JPS5825385A - 針状コ−クスの製造法 - Google Patents
針状コ−クスの製造法Info
- Publication number
- JPS5825385A JPS5825385A JP12360181A JP12360181A JPS5825385A JP S5825385 A JPS5825385 A JP S5825385A JP 12360181 A JP12360181 A JP 12360181A JP 12360181 A JP12360181 A JP 12360181A JP S5825385 A JPS5825385 A JP S5825385A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- cracked
- cracked distillate
- solvent
- residual oil
- Prior art date
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- Pending
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- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は石油系重質油を熱分解装置にて処理した時に得
られる分解留出油および残油からの針状コークスの製造
法に関する。更に詳しくは、石油系重質油を熱分解装置
にて処理し、生成物として分解ガス、分解留出油および
残油な得、生成した残油を分解留出油を抽出溶剤に用い
て抽出処理し、その後抽出液から用いた溶剤を回収する
ことな(、そのまま遅延コークス化することを%黴とす
る針状コークスの製造法に関する。
られる分解留出油および残油からの針状コークスの製造
法に関する。更に詳しくは、石油系重質油を熱分解装置
にて処理し、生成物として分解ガス、分解留出油および
残油な得、生成した残油を分解留出油を抽出溶剤に用い
て抽出処理し、その後抽出液から用いた溶剤を回収する
ことな(、そのまま遅延コークス化することを%黴とす
る針状コークスの製造法に関する。
近年、電気炉製鋼法が普及し、その操業形態は次謳に大
電力操業による効率的な運転に変わりつつあり、用いら
れる黒鉛電極も次總° に大口径化しつつある。電極の
製造原料には一般に石油コークスとバインダーピッチが
使用されているが、石油コークスには熱膨張係数が低く
、金属およびイオウ量が少なく、黒鉛化性の良好な、い
わゆる針状コークスが用いられている。今後ますます電
気炉製鋼法による製鉄法が発達していくものと予想され
ていることから、それに伴なって電極もより一層大製化
するものと見込まれるため翫針状コークスの需費量を満
たすことはもちろん、さらに高品質の針状コークスの製
造法の開発が強く要望されるところであるつ 従来、針状コークスの製造原料には特殊な原料が必要で
あり、熱分解タールおよび接触分解デカントオイル等が
主に用いられており、石油系重質油を主原料とすること
はまれであり、用いても熱分解タール等に10〜30w
t−程混入しているKすぎない。
電力操業による効率的な運転に変わりつつあり、用いら
れる黒鉛電極も次總° に大口径化しつつある。電極の
製造原料には一般に石油コークスとバインダーピッチが
使用されているが、石油コークスには熱膨張係数が低く
、金属およびイオウ量が少なく、黒鉛化性の良好な、い
わゆる針状コークスが用いられている。今後ますます電
気炉製鋼法による製鉄法が発達していくものと予想され
ていることから、それに伴なって電極もより一層大製化
するものと見込まれるため翫針状コークスの需費量を満
たすことはもちろん、さらに高品質の針状コークスの製
