JPS5823689B2 - スイッチ・ウエハ−の製造方法 - Google Patents

スイッチ・ウエハ−の製造方法

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JPS5823689B2
JPS5823689B2 JP49110737A JP11073774A JPS5823689B2 JP S5823689 B2 JPS5823689 B2 JP S5823689B2 JP 49110737 A JP49110737 A JP 49110737A JP 11073774 A JP11073774 A JP 11073774A JP S5823689 B2 JPS5823689 B2 JP S5823689B2
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fixed contact
conductors
substrate
contact
shaped
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JP49110737A
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河地和彦
上条芳省
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 本発明はスイッチ、特に印刷回路基板に取り付けるのに
好適な合成樹脂基板を用いたスイッチ・ウェハーの製造
方法に関する。
スイッチ・ウェハー(スイッチの可動接触子と絶縁板に
固着した固定接触片とを組合せた単位部品)はテレビ、
ステレオ等の民生機器に数多く使用され、それ等の普及
に伴ないその生産量は増加の傾向にある。
また、多種類の回路に使用するため、スイッチ・ウェハ
ーの品種も大幅に増えてきた。
そして、近年民生機器に印刷回路基板の使用が頻繁とな
るに従って印刷回路基板に用いるためのスイッチ・ウェ
ハーが数多く製造されるに至った。
ロータリー・スイッチ・ウェハーを例にとれば、複数個
の固定接触片と1個のロークーとを設えた絶縁基板を用
い、そのローターの可動接触子を回転させることにより
ローターに設けた接触子と絶縁基板に固定した接触片と
の接点を切り換え、これにより回路切り換えを行なって
いる。
そして、印刷回路基板を用いたロータリー・スイッチ・
ウェハーは、該基板を、そのまま他の印刷回路基板に半
田付けが可能なように、該スイッチ・ウェハーの一方へ
端子を集中的に導出させた構成のものが一般的である。
すなわち、印刷回路基板を用いた従来のロータリー・ス
イッチ・ウェハーを第1図、第2図に例示して説明する
と、例えば紙フェノールの銅張積層板から成るロータリ
ー・スイッチ用印刷回路基板1を、プレスで打抜き加工
することにより星状の中心孔1a、及び多数(例えば図
示のようにそれぞれ12個)の透孔1b・・・・・・と
、小孔1c・・・・・・とをそれぞれ形成し、次に、エ
ツチングにより所望の導電パターン1dを形成する。
2はリン青銅等から成る金属板をプレスで打抜き形成し
た、取付は片2aを備えた略り字型の端子で、第2図(
ロ)に示すように、前記基板1の透孔1b・・・・・・
へそれぞれ取付は片2aを挿入して絞めたのち半田で固
着させる。
この半田付けは、該端子2を他の印刷回路基板に半田付
けする時に、各導電パターン1dと端子2との接触が緩
み接触不良となるのを防止するためである。
3は端子2と同様にリン青銅等から成る金属板を打抜き
形成した固定接触片で、該接触片3は端子部3as透孔
3b、接触部3cから成っている。
そして、固定接触片3の接触部3cは、前記基板1の中
心孔1aへ予め取付けたローター(第2図(ハ)参照)
の回転により、順次、ローター8の接触子8aと接触す
るようにし、且つ、透孔3bを基板1の小孔1cと一致
させ、そこヘハトメ4を挿入してハトメポンチにより絞
めて、前記基板1に接触片3を固定させると同時に基板
1上の導電パターン1dと接触片3との間の導通も図っ
ている3第2図イはその完成したウェハーの要部を示す
上面図である。
すなわち、銅張積層板から成る基板1をプレスで打抜い
た後、エツチングを施し、複数個の端子2・・・・・・
を基板1の透孔1b・・・・・・に、1つ1つ挿入して
絞めたのち半田付けする。
そして、基板1の中心孔1aにローター8を挿入した後
、必要な個数の接触片3を1つ1つ基板1の小孔1cの
上へ置き、接触片3の透孔3b、及び基板1の小孔1c
へそれぞれハトメ4を挿入して、基板1に絞め付ける構
造である。
しかし、前記従来のものでは部品点数が非常に多く、ま
た、高価な印刷回路基板1に対するエツチング工程を必
