JPS582541B2 - コイル端結束機械 - Google Patents

コイル端結束機械

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JPS582541B2
JPS582541B2 JP49023732A JP2373274A JPS582541B2 JP S582541 B2 JPS582541 B2 JP S582541B2 JP 49023732 A JP49023732 A JP 49023732A JP 2373274 A JP2373274 A JP 2373274A JP S582541 B2 JPS582541 B2 JP S582541B2
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JP
Japan
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stator
shaft
cam
stator core
tightening
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JP49023732A
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JPS49135799A (ja
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リチヤード・ジエームス・ハベガー
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General Electric Co
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General Electric Co
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Publication date
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Publication of JPS582541B2 publication Critical patent/JPS582541B2/ja
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/0025Shaping or compacting conductors or winding heads after the installation of the winding in the core or machine ; Applying fastening means on winding heads
    • H02K15/0037Shaping or compacting winding heads
    • H02K15/0043Applying fastening means on winding headS
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49009Dynamoelectric machine
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/5313Means to assemble electrical device
    • Y10T29/53143Motor or generator

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電磁機器におけるコイルを結束するための機械
および方法に関するものである。
特に、本発明は回転電気機械の磁気鉄心のコイル収納ス
ロットに納めたコイルの磁気鉄心の両端面から外部に突
出しているコイル端を適当なコードないしは締めひもで
結束するに際して、磁気鉄心と結束工具の相対的位置を
調整するための機械および方法に関するものである。
そして本発明はコイル収納スロットが不規則に配列形成
してある磁気鉄心を特に適用対象とするものである。
回転電気機械の固定子をはじめとするある種の電磁機器
の製作中、成層磁気鉄心に施されるコイルの端部ば磁気
鉄心の両端面から外部に突出するので、この突出コイル
端をコード、ひも等で縛るのが望ましい(なお、磁気鉄
