JPS582492Y2 - 鋼矢板の幅矯正装置 - Google Patents
鋼矢板の幅矯正装置Info
- Publication number
- JPS582492Y2 JPS582492Y2 JP18144779U JP18144779U JPS582492Y2 JP S582492 Y2 JPS582492 Y2 JP S582492Y2 JP 18144779 U JP18144779 U JP 18144779U JP 18144779 U JP18144779 U JP 18144779U JP S582492 Y2 JPS582492 Y2 JP S582492Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel sheet
- sheet pile
- arm
- correction device
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は圧延されて形成された鋼矢板の長さ方向の先端
及び後端に発生する鋼矢板幅の不良部分を簡単に矯正す
ることを目的とした鋼矢板の矯正装置に関するものであ
る。
及び後端に発生する鋼矢板幅の不良部分を簡単に矯正す
ることを目的とした鋼矢板の矯正装置に関するものであ
る。
従来、熱間圧延によって形成された鋼矢板は鋸断後、冷
却が進行するにつれて内部応力のため長さ方向の上下、
左右の曲がりあるいは全幅不良等の形状不良が発生する
。
却が進行するにつれて内部応力のため長さ方向の上下、
左右の曲がりあるいは全幅不良等の形状不良が発生する
。
ここで全幅不良とは左右の継手部間の寸法が規格値より
幅大かもしくは幅狭の寸法不良をいう。
幅大かもしくは幅狭の寸法不良をいう。
前記各種の形状不良の矯正は一般にローラー矯正機で行
なわれるが、このローラー矯正機は例えば４個の上方ロ
ーラーの下方に３個のローラーを上方ローラーと千鳥型
に配置しであるため鋼矢板の前後の両端は十分な矯正効
果が得られない。
なわれるが、このローラー矯正機は例えば４個の上方ロ
ーラーの下方に３個のローラーを上方ローラーと千鳥型
に配置しであるため鋼矢板の前後の両端は十分な矯正効
果が得られない。
特に前後端の全幅不良はローラー矯正機では矯正されに
くく、ローラブ矯正後５前後端のみプレス矯正機で再矯
正されていた。
くく、ローラブ矯正後５前後端のみプレス矯正機で再矯
正されていた。
ところでプレス矯正作業は該矯正機の左右一対の押圧ロ
ッドおよび下方向抑圧ロンドで繰返し押圧して行なうが
５例えば幅大を矯正する場合左右いずれか一方のロンド
を固定し他方のロンドで押圧し、その後この逆を行なわ
ねばならない。
ッドおよび下方向抑圧ロンドで繰返し押圧して行なうが
５例えば幅大を矯正する場合左右いずれか一方のロンド
を固定し他方のロンドで押圧し、その後この逆を行なわ
ねばならない。
従って矯正能率は極めて悪く、プレス矯正機前面に滞貨
が生じ工程バランスを悪化せしめ納期に文章を来たす等
の欠点があった。
が生じ工程バランスを悪化せしめ納期に文章を来たす等
の欠点があった。
本考案は上述のような従来の欠点を解決したもので、鋼
矢板継手部１，２に嵌係合する先端爪鍵手３，４を有す
るアーム部材５，６の内端をアーム支持材７に回動自在
に軸着８，９し、ローラーテーブル１０の両側に設けた
支柱１１，１２の上方に案内アーム１３を設け、該案内
アーム１３にピストン１４を有する押下げ用のシリンダ
１５を、前記アーム支持材７の上方に位置するように移
動自在に設けたことを特徴とする、鋼矢板の幅矯正装置
である。
矢板継手部１，２に嵌係合する先端爪鍵手３，４を有す
るアーム部材５，６の内端をアーム支持材７に回動自在
に軸着８，９し、ローラーテーブル１０の両側に設けた
支柱１１，１２の上方に案内アーム１３を設け、該案内
アーム１３にピストン１４を有する押下げ用のシリンダ
１５を、前記アーム支持材７の上方に位置するように移
動自在に設けたことを特徴とする、鋼矢板の幅矯正装置
である。
なお本考案の支柱１１，１２は左側の支柱１１に設けた
ボルト１６、ナンド１７の調節により案内アーム１３の
高さを調節することができる。
ボルト１６、ナンド１７の調節により案内アーム１３の
