JPS5825032Y2 - 簡易水洗便器のボウル水密構造 - Google Patents
簡易水洗便器のボウル水密構造Info
- Publication number
- JPS5825032Y2 JPS5825032Y2 JP1979074082U JP7408279U JPS5825032Y2 JP S5825032 Y2 JPS5825032 Y2 JP S5825032Y2 JP 1979074082 U JP1979074082 U JP 1979074082U JP 7408279 U JP7408279 U JP 7408279U JP S5825032 Y2 JPS5825032 Y2 JP S5825032Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge tube
- hole
- flush toilet
- close contact
- bowl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は下水道のない地域で使用する簡易水洗便器のボ
ウル水蜜構造、更に詳しくはボウル下面に突出する排出
筒と排出筒が貫通する基板との間に取着するバルブシー
ルの水密構造に関するものであって、主な目的とすると
ころは排出筒と基板との間を上下の短い範囲内で確実に
シールすることができ、基板の透孔への排出筒の挿入量
が少ない場合の排出筒と基板との水密性を向上する簡易
水洗便器のボウル水蜜構造を提供するにある。
ウル水蜜構造、更に詳しくはボウル下面に突出する排出
筒と排出筒が貫通する基板との間に取着するバルブシー
ルの水密構造に関するものであって、主な目的とすると
ころは排出筒と基板との間を上下の短い範囲内で確実に
シールすることができ、基板の透孔への排出筒の挿入量
が少ない場合の排出筒と基板との水密性を向上する簡易
水洗便器のボウル水蜜構造を提供するにある。
従来、ボウル下面より突出する排出筒のシールは第１図
に示すように、上下両端より夫々舌片１ａ、２ａが内方
に突出する筒状のバルブシール３を用い、これを基板５
の透孔６周縁に取着して各舌片１ａ、２ａを透孔６内に
挿入された排出筒７の外周面に密接させ、排出筒７の下
面開口を開閉するフラップ弁８０周縁を閉時にバルブシ
ール３下面に密接させているが、これでは、排出筒７の
挿入量が少さくなって図中のＡ寸法が大きくなった場合
、下方の舌片２ａが排出筒７より外れ、上方の舌片１ａ
のみでシールが行なわれるため、水密性が低下するもの
であって、ボウル１０の据付時にはこれを防止する必要
上排出筒７の挿入量を厳格に調整しなければならなく、
作業が煩雑になるという問題があった。
に示すように、上下両端より夫々舌片１ａ、２ａが内方
に突出する筒状のバルブシール３を用い、これを基板５
の透孔６周縁に取着して各舌片１ａ、２ａを透孔６内に
挿入された排出筒７の外周面に密接させ、排出筒７の下
面開口を開閉するフラップ弁８０周縁を閉時にバルブシ
ール３下面に密接させているが、これでは、排出筒７の
挿入量が少さくなって図中のＡ寸法が大きくなった場合
、下方の舌片２ａが排出筒７より外れ、上方の舌片１ａ
のみでシールが行なわれるため、水密性が低下するもの
であって、ボウル１０の据付時にはこれを防止する必要
上排出筒７の挿入量を厳格に調整しなければならなく、
作業が煩雑になるという問題があった。
本考案は上記の点に鑑みて考案されたものであって、以
下図に示す実施例に基いて詳述する。
下図に示す実施例に基いて詳述する。
簡易水洗便器はハウジング１１内にボウル１０及びボウ
ル１０内へ洗浄水を吐出するための洗浄装置を収めて構
成され、ハウジング１１外に突出する２つのペダル１２
．１３のうちの一方の踏込み操作にてフラップ弁８を開
いてボウル１０内の汚物を排出すると共に他方のペダル
１３の踏込み操作にてポンプ１４を作動させてボウル１
０外周とハウジング１１との間に形成される給水タンク
１５内の水をホース１６を通してボウル１０上部より吐
出してボウル１０内を洗浄するものである。
ル１０内へ洗浄水を吐出するための洗浄装置を収めて構
成され、ハウジング１１外に突出する２つのペダル１２
．１３のうちの一方の踏込み操作にてフラップ弁８を開
いてボウル１０内の汚物を排出すると共に他方のペダル
１３の踏込み操作にてポンプ１４を作動させてボウル１
０外周とハウジング１１との間に形成される給水タンク
１５内の水をホース１６を通してボウル１０上部より吐
出してボウル１０内を洗浄するものである。
ボウル１０は下面に突出する排出筒７をハウジング１１
底部を上下に仕切る仕切板１８の取付孔１９及び仕切板
１８下方に設けた基板５の透孔６に挿入し、排出筒７周
囲のボウル１０底面を仕切板１８上に載置してハウジン
グ１１内に収まり、排出筒７下方に配設されるフラップ
弁８にて排出筒７下端開口が開閉自在となっている。
底部を上下に仕切る仕切板１８の取付孔１９及び仕切板
１８下方に設けた基板５の透孔６に挿入し、排出筒７周
囲のボウル１０底面を仕切板１８上に載置してハウジン
グ１１内に収まり、排出筒７下方に配設されるフラップ
弁８にて排出筒７下端開口が開閉自在となっている。
フラップ弁８は外周縁の全周より突縁２２が上方に立ち
上った皿形状に成形され、一端に設けた開閉駆動軸２３
がリンク機構２４を介して接続されたペダル１２の踏込