造法の開発が強く要望されるところであるつ 従来、針状コークスの製造原料には特殊な原料が必要で
あり、熱分解タールおよび接触分解デカントオイル等が
主に用いられており、石油系重質油を主原料とすること
はまれであり、用いても熱分解タール等に10〜30w
t−程混入しているKすぎない。
本発明は、最近とみに開発および工業化が進められてい
る重質油の分解時において得られる分解脅出油および残
油に看目し、それらを同時に用いて針状コークスを製造
する方法を提供しようとするものである。重質油の分解
方法については、水素化分解方法、接触分解方法および
熱分解方法等が一般に研究開発されているが、その中で
も熱分解方法がコスト的に最も有望な方法と考えられて
いる。しかしながら、熱分解方法を用いてパラフィン基
原油から得られた重質油、即ち常圧残油ま ”たは減圧
残油を390〜450℃の温度範囲で分解すると、分解
留出油収率が30〜80wtチの範囲内圧おいては、得
られる分解留出油はまだかなりの高沸点留分を含み、−
万残油は常温で液状を呈しており、この残油の有効利用
法が今のところなく、その有効利用法の確立が強く望ま
れている。
る重質油の分解時において得られる分解脅出油および残
油に看目し、それらを同時に用いて針状コークスを製造
する方法を提供しようとするものである。重質油の分解
方法については、水素化分解方法、接触分解方法および
熱分解方法等が一般に研究開発されているが、その中で
も熱分解方法がコスト的に最も有望な方法と考えられて
いる。しかしながら、熱分解方法を用いてパラフィン基
原油から得られた重質油、即ち常圧残油ま ”たは減圧
残油を390〜450℃の温度範囲で分解すると、分解
留出油収率が30〜80wtチの範囲内圧おいては、得
られる分解留出油はまだかなりの高沸点留分を含み、−
万残油は常温で液状を呈しており、この残油の有効利用
法が今のところなく、その有効利用法の確立が強く望ま
れている。
本発明者等はかかる状況に鑑み、得られた残油な抽出溶
剤に分解留出油を用いて抽出処理し、その後抽出液から
用いた溶剤を回収することな(そのまま遅蔦コークス化
することにより高品位の針状コークスを製造できること
な見い出し本発明に到達した。
剤に分解留出油を用いて抽出処理し、その後抽出液から
用いた溶剤を回収することな(そのまま遅蔦コークス化
することにより高品位の針状コークスを製造できること
な見い出し本発明に到達した。
本発明の方法を用いれば溶剤回収設備が不要であること
、分解留出油が再度分解場れて軽質化することおよび分
解留出油中の重質分がコークス化ちれて針状コークスと
なりコークス収率の増加を持たらす等の利点がある。
、分解留出油が再度分解場れて軽質化することおよび分
解留出油中の重質分がコークス化ちれて針状コークスと
なりコークス収率の増加を持たらす等の利点がある。
従来、かかる技術としては、低沸点脂肪族系炭化水素を
溶剤に用いて残油な抽出処理する方法(%公H33−4
334)が知られているが、そこで用いられる溶剤が低
沸点脂肪族系炭化水素であること、および溶剤の回収操
作が必要なことが本発明との大きな相異点であり、従っ
て、従来技術においては本発明におけるような溶剤の再
軽質化および溶剤中の重質成分のコークス化ということ
が期待できなかった。
溶剤に用いて残油な抽出処理する方法(%公H33−4
334)が知られているが、そこで用いられる溶剤が低
沸点脂肪族系炭化水素であること、および溶剤の回収操
作が必要なことが本発明との大きな相異点であり、従っ
て、従来技術においては本発明におけるような溶剤の再
軽質化および溶剤中の重質成分のコークス化ということ
が期待できなかった。
本発明はパラフィン系重質油を熱分解装置において処理
した時に得られる残油と分解留出油を用いて針状コーク
スを製造する方法であるため、コーカー装置の前に゛熱
