JPS5825133Y2 - クリツプ - Google Patents

クリツプ

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Publication number
JPS5825133Y2
JPS5825133Y2 JP1980134893U JP13489380U JPS5825133Y2 JP S5825133 Y2 JPS5825133 Y2 JP S5825133Y2 JP 1980134893 U JP1980134893 U JP 1980134893U JP 13489380 U JP13489380 U JP 13489380U JP S5825133 Y2 JPS5825133 Y2 JP S5825133Y2
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JP
Japan
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piece
elastic
hugging
tip
hook piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980134893U
Other languages
English (en)
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JPS5758922U (ja
Inventor
一弘 松井
Original Assignee
北川工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 北川工業株式会社 filed Critical 北川工業株式会社
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Publication of JPS5758922U publication Critical patent/JPS5758922U/ja
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  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はクリップの改良に関するもので、更に詳しくは
電線ケーブル束や配管束など保持すべき材料をパネルま
たはシャーシなどの基板に安定して取付けることのでき
るクリップに係わるものである。
ところで、このようなりリップはテレビその他の電子機
器の複雑な回路のケーブル束等の取り付けを対象とする
ことが多い。
かかる電子機器類は電線部品等が複雑に輻奏し、特に最
近のIC等の発達に伴い電子機器、電子部品が小形化し
ているので狭いスペースにぎっしりとつめ込まれている
のが通常である。
従って、このような場合に使用されるクリップは、それ
自体は勿論取り扱い上もスペースを大きくとらず、クリ
ップ内に電線等の被固定物を挿入することが容易で、し
かも狭い場所でもクランプ操作が容易であることが特に
要求される。
また、製造時の部品の取り付けや製造後の部品交換、点
検などのため、一度クランプした後、アンクランプでき
電線等を取り出せることが強く要求される。
また周知のように、電気機器には多数の電線が配置され
ており、これを束にしてバンド状の保持部を有するクリ
ップでまとめて、パネル等基板の固定孔に該クリップの
脚部を差し込み固定したり、基板上に貼着したりして保
持している。
これら電線等の結束を確実にするために、従来この種ク
リップに於ては、例えば保持部のフックを特殊な構造と
したもの、或いは保持部の帯巾を極めて広くしたものな
どがある。
ところがこれら構造のものは次のような欠点がある。
前者は、その構造が複雑である故製作に手間がかかり、
作業性が劣ること高価となること。
また構造が複雑であるにかかわらず振動や横方向からの
押圧力で結束が外れる危険性があった。
一方後者は、構造上も比較的簡単で作業性、経済性に優
れ、かつ結束力も強いという優れた一面を有するが、一
度結束するとその取り外しが難しいこと、巾広である為
使用場所が限定されることがよくある。
そこで本考案は、クランプ、アンクランプが容易で、し
かも狭い場所でも取り付けることができ、そのような場
所でもクランプ、アンクランプが容易で取り付はスペー
スも余り必要とせず、しかも振動や衝撃でも保持部のフ
ックがずれることなく、すなわち結束が外れることなく
、しかも被結束物を確実に抱擁することができ、かつ取
付は取外しの容易な合成樹脂製のクリップを提供するこ
とにある。
その要旨は、基板に固定される下端固定部を有する本体
の上端面に、左右一対の弾力性抱擁帯片を立設し、この
一方の弾力性抱擁帯片の先端に、自身の先端部が外側に
向かって折り曲げられているフック片を、他方の弾力性
抱擁帯片の先端に前記フック片と咬合する上面開放の四
辺形ロック片をそれぞれ設けると共に、前記フック片と
ロック片の咬合開放時にその両片間で電線類の挿入口を
形成し、かつ前記各弾力性抱擁帯片の端部付近に前記フ
ック片と前記ロック片とを互いに移動接近させて咬合さ
せるための突部が形成されると共に、該各突部内側に可
撓性の圧着部片が伸び出されて構成され、前記フック片
、ロック片が咬合し被固定物がクランプされた時雨圧着
部片先端部が各弾力性抱擁帯片の内側に当接するように
したことを特徴とするクリップである。
本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
