JPS5823980A - タイヤビ−ドのビ−ドワイヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタイヤの改良に関するものであシ、特にタイヤ
のビード強化用の環状ビードワイヤに関する。

本質的にタイヤは、束状クラウンの両側から２個のサイ
ドウオールを延長し、各サイドウオールは、す＾上に着
座されるビードに終る様に構成される。各ビードは、タ
イヤの回転軸線に対して同心的に鳩方向に配置された少
くとも１本の環状ビードワイヤを備える。ビードワイヤ
の本質的機能は、カーカスの固定部−として作用し、ま
たリム上にビードを締付ける１にある。

タイヤが転勤する際に変形するカーカスと異り、ビード
ワイヤは、カーカスの生じる応力とリムの締付けによる
反力の生じる応力とに抵抗しながら、５才 リム　　　定されている。故に、軽量であると同時に、
特に引張り破断に対して抵抗力のあるビードワイヤの製
造が求められる。

通常、ビードワイヤは鋼線で製作される。鋼線はビード
ワイヤに十分な破断抵抗を与えるのであるが、−線のビ
ードワイヤは１い。

滑車のグループの中に鋼線を一定回数、相互接合状態に
巻付け、相互に平行な鋼線の環状体を成すことによシ、
束状ビードワイヤが作製される。

この様など一ドワイヤは特に観光用車のタイヤにおいて
使用される。これらのビードワイヤは、各檎各様の放射
ｌｆｒ面を有する様に製作される◎ますます引張抵抗力
の強い軽量な人造繊維または合成繊細のフィラメント（
例、レー目ン、ポリエステル、芳香族または非芳香族ポ
リアミド、ポリビニールアルコール、ガラス繊維、ホウ
素繊維、炭素繊維）が出現すると共に、予め接着剤を含
浸されたフィラメントを、鋼線束状ビードワイヤと同一
のシ遣方法で巻付けることによって、束状ビードワイヤ
を軽量化することが試みられた。

これらの繊維フィラメントの束状ビードワイヤはタイヤ
の中に使用するには不適当な欠点がある。

すなわち、タイヤをリム上に装着する際に、レバーを使
用してリムの縁部の上をタイヤビードを超えさせる時、
ビードワイヤは局所的曲げ作用を受ける。その際に、ビ
ードワイヤの放射内側面に沿って配置されたフィラメン
トは、糊付けされているにもかかわらず、変形を受ける
。故にこの変形の生じた部分では、十分な破断抵抗管示
さない。

本発明の目標は、糊付けされた繊維フィラメントから成
る束状ビードワイヤのこめ様な大きな欠点を除去するに
ある。

この丸め本発明によれば、樽状心線と仁の心線上に配置
されこの心−を包囲する素線組立体とか束体によって形
成され九少くとも１層の７４２１２４層から成り、これ
らのフィラメントは相互に実質的に平行でありまた含浸
剤を含まず、前記フィラメント束体は、心線の周囲に、
同一方向に、フィラメントの平均径の少くとも２倍の厚
さまで、Ｊ＆Ｏ以下のピッチＰ（ａは心線の直角断面の
輪郭の等項内の半径、Ｃは心線の平均外周）と、奉行方
向と同一方向の、ピッチあｆｃシ１回転に等しいねじり
をもって巻付けられる様に成されたビードワイヤを使用
する。

′　本発明の主旨の範囲内において使用されるフィラメ
ントは好ましくは０．１ｍｍ”以下の断面を有するＯ 束体とは、本発明のビードワイヤの製造に際して束体の
巻付けに必要な張力のもとに相互に実質的に平行な連続
フィラメントの束を意味する。束体を形成するフィラメ
ントは単一素材から成り、ガラスまたは芳香族ポリアミ
ドとすることができる。しかし、少くとも一部の束体は
歩くとも２凛の相異る素材のフィラメントを組合わせて
形成することができ、例えばガラスと芳香族ポリアミド
、またはポリビニール　アルコールと芳香族ポリアミド
、またはポリビニールアルコールと、ガラスと、芳香族
ポリアミドとを組合わせる仁とが＋きノドとは、同一束
体 のフィラメントとフィラメントとを結合させる物質を表
面に備えていないフィラメントを意味する。