分解°装置を設置するだけでよく、従来法のように接触
分解装置、熱分解タール製造装置のような高価゛な装置
゛を必要とせず、−へト的に優れ姑方法であり、また重
質油の軽質化を更に一段と押し進める方法でもある。
した時に得られる残油と分解留出油を用いて針状コーク
スを製造する方法であるため、コーカー装置の前に゛熱
分解°装置を設置するだけでよく、従来法のように接触
分解装置、熱分解タール製造装置のような高価゛な装置
゛を必要とせず、−へト的に優れ姑方法であり、また重
質油の軽質化を更に一段と押し進める方法でもある。
本発明を更に詳しく述べると、本発明に用いることので
きる石油系重質油とは、゛パラフィン基原油を蒸留して
得られる常圧残油および/または減圧残油であり、常圧
残油筐たは減圧残油は単独で用いても、あるいは混合し
て用いてもよく、パラフィン基原油から得られたもので
あれば、銘柄の異なる二種以上の常圧残油fたは減圧残
油を混合して使用することもできる。
きる石油系重質油とは、゛パラフィン基原油を蒸留して
得られる常圧残油および/または減圧残油であり、常圧
残油筐たは減圧残油は単独で用いても、あるいは混合し
て用いてもよく、パラフィン基原油から得られたもので
あれば、銘柄の異なる二種以上の常圧残油fたは減圧残
油を混合して使用することもできる。
重質油の熱分解は390〜450℃の!!度範囲で行な
われ、反応時間は各温度において、針状コークス製造用
残油な得るため分解留出油の収率がs o −;”s
o wt−となるように選はれる。反応温度が390℃
未満であると分解がほとんど起こらず、一方450℃を
越えるとゴーキングトラブルが生じ安定な操業が不可能
゛となる。また、分解−出油の収率が30wt−未満で
は分解留出油の収率が低く、しかも得られる残油は分解
重縮合が十分に進行しておらず、その結果、遅延コーク
ス化する際に結晶成長を阻害する物質、いわゆる本発明
の分解留出油、不溶分に相当スる物質が十分量生成して
いないため、残油な抽出溶剤に分解i&史油な用いて抽
出分離した時の不溶分量が少なく、その抽出液をそのま
ま遅延コークス化しても針状コークスを製造できない。
われ、反応時間は各温度において、針状コークス製造用
残油な得るため分解留出油の収率がs o −;”s
o wt−となるように選はれる。反応温度が390℃
未満であると分解がほとんど起こらず、一方450℃を
越えるとゴーキングトラブルが生じ安定な操業が不可能
゛となる。また、分解−出油の収率が30wt−未満で
は分解留出油の収率が低く、しかも得られる残油は分解
重縮合が十分に進行しておらず、その結果、遅延コーク
ス化する際に結晶成長を阻害する物質、いわゆる本発明
の分解留出油、不溶分に相当スる物質が十分量生成して
いないため、残油な抽出溶剤に分解i&史油な用いて抽
出分離した時の不溶分量が少なく、その抽出液をそのま
ま遅延コークス化しても針状コークスを製造できない。
−万、分解留出油収率が80 wtチを越えると、得ら
れる残油は半固体状であり、抽出溶剤圧分解留出油を用
いた場合には抽出分離が不可能である。
れる残油は半固体状であり、抽出溶剤圧分解留出油を用
いた場合には抽出分離が不可能である。
得られた残油の分解留出油による抽出操作には通常の抽
出方法が用いられる。抽出溶剤はパラフィン基原油を蒸
留して得られる常圧残油および/fたは減圧残油を熱分
解して得られる分解留出油お裏、び遅延コークス化の際
に得られる分解留出油が用いられる。これらは単独ある
いは混合して使用することも可能である。
出方法が用いられる。抽出溶剤はパラフィン基原油を蒸
留して得られる常圧残油および/fたは減圧残油を熱分
解して得られる分解留出油お裏、び遅延コークス化の際
に得られる分解留出油が用いられる。これらは単独ある
いは混合して使用することも可能である。
