JPS5823473B2 - 溶液から硝酸および弗化水素酸を回収する方法および装置 - Google Patents

溶液から硝酸および弗化水素酸を回収する方法および装置

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JPS5823473B2
JPS5823473B2 JP51025186A JP2518676A JPS5823473B2 JP S5823473 B2 JPS5823473 B2 JP S5823473B2 JP 51025186 A JP51025186 A JP 51025186A JP 2518676 A JP2518676 A JP 2518676A JP S5823473 B2 JPS5823473 B2 JP S5823473B2
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evaporator
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hydrofluoric acid
evaporated
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    • C23GCLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G1/00Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鉄、特殊鋼および特殊合金の表面処理をする
ための溶液から、硝酸および弗化水素酸を回収あるいは
再生する方法および装置に関する。
このような溶液は、種々の金属イオンを含んでおり、す
なわち主となる鉄■の他に、なかんずくクロム、ニッケ
ルおよびモリブデンを含み、さらに銅、バナジウム、タ
ングステン、コバルト、マンガン等々もあり、忘れてな
らないものに例えばチタン板を特殊鋼のようにこの溶液
内において処理したときのチタンも在る。
このような溶液は、たとえまだ多量の、例えば1509
/lの硝酸を含んでいても、酸洗いの技術的理由かられ
ずか40ないし509/lの鉄■イオンの鉄含有量の段
階ですでに捨てられる。
このことは、大量の中和の問題および撥水の問題を生じ
るばかりでなく、完全に利用し尽されなかった化学薬品
の多くの費用が運転の重荷になる。
それ故に2〜3年来、使用された化学薬品の少なくとも
一部をリサイクルできるような提案が文献に示されてい
る。
そのようにして例えば弗化ナトIJウムによって複塩N
a2 FeF3を沈澱しかつ分離し、これから苛性ソー
ダにより水酸化鉄を分離し、かつその際回収される弗化
ナトリウムをリサイクルすることが推奨される。
しかしながらさらに他の金属弗化物;のために循環され
る溶液は苛性ソーダにより調製されなけれはならず、こ
のためにこの方法は高価になる。
他の方法においては、強塩基性のイオン交換材に使用さ
れた酸洗い溶液を通し次に、水によって洗浄することを
交互に行う。
クロマトグラフィーの原理によれは、流出部において互
いに部分的に重なり合う濃度ピークが、まず大量の塩に
よって、それから遊離の酸によって得られる。
最適な分別の場合、残留する遊離の硝酸のほぼ60%が
回収されると云われている。
塩の遊離酸の成分は、中和剤によって処理されなければ
ならない。
しかしながらこの方法も、不十分な回収率のため問題の
真の解決にならない。
第3の方法においては、まず金属イオンに結合した硝酸
および弗化水素酸残基が、適量の硫酸を加えることによ
って遊離され、そして遊離の酸および溶解されたモリブ
デンが、りん酸トリブチル溶液によってケロシン内に抽
出される。
有機溶媒相から酸が水によって溶出され、かつこの水溶
液内の形で活性炭処理の後に再生物としてリサイクルさ
れる。
有機相に再び酸を加える前に、あらかじめ弗化モリブデ
ンは苛性ソーダによって除去されなければならない。
得られた塩基性溶液は、主に重金属を含む抽出残滓と共
に、石灰およびそれから苛性ソーダによる中和を受ける
すでにこの短い説明が示すように、包含された技術的な
細部の問題および装置、制御機構および化学薬品の費用
はかなりのものである。
この公知のものと相異して次に説明する新しい方法にお
いては、他の酸、他の塩、溶媒等は加えられず、かつ硝
酸溶液に対し全く安定でないイオン交換樹脂との接触も
行われない。
それどころか全くじようぶで簡単な処理段階がここでの
主題であり、これらの処理段階により硝酸、弗化水素酸
溶液はよごされず、またなかんずくこの際に第1に、再
び処理すべき重金属塩溶液および濾過しがたい水酸化物
スラリは生ぜず、一方、沈澱した弗化物の密なケーキが
得られ、このケーキはこの形で直接、処理業者に送られ
、あるいは工場内の簡単な装置内において処理できる。
それ故に本発明の対象は、鉄、特殊鋼および特殊合金の
表面処理をするための溶液から、溶液を蒸発しかつ次に
結晶化することにより、硝酸および弗化水素酸を回収す
る方法であり、次のことを特徴としている。
すなわち沸騰温度および大気圧においてこの温度におけ
る過飽和にまで蒸発が行われ、その後に過飽和溶液を結
晶化容器へ移し、冷却し、これから金属弗化物の結晶を
沈澱し、この結晶を分離し、そして澄んだ溶液を留出物