しかしながら、製造に際して（例えば、フィラメント相
互のからみ合いま九は固着を防止するために）塗油され
ただけのフィラメントは含浸剤を含まないと認められる
。

心線の直角断面は、心線と、ビードワイヤの回転軸線を
含む山との交わシである。もし例えば心線が辺上の正方
形断面を有するとすれば、その外崗は４罫等しく、等検
出の半径１は＠ｗ？となる。心線の平均外周ヱは、心線
の直角断面の重心の軌跡円の長さである。心線は金楓、
例えば鋼とすることができ、あるいは高い弾性係数を有
する木材（例、エポキシａｉｒ脂、ポリエステル）の中
−埋込まれ九フィラメントで構成することができは比較
的短い。同一の束体中−おいて、含浸剤が存在しないが
故に相互に独立の各フィラメントの張力はほとんど同一
である。故に、フィラメント全体が心線と密接に接触す
る。１つのフィラメント層のフィラメントは相互に入組
んでいる。しかしこれらのフィラメント組立体は十分な
透過性を有するので、本発明によるビードワイヤの製造
後に、含浸されることができ、またはビード中の隣！＃
、素材に対する接着用の表面処理を受けることができる
。また、ある檀のタイヤ、例えば補強プライを有しない
タイヤを構成する流込み一硬化型票材と本発明によるビ
ードワイヤとの結合を容易に実施できる程度に、この透
過性は高い。

０．５■〜数圃の径９通常の鋼素線から成るビードワイ
ヤに対して、本発明は同等の抵抗力で遥かに軽いビード
ワイヤを得ることができる。例えば芳香族ポリアミドフ
ィラメントの束体を使用することによ抄、同一重量の鋼
素線の５倍の引張抄破断抵抗を有するフィラメントが得
られる。

０．１ｍｍ　　以下の断面のフィラメントを使用するこ
とにより、その巻付は方向と同一方向の、巻付ピッチ当
り１回転に咎しいねじりを屯って、このフィラメントを
巻付けることができる。この故に、従来工業的に使用さ
れている銅素線については不可能な製造工具の簡単化が
実施される。本発明の他の実施態様は、前記フィラメン
ト束体の巻付はピッチがそのフィラメント層の束体巻付
けの初期から末期へと変動し、好ましくはこのピッチが
増大するが、常にｚ、Ｄう１−以下に留る。ここに、ａ
。

は形成中のど一ドワイヤの直角断面の輪郭の等検出の半
径を意味し、この断面は束体が巻付けられる場所におい
て考慮され、この断面輪郭は心−について３頁、８行〜
１２行において述べられた様に計算される。ま九且は先
に述べた様な心線の平均外周を意味する。

この様な配置は、フィラメントから心線までの距離が増
大するに従ってフィラメントが加えられる応力を均一化
することができる。

１つのフィラメント層を形成するためにフィラメント束
体を巻付ける際にピッチを連続的に増大することが好ま
しいのであるが、１つのフィラメント層、例えば心線に
最も近いフィラメント層を形成する間、巻付はピッチを
一定に保持し、次のフィラメント層の製造については巻
付はピッチを変動させ、好ましくは増大させることがで
きる。

また本発明は、心線の周囲に配置されたフィラメント組
立体が、下記の特性の少くとも１つにおいで相違する少
くとも２層から成る実施態様を含む。ピッチ、心線の周
囲の巻付方向、束体を構成するフィラメントの性質、フ
ィラメントの平均径。

１つの層から次の層へ束体の巻付は方向を逆転する態様
は、特に剛性の心線′の代りに比較的柔性の心線を使用
し九い場合にビードワイヤの非平面性の危険を低下させ
る。

以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明す
る。

第１図において直角断面を拡大図示されたビードワイヤ
１は、適当長に切断され九ワイヤの両端零ドのフィラメ
ント３′の束体３（９２図）とから成抄、この束体３は
第２図において矢印Ｆで示す様に心線上に緊張下に巻付
けられてフィラメント層１３を成す時にリボン状を呈す
る。

心線２の断面は２ｒｒｒｎの径を有する（ａ＝１ｍｍ）
。ビードワイヤｌは１１３６ｔｒｒｎに等しい平均外周
（Ｃ）を有する（　Ｒ＝　１８１ｍｍ　）。

束体３のフィラメント３′は１７μｍの平均径を有し、
また束体３は３３０　Ｔｅｘの番手を有する。束体３が
心線２の周囲に喋旋状に（第２図）巻付けられ、この巻
付はピッチＰは約４５ｍｍである。束体３は含浸を受け
ていない。

ビードワイヤｌの直角断面は４．８ｔｎｍ　に等しい径
を有し、この断面の中に非含浸束体３を４６回、数える
ことができる。

この様に構成されたビードワイヤは４６グラムの目方が
あるが、これに対して全部鋼線から成る同一体積の通常
の対照ビードワイヤは１３０グラムである。

１７５−１４サイズのタイヤの各ビードの中に配置され
た本発明によるビードワイヤは１５バールのふくらまし
圧まで耐えることができるが、対照ビードワイヤは１３
．５を超えることができない。

