JPS5824013Y2 - 内輪2体形複列アンギュラ−形玉軸受 - Google Patents
内輪2体形複列アンギュラ−形玉軸受Info
- Publication number
- JPS5824013Y2 JPS5824013Y2 JP11642578U JP11642578U JPS5824013Y2 JP S5824013 Y2 JPS5824013 Y2 JP S5824013Y2 JP 11642578 U JP11642578 U JP 11642578U JP 11642578 U JP11642578 U JP 11642578U JP S5824013 Y2 JPS5824013 Y2 JP S5824013Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner ring
- double
- ring
- ball bearing
- row angular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、非分離型の内輪2体形の複列アンギュラ−
形歪軸受に関するものである。
形歪軸受に関するものである。
従来の内輪2体形複列アンギュラー形玉軸受は、第1図
イに示す如く内輪1,1′、外輪2、鋼球3.3′、保
持器4,4′、シール5,5′からなっており、例えば
第2図に示す如き自動車のフロントホイールに組付けら
れている。
イに示す如く内輪1,1′、外輪2、鋼球3.3′、保
持器4,4′、シール5,5′からなっており、例えば
第2図に示す如き自動車のフロントホイールに組付けら
れている。
尚、図面において、6はハブ、7はナックル、8はジヨ
イント、9はデスクブレーキロータ、10はナツトであ
る。
イント、9はデスクブレーキロータ、10はナツトであ
る。
かかる従来の場合、商品を分解するには、ナツト10を
外し、ハブ6を引抜くことにより行う。
外し、ハブ6を引抜くことにより行う。
ところが、この時軸受の内輪は回転輪となるのでスキマ
嵌合による内輪のクリープを防虚するため、ハブ6に圧
入嵌合されているのでアウター側1′がハブ6について
抜け、シール5′が傷付くことがあった。
嵌合による内輪のクリープを防虚するため、ハブ6に圧
入嵌合されているのでアウター側1′がハブ6について
抜け、シール5′が傷付くことがあった。
また再組立時にシールリップ部が傷付いたり、内部寸法
の異なった内輪の混入の恐れも有り、更には、異物混入
と共にグリース補給の必要性が生じる。
の異なった内輪の混入の恐れも有り、更には、異物混入
と共にグリース補給の必要性が生じる。
従って第1図口に示すごとく結合リング13で内輪1,
1′を屯める方法を採用することにより、内輪1′がハ
ブ6について抜けることを防正していた。
1′を屯める方法を採用することにより、内輪1′がハ
ブ6について抜けることを防正していた。
しかし、これは作業能率の低下と共にコスト的にも高く
つき、結合リング13の耐力の点でも問題があった。
つき、結合リング13の耐力の点でも問題があった。
この考案は、上記従来の欠点に鑑み之を改良したもので
、以下この考案の構成を第3図及び第4図と第5図及び
第6図の2つの具体的実施例に従って説明する。
、以下この考案の構成を第3図及び第4図と第5図及び
第6図の2つの具体的実施例に従って説明する。
第3図及び第4図に示す第1の実施例では、内輪11,
11’の小外径の端部外径面11a。
11’の小外径の端部外径面11a。
11a′の軸心を、内輪転走溝の軸心0より、εだけ偏
心させである。
心させである。
上記内輪11.11’の小外径の端部外径面11a、1
1a’の径は、外輪12に組込まれた鋼球13,13’
の内接円径とほぼ等しく設定され、かつ、上記偏心量ε
は、少なくとも軸受ラジアルスキマより僅かに大きく設
定しである。
1a’の径は、外輪12に組込まれた鋼球13,13’
の内接円径とほぼ等しく設定され、かつ、上記偏心量ε
は、少なくとも軸受ラジアルスキマより僅かに大きく設
定しである。
そして、軸受の内輪!1,11’を外輪12に組込む際
、内輪11.11’の小外径の端部外径面11a、11
a’を外輪12に組込まれた鋼球13 、13’の内接
円径に一致させた状態で内輪転走溝底位置Aまで挿入し
、内輪が上記転走溝底位置Aまでくると内輪の軸心をず
らせ外輪の軸心に合せると所定の位置に組立てることが
できる。
、内輪11.11’の小外径の端部外径面11a、11
a’を外輪12に組込まれた鋼球13 、13’の内接
円径に一致させた状態で内輪転走溝底位置Aまで挿入し
、内輪が上記転走溝底位置Aまでくると内輪の軸心をず
らせ外輪の軸心に合せると所定の位置に組立てることが
できる。
尚、図面中、14 、14’は保持器、15.15’は
シールである。
シールである。
第5図及び第6図に示す第2の実施例では内輪21.2
1’の転走溝底より小外径端部外径面21c、21c’
までをθだけ傾斜即ち偏肉させ、上記外径面21c、2
1c’の軸心を内輪21゜21′の軸心0に対し、第1
の実施例と同様にeだけ偏心させである。