高さを調節することができる。
（右側の支柱１２も同様にすることができる）又シリン
ダ１５に設けた転子１８は案内アーム１３のレール部１
９に係合して左右に円滑に移動できるようにした。
ダ１５に設けた転子１８は案内アーム１３のレール部１
９に係合して左右に円滑に移動できるようにした。
更に爪鍵手３，４は鋼矢板２０の継手部１，２の一部を
切断して形成し、との爪鍵手３，４をアーム部材５，６
に溶接して固定したり、あるいは溝又は孔をあげて挿入
してね口止し、鋼矢板継手部１，２に合致する爪鍵手３
，４に交換して使用することもできる。
切断して形成し、との爪鍵手３，４をアーム部材５，６
に溶接して固定したり、あるいは溝又は孔をあげて挿入
してね口止し、鋼矢板継手部１，２に合致する爪鍵手３
，４に交換して使用することもできる。
本考案は上述のようにローラー矯正機（図示せず）によ
って矯正された鋼矢板２０の両端に発生しておる幅不良
の部分をローラーテーブル１０Ｃ上に置き、シリンダ１
５を移動してシリンダ１５のピストン１４がアーム支持
材７の押当部２２Ｃ位置に来たとき油送管２３から油圧
を作用させてピストン１４を伸長させると、アーム支持
材７を」下方に押下げられ、アーム支持材７に軸着８，
９されているアーム部材５，６の外端部は上方に枡上げ
られるのでアーム部材５，６に設けられかつ鋼矢板２０
の継手部１，２に嵌係合している爪鍵手３，４も押上げ
られて鋼矢板２０の継手部１゜２を内方に引寄せる為、
外方に開いていた継手部１．２の幅はせばまり、所定の
幅になるまでピストン１４で抑圧作用を行なえば鋼矢板
２０の両端に発生した幅不良は矯正せられ、鋼矢板２０
の全長は同一幅に矯正される。
って矯正された鋼矢板２０の両端に発生しておる幅不良
の部分をローラーテーブル１０Ｃ上に置き、シリンダ１
５を移動してシリンダ１５のピストン１４がアーム支持
材７の押当部２２Ｃ位置に来たとき油送管２３から油圧
を作用させてピストン１４を伸長させると、アーム支持
材７を」下方に押下げられ、アーム支持材７に軸着８，
９されているアーム部材５，６の外端部は上方に枡上げ
られるのでアーム部材５，６に設けられかつ鋼矢板２０
の継手部１，２に嵌係合している爪鍵手３，４も押上げ
られて鋼矢板２０の継手部１゜２を内方に引寄せる為、
外方に開いていた継手部１．２の幅はせばまり、所定の
幅になるまでピストン１４で抑圧作用を行なえば鋼矢板
２０の両端に発生した幅不良は矯正せられ、鋼矢板２０
の全長は同一幅に矯正される。
なお、第３図は本考案装置のうち押下げ用のシリンダー
１５およびピストン１４を用いて、鋼矢板２０の幅拡大
を行なう構成を示すものであり、矯正治具として半月形
に形成した押開材２１を鋼矢板２０の継手部１，２の内
側に係合し、第１図に示すシリンダ１５のピストン１４
で押当部２２を押圧すると鋼矢板２０の継手部１，２は
押開から適正な幅に矯正せられるものである。
１５およびピストン１４を用いて、鋼矢板２０の幅拡大
を行なう構成を示すものであり、矯正治具として半月形
に形成した押開材２１を鋼矢板２０の継手部１，２の内
側に係合し、第１図に示すシリンダ１５のピストン１４
で押当部２２を押圧すると鋼矢板２０の継手部１，２は
押開から適正な幅に矯正せられるものである。
従って本考案によれば鋼矢板２０がローラーテーブル１
０の中央あるいは左右位置にあってもシリンダ１５を移
動してピストン１４を押当部２２ニ移動し、ピストン１
４の抑圧作用だけで鋼矢板２０の両端に発生した幅不良
を簡単に矯正せしめ得られ、鋼矢板２０のローラー矯正
機に引続いて両端の幅不良を矯正し、全長が適正の幅を
有する鋼矢板２０を得られるので、従来のようにプレス
矯正機による矯正加工を行なう必要がなく、又矯正まで
の滞貨もなくなり、かつ迅速に矯正作業が行なわれ、納
期に十分納入ができ矯正作業能率が犬で矯正費の節減を
図り得、さらに極めて簡単な装置であるので設備費が安
い等の効果がある。
０の中央あるいは左右位置にあってもシリンダ１５を移
動してピストン１４を押当部２２ニ移動し、ピストン１
４の抑圧作用だけで鋼矢板２０の両端に発生した幅不良
を簡単に矯正せしめ得られ、鋼矢板２０のローラー矯正
機に引続いて両端の幅不良を矯正し、全長が適正の幅を