第1図乃至第4図の実施例では、1は下端面1aにパネ
ルまたはシャーシ等に穿設された取付穴に挿入固定され
る下端固定部Aを有する柱状の本体で、この本体1の上
端面1bには左右で対立し、かつ所定肉厚を有する一対
の弾力性抱擁帯片2.3が立設されている。
この一方の弾力性抱擁帯片2の先端には、該弾力性抱擁
帯片2より中挟で、かつ外側に向かって折り曲げられた
折曲自由端が爪部片4となったフック片5が設けられて
いる。
他方の弾力性抱擁帯片3の先端には、該弾力性抱擁帯片
3と間中で、かつ前記フック片5の爪部片4が圧縮状態
で挿入される挿入口6とフック片5の挿入を許す嵌入室
7を有する上面開放8の箱形ロック片9が設けられてい
る。
そして挿入口6より圧縮状態で挿入された爪部片4及び
フック片5が嵌入室7に入っていき爪部片4が@記開放
8に達するとその圧縮状態が開放され、復元した爪部片
4が挿入口6上方のロック杆10に係止し、4は爪部片
の上方拡がりを拘束し4は2,3の離脱方向を拘束する
形でフック片5とロック片9とが咬合状態となる。
尚ロック片9の側面はそれぞれ壁体としてもよく、第3
図のように後方のみ壁体12とし、前方のそれには窓孔
13を設ける構成でもよい。
このような構成にすると成形時金型を抜き易いという利
点がある。
14はロック片9の底面で、前述の咬合状態時において
両弾力性抱擁帯片2,3の先端間を連結する弾力性抱擁
帯片の役割をする。
15.16は各弾力性抱擁帯片2゜3の先端部内周面に
その基部を連接した下方に向って順次内方へ傾斜し、か
つその先端部が各弾力性抱擁帯片2,3の根元近くに達
する触角状の弾力性圧着部片で、第2図のように電線ケ
ーブルCの寸法に順応して適宜拡縮状態となる。
この圧着部片15.16はフック片5とロック片9とが
咬合状態の時には下端部が第2図のように抱擁帯片2.
3の根元に達するように構成されている。
このため圧着部片15.16は上端と下端で支えられる
ことになり、これ以上拡がり難くなり電線ケーブルCを
確実に保持する。
またこの圧着部片15.16は咬合解放時には上端のみ
が固定されているので、よりフレキシブルに変形でき好
ましい。
17は一方の弾力性抱擁帯片2の先端部外周面に設けた
フック片5とロック片9とを互いに移動接近させるため
の突部としての嵌合作動用レバ一部で、他方の弾力性抱
擁帯片3の突部としての嵌合作動レバ一部はロック片9
の後壁18外面がこの役割をなす。
この嵌合作動用レバ一部17とその役割をなす後壁18
外面をもって、両弾力性抱擁帯片2,3を縮径させ、上
述の様にフック片5をロック片9に圧縮挿入して、両者
を咬合、させること(こより結束状態が保たれる。
そこで上述結束状態を解放するときは、フック片5の爪
部片4を押圧しロック杆10より係脱する。
これにより両者の咬合状態が解かれ、フック片5とロッ
ク片9の先端間に電線類の挿入口若しくは脱抜口19が
形成される。
尚この実施例における下端固定部Aの構造は、シャーシ
30に取付けたときその表面を両端20a。
20bで抑止して安定して固定できるように、定の肉厚
を有する側断面形状が末広がりの円弧状に形成して、付
勢された平面でみたとき短冊状の大型弾力性支持翼20
が本体1の軸方向に対して水平に設けられている。
その大型弾性支持翼20のほぼ中央からは更に本体1の
下方軸方向へ連接して、シャーシ30の固定孔30aに
挿入される中柱21が形成されている。
そしてこの中柱21の先端底部を起点とし軸方向上方に
向って先端が末広がりとなっているV字状の逆止部片2
2が設けられており、逆止部片22はシャーシ30の固
定孔30aに挿入される際、指の抑圧でその先端が弾性
変形して巾方向に圧縮され、固定孔30aを貫通し貫通
後に元位置に復帰し、固定孔30aの周縁シャーシ30
裏面に接し、前記大型弾性支持翼20のシャーシ30表
面への接触とによってシャーシ30を挟み、シャーシ3
0への固定部Aの安定した取付けができる。
23.23aは上記逆IL部片22の画先端部と大型弾
性支持翼20裏面であって、かつ中柱21の根元付近と
を結ぶ伸縮可能な一対の連結部片で、逆止部片23にか
かる引き抜き力を逃がす目的にある。
この連結部片23.23aは逆止部片22を固定孔30
aに挿入した際、その固定孔30aの周壁面に軽く接す
るように構成されている。
このように、この実施例の下端固定部Aは大型弾性支持
翼20と、この大型弾性支持翼20に連接されている中
柱21と、逆上部片22及び逆止部片22と大型弾性支
持翼20とを結ぶ一対の連結部片23.23aの4つの
要素から構成されている。
第5図の実施例では、下端固定部Aの構成は、本体1を
広巾の板状とし、その裏面全体に接着剤層24を設け、
この接着剤層24にてパネル等に貼着固定するのである
このように下端固定部Aの構成は、他にも種々の形態が
考えられ、例えばネジ止めや穴への圧入などいかなるも
のでもよいのである。
尚、これらのクリップ素材としては硬質又は半硬質のプ
ラスチック、特にナイロンを用いこれにより一体成形さ
れたものが経済性、及び生産性からみても最も好ましい
第6図は第1図の実施例において本体1に逆三角形の倒
れ防止板31を設けたもので、これがあると基板に立て
られたクリップに、横方向から力が加えられた場合であ
っても倒れ難くなり好ましい。
第7図はロック片が別の形状である実施例で、本例では
前述の実施例のように箱形となっておらず、単なる四辺
形である。
本考案は上記詳述したような構成としたので、フック片
とロック片との先端間で形成される挿入口より電線類等