常の遅延コークス化法が適用され、その時の製造条件に
は通常の運転条件が適用可能である。
は通常の運転条件が適用可能である。
以上により、本発明によれば抽出溶剤に分解留出油を用
いるため1、用いた溶剤の回収設備が不要なこと、遅延
コークス化時において分解留出油が再度分解されて更に
軽質化されることおよび分解留出油中の重質成分がコー
クス化されて針状コークスとなりコークス収率の増加を
持たらす等の利点がある。
いるため1、用いた溶剤の回収設備が不要なこと、遅延
コークス化時において分解留出油が再度分解されて更に
軽質化されることおよび分解留出油中の重質成分がコー
クス化されて針状コークスとなりコークス収率の増加を
持たらす等の利点がある。
本発明を実施例により更に詳しく説明するが、本発明は
これによって何ら5制限されるものではない。
これによって何ら5制限されるものではない。
実施例−1
内容積zoto回分弐反や器を用いて、大慶減圧残油な
420℃で70分間熱−処理し、生成物として分解ガス
、分解留出油および残油なそれぞれ29.4&9.4
& 2 Wt−得た。
420℃で70分間熱−処理し、生成物として分解ガス
、分解留出油および残油なそれぞれ29.4&9.4
& 2 Wt−得た。
この時に得られた分解留出油の性状を表−1に残油の性
状を表−2に示す。得られた残油1部に対し分解留出油
3部を添加混合し、150℃で1時間抽出処理を行ない
、その後吸引濾過法によって溶剤不溶分と溶剤可溶分に
分別した。この時の溶剤不溶分量は用いた残油に対し4
. Owt%であった。得られた溶剤可溶分は用いた溶
剤を回収することなくそのまま遅延コークス化し、揮発
分5.92 vt91の生コークスを得た。これをさら
に1350℃で■焼して爆焼コークスとなし、これとノ
(イングーピッチとからモールド成型にて電極を製造し
、1000℃で1時間焼成後、さらに2800℃で30
分間黒鉛化したテストピースの30〜100℃間におけ
る熱膨張係数値を測定したところα9X 10−’/’
Cであった。なお、市販の針状コークスおよびレギュラ
ーコークスを用いて全く同じ操作を行なって得られたテ
ストピースの熱膨張係数値はそれぞれ 1、 OX 10−’/U、2.2 X 10−’/℃
であった。
状を表−2に示す。得られた残油1部に対し分解留出油
3部を添加混合し、150℃で1時間抽出処理を行ない
、その後吸引濾過法によって溶剤不溶分と溶剤可溶分に
分別した。この時の溶剤不溶分量は用いた残油に対し4
. Owt%であった。得られた溶剤可溶分は用いた溶
剤を回収することなくそのまま遅延コークス化し、揮発
分5.92 vt91の生コークスを得た。これをさら
に1350℃で■焼して爆焼コークスとなし、これとノ
(イングーピッチとからモールド成型にて電極を製造し
、1000℃で1時間焼成後、さらに2800℃で30
分間黒鉛化したテストピースの30〜100℃間におけ
る熱膨張係数値を測定したところα9X 10−’/’
Cであった。なお、市販の針状コークスおよびレギュラ
ーコークスを用いて全く同じ操作を行なって得られたテ
ストピースの熱膨張係数値はそれぞれ 1、 OX 10−’/U、2.2 X 10−’/℃
であった。
比較N−1
爽施fll−1で用いたと同じ残油および分解留出油を
用いて、残油1部に対し分解留出油3部を添加混合し、
抽出分離操作を行なうことな(遅延コークス化処理を行
なって生コークスを得、その後の操作は実施例−1と全
く同じように行なって得られたテストピースの熱膨張係
数値を測定したところ1.8 X 10−’、(であっ
た。
用いて、残油1部に対し分解留出油3部を添加混合し、
抽出分離操作を行なうことな(遅延コークス化処理を行
なって生コークスを得、その後の操作は実施例−1と全
く同じように行なって得られたテストピースの熱膨張係