1’の転走溝底より小外径端部外径面21c、21c’
までをθだけ傾斜即ち偏肉させ、上記外径面21c、2
1c’の軸心を内輪21゜21′の軸心0に対し、第1
の実施例と同様にeだけ偏心させである。
この場合は軸受の内輪を外輪22の軸心に対しθだけ傾
けて組立てるもので、内輪が転走溝底位置Bまでくると
、内輪の軸心を外輪の軸心に合せ、所定の位置まで内輪
を軸方向に圧入することにより所定の位置に組立てるこ
とができる。
けて組立てるもので、内輪が転走溝底位置Bまでくると
、内輪の軸心を外輪の軸心に合せ、所定の位置まで内輪
を軸方向に圧入することにより所定の位置に組立てるこ
とができる。
尚、図面中、23.23’は鋼球、24.24’は保持
器、25.25’はシールである。
器、25.25’はシールである。
以上説明したように、この考案は、複列外輪、鋼球、保
持器及び2体形の内輪によって構成された内輪2体形複
列アンギュラー形玉軸受において、外輪に組込まれた鋼
球の内接円径とほぼ等しく設定された内輪小外径の端部
外径面の軸心を、内輪転走溝の軸心より僅かに偏心させ
たから、内輪に軸即ちハブが圧入される状態では、内輪
小外径が転走溝底より偏心しているため、内輪は分離で
きなく、ハブの引抜き時に内輪が付いてくる如き既に述
べた従来の欠点は解消される。
持器及び2体形の内輪によって構成された内輪2体形複
列アンギュラー形玉軸受において、外輪に組込まれた鋼
球の内接円径とほぼ等しく設定された内輪小外径の端部
外径面の軸心を、内輪転走溝の軸心より僅かに偏心させ
たから、内輪に軸即ちハブが圧入される状態では、内輪
小外径が転走溝底より偏心しているため、内輪は分離で
きなく、ハブの引抜き時に内輪が付いてくる如き既に述
べた従来の欠点は解消される。
ヌ、コスト・ダウンにもつながる。
第1図は従来の内輪2体形複列アンギュラー形玉軸受を
示す図面である。 第2図は第1図に示す軸受を自動車のフロントホイール
に組付けた例を示す概略図である。 第3図及び第4図はこの考案に係る第1′の実施例であ
る。 そして第5図及び第6図はこの考案に係る第2の実施例
である。 11.11’、21,21’・・・内輪、12 、22
・・・外輪、13 、13’、 23 、23’・・・
鋼球、14゜14’、24,24’・・・保持器、15
,15’。 25.25’・・・シール、ε・・・偏心量、θ・・・
傾斜量。
示す図面である。 第2図は第1図に示す軸受を自動車のフロントホイール
に組付けた例を示す概略図である。 第3図及び第4図はこの考案に係る第1′の実施例であ
る。 そして第5図及び第6図はこの考案に係る第2の実施例
である。 11.11’、21,21’・・・内輪、12 、22
・・・外輪、13 、13’、 23 、23’・・・
鋼球、14゜14’、24,24’・・・保持器、15
,15’。 25.25’・・・シール、ε・・・偏心量、θ・・・
傾斜量。
Claims (1)
- 複列外輪、鋼球、保持器及び2体形の内輪によって構成
された内輪2体形複列アンギュラー形玉軸受において、
外輪に組込まれた鋼球の内接円径とほぼ等しく設定され
た内輪小外径の端部外径面の軸心を、内輪転走溝の軸心
より僅かに偏心させたことを特徴とする内輪2体形複列
アンギュラー形玉軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11642578U JPS5824013Y2 (ja) | 1978-08-24 | 1978-08-24 | 内輪2体形複列アンギュラ−形玉軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11642578U JPS5824013Y2 (ja) | 1978-08-24 | 1978-08-24 | 内輪2体形複列アンギュラ−形玉軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5534055U JPS5534055U (ja) | 1980-03-05 |
JPS5824013Y2 true JPS5824013Y2 (ja) | 1983-05-23 |
Family
ID=29068948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11642578U Expired JPS5824013Y2 (ja) | 1978-08-24 | 1978-08-24 | 内輪2体形複列アンギュラ−形玉軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824013Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-08-24 JP JP11642578U patent/JPS5824013Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5534055U (ja) | 1980-03-05 |
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