心に施されたコイルの磁気鉄心の両端面から外部に突出
しているコイル端ヲコード、ひも等で縛ることを、以下
においては「結束」と呼ぶ)。
巻線のコイル端を結束するには、結束部材の一つ、通常
は先端にフックを有する締め針が隣接するコイル端のあ
いだをその長さ方向に直線往復運動し、これが磁気鉄心
が360°回転するまで間欠送りされるあいだコイル端
を飛び越えて運動する他の結束部材と協働する。
詳しくは、米国特許明細書第3659337号に記載さ
れている。
回転電気機械の固定子の設計にあたっては、コイルを納
めるためのスロットを径方向配列以外の配列に形成する
のが望ましいことがある。
しかし、その場合には上記米国特許に記載されている機
械によってコイル端を結束しようとすると、さまざまな
問題が生じる。
上記米国特許に記載のコイル端結束機では、締め針が固
定子の端面の近くを固定子の半径方向の線に沿って往復
運動するようになっている。
もちろんこの締め針の往復運動の運動線は、隣り合う径
方向スロットから突出するコイル端の間を通る。
そして、次々と別のコイル端を結束作業位置に送るため
に、結束機は固定子をその軸を中心として周期的に間欠
回転させる。
しかし、各コイル端の結束は固定子の径方向に直線往復
運動する締め針により行われる。
固定子のスロットが径方向に配列していない場合には、
隣り合う径方向スロットから突出するコイル端の間が締
め針の通過路(運動路)となるが、この運動路は固定子
の半径線からはずれており、締め針を径方向に往復運動
させても隣接するコイル端の間の空間を通ることができ
ない。
スロットが固定子の半径線からわずかだけ外れている場
合にはたいした問題とはならないが、その程度が大きく
なると、半径方向に往復運動する締め針が隣接するコイ
ル端部の一方の外端にあたったり、他方のコイル端部の
内部にあたったりする事態が起り、固定子巻線や結束機
もしくはその双方に大きな損傷が生じることがある。
本発明について簡単に説明すると、本発明のコイル端結
束機は回転電気機械の固定子巻線の両コイル端を同時に
縛るだめの機械で、先ず一対の締め針を有している。
締め針は固定子の歯とコイル端との間で互いに実質上平
行に長さ方向に往復運動して、前記の米国特許明細書第
3659337号に記載されている方法でコイル端の周
囲にひもないしはコードを巻きつける。
本発明機械は、さらに固定子を一対の締め針の往復運動
路に関して間欠回転させ、かつ固定子が半径方向から外
れて配列されたスロットを有する場合に、締め針の往復
運動路とスロットとのずれが解消されるように固定子を
変位させるための固定子位置決め機構を有している。
そして、この機構は、固定子をその中心開口の軸を中心
として回転させて、固定子の歯を順次締め針の往復運動
路に配置するための手段と、締め針により固定子の径方
向スロットに納められたコイルのコイル端を結束する場
合および固定子の非径方向スロットに納められたコイル
のコイル端を結束する場合に応じて、固定子の回転中心
軸を締め針の往復運動路に関して相対的に変位させるた
めの手段とで構成される。
固定子位置決め機構の一つの実施例では、クラッチを含
む動力伝達手段が歯車列を通じて固定子をその中心軸を
中心に回転させると同時にカム装置を通じて固定子を第
二の軸を中心に回動させて、固定子の回転中心軸を変位
させる。
歯車列のうちの一つの歯車の中心軸はその第二の軸上に
あり、従ってカム装置の動作により固定子の回転中心軸
が変位させられても、歯車列の歯は常に互いにかみ合っ
ている。
他の実施例機構では、一対の協働カムが円形に配置され
た一連のカム従節と協働して、固定子をその中心軸を中
心として間欠回転させ、別の一対の協働カムがカム従節
と協働して固定子をその回転中心軸が締め針に関して相
対的に変位する如くに移動させる。
そして、カムはコイル端結束作業中は常に回転している
が、カムは締め針が固定子外に後退している時にのみ固
定子を駆動するように構成されている。
上記いずれの実施例の場合でも、巻線のコイル端の結束
作業はコイル端と固定子の歯との間で縦軸方向に往復運
動する少なくとも一本の締め針により実施される。
締め針は他の部材と協働してコードをコイル端の周囲に
巻きつけ、一つのコイル端部分の結束が終ると、次のコ
イル端部分を結束位置に配置するために、固定子が回転
中心軸を中心に間欠的に回転せしめられると共に、回転
中心軸と実質上平行であるが、それから離れた位置にあ