数値を測定したところ1.8 X 10−’、(であっ
た。
比較例−2
実施例−1で用いたと同じ残油な用いて、それ単味を遅
延コークス化し、その後の操作は実施例−1と全く同じ
ようにして得られたテストピースの熱膨張係数値はZ2
X10−’んであった。
延コークス化し、その後の操作は実施例−1と全く同じ
ようにして得られたテストピースの熱膨張係数値はZ2
X10−’んであった。
以上の結果より、本発明の方法によりきわめて高品位の
針状コークスが製造できることがわかる。
針状コークスが製造できることがわかる。
実施例−2
内容積20tの回分式反応器を用いて大慶減圧残油な4
30℃で40分間熱処理し、生献物として分解ガス、分
解留出油および残油なそれぞれ4.9.6G、7.34
.4wt1G得た。
30℃で40分間熱処理し、生献物として分解ガス、分
解留出油および残油なそれぞれ4.9.6G、7.34
.4wt1G得た。
この時に得られた分解留出油の性状を表−1に示す。得
られた残油1部に対し分解留出油5部を添加混合し、1
00℃で60分間抽出処理を行ない、その後加圧V過を
行なって溶剤不溶分と溶剤可溶分に分別した。この時の
溶剤不溶分量は用いた残油に対し5.2 wt−であっ
た。得られた溶剤可溶分は溶剤を回収することな(遅延
コークス化し、揮発分5.88vt−の生コークスを得
た。その後の操作は実施例−1と全く同じようにして得
られたテストピースの熱膨張係数値はα8 X 10−
/’Cであった。
られた残油1部に対し分解留出油5部を添加混合し、1
00℃で60分間抽出処理を行ない、その後加圧V過を
行なって溶剤不溶分と溶剤可溶分に分別した。この時の
溶剤不溶分量は用いた残油に対し5.2 wt−であっ
た。得られた溶剤可溶分は溶剤を回収することな(遅延
コークス化し、揮発分5.88vt−の生コークスを得
た。その後の操作は実施例−1と全く同じようにして得
られたテストピースの熱膨張係数値はα8 X 10−
/’Cであった。
実施ガー3
図−IK示す連続式熱分解装置にて、太腹減圧残油を4
05℃で連続的□゛廠分し、原料100部に対し分解ガ
ス、分解留出油および残油なそれぞれL7.54.9.
414部得た。
05℃で連続的□゛廠分し、原料100部に対し分解ガ
ス、分解留出油および残油なそれぞれL7.54.9.
414部得た。
この時に得られた分解留出油の性状を表−1に示す。こ
の残油1部に対し分解留出油2部を添加混合し、200
℃で30分間抽出処理し、その後吸引濾過法にて溶剤不
溶分と溶剤可溶分圧分別した。この時の溶剤不溶分量は
用いた残油に対し10 wtlであった。得られた溶剤
可溶分は溶剤を回収することな(遅延コークス化処理し
、揮発分6.86 wt−の生コークスを得た。その後
の操作は実施例−1と全(同じようにして得られたテス
トピースの熱膨張係数値を測定したところ0.8 X
10−’/’Cであった。
の残油1部に対し分解留出油2部を添加混合し、200
℃で30分間抽出処理し、その後吸引濾過法にて溶剤不
溶分と溶剤可溶分圧分別した。この時の溶剤不溶分量は
用いた残油に対し10 wtlであった。得られた溶剤
可溶分は溶剤を回収することな(遅延コークス化処理し
、揮発分6.86 wt−の生コークスを得た。その後
の操作は実施例−1と全(同じようにして得られたテス
トピースの熱膨張係数値を測定したところ0.8 X
10−’/’Cであった。
実施例−4
実施例−3で得られた残油1部に対し実施例−3で得ら
れた分解留出油1部および実施例−3の遅延コークス化
の際に得られた分解留出油1部を添加、混合し、200
℃で30分、( 間抽出飽理し、その後吸引か適法にて溶剤不溶分と溶剤
可溶分に分別した。この時の溶剤不溶分量は用いた残油
に対し9.7 wtチであった、得られた溶剤可溶分は
溶剤を回収することなく遅延コニクス化し、揮発分6.
