時の酸化スケールを防止するため、製造工程上必要な
溶体化処理における酸化ロスを著しく低下し、歩留の向
上および性能の安定化を可能ならしめると共に、長期間
放置しても良好な半田付は性を維持するので、例えば電
子通信機器用配線材料等に最適な導電材料を提供する特
長がある。
金にアルミニウム0.005〜0.5%と、イツトリウ
ムおよび希土類元素のうち1種以上0.005〜0.5
%を添加することにより、その機械的および電気的特性
を殆んど害することなく、鋳造加工性が向上し、かつ加
熱時の酸化スケールを防止するため、製造工程上必要な
溶体化処理における酸化ロスを著しく低下し、歩留の向
上および性能の安定化を可能ならしめると共に、長期間
放置しても良好な半田付は性を維持するので、例えば電
子通信機器用配線材料等に最適な導電材料を提供する特
長がある。
又、銀0,5%以下、銀0.3%以下のうち1種又は2
種を添加した場合は耐熱性や機械的特性を向上する効果
がある。
種を添加した場合は耐熱性や機械的特性を向上する効果
がある。
Claims (1)
- (1)ジルコニウム0.1−1.5重i%、アルミニウ
ム0.005〜0.5重量%、イツトリウムおよび希土
類元素のうち1種以上0.005〜0.5重量%を含み
、かつ銀0.5%以下、錫0.8%以下のうち1種又は
2種を含み残部が本質的に銅よりなることを特徴とする
導電用銅合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13101082A JPS5821015B2 (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 導電用銅合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13101082A JPS5821015B2 (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 導電用銅合金 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11300475A Division JPS5821012B2 (ja) | 1975-09-17 | 1975-09-17 | ドウデンヨウドウゴウキン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5825448A true JPS5825448A (ja) | 1983-02-15 |
JPS5821015B2 JPS5821015B2 (ja) | 1983-04-26 |
Family
ID=15047861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13101082A Expired JPS5821015B2 (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 導電用銅合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821015B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS598077A (ja) * | 1982-07-03 | 1984-01-17 | Omron Tateisi Electronics Co | 自動注文処理装置 |
CN104894413A (zh) * | 2015-04-16 | 2015-09-09 | 新疆大学 | 一种铜及铜合金控温-调压熔化方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6318512U (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-06 |
-
1982
- 1982-07-26 JP JP13101082A patent/JPS5821015B2/ja not_active Expired
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS598077A (ja) * | 1982-07-03 | 1984-01-17 | Omron Tateisi Electronics Co | 自動注文処理装置 |
CN104894413A (zh) * | 2015-04-16 | 2015-09-09 | 新疆大学 | 一种铜及铜合金控温-调压熔化方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5821015B2 (ja) | 1983-04-26 |
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