る第二の軸を中心として回動せしめられ、固定子の回転
中心軸が結束位置、すなわち締め針に関して相対的に変
位せしめられる。
こうして次のコイル端部分が結束位置に繰出されると、
締め針が次の固定子の歯とコイル端部の間で再び縦軸方
向に往復運動し、該コイル端部分の周囲にコードが巻き
つけられる。
以下、添附の図面を参照して本発明の実施例について詳
しく説明する。
第1〜5図、特に第1,2図には本発明の第一の実施例
になる巻線のコイル端を縛るための機械(コイル端結束
機)が示してある。
図に示すように、巻線を施された回転電気機械の固定子
鉄心11は支持具13によって作業中所定の位置に保持
される。
支持具13は固定子鉄心の中心開口にはめ入れて使用す
るもので、固定子鉄心の中心開口の径とほぼ等しい直径
を有する円柱形部材で、その下端面の外周に沿って鉄心
を支えるためのリム15が形成してあり、外周面には一
本ないしは複数本のキー16が軸方向に形成してある。
キー16は固定子鉄心の歯の間のスロットにきっちりと
正確にはまり込んで、固定子鉄心11を支持具13に整
合させる働きをする。
鉄心支持具13は心棒17に固定してあり、心棒17は
軸継手19を通じて歯車101に連結されている。
なお、心棒17はコイル端結束機のハウジングの上壁2
3にあけた細長いスロット21を貫通している。
巻線のコイル端を結束ないしは縛るためのしめひもない
しはコードは、供給源25からテンション装置27を経
て筒形のコード繰出し器29から繰出される。
コード繰出し器29は後述のように軸方向運動と回転運
動の合成運動をしながら、コードを固定子鉄心11のス
ロット12に納められたコイルのコイル端30の内側お
よび外側に向ケて交互に繰出す。
参照符号31で示すのは締め針で、自由端にフツク33
が作ってあり、縦軸方向の往復運動ならびに縦軸を中心
とする回転運動を行う。
締め針31はこのような軸方向の往復運動と回転運動と
を行いながら、巻線のコイル端30と固定子鉄心11の
端面との間を繰返し通過し、コード繰出し器29と協働
してコイル端の周囲にコード(締めひも)を鎖縫いして
いく。
コイル端結束機の動力源として電動機35が据えつけて
ある。
電動機35はクラッチブレーキ装置37およびウオーム
ギヤ39を介してシヤフト41に連結されており、コイ
ル端の結束作業中はシャフト41は電動機35に駆動さ
れて連続的に回転する。
シャフト41には多数のカムが取付けてあり、たとえば
そのうちのカム45はカム従節47、弓形平歯車49、
シャフト50に取付けた二つの歯車およびはすば歯車5
1を通じて、クランクレバー53に揺動運動を引起す。
そして、クランクレバー53が揺動すると筒形コード繰
出し器57に軸方向の往復運動が引き起される。
第1図のコイル端結束機は、図示の如くに保持された固
定子鉄心11の上端面および下端面からほぼ軸方向に突
出しているコイル端に対して同時に結束作業を行うこと
ができる。
このためにコード繰出し器29に対向して別のコード繰
出し器57が備えてあり、締め針31に対向して別の締
め針65が備えてある。
そして、これらの下部コード繰出し器57および下部締
め針65は、それぞれ上部コード繰出し器29、上部締
め針31と対称的な運動をする。
この対称関係を念頭において説明を続けると、シャフト
41に固定したカム59の回転運動はカム従節61を通
じてシャフト63に伝えられて縦軸を中心とする揺動運
動を引き起す。
シヤフト63が揺動すると、これに連結されている上下
締め針31.65に長さ方向の前後の往復運動が生じる
締め針31,65は前進運動のときには固定子の歯と巻
線のコイル端の間を通り、後退すると固定子鉄心11の
径方向外部に出る。
この前進後退運動中にも、二本の締め針31,65には
縦軸を中心とする回転揺動運動が引き起される。
すなわち、シャフト41の回転がカム67、カム従節6
9、弓形平歯車71を通じてラツク73に伝えられ、該
ラックが前後に往復運動する。
ラツク73の往復運動がさらに締め針31、65に伝え
られ、締め針が軸を中心に回転揺動する。
コード繰出し器29.57は、コード(締めひも)を固
定子鉄心の端面から突出している各コイル端部の両側お
よび締め針31,65のフツク33に繰り出すために、
コイル端を飛び越える弓形運動を行うことができなけれ
ばならない。
そこで、前述のようにクランクレバー53を通じてコー