要とし、端子2、及び接触片3を基板1に取付けるため
に2度の絞め工程が必要である等の工程数が多く煩雑で
ある欠点があった。
本発明は、上記欠点を除去し、部品点数の削減と製造工
程の簡略化とを図るのを目的とする。
以下、本発明の1実施例を第3図〜第6図によりロータ
リー・スイッチ・ウェハーにつき説明すると、第3図に
示す5はプレスにより所定の形状に打抜き製作した、例
えば、紙フェノールや紙エポキシ等の合成樹脂基板、例
えば積層基板で、該基板5には星状の中心孔5a、及び
、多数の透孔5b・・・・・・と小孔5c・・・・・・
とが形成されている。
また、第4図に示す6は、リン青銅等の金属板をプレス
で打抜き、リードフレーム状の第1の共通接続部で第1
組とした複数個の板状導電体で、該導電体6はローター
8の接触子8aと接触するための固定接触部6a、及び
、それと1体に形成された導出部6bと端子部6cとか
ら成り、固定接触部6aには前記基板5の小孔5cと対
応する位置に孔6dが形成され、また、導出部6b、端
子部6cのそれぞれには、基板5の透孔5bに鮫め付け
るための所定の数のハトメ形の鮫め部6e・・・・・・
が1体に突出して形成されており、そして、それぞれの
各導電体6は第1の共通接続部6fにより1体に接続さ
れている。
第5図に示す7はリン青銅等の金属板をプレスで打抜き
形成した同じくリードフレーム状の第2組の導電体で、
該導電体7には複数個の固定接触片7a・・・・・・が
形成され、この接触片7aには前記接触部6aの孔6d
、及び、基板5の小孔5cへ挿入して基板5に絞め付け
るためのハトメ形の取付は部7bが突出して1体に形成
され、また、その1端は取付は部7bと反対側に折曲げ
られ、複数個の接触片7a・・・・・・のそれぞれを接
続するための第2の共通接続部7cと成っている。
次に、第6図に示すように、本発明の印刷回路基板用と
して使用する合成樹脂基板を用いたロータリー・スイッ
チ・ウェハーの組立てについて説明すると、所定の中心
孔5a、透孔5b、小孔5cを打抜いた合成樹脂基板5
にローターを挿入し、該基板5に第1組の板状導電体6
を載置して基板5の透孔5bに該導電体6の絞め部6e
を挿入して絞め付は固定する。
その後、同じくリードフレーム状の複数個の固定接触片
7aを設けた第2組の板状導電体7を前記第1組の導電
体6の固定接触部6aの上に共動するような位置で載置
し、固定接触部6aの孔6d、及び基板5の小孔5cへ
前記接触片7aの取付は部7bを挿入して絞め付け、接
触片7aと固定接触部6aとの合致した箇所に前記ロー
ター8の接触子8aを接触させ、最後に両導電体6.7
の不要部分である第1及び第2の接続部6f、7cを適
宜手段により切り離してウェハーを完成する。
この第2の接続部の切断は例えば上面中央に固定接触片
7aの逃げ穴と、周辺に第2の接続部7cが嵌入する溝
と、側面に固定接触片7aに対応して前記溝を横方向に
貫通する切歯ポンチ穴を形成した金型ダイ上に、完成直
前のロータリー・スイッチ・ウェハーを載置し、前記溝
に第2の接続部7cを嵌入した状態で前記切歯ポンチ穴
に配置した切歯ポンチを横動させて、内方に突出させ、
この切歯ポンチの歯部とダイとで第2の接続部7cを固
定接触片7aから各々切断して切り離すものである。
そして、ローター8の接触子8aの回転に伴ない、接触
片7aと接触部6aとの共働でスイッチの切換えを行な
わせる。
従って、本発明においては印刷回路基板1を用いず、そ
のエツチングも不要となり、また、リードフレーム状の
板状導電体6、Iとして、従来の個別部品である接触片
3、端子2、ハトメ4を1体形成するため、部品点数を
大幅に削減できるからコストの低減となり、また、組立
が容易で品質のバラツキがなく極めて量産向きである。
斜上のように、本発明は導出部6b、端子部6c、絞め
部6eならびに必要に応じ固定接触部6aを備えた複数
個の板状導電体6を第1の共通。
接続部6fで1体に形成して第1組とし、該導電体6の
それぞれに対応して別体の固定接触片7aを設け、前記
接触片7aに設けた取付は部7bでこれら両者を導通さ
せて合成樹脂基板5に固着し、且つ、前記鮫め部6eを
前記基板5に鮫めた後、導電体6の第1の共通接続部6
fを切断除去するのであるから、基板5として従来のよ
うな銅張積層板から成る高価な印刷回路基板1を使用せ
ず、安価な合成樹脂基板5で良く、従ってエツチング工
程も削減でき、また、端子部6C1絞め部6eが導電体
6に、取付は部7bが接触片7aに1体に形成されてい
るため、端子2、ハトメ4等の複数個の個別部品を用い
る必要がなく、部品点数の削減、及び半田付け、絞め付
は等の製造工程の大幅な削減となり、製作に要する材料
、労力、時間の縮減、従ってコストの低減等の顕著な効
