JPS5823770Y2 - コンベアベルト駆動用プ−リ−のラッギング材 - Google Patents
コンベアベルト駆動用プ−リ−のラッギング材Info
- Publication number
- JPS5823770Y2 JPS5823770Y2 JP1978154141U JP15414178U JPS5823770Y2 JP S5823770 Y2 JPS5823770 Y2 JP S5823770Y2 JP 1978154141 U JP1978154141 U JP 1978154141U JP 15414178 U JP15414178 U JP 15414178U JP S5823770 Y2 JPS5823770 Y2 JP S5823770Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor belt
- lugging
- lagging material
- belt drive
- drive pulleys
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pulleys (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
金属胴の1わりにゴムを表張りした駆動プーリーによっ
てコンベアベルトを走行駆動させる際、搬送物中に多量
の水分が含有されている場合、或いは雨天等天候の影響
等によって駆動プーリーとコンベアベルトとの間に多量
の水分が侵入しそのため摩擦係数が低下してベルトコン
ベアの運転が不能となるようなことが往々発生すること
は既に経験されており、さらにそのような場合の対策の
−として駆動プーリーの表張りとしてセラミックス粒子
を固めて得たラッギング材を利用する技術も既に公知と
なっている。
てコンベアベルトを走行駆動させる際、搬送物中に多量
の水分が含有されている場合、或いは雨天等天候の影響
等によって駆動プーリーとコンベアベルトとの間に多量
の水分が侵入しそのため摩擦係数が低下してベルトコン
ベアの運転が不能となるようなことが往々発生すること
は既に経験されており、さらにそのような場合の対策の
−として駆動プーリーの表張りとしてセラミックス粒子
を固めて得たラッギング材を利用する技術も既に公知と
なっている。
本考案は、上記のようなセラミックス粒子を所要の形状
に固めた型式のラツギ/グ材の改良に係るもので、特に
耐水性、耐久性が良好で、さらに摩擦係数が極めて高く
ベルトコンベアの稼働効率を充分に高め得るラツギング
材を提供しようとするものである。
に固めた型式のラツギ/グ材の改良に係るもので、特に
耐水性、耐久性が良好で、さらに摩擦係数が極めて高く
ベルトコンベアの稼働効率を充分に高め得るラツギング
材を提供しようとするものである。
即ち、本考案うッギング材は、概ね10〜54メツシユ
(大きさ2.5ミリ〜0.35ミリ)の大きさのアルミ
ナ、ジルコン、炭化硅素、シリカ、ジルコニア、ムライ
ト等のセラミックス粒子を硅酸ソーダを主剤とする無機
質結合剤を用い600℃〜800℃の温度で所要のす度
、形状に焼結してなるもので、セラミックス粒子の結合
成形にフェノール樹脂系のものを用いたものに比較して
耐水性の点で非常にすぐれており、老化によってセラミ
ックス粒子が脱落するような経時変化が少く、耐久性が
極めて高いものである。
(大きさ2.5ミリ〜0.35ミリ)の大きさのアルミ
ナ、ジルコン、炭化硅素、シリカ、ジルコニア、ムライ
ト等のセラミックス粒子を硅酸ソーダを主剤とする無機
質結合剤を用い600℃〜800℃の温度で所要のす度
、形状に焼結してなるもので、セラミックス粒子の結合
成形にフェノール樹脂系のものを用いたものに比較して
耐水性の点で非常にすぐれており、老化によってセラミ
ックス粒子が脱落するような経時変化が少く、耐久性が
極めて高いものである。
また、本考案においてはその実施に当り、ラツギング材
の表面に適宜形状の小突子を散在形成してラッギング材
の表面を凹凸表面となし、従来品に比して摩擦係数を甚
だしく高め得たものである。
の表面に適宜形状の小突子を散在形成してラッギング材
の表面を凹凸表面となし、従来品に比して摩擦係数を甚
だしく高め得たものである。
以下実施例図面について本考案を説明する。
第1図において、1及び1′はいづれも既述した如き粒
状セラミックス粒子を硅酸ソーダを主剤とする無機質結
合剤を用いて図のイのωの如く小形の平板矩形状に、ま
た口の(1)の如く弧状断面の大形一枚物状にそれぞれ
所要の寸度、形状に焼結して得たラツギング材である。
状セラミックス粒子を硅酸ソーダを主剤とする無機質結
合剤を用いて図のイのωの如く小形の平板矩形状に、ま
た口の(1)の如く弧状断面の大形一枚物状にそれぞれ
所要の寸度、形状に焼結して得たラツギング材である。
そしてこれ等ラッギング材1,1′の表面には図のイの
如く低い小径円筒状の小突子2・・・・・・を、捷た図
の口の如く小椀状の小突子2′・・・・・・をそれぞれ
多数散在形成して表面を凹凸状となしである。
如く低い小径円筒状の小突子2・・・・・・を、捷た図
の口の如く小椀状の小突子2′・・・・・・をそれぞれ
多数散在形成して表面を凹凸状となしである。
なお、上記1の小形のラツギング材は平板状9ものを図
示しであるが、駆動プーリーの表面と接着する際なじみ
を良好とするため断面を弧状としてもよく、オたラツギ
ング材の表面に散在形成する小突子の形状も図示のもの
のほか断面を菱形とする等適宜に形状を選定するもので
ある。
示しであるが、駆動プーリーの表面と接着する際なじみ
を良好とするため断面を弧状としてもよく、オたラツギ
ング材の表面に散在形成する小突子の形状も図示のもの
のほか断面を菱形とする等適宜に形状を選定するもので
ある。
第2図について本案ラソギング材を駆動プーリーの表面