を挿入した後、両者を係合すればフック片の爪部片とロ
ック片のロック杆が互いに咬合し、弾力性抱擁帯片が拡
開することがないし、また振動や横方向からの弾圧に対
しては、ロック片の側面がフック片の移行を規制し、も
ってフック片の左右いずれの方向、すなわち横方向(第
1゜2図で前後方向)への移行を許さず、横方向への係
脱が防止される。
従って一度結束されればいずれの方向へもそれが外れる
ことがない。
また、両突部によりフック片とロック片とを移動接近さ
せるとクランプが簡単にでき、又アンクランプはフック
片の爪部片を例えばドライバ等で押圧することにより容
易になし得る。
従って、狭い場所でもクランプ、アンクランプが容易で
、更に取り付はスペースも少なくてよい。
さらにまた、両圧着部片により被固定物を挟持するので
、強く把持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は係合
状態を示す1部破断要部正面図、第3図は要部斜視図、
第4図は結束状態を示す要部斜視図、第5図は他の実施
例を示す正面図、第6図イは更(こ別の実施例を示す正
面図、口は同側面図、第1図はロック片が別の形状であ
る実施例の要部を示す斜視図である。 1・・・・・・本体、2,3・・・・・・弾力性抱擁帯
片、4・・・・・・爪部片、5・・・・・・フック片、
6・・・・・・挿入口、7・・・・・・嵌入室、8・・
・・・開放、9・・・・・・ロック片、10・・・・・
・田ンク杆、12・・・・・・壁体、13・・・・・・
窓孔、14・・・・・・底面、15,16・・・・・・
弾力性圧着部片、17・・・・・・レバ一部、18・・
・・・・後壁、19・・・・・・挿入口若しくは脱抜口
、20・・・・・・大型弾性支持翼、21・・・・・・
中柱、22・・・・・・逆IE部片、23.23a・・
・・・・連結部片、24・・・・・・接着剤層、30・
・・・・・シャーシ、A・・・・・・固定部、C・・・
・・・電線ケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板に固定される下端固定部を有する本体の上端面に、
    左右一対の弾力性抱擁帯片を立設し、この一方の弾力性
    抱擁帯片の先端に、自身の先端部が外側に向かって折り
    曲げられているフック片を、他方の弾力性抱擁帯片の先
    端に前記フック片と咬合する上面開放の四辺形ロック片
    をそれぞれ設けると共に、前記フック片とロック片の咬
    合開放時にその両片間で電線類の挿入口を形成し、かつ
    前記名弾力性抱擁帯片の端部付近に前記フック片と前記
    ロック片とを互いに移動接近させて咬合させるための突
    部が形成されると共に、該各突部内側に可撓性の圧着部
    片が伸び出されて構成され、前記フック片、ロック片が
    咬合し被固定物がクランプされた時雨圧着部片先端部が
    各弾力性抱擁帯片の内側に当接するようにしたことを特
    徴とするクリップ。
JP1980134893U 1980-09-22 1980-09-22 クリツプ Expired JPS5825133Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980134893U JPS5825133Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22 クリツプ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980134893U JPS5825133Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22 クリツプ

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Publication Number Publication Date
JPS5758922U JPS5758922U (ja) 1982-04-07
JPS5825133Y2 true JPS5825133Y2 (ja) 1983-05-30

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JP1980134893U Expired JPS5825133Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22 クリツプ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018029432A (ja) * 2016-08-17 2018-02-22 株式会社オートネットワーク技術研究所 車両固定部材、車両固定部材付配線モジュール及び車両固定部材付配線モジュールの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5310063B2 (ja) * 1975-12-26 1978-04-11

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JPS5310063B2 (ja) * 1975-12-26 1978-04-11

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JPS5758922U (ja) 1982-04-07

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