ド繰出し器29.57に軸方向の往復運動を起させる他
に、シャフト66を通じて回転運動を生じさせる。
すなわちシャフト41の回転運動がこれに取付けたカム
およびカム従節を通じてシャフト66に伝えられ、該シ
ャフト66に回転揺動運動が生じる。
シャフト66の運動はさらにリンク68および端軸受7
0を通じてコード繰出し器29.57に伝えられ、回転
揺動運動が起る。
前掲米国特許明細書に詳しく説明されているように、支
持具13により保持される固定子鉄心の積厚を検知器3
2が検知し、その積厚に応じて上部コード繰出し器29
および締め針31が下部コード繰出し器57、締め針6
5に関して相対的に動かし位置を調節する。
シャフト410回転によって引き起されるコイル端結束
機の上記の動作ならびにその他の動作については、上掲
の米国特許明細書第3659337号に詳しく記載して
ある。
次に、支持具13により保持された固定子鉄心11を回
転および変位させるための機構、すなわち固定子位置決
め機構について説明する。
第1,2図に示すように、シャフト81にスプロケット
77および突起86を有する円板が連結してあり、スプ
ロケット77はチェーン43によりシャフト41と連動
している。
従って、シャフト41が回転すると、スプロケツト77
および上記円板も回転するが、これらのスプロケットと
円板とはすべりクラッチ79を介してシャフト81に連
結されているので、シャフト81にはスプロケット77
の回転により常に一定の回転駆動トルクしか付与されな
い。
シャフト81には別にラチェット車83が固定してあり
、通常は爪85がこのラチェット車83の歯にかみ合っ
ているためシャフト81は回転しない。
シャフト41が一回転する毎に一回のコイル端結束作業
が完了し、円板の突起86はこの作業サイクルに応じて
回動する。
好ましい実施例としては、円板に二つの突起を直径線上
に対向して設け、円板の一回転運動が二回のコイル端結
束作業に対応するようにする。
突起86をシャフト41の角位置との関係で適切に配置
すると、円板の回転中に突起86がレバー機構88を駆
動して爪85をラチェット車83の歯から瞬間的に離脱
させ、この間にラチェット車83がシャフト81および
歯車87,89と共にラチェット車の歯一本ないしは複
数本に相当する角距離だけ回転する。
シャフト81のこのような間欠回転運動により、次に述
べるように固定子鉄心11がその中心開口の軸を中心に
間欠回転せしめられるのであるが、シャフト81の間欠
送りは締め針31,65およびコード繰出し器29,5
7が後退位置にある時に行われなければならない。
これは締め針やコード繰出し器によって固定子鉄心の回
転が妨げられることがないためである。
上記のようにシャフト81が周期的に間欠駆動されると
、シャフト81に固定した歯車89も周期的に間欠回転
し、この間欠回転運動が歯車91、93、シャフト95
の複合歯車、歯車97、遊び歯車99、歯車101を通
じて支持具13に伝達される。
このため固定子鉄心11にもその中心開口の軸を中心と
して、歯車89の間欠回転運動に対応する間欠回転運動
が生じる。
ラチェット車83のラチェット歯の間隔および歯車91
,101の歯車比(これら以外の歯車は遊び歯車として
働く中間歯車にすぎない)を適切に選択することによっ
て、固定子鉄心11がその有する歯相互の間隔に等しい
角距離づつ間欠的に回転せしめられるようにすることが
可能である。
爪85がラチェット車83の歯から引き離されてラチェ
ット車83が間欠回転すると、歯車87、89も同時に
ラチェット車と同じ角距離だけ間欠回転する。
これは二個の歯車87,89が共にシャフト81に固定
されているからである。
そして、一方の歯車89の間欠回転運動は上述のように
歯車91−101を通じて固定子鉄心11に伝えられ、
該鉄心に中心開口の軸を中心とする間欠回転運動が生じ
る。
これに対し、他方の歯車87の間欠回転運動は歯車10
3、シャフト105に固定した歯車、シャフト107に
固定した歯車を通じて平面カム109に伝達される。
平面カム109のカム溝にはギヤプレート113に固定
されたカム従節111がはまり込んでいる。
ギヤプレート113には、前述した固定子鉄心に中心軸
を中心とする間欠回転運動を生ぜしめるための歯車列の
うちの一部の歯車97,99,101が取付けてある。
そして、カム従節111ぱ機枠116にあけた細長いス
ロット115を貫通している。