に接着する態様を説明すると、図のイは、第1図のイに
示した小形の平板矩形状のラツギング材1・・・を駆動
プーリーPの表張りゴム層Rの表面に接着剤3によって
接着したものであり、図の口は第1図の口に示した大形
一枚物のラツギング材1′・・・を駆動プーリーPの表
張りゴム層Rの表面に接着剤3によって接着したもので
ある。
に接着する態様を説明すると、図のイは、第1図のイに
示した小形の平板矩形状のラツギング材1・・・を駆動
プーリーPの表張りゴム層Rの表面に接着剤3によって
接着したものであり、図の口は第1図の口に示した大形
一枚物のラツギング材1′・・・を駆動プーリーPの表
張りゴム層Rの表面に接着剤3によって接着したもので
ある。
筐た、図のハは表張りゴム層のない駆動プーリーPの金
属表面に第1図の口に示した大形一枚物のラソギング材
1′・・・を接着剤3′によって直接接着した場合を示
したものである。
属表面に第1図の口に示した大形一枚物のラソギング材
1′・・・を接着剤3′によって直接接着した場合を示
したものである。
なお、第2図イのように小形の矩形状ラツギング材1・
・・を並べてプーリーの外周に接着する場合には互いに
隣接する各ラツギング材1・・・の間には縦横の方向に
目地溝4・・・を置き、筐た大形一枚物のラツギング材
1′の場合も第2図口、ハのように目地溝4′・・・を
置き、これ等の目地溝を通ってプーリー表面の水分、塵
芥等を流出させプーリー表面を常に乾燥、清潔に維持す
ることが好ましい。
・・を並べてプーリーの外周に接着する場合には互いに
隣接する各ラツギング材1・・・の間には縦横の方向に
目地溝4・・・を置き、筐た大形一枚物のラツギング材
1′の場合も第2図口、ハのように目地溝4′・・・を
置き、これ等の目地溝を通ってプーリー表面の水分、塵
芥等を流出させプーリー表面を常に乾燥、清潔に維持す
ることが好ましい。
なお、第2図イ9口のように表張りゴム層Rの表面にラ
ツギング材を接着する場合の接着剤3及び仝図ハのよう
にプーリーの金属表面に直接ラッギング材を接着する場
合の接着剤3′には一般にコム系接着剤或いは二液性の
エポキン樹脂系の接着剤等を用いるのが普通である。
ツギング材を接着する場合の接着剤3及び仝図ハのよう
にプーリーの金属表面に直接ラッギング材を接着する場
合の接着剤3′には一般にコム系接着剤或いは二液性の
エポキン樹脂系の接着剤等を用いるのが普通である。
!、た、第1図イに実施例として示した小形矩形状のラ
ツギング材1の実際の寸度の一例を示すと、駆動プーリ
ーPの外径800ミ!、l巾(軸線方向長さ゛)150
0ミリで、ラツギング材1は縦約30ミリ×横約45ミ
リの矩形で(横45ミリの辺をプーリーの軸線の方向(
巾の方向)に平行に置く)その厚さは約6ミリである。
ツギング材1の実際の寸度の一例を示すと、駆動プーリ
ーPの外径800ミ!、l巾(軸線方向長さ゛)150
0ミリで、ラツギング材1は縦約30ミリ×横約45ミ
リの矩形で(横45ミリの辺をプーリーの軸線の方向(
巾の方向)に平行に置く)その厚さは約6ミリである。
また、第2図口、ハに示した大形一枚物のラツギング材
1′の場合には弧状断面側に釦ける巾は一般に最大で約
200ミリ程度である。
1′の場合には弧状断面側に釦ける巾は一般に最大で約
200ミリ程度である。
なト寸た、ラソギング材1,1′の表面に散在形成した
小突子2及び2′の高さはいづれも約1ミ17で、円筒
形の場合の径、椀状の場合の最大径、菱形の場合の一辺
の長さは、いづれも約5ミリとすることによって良好な
結果が得られた。
小突子2及び2′の高さはいづれも約1ミ17で、円筒
形の場合の径、椀状の場合の最大径、菱形の場合の一辺
の長さは、いづれも約5ミリとすることによって良好な
結果が得られた。
ちなみに、前記の如くラツギング材の表面を凹凸に形成
した場合の摩擦係数を、表面の平らなラツギング材と比
較した結果を例示すると次表の通りである。
した場合の摩擦係数を、表面の平らなラツギング材と比
較した結果を例示すると次表の通りである。
本案コノベアベルト駆動用プーリーのラツギング材は以
上の構成になるもので、硅酸ンーダを主剤とする無機質
結合剤を用いて焼結するため耐水性が極めて良好で、搬
送物に多量の水分が含有されているような場合等にも、
さらにまた老化等によってもセラミックス粒子の脱落す
るようなことが極めて稀で長期の使用に耐えることがで
きる。
上の構成になるもので、硅酸ンーダを主剤とする無機質
結合剤を用いて焼結するため耐水性が極めて良好で、搬
送物に多量の水分が含有されているような場合等にも、
さらにまた老化等によってもセラミックス粒子の脱落す
るようなことが極めて稀で長期の使用に耐えることがで
きる。
また、実施例として示したように、本考案に釦いてはラ
ツギング材の表面を平面とすることなく適宜形状の小突
子を多数散在形成して凹凸表面とすることにより摩擦力
を飛躍的に向上させる効果をも併せ有することができ、
実用ある考案である。
ツギング材の表面を平面とすることなく適宜形状の小突
子を多数散在形成して凹凸表面とすることにより摩擦力
を飛躍的に向上させる効果をも併せ有することができ、
実用ある考案である。
なむ、本考案はコンベアベルト用としてのみでなく他の
プーリーのラツギング材としても利用できるものである
。
プーリーのラツギング材としても利用できるものである
。
添附図面第1図は本案ラツギング材の実施例を示すもの
で、イは小形分割形式のものの、また口は大形一枚物形
式のものの一部を切除して示した斜面図で、両側ともラ
ツギングの表面を凹凸状となした場合を示しである。 第2図はラツギング材をコンベアベルトの駆動プーリー
の表面に接着した態様を例示したもので、いづれも駆動
プーリーの軸線方向から見た端面図である。 第2図のイ及び口はゴムを表張りした駆動プーリーの表