みにて回動することで排出筒７下方を開くわけであって
、閉時には排出筒７下端外周に密接する環状のバルブシ
ール３と密接して排出筒７の下端を水蜜的に塞ぐもので
ある。
上った皿形状に成形され、一端に設けた開閉駆動軸２３
がリンク機構２４を介して接続されたペダル１２の踏込
みにて回動することで排出筒７下方を開くわけであって
、閉時には排出筒７下端外周に密接する環状のバルブシ
ール３と密接して排出筒７の下端を水蜜的に塞ぐもので
ある。
バルブシール３は弾性材料にて筒状に成形され、軸方向
略中夫の外周に形成した凹溝２６に透孔６内周より突出
するフランジ２１を嵌入することで透孔６の金縁に取着
されるわけであって、上端開口縁からは全周に亙って科
内下方に向けて内鍔４が一体に延出し、内鍔４の先端に
は上下２条の突ＩＪフｌ、２が全周に互って形成されて
いて、面突リブ１，２が夫々透孔６内に突入する排出筒
７の外周へ透孔６よりも上方位置で密接するわけである
。
略中夫の外周に形成した凹溝２６に透孔６内周より突出
するフランジ２１を嵌入することで透孔６の金縁に取着
されるわけであって、上端開口縁からは全周に亙って科
内下方に向けて内鍔４が一体に延出し、内鍔４の先端に
は上下２条の突ＩＪフｌ、２が全周に互って形成されて
いて、面突リブ１，２が夫々透孔６内に突入する排出筒
７の外周へ透孔６よりも上方位置で密接するわけである
。
このように面突リブ１，２が透孔６よりも上方位置で排
出筒７外周に互いに間隔を於いて密接するため、バルブ
シール３と排出筒７との間で毛細管現象による水の通過
が阻まれ、この部分の水密を確実に行うことができると
共に、フラップ弁８と排出筒７との間隔が広くなっても
、排出筒７の下端が透孔６内に収まっている間は常に上
下の突リブ１，２が排出筒７の外周に密接するものであ
る。
出筒７外周に互いに間隔を於いて密接するため、バルブ
シール３と排出筒７との間で毛細管現象による水の通過
が阻まれ、この部分の水密を確実に行うことができると
共に、フラップ弁８と排出筒７との間隔が広くなっても
、排出筒７の下端が透孔６内に収まっている間は常に上
下の突リブ１，２が排出筒７の外周に密接するものであ
る。
第１図は従来例を示す部分断面図、第２図は本考案の一
実施例を示す断面図、第３図は同上の部分断面図であり
、１，２は突リブ、３はバルブシール、４は内鍔、５は
基板、６は透孔、７は排出筒、８はフラップ弁、１０は
ボウルである。
実施例を示す断面図、第３図は同上の部分断面図であり
、１，２は突リブ、３はバルブシール、４は内鍔、５は
基板、６は透孔、７は排出筒、８はフラップ弁、１０は
ボウルである。
Claims (1)
- ボウル下面に突出する排出筒が基板に設けた透孔を貫通
し、透孔周縁の基板に取着した筒状のバルブシールが排
出筒下端外周に密接すると共に排出筒の下方で排出筒を
開閉するフラップ弁が閉時に基板の下方でバルブシール
に密接する簡易水洗便器において、筒状のバルブシール
の上端内周縁の全周より内方に向けて突出する内鍔の先
端に複数の環状の突リブが上下に並び、各突リブが透孔
より上方で排出筒外周面に全周に互って密接する簡易水
洗便器のボウル水密構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979074082U JPS5825032Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 簡易水洗便器のボウル水密構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979074082U JPS5825032Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 簡易水洗便器のボウル水密構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55172471U JPS55172471U (ja) | 1980-12-10 |
| JPS5825032Y2 true JPS5825032Y2 (ja) | 1983-05-28 |
Family
ID=29307669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979074082U Expired JPS5825032Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 簡易水洗便器のボウル水密構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5825032Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5738473Y2 (ja) * | 1977-09-30 | 1982-08-24 |
-
1979
- 1979-05-31 JP JP1979074082U patent/JPS5825032Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55172471U (ja) | 1980-12-10 |
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