一対のリンク117,119の一端が歯車97,101
の軸によりギヤプレート113に回動自在に固定され、
他端が機枠116の孔121,123に夫夫はまり込む
シャフト95、短支柱120により機枠116に回動自
在に固定されている。
このように一対のリンク117,119を通じてギヤプ
レート113を機枠116に連結したことにより、ギヤ
プレート113は機枠116に関して平行四辺形運動を
起すことが可能となる。
シャフト95の中心軸は機枠116の孔121の中心軸
と一致するので、リンク117がシャフト95を中心に
どのように揺動してもシャフト95上の歯車は隣接の歯
車93,97とかみ合っている。
従って、ギヤプレート113がどの位置にあろうとも、
歯車89が回転すればそれに応じて歯車101および固
定子鉄心11も回転する。
換言すると、歯車89を始点とする歯車列89−101
の回転運動により固定子鉄心11をその中心軸を中心と
して間欠回転させながらそれと同時に、たとえばリンク
119を支柱120を支点として回動させることにより
、固定子鉄心11の間欠回転運動の中心軸を変位させる
ことができる。
第3a,4a,5図に示すのは固定子鉄心の回転中心軸
を変位させるための機構の平面図であるが、理解しやす
くするために、第1,2図の状態を反転して描いた。
従って、ギヤ列、リンク117、119、ギヤプレート
113等の部品の相対的位置が第1,2図に示すのとは
反対になっている。
ところで、実用化したコイル端結束機では、歯車95,
97のピッチ半径は共に同一で、歯車101のピッチ半
径の1/2に等しくなるように選定してある。
歯車99は遊び歯車であるので、適当なサイズのものを
用いればよい。
そして歯車101のピッチ半径は回転リンク117,1
19の回転半径と等しくする。
第2図に示すように、平面カム109が回転すると、固
定子鉄心11は円柱120の中心軸122に対応する中
心開口の外周上の一点を中心に回動する。
しかし、この固定子鉄心の回動中心の選択は必然的なも
のではなく、説明の便宜のために定めたにすぎない。
また、前述のように歯車89が間欠回転すると、固定子
鉄心11がその中心開口の軸を中心として間欠回転する
が、この中心軸の選定も説明の便宜のためであり、必ず
しも必須のものではない。
固定子鉄心の具体例をとりあげると、第3b,4b図に
図示の固定子鉄心11は32本の歯と、これに対応して
32本のスロットを有している。
固定子鉄心11は四極回転機用で、32本のスロットの
全てが径方向に並んでいるわけではない。
ところで、固定子鉄心の中心開口に面して並んだ歯が、
中心開口の外周に沿って等間隔に配置形成してあると仮
定すると、ラチェット車81の各歯は歯車101を鴇回
転させなければならない。
固定子鉄心の歯が中心開口の外周に沿って等間隔に配置
されていない場合は、ラチェット車81の歯も固定子鉄
心の歯の配置に対応して不等間隔に配置すればよい。
ラチェット車が一回の間欠運動でその有する歯の一本以
上に相当する角距離だけ回転できるようにするために、
いくつかのラチェット歯を埋め合せることも考えられる
いずれにせよ、固定子鉄心の歯が等間隔に形成されてい
ない場合には何らかの方法で固定子が歯と歯の間の間隔
に応じて不均一に間欠回転するようにする必要がある。
第3b図に示す状態では、締め針31は固定子の多数の
歯のうちで一本の径方向に配置された歯と整合しており
、この歯の両側にあるスロットから軸方向外部に突出す
るコイル端をコードで縛って結束する。
第4b図に示す状態では、締め針31は径方向からづれ
て設けられた固定子の歯と整合しているが、前掲米国特
許明細書第3659337号にも説明してあるように、
締め針をこのような非半径方向の歯と整合させるために
は、固定子鉄心を単に間欠回転させるだけでは十分でな
い。
第3b図と第4b図を比較すれば固定子鉄心11の歯と
締め針の位置を直線上に整合させるのに、固定子鉄心を
横方向に移動させただけのようにみえるが、実際には固
定子鉄心を図示のように移動(変位)させるのに二つの
回転運動を同時に引き起さなければならない。
すなわち、一方で第5図に図示のギヤ列により固定子を
その中心開口の軸を中心として回転させると同時に、他
方で支柱120の軸122を中心として固定子を回動さ
せる必要がある。
後者の回動運動は、ギヤプレート113に固定したカム
従節111が平面カム109に駆動されることにより引
