JPS58244Y2 - サ−ジ吸収器 - Google Patents
サ−ジ吸収器Info
- Publication number
- JPS58244Y2 JPS58244Y2 JP7446679U JP7446679U JPS58244Y2 JP S58244 Y2 JPS58244 Y2 JP S58244Y2 JP 7446679 U JP7446679 U JP 7446679U JP 7446679 U JP7446679 U JP 7446679U JP S58244 Y2 JPS58244 Y2 JP S58244Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- display
- surge absorber
- terminal
- ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は定格を越える過大負荷が印加され、素子が劣化
/破壊した時、それを表示するとともに警報または系統
を制御するための接点を有するサージ吸収器に関する。
/破壊した時、それを表示するとともに警報または系統
を制御するための接点を有するサージ吸収器に関する。
酸化亜鉛を主成分とする電圧依存性抵抗体(以下ZnO
バリスタと称す)は、その優れた非直線性と他に類を見
ないサージ電流耐量を有するところから、広範な分野に
実用化されつつある。
バリスタと称す)は、その優れた非直線性と他に類を見
ないサージ電流耐量を有するところから、広範な分野に
実用化されつつある。
このZnOバリスタは本来、部品としての信頼性は非常
に高いものであるが、使用条件によって予期しなかった
定格を越える過大エネルギーのサージが印加された場合
は破壊する。
に高いものであるが、使用条件によって予期しなかった
定格を越える過大エネルギーのサージが印加された場合
は破壊する。
その時の回路条件によって破壊したZnOバリスタは数
Ω程度の残留抵抗を有し、これに電流が数A連続に流れ
ると素子の温度が上昇する。
Ω程度の残留抵抗を有し、これに電流が数A連続に流れ
ると素子の温度が上昇する。
ZnOバリスタを絶縁ケースに収納している時、素子の
発熱によってケース内部の圧力が上昇し、ケースが爆発
して部品が飛散することがある。
発熱によってケース内部の圧力が上昇し、ケースが爆発
して部品が飛散することがある。
この対策として、第1図に示すような構成のものがある
。
。
即ち、電流経路は、外部端子1→金属キャップ2→短絡
板3→短絡管4→共晶合金11→電極5→ZnOバリス
タ6→電極T→端子8である。
板3→短絡管4→共晶合金11→電極5→ZnOバリス
タ6→電極T→端子8である。
ZnOバリスタ6が破壊し発熱すると、共晶合金11は
溶融して短絡管4は自然落下し、電極7と接する。
溶融して短絡管4は自然落下し、電極7と接する。
このため、電流はZnOバリスタ6を通らなくなるため
、発熱はなくなる。
、発熱はなくなる。
また、絶縁ケース10に透明なガラスを使用し、短絡管
4に着色して、この動作を外から識別できるようになっ
ている。
4に着色して、この動作を外から識別できるようになっ
ている。
しかし、この構成から明らかなように、このサージ吸収
器の使用時の制約条件として、必らず垂直晩を保った取
付けでなげればならない。
器の使用時の制約条件として、必らず垂直晩を保った取
付けでなげればならない。
また、短絡管4はZnOバリスタ6の直径より大きいも
のが必要で、結果としてサージ吸収器の外形が大きくな
る。
のが必要で、結果としてサージ吸収器の外形が大きくな
る。
更に、事故時にサージ吸収器が短絡状態を維持するとい
う消極的な機能に止どする等の問題点がある。
う消極的な機能に止どする等の問題点がある。
本考案は、ZnOバリスタが破壊した時、それを表示す
るとともに回路系統をも制御しうる接点を有し、小形で
、かつ取付は角度、方向をも制約しないサージ吸収器を
提供するものである。
るとともに回路系統をも制御しうる接点を有し、小形で
、かつ取付は角度、方向をも制約しないサージ吸収器を
提供するものである。
以下、本考案の一実施例を第2図に基づいて説明する。
第2図において、壷状の絶縁ケース110の底部中央か
ら接地(捷たは電源)端子108を導出する。
ら接地(捷たは電源)端子108を導出する。
導出端子108の頂部にZn、0バリスタ106を電極
107および電極105で挾持しで設置する。
107および電極105で挾持しで設置する。
上部の電極105には表示棒の金属部116が開放スプ
リング104を圧して共晶合金111で接続固定されて
いる。
リング104を圧して共晶合金111で接続固定されて
いる。
表示棒は上記金属部116と絶縁部115からなり、中
央部に円板を有するとともに絶縁部115の頂部は鋭角
な構造となっている。
央部に円板を有するとともに絶縁部115の頂部は鋭角
な構造となっている。
これらを収納した壷状絶縁ケース110の開口部を主ス
プリング109を介し、圧接して金属キャップ102で
封目する。
プリング109を介し、圧接して金属キャップ102で
封目する。
上記主スプリング109には短絡片103が取着されて
いる。
いる。
上記金属キャップ102は、中央部に透明の絶縁物から
なるキャップ状の表示部113と電源(lたは接地)端
子101を有する。
なるキャップ状の表示部113と電源(lたは接地)端
子101を有する。
上記表示部1130頂部には一対のリード端子112゜
112′が設置されており、この端子112゜112′
間には細い金属線114が接続されている。
112′が設置されており、この端子112゜112′