52 %の生コークスを得た。その後の操作は実施例−
1と全く同じようにして得られたテストピースの熱膨張
係数値は0.8 X 10″″γ℃であった。実施例3
の遅延コークス化の際得られた分解留出油の性状を表−
1に示す。
れた分解留出油1部および実施例−3の遅延コークス化
の際に得られた分解留出油1部を添加、混合し、200
℃で30分、( 間抽出飽理し、その後吸引か適法にて溶剤不溶分と溶剤
可溶分に分別した。この時の溶剤不溶分量は用いた残油
に対し9.7 wtチであった、得られた溶剤可溶分は
溶剤を回収することなく遅延コニクス化し、揮発分6.
52 %の生コークスを得た。その後の操作は実施例−
1と全く同じようにして得られたテストピースの熱膨張
係数値は0.8 X 10″″γ℃であった。実施例3
の遅延コークス化の際得られた分解留出油の性状を表−
1に示す。
表−1分解留出油の蒸留試験結果
表−2残油の性状
(1) 元素分析結果(VtS)
(2)組成分析結果(wtチ)
(3) 工業分析結果
軟化点 33.5℃、コンランド残雪炭素 7.4wt
%
%
図−1は連続熱分解装置のフローシートの1ガを示す。
図中
1・・・原料タンク、 2・・・原料フィードポン
プ、3・・・加熱炉、 4.5・・・反応器、6
・・・浅油抜き出し口、T・・・循禦ポンプ、8・・・
冷却器、 9・・・分解油貯槽、10・・・分
解カスブロワー。 出願人 三井コークス工業株式会社 代場人 弁理士 平 沢 秀 江
プ、3・・・加熱炉、 4.5・・・反応器、6
・・・浅油抜き出し口、T・・・循禦ポンプ、8・・・
冷却器、 9・・・分解油貯槽、10・・・分
解カスブロワー。 出願人 三井コークス工業株式会社 代場人 弁理士 平 沢 秀 江
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 石油系重質油を熱分解し、分解ガ2、分解留
出油および残油な得、生成した残油を抽出溶剤に分解留
出油を用いて抽出処理し、抽出液から用いた溶剤を回収
することなく、抽出液をそのまま遅延コークス化するこ
とt%黴とする針状コークスの製造法。 (2) 石油系重質油が共−ラフィン基原油を蒸留し
て得られる常圧残油および/又は減圧残油である特許請
求の範囲第1項記載の製造法。 (3)抽出溶剤が熱分解による分解留出油および/又は
遅延コークス化時に生成する分解留出油から成る特許請
求の範囲5111項記載の製造法。 (ω 熱分解の温度が390〜450℃の範囲内である
特許請求の範囲第1項記載の製造法。 (5) 熱分解における分解留出油収率が30〜80
vt−である特許請求の範囲1@1項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12360181A JPS5825385A (ja) | 1981-08-08 | 1981-08-08 | 針状コ−クスの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12360181A JPS5825385A (ja) | 1981-08-08 | 1981-08-08 | 針状コ−クスの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5825385A true JPS5825385A (ja) | 1983-02-15 |
Family
ID=14864643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12360181A Pending JPS5825385A (ja) | 1981-08-08 | 1981-08-08 | 針状コ−クスの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5825385A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004035934B4 (de) * | 2004-06-25 | 2006-09-14 | Indian Oil Corp. Ltd., Mumbai | Verfahren zur Erzeugung von Nadelkoks |
US10323291B2 (en) | 2014-07-31 | 2019-06-18 | Sabic Global Technologies B.V. | Methods for utilizing olefin coke in a steel making process and products made therefrom |
-
1981
- 1981-08-08 JP JP12360181A patent/JPS5825385A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004035934B4 (de) * | 2004-06-25 | 2006-09-14 | Indian Oil Corp. Ltd., Mumbai | Verfahren zur Erzeugung von Nadelkoks |
US7604731B2 (en) | 2004-06-25 | 2009-10-20 | Indian Oil Corporation Limited | Process for the production of needle coke |
US10323291B2 (en) | 2014-07-31 | 2019-06-18 | Sabic Global Technologies B.V. | Methods for utilizing olefin coke in a steel making process and products made therefrom |
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