き起される。
すなわち、第1図及び第2図に示した本発明の装置を要
約すれば次のようになる。
この装置は、回転電気機械の固定子鉄心において支持し
たコイルの端部をコードにより結束するための機械にお
いて、非半径方向のスロット配列であってもそれらのス
ロット端が順次コイル端結束手段のコード操作針31,
65の往復通路と順次近接平行するように(これがいわ
ゆる非半径方向スロット配列の補償である)前記鉄心を
順次割出し送りするために、前記鉄心を第1の軸17に
関して移動させる第1の手段91〜101と、前記鉄心
を前記第1の軸17から分離してこの軸と平行した第2
の軸120の周りに回動させるための第2の手段103
〜119とを含む前記回定子のための割出し送り機構を
備えたことを特徴とするものである。
上記構成の装置において、第1の手段は鉄心を単に自転
させるだけであるから、半径方向スロットが針通路に近
接する時はこの自転だけでよいが、非半径方向スロット
の場合はこれを針通路に沿わせるようにこの鉄心を、当
該スロットの入口端(鉄心の開口縁)を中心として同動
させる。
これが、上記第2の手段であり、これにより、スロット
の深さ方向の角度が補償される。
このような中心開口の中心軸を中心とする固定子の回転
運動およびこの回転中心軸の締め針31に関する相対的
変位は、第6図に示す別の実施例機構によっても実現す
ることができる。
第6図に図示の構造において、支持具13、軸継手17
、ハウジング23、スロット21等は第1図に図示のも
のと実質上同一である。
チェーン43も第1図に示すものと同じである。
従って、第6図の機構は第2図に図示のものに代えて第
1図に図示のコイル端結束機にそのまま組込むことがで
きる。
第6図の機構におけるスプロケット125は第2図のも
のと同様にチェーン43により一定速度で駆動されるが
、第2図のものと異ってスプロケット125はシャフト
127にしっかりと固定されている。
シャフト127にはこの他にカム129,131,13
3,135が固定してある。
後述するように四個のカムのうちの上の一対のカム12
9,131は支持具13に保持された固定子鉄心をその
中心として間欠回転させるためのものであり、下の一対
のカム133,135は固定子鉄心の回転中心軸を変位
させるためのものである。
上記のカムはコイル端結束作業中常に回転しており、固
定子鉄心の間欠回転運動および回転中心軸の変位運動と
結束作業との同期関係はこれらのカムとの関連でもたら
される上記運動の休止時間により定められる。
一つの好ましい実施例ではカムの回転時間の約80%に
相当するあいだ、固定子はコイル端結束作業のため静止
しており、残りの20%に相当する時間が固定子の間欠
回転および変位連動のために利用される。
四個のカムのうちの上の二つのカム129,131は一
つの対カムを構成して共働関係にありそれぞれ従動ロー
ラ137,138,142・・・・・・およぴ従動ロー
ラ139,140,144・・・・・・に接する。
そして、この対カム129,131は単一方向の揺動力
ムとして、固定子鉄心をその中心軸を中心として定期的
に間欠回転させる働きをする。
下の二つのカム133,135も一つの対カムを構成し
て共働関係にあり、それぞれ従動ローラ141,143
との接触を通じて固定子鉄心の回転中心軸を変位させる
働きをする。
従動ローラは二組に分けてテーブル145に配置してあ
り、テーブル145は支柱149、スリーブ軸受151
および支柱153、スリーブ軸受155により回転自在
に支承されている。
このため、テーブル145は対カム133,135に駆
動されて軸157を中心に回転することができる。
従動ローラ137,138,142,139,140,
144を支える円盤169はシャフト159に取付けて
あり、シャフト159はスリーブ軸受161ローラ軸受
167を介してテーブル145上に回転自在に支承され
ている。
そして、シャフト159の上端には、固定子鉄心を保持
するための支持具13が軸継手17を介して連結してあ
る。
従ってカム129、131の回転運動により従動ローラ
137,138・・・・・・が駆動されて円盤169が
間欠回転すると、シャフト159も同じように回転して
固定子鉄心をその中心軸を中心として間欠回転させる。
このように第2図に図示の機構によって固定子鉄心に引
き起される運動は、第6図に図示の機構によっても引き
起すことができる。