間には細い金属線114が接続されている。
このように構成されたサージ吸収器は、定格をはるかに
越える負荷が印加され、ZnOバリスタ106が破壊し
た時、発熱によって共晶合金111が溶融し、開放スプ
リング104が動作して表示棒は金属部116が電極1
05から離れて押し上げられる。
越える負荷が印加され、ZnOバリスタ106が破壊し
た時、発熱によって共晶合金111が溶融し、開放スプ
リング104が動作して表示棒は金属部116が電極1
05から離れて押し上げられる。
表示棒が動作することにより、絶縁部115が表示部1
13に現れ、素子が破壊したことを知らせる。
13に現れ、素子が破壊したことを知らせる。
また、表示棒先端の鋭角な部分が一対のリード端子11
2,112’間に接続され−Haい金属線114を断線
する。
2,112’間に接続され−Haい金属線114を断線
する。
このことにより、リード端子112 、112’は閉接
点から間接点となる。
点から間接点となる。
従って、リード端子112,112’を制御回路の系統
に接続することによってZnOバリスタの破壊を電気的
に検知し、回路系統をも制御しうるものである。
に接続することによってZnOバリスタの破壊を電気的
に検知し、回路系統をも制御しうるものである。
以上詳述したように、本考案によれば取付手段に制約が
なく、小形で、素子の破壊を表示するとともに、それを
電気的に検知し回路系統の制御をも可能としうるきわめ
て有用なサージ吸収器を実用に供することができる。
なく、小形で、素子の破壊を表示するとともに、それを
電気的に検知し回路系統の制御をも可能としうるきわめ
て有用なサージ吸収器を実用に供することができる。
第1図は従来におけるサージ吸収器の正面断面図、第2
図は本考案に係るサージ吸収器の一実施例を示す正面断
面図である。 101・・・・・・電源(接地)端子、102・・・・
・・金属キャップ、104・・・・・・開放スプリング
、105゜107・・・・・・電極、106・・・・・
・電圧依存性抵抗体(ZnOバリスタ)、108・・・
・・・接地(電源)端子、109・・・・・・主スプリ
ング、110・・・・・・絶縁ケース111・・・・・
・共晶合金、112,112=’・・・・リード端子、
113・・・・・・表示部、114・・・・・・金属線
、115.116・・・・・・表示棒(絶縁部、金属部
)。
図は本考案に係るサージ吸収器の一実施例を示す正面断
面図である。 101・・・・・・電源(接地)端子、102・・・・
・・金属キャップ、104・・・・・・開放スプリング
、105゜107・・・・・・電極、106・・・・・
・電圧依存性抵抗体(ZnOバリスタ)、108・・・
・・・接地(電源)端子、109・・・・・・主スプリ
ング、110・・・・・・絶縁ケース111・・・・・
・共晶合金、112,112=’・・・・リード端子、
113・・・・・・表示部、114・・・・・・金属線
、115.116・・・・・・表示棒(絶縁部、金属部
)。
Claims (1)
- 酸化亜鉛を主成分とする電圧依存性抵抗体と、これを挾
持する一対の電極と、途中に円板を有し一方が金属で他
方が絶縁物であり、その先端部が鋭角な構造を有する表
示棒と、上記電極と表示棒の円板部間に介する開放スプ
リングと、該スプリングを圧して上記表示棒の金属部と
上記電極の一方を固着する共晶合金部と、これらを収納
する壷形の絶縁ケースと、該絶縁ケースの底部から導出
する接地(オたは電源)端子と、中央部に透明の絶縁物
からなり、頂部に一対のリード端子を取着するとともに
該端子間に細い金属線を接続した表示部および電源(″
または接地)端子を取着した金属キャップと、収納物を
圧接する主スプリングとを有するサージ吸収器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7446679U JPS58244Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | サ−ジ吸収器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7446679U JPS58244Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | サ−ジ吸収器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55175205U JPS55175205U (ja) | 1980-12-16 |
JPS58244Y2 true JPS58244Y2 (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=29308048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7446679U Expired JPS58244Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | サ−ジ吸収器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58244Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-31 JP JP7446679U patent/JPS58244Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55175205U (ja) | 1980-12-16 |
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