有する鋼矢板２０を得られるので、従来のようにプレス
矯正機による矯正加工を行なう必要がなく、又矯正まで
の滞貨もなくなり、かつ迅速に矯正作業が行なわれ、納
期に十分納入ができ矯正作業能率が犬で矯正費の節減を
図り得、さらに極めて簡単な装置であるので設備費が安
い等の効果がある。
図面は本考案の実施例を示したもので、第１図１は本考
案の正面図、第２図は同上の爪鍵手の位置を変えた一部
の正面図、第３図は鋼矢板の幅を開く場合の実施例を示
す正面図である。 １．２は鋼矢板の継手部、３，４は先端の爪鍵手、５，
６はアーム部材、７はアーム支持材、８゜９は軸着、１
０はローラーテーブル＋ １１．１２は支柱、１３は
案内アーム、１４はピストン、１５はシリンダ、１６は
ボルト、１７はナツト、１８は転子、１９はレール部、
２０は鋼矢板、２１は押開材、２２は押当部、２３は油
送管。
案の正面図、第２図は同上の爪鍵手の位置を変えた一部
の正面図、第３図は鋼矢板の幅を開く場合の実施例を示
す正面図である。 １．２は鋼矢板の継手部、３，４は先端の爪鍵手、５，
６はアーム部材、７はアーム支持材、８゜９は軸着、１
０はローラーテーブル＋ １１．１２は支柱、１３は
案内アーム、１４はピストン、１５はシリンダ、１６は
ボルト、１７はナツト、１８は転子、１９はレール部、
２０は鋼矢板、２１は押開材、２２は押当部、２３は油
送管。
Claims (1)
- 鋼矢板継手部に嵌係合する先端爪鍵手を有するアーム部
材の内端を、アーム支持材に回動可能に軸着し、ローラ
ーテーブルの両側に設けた支柱の上方に案内アームを設
け、該案内アームにピストンを有する押下げ用のシリン
ダを、前記アーム支持材の上方に位置するように移動自
在に設けたことを特徴とする、鋼矢板の幅矯正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18144779U JPS582492Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 鋼矢板の幅矯正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18144779U JPS582492Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 鋼矢板の幅矯正装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56100222U JPS56100222U (ja) | 1981-08-07 |
| JPS582492Y2 true JPS582492Y2 (ja) | 1983-01-17 |
Family
ID=29691832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18144779U Expired JPS582492Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 鋼矢板の幅矯正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582492Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0795364B1 (en) * | 1995-09-29 | 2003-11-12 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Method of correcting u-shaped steel sheet pile |
| KR20200114732A (ko) * | 2019-03-29 | 2020-10-07 | 삼성전자주식회사 | 조절 장치 |
-
1979
- 1979-12-28 JP JP18144779U patent/JPS582492Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56100222U (ja) | 1981-08-07 |
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