第6図の機構におけるシャフト159は第2図の機構に
おける歯車101の回転軸に相当し、支柱149の軸1
57は第2図の軸122に相当する。
カム129,131と従動ローラとの相互動作の関係が
第7,8図に一連の動作順序に従って示してある。
第7図はカム129と従動ローラ137,138,14
2との変化する相対的位置関係を示し、第8図はカム1
31と従動ローラ139,140,144の相互関係を
示している。
カム129,131が反時計方向に回転すると仮定して
、第7a図、第8a図は既に完了した先行の結束作業サ
イクル中の状態を示すもので、この時、締め針は固定鉄
心の径方向外部に引き戻されており、従動ローラ137
がカム129の突起146に接している。
突起146と従動ローラ137との接触により、円盤1
69は矢印で示すように時計方向に駆動される。
円盤169が時計方向に回転すると、次の従動ローラ1
38がカム129のくぼみ148に接触し(第7b図)
、この接触を通じてローラ138は円盤169の中心を
越えて左に駆動される(第7c図)。
カム169が引き続き回転して、次の突起が到来するま
で、ローラ138は第7a図に示す先行のローラ137
と同じように、カム129の外周面に接しており(第7
d図)その間に次のコイル端結作業が行われる。
第8a図は先行のコイル端結束作業中に従動ローラ14
0がカム131と接していた状態を示すもので、カム1
29の突起146に駆動されて円盤169が上述のよう
に回転すると、ローラ140も回動して円盤の中心を越
えて左に移動し、カム131の突起152との接触を通
じて(第8b図)さらに時計方向に駆動される(第8c
図)。
そして、カム131がさらに回転すると、次の従動ロー
ラ144が先行のローラ140の場合と同様に次の突起
が到来するまでカム131の外周面に接しており、その
間に次のコイル端結束作業が行われる。
第7d ,8d図に示すように、ローラ138は中心(
中立位置)よりやや左寄りに位置しているのに対してロ
ーラ144はやや右寄りに位置しており、このような配
置構成によりカム129,131と、それらに従動ずる
ローラとが協働関係が保たれる。
カム133,135と、これらに従動ずるローラとの間
も上と同じような中心左寄り、および中心右寄りの配置
関係にあり、テーブル145はこれらのカム133,1
35により常に所定の位置に積極的に保たれるので、テ
ーブル145にバネ等を装置する必要がない。
以上に説明したように、本発明は米国特許明細書第36
59337号に開示されているようなコイル端結束機の
適応性を高め、たとえばコイル収納スロットが段階的に
設けられた固定子におけるように径方向線上に配列され
ていない鉄心スロットに納めたコイルのコイル端を結束
することができ、かつそのような固定子に他の作業を行
う機器と共同して使用でき、固定子をはじめとする巻線
を有する電磁機器の製作コストを大幅に低減することの
できる機械および方法を提供するものである。
本発明の機械はもちろん、全て半径線上に沿って配列さ
れたスロットを有する固定子鉄心等に関して、そのスロ
ットに納められたコイルのコイル端の結束を行うために
も利用可能である。
その場合には、固定子の回転中心軸を変位させるための
カム109,133,135に円形カムを用い、これを
その幾何学的中心軸として回転するように支承すれば、
固定子の間欠回転運動は生じるが、固定子の回転中心軸
の変位は起らなくなる。
また固定子が均一に間欠回転駆動される場合、すなわち
,固定が常に等角距離づつ送られる場合についてのみ説
明したが、本発明によれば不均一な間欠回転駆動も可能
である。
カムの設計に関しては、米国のジョン・ウイリー・アン
ド・サンズ社(John Wiley and Son
s)から1956年に発行されたハロルド・エイ・ロス
バルト(Harold A.Rothbart)著の「
カム」と題する著作により詳しく解説されている。
この著作においても指摘されているように、高速度作業
を行うためにはカムの運動についてのみならず、その一
次および二次導関数についても配慮し、極端に高い変速
を避けて、機械の全体的な運転速度を向上させるように
するのが望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例になるコイル端結束機の基本的
構成を示す分解斜視図、第2図は第1図のコイル端結束