果を奏する。
また、複数個の固定接触片7aを第2の共通接続部7c
で1体に形成して第2組の板状導電体7とし、該導電体
7を第1組の板状導電体6と導通させて基板5に固着し
た後、第1及び第2の共通接続部6f、7cを切断する
ので、個別部品である複数個の固定接触片7aを1体化
することが出来るので部品点数の削減に伴い組立てが容
易で、製造工程を簡略化でき、各々プレス板で板上導電
体6及び7に同時に形成された孔6d・・・・・・及び
取付は部7b・・・・・・が複数個所においてそれぞれ
嵌り合うことによって関係位置が正確に保証され、しか
も品質のバラツキが極めて量産向きである。
更に、第1組の各板状導電体6のそれぞれに固ポ接触部
6aを形成させ、該固定接触部6aと固ポ接触片7aと
の共働でスイッチの切換えを行なわせるので、導電体6
の固定接触部6aがクリップ状に折曲げた接触片7aの
一片の役目を兼用出来、接触片7aの所要材料を少なく
し得て、経済的である効果を奏する。
なお、第7図に示すように導電体6の絞め部6e、ある
いは、導電体7の取付は部7bの形状を、プレスで打抜
き2つの突片6hを設け、該突片6h、6hを基板5の
透孔5bに絞め付ける構造にしても本件の特許請求の範
囲に含まれること勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の印刷配線基板用ロータリー・ス
イッチのウェハー要部を示し、第1図はその分解斜視図
、第2図イ1はその上面図、同図口は第2図イ]のA−
B断面図、同図ハはそのローターの斜視図、第3図〜第
6図は本発明をロータリー ・スイッチのウェハーに適
用した場合の説明図で、第3図は合成樹脂基板の上面図
、第4図・イは第1組の板状導電体の上面図、同図(ロ
)は該導電体の固定接触部の側面図、同図ハは該導電体
の絞め部の斜視図、第5図は複数個の接触片を設けた第
2組の板状導電体を示し、同図イはその上面図、同図口
1はその斜視図、同図(ハ)はその要部側面図、第6図
イは本発明によるロータリー・スイッチ・ウェハーの完
成直前の上面図、同図cl:l、/\はその要部断側面
図、第7図は第1組または第2組の板状導電体の取付は
部、あるいは絞め部の他の実施例を示す斜視図である。 5・・・・・・合成樹脂基板、6・・・・・・第1組の
板状導電体、6a・・・・・・固定接触部、6b・・・
・・・導出部、6C・・・・・・端子部、6e・・・・
・・鮫め部、6f・・・・・・第1の共通接続部、6g
・・・・・・取付は部、7・・・・・・第2組の板状導
電体、7a・・・・・・固定接触片、7b・・・・・・
取付は部、7c・・・・・・第2の共通接続部、8・・
・・・・ローター、8a・・・・・・ローター8の可動
接触子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定接触部、導出部、端子部、絞め部をそれぞれ備
    えた複数個の板状導電体を第1の共通接続部と1体に形
    成して成る第1組の導電体と、該導電体のそれぞれの固
    定接触部に対応する複数個の固定接触片を備え且つ第2
    の共通接続部で一体に形成して成る第2の板状導電体と
    を、第1組の固定接触部と第2組の固定接触片とを重ね
    て対向させた状態で、これら両者のいずれかに設けた取
    付は部により両者を導通させると共に合成樹脂基板に固
    着し、且つ、第1組の前記絞め部を合成樹脂基板に絞め
    付けた後、前記両導電体の第1および第2の共通接続部
    をそれぞれ切断除去することを特徴とするスイッチ・ウ
    ェハーの製造方法。
JP49110737A 1974-09-26 1974-09-26 スイッチ・ウエハ−の製造方法 Expired JPS5823689B2 (ja)

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JPS5138077A JPS5138077A (en) 1976-03-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS619730U (ja) * 1984-06-25 1986-01-21 小島プレス工業株式会社 車室内空気調和装置のファン切替用コネクタ直結型切替スイッチ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4216674Y1 (ja) * 1965-10-19 1967-09-26
JPS4219934Y1 (ja) * 1965-03-19 1967-11-20

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