面に本考案うツギング材を接着した場合を示し、イは小
形分割形式のラツギング材を、口は大形一枚物形式のラ
ツギング材を用いた場合を示しである。 またハはゴムの表張りのない駆動プーリーの表面に大形
一枚物形式のラツギング材を直接接着した場合を示した
ものである。 なお、図中1,1′はラッギング材、2.2’は小突子
、3,3′は接着剤層、4.4’は目地溝、 Pは駆動プーリー、 Rは表張りゴム層である。
で、イは小形分割形式のものの、また口は大形一枚物形
式のものの一部を切除して示した斜面図で、両側ともラ
ツギングの表面を凹凸状となした場合を示しである。 第2図はラツギング材をコンベアベルトの駆動プーリー
の表面に接着した態様を例示したもので、いづれも駆動
プーリーの軸線方向から見た端面図である。 第2図のイ及び口はゴムを表張りした駆動プーリーの表
面に本考案うツギング材を接着した場合を示し、イは小
形分割形式のラツギング材を、口は大形一枚物形式のラ
ツギング材を用いた場合を示しである。 またハはゴムの表張りのない駆動プーリーの表面に大形
一枚物形式のラツギング材を直接接着した場合を示した
ものである。 なお、図中1,1′はラッギング材、2.2’は小突子
、3,3′は接着剤層、4.4’は目地溝、 Pは駆動プーリー、 Rは表張りゴム層である。
Claims (2)
- (1)アルミナ、ジルコン、炭化硅素、ジルコニア、ム
ライト等の粒状セラミックスの所要粒度のものを硅酸ソ
ーダを主剤とする無機質結合剤を用いて所要のす変形状
に焼結してなることを特徴とするコンベアベルト駆動用
プーリーのラツギング材。 - (2)表面に適宜形状の小突子を散在形成して表面を凹
凸状となしたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
の(1)に記載したコンベアベルト駆動用プーリーのラ
ツギング材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978154141U JPS5823770Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | コンベアベルト駆動用プ−リ−のラッギング材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978154141U JPS5823770Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | コンベアベルト駆動用プ−リ−のラッギング材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5570423U JPS5570423U (ja) | 1980-05-15 |
JPS5823770Y2 true JPS5823770Y2 (ja) | 1983-05-21 |
Family
ID=29141987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978154141U Expired JPS5823770Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | コンベアベルト駆動用プ−リ−のラッギング材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823770Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5117569A (ja) * | 1974-08-06 | 1976-02-12 | Omori Denki Seisakusho Kk | |
JPS5245721A (en) * | 1975-10-08 | 1977-04-11 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Adiabatic construction for a section of acute angle shape in reservoir assembly containing extremely cold material |
JPS5310344A (en) * | 1976-07-16 | 1978-01-30 | Mitsubishi Metal Corp | Magnetite electrode |
-
1978
- 1978-11-10 JP JP1978154141U patent/JPS5823770Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5117569A (ja) * | 1974-08-06 | 1976-02-12 | Omori Denki Seisakusho Kk | |
JPS5245721A (en) * | 1975-10-08 | 1977-04-11 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Adiabatic construction for a section of acute angle shape in reservoir assembly containing extremely cold material |
JPS5310344A (en) * | 1976-07-16 | 1978-01-30 | Mitsubishi Metal Corp | Magnetite electrode |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5570423U (ja) | 1980-05-15 |
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