機における固定子位置決め機構の分解斜視図、第3a図
は固定子の半径線上に配列されたスロットに納まったコ
イルのコイル端を結束する場合の第2図の位置決め機構
のいくつかの部品の相対位置を示す部分平面図、第3b
図はその場合の固定子スロットと締め針の関係を示す平
面図、第4a図は固定子の半径線上から外れて配列され
たスロットに納まっているコイルのコイル端を結束する
場合の第3a図と同様の部分平面図、第4b図はその場
合の固定子スロットと締め針の関係を示す図、第5図は
第2図の固定子位置決め機構における固定子を間欠回転
させるための歯車列の連動関係を示す部分平面図、第6
図は因定子位置決め機構の他の実施例を示す斜視図、第
7a〜7d図は第6図の機構における固定子を間欠回転
させるための一つのカムと、これに関連する一連の従動
ローラの相互動作を示す図、第8a〜8d図は第7a〜
7d図のカムと協働する別のカムおよびそれに関連する
一連の従動ローラとの相互動作を示す図である。 11・・・・・・固定子、13・・・・・・固定子支持
具、25・・・・・・コード供給源、29,57・・・
・・・コード繰出し器、30・・・・・・固定子巻線、
31,65・・・・・・締め針、35・・・・・・電動
機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転電気機械の固定子鉄心等におけるコイル端部を
    結束するための装置において、非半径方向の固定子スロ
    ット配置を補償するために、固定子をその開口軸に直交
    した一定の円弧間隔だけ周期的に移動させることにより
    、前記開口軸を前記装置に関して変位させるための第1
    手段と、前記装置に関して変位させるための第1手段と
    、前記固定子を最初の前記開口軸と平行した前記変位後
    の開口軸の周りに回動させるための第2手段とを含むこ
    とにより、非半径方向スロットを含むスロット配置にお
    ける各スロットを順次結束位置にもたらすようにしたこ
    とを特徴とする前記固定子を前記結束装置に関して割出
    し送りする機構を備えたコイル端結束機械。
JP49023732A 1973-02-28 1974-02-27 コイル端結束機械 Expired JPS582541B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US00336727A US3844235A (en) 1973-02-28 1973-02-28 End turn binding device and method

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Publication Number Publication Date
JPS49135799A JPS49135799A (ja) 1974-12-27
JPS582541B2 true JPS582541B2 (ja) 1983-01-17

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JP49023732A Expired JPS582541B2 (ja) 1973-02-28 1974-02-27 コイル端結束機械

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JP (1) JPS582541B2 (ja)
DE (1) DE2408244A1 (ja)
FR (1) FR2219507B1 (ja)
GB (1) GB1458767A (ja)
IT (1) IT1007392B (ja)

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JPS49135799A (ja) 1974-12-27
FR2219507A1 (ja) 1974-09-20
DE2408244A1 (de) 1974-08-29
US3844235A (en) 1974-10-29
FR2219507B1 (ja) 1979-05-25
GB1458767A (en) 1976-12-15
AU6535374A (en) 1975-08-07
IT1007392B (it) 1976-10-30

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