予め含浸されたフィラメントから成る束体をもって、前
記の本発明によるビードワイヤと同一の寸法＠　ａ　＃
　、　＠ｃ　’を有するビードワイヤを製作する際、と
のビードワイヤを備えたタイヤは９パ一ル以上のふくら
まし圧に耐えることができない。

第２図は本発明によるビードワイヤ１の七グメントをタ
イヤの回転軸線の方向に見た図である。

この図においては、周方向ｘｘ’　、放射方向２２′、
心線２０円形直直角面の半径！、および回転軸線に対す
るビードワイヤ１の平均外周Ｃの半径Ｒを示した。また
ビードワイヤ１の心線２の周囲の束体３の巻付ピッチＰ
をも示した。

第３図は、第１図と第２図について述べられたものと類
似の鋼心線２と、それぞれ＠１図とｔａ２図の束体３と
類似の束体を巻付けて構成され九３層のフィラメント層
２１　、２２　、２３とから成るビードワイヤの七グメ
ントを示す。束体の巻付方向は層ごとに交代し、巻付は
ピッチは内側層２１から次の層２２　、２３へと増大し
ている。

！４図は、クラウン３１と、その両側に配置されｆｃ２
つのサイドウオール３２とから成るタイヤ（資）の断面
を示す。各サイドウオールは、各リムア」；に着座し九
ビード３３に終っている。各ビード３３は本発明による
ビードワイヤｌを含み、カーカス３７の外向折返部３８
がこのビードワイヤ１の上に固冗されている。クラウン
３１の中ＶＣ公知のブレーカ３６が配置されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は、心線と、フィラメント束体によって形成され
たフィラメント層とから成るビードワイヤの拡大断面図
、第２図は第１図のビードワイヤの心線の周囲に巻、付
けられたフィラメント束体の一部の、第４図より小輻尺
の斜視図、第３図は、それぞれ一本のフィラメント束体
から成る３層のフィラメント層によって心線を包囲した
ビードワイヤの一部を示す図、第４図は本発明によるビ
ードワイヤを各ビードの中に配置したタイヤの断面図で
ある。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、環状心線と、この心線上に配置されてこれをによっ
   て形成され九少くとも１層のフィラメント鳩から成り、
   これらのフィラメントは実質的に相互に平行であシまた
   含浸剤を含まず、前記フィラメント束体は、心線の周囲
   に、同一方向に、フィラメントの平均径の少くとも２倍
   の厚さまで　２Ｆτ以下のピッチＰ（ここに為は心線の
   直角断面の輪郭の等積置の半径、Ｃは心線の平均外筒）
   と、巻付は方向と同一方向の、ピッチあたり１回転に等
   しいねじりとをもって巻付けられることを特徴とするタ
   イヤビードのビードワイヤ。 ２、フィラメント束体の巻付はピッチは前記フィラメン
   ト層を構成する束体巻付けの初期から末期へと変動し、
   好ましくはこのピッチが増大するが、常に２　　Ｊｅ　
   　（ｍｓはビードワイヤの形成中にフィラメント束体が
   巻付けられる場所におけるビードワイヤ直角断面の輪郭
   の等積置の半径、Ｃは心線の平均外周）よシ小であるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項にょるビー　’Ｆ
   −Ｊフイヤ ３、心線の周囲に配置された素線組立体は、下記の特性
   ：ビッチ、心線回ｐの巻付は方向、フィラメントの平均
   径９束体を構成するフィラメントの性質、の少くとも１
   ′）において相違した少くとも２枚のフイラメン）層か
   ら成ることを特徴とする特許請求の範囲ｉ１項ｔたは第
   ２項のいずれかに！、＆ビードワイヤ。 ４、心線の周囲に配置された素線組立体は少くとも２層
   のフィラメント層から成り、心線に近い層から次の層へ
   、巻付はピッチが変化し、好ましくは増大することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項または第２項のいずれか
   にょるビードワイヤ。 ５．少くとも外側のフィラメントルは、ビードワイヤの
   形成後に付着された含浸剤または表面結合被験を備える
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第４項のい
   ずれかによるビードワイヤ。 ６、心線は金ｌｌＩ４線、例えば鋼線であることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項乃至第５項のいずれかによ
   るビードワイヤ。 ７、心線は円形直角断面を有することを特徴とする特許
   請求の範囲第１項乃至第６項のいずれかによるビードワ
   イヤ。 ＆心線は剛性であることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項乃至第７項のいずれかによるビードワイヤ。 ９、心線は、高い弾性係数を有する素材（例、エポキシ
   州脂、ポリエステル）の中に埋込まれ九フィラメントか
   ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至ＷＪ
   ５項のいずれかによるビードワイヤ。 １０、少くとも一部のフィラメント束体は少くとも二徳
   の相異る木材のフィラメントによって形成されるととを
   特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第９′ｇ４のいず
   れかにょるビードワイヤ。