の少なくとも一部といっしょにし、かつ溶液のリサイク
ル路内へ戻す。
他の分野に関する種々の方法と相異して、飽和近くまで
への簡単な蒸発及び冷却により初めて飽和を越えること
による結晶化を問題としているのではない。
このような試みは、この場合不満足な結晶を与える。
むしろすでに蒸発器内において過飽和していなければな
らず、すなわち蒸発された溶液を冷却することなく沸騰
温度近くに維持するならば、以下に一層正確に説明する
ように、それにもかかわらず短時間後にすでに結晶化が
始まる。
この点で、この方法は、硝酸および弗化水素酸を回収す
るための公知の方法と相異するはかりでなく、他の応用
分野に基づく方法とも相異している。
まず溶液の蒸発においてわずかしか不純物を含まない水
が分留され、この水は、無条件にリサイクル路内に戻し
てはならない。
所与の濃縮が行われた時に初めて、蒸留物は、溶液回路
内へ戻すことが有意な利点を示す程多くの弗化水素酸お
よび硝酸を含んでいる。
処理すべき溶液の組成はいくらか変動し、このことはな
かんずく特殊鋼、特殊合金および種々の金属におけるチ
タン土製金属材料の種々の含有量に、また酸の調製濃度
にも依存する。
時としていくらかの硫酸あるいは塩酸を加えることによ
り特別な技術的効果を得ることが試みられる。
硝酸および弗化水素酸および溶解された金属のうちの鉄
が多量に存在する限り、この方法はそのような溶液にも
適用できる。
蒸発残滓における溶解された鉄の含有量を609/lと
150 g/lとの間、好ましくは80&/lと120
.!iI/lとの間に保つことがたいてい望ましいこと
は明らかである。
結晶化は十分急速に行われる。
望ましい濃度の調製をさらに以下に説明する。
本方法においておどろくべきことに次のことが可能であ
るとわかった。
すなわち所定の状況における蒸発器内において従来の経
験に反して連続運転中に溶液を過飽和にし、かつ濃縮物
から良好に分離可能な弗化物の濃縮沈殿物を得ることが
できる。
一般にこの技術の特殊性は、少くとも初めに蒸発器内の
溶液の滞留時間を制御することを必要とする。
回分運転においては蒸発過程の決った最大時間を簡単に
守ることができ、連続蒸発の場合には、不活性な物質を
蒸発器入口における溶液に対して1度加えることにより
試験を行う:次に蒸発器流出部における該物質の調査さ
れた濃度の時間表から、容易に滞留時間分布が作成でき
る。
さもなければ比を一定に保つ場合には、滞留時間は、例
えば時間毎に流通する溶液量に逆比例して変えることが
できる。
そのようにして溶液の少なくとも90係の、蒸発器内の
滞留時間を60なるべく15分以内に保つことがたいて
い望ましいとわかる。
この場合、連続的な蒸発器の運転における決定的に重要
なことは、もちろん蒸発器内における溶液の滞留時間分
布が出来るだけ狭いことである。
この場合、液体を、1つあるいは複数の溝に入れて蒸発
器を通過案内し、かつその際加熱を好ましくは、交流電
流による直接電気抵抗加熱によって行うことが、特に好
都合とわかった。
その際溶液の電気分解を防ぐために非常に高い周波数は
必要ない。
通常のように溶液・電極境界面の装荷を3.5 log
f −5,5A/cIif、の最大値に制限すること
で十分であり、ここにおいてfは1秒あたりの交流電流
の周波数を示す。
それにより50Hzの給電網周波数において最大負荷は
ほぼ0、45 A/crItになる。
ふつ化鉄は沈殿する結晶の主成分であるので蒸発器から
流出する濃縮された溶液内の鉄濃度は、蒸発器運転を制
御するための重要な指標である。
しかし、このために、酸のi= H+あるいは密度のよ
うに、鉄濃度と多かれ少なかれ密接な関係にある、他の
一層容易に調べられる値を挙げることもできることがわ
かる。
蒸発器能力の制御あるいは調整のための簡単かつ好都合
な処置として、蒸発される溶液の余水路におけるレベル
調整が好都合とわかった。
何となればそれにより、電圧を一定に保ちかつ溶液の抵
抗を一定に保つ際に、溶液の断面積、従って電流の強さ
および電力が変えられるからである。
密度の上昇と共に余水路が低下するならば、密度を簡単
な方法で蒸発器の自動調整に使うことができ、電力が大
きすぎるならば、上昇する密度によって蒸発器を流れる
溶液の流通断面積が、そして従って蒸発器出力が低下し
、それにより密度は再び低下し、かつ自動調整する揺動
体が他の方向へ動く。
明らかに蒸発器能力は、変圧器、サイリスク等によって
も制御あるいは調整することができる。
さらに留出物の少なくとも一部を、金属材料の洗浄のた
めに使い、かつその後に洗浄水を好ましくは硝酸、弗化
水素酸処理溶液に加えることが好都合であるとわかった
そのようにして比較的わずかな量の酸もリサイクル路内
へ戻り、そして弗化水素酸塩は結晶の分離に供される。
もちろん、この溶液系における溶解度の関係を完全に示
すことは、関与する多数のイオンのためばかりでなく、
多くの異なった液底体のためにも非常に困難な課題であ
り、これらの液底体はすでに独田こ弗化鉄を形成してお
り、かつなかんずく、たとえ熱力学的に1つの結晶形の
みが平衡であるとしても、比較的多くの結晶子が持続的
に同時に存在したままであるという傾向があるため非常
に困難な課題である。
それにもかかわらずこの溶液による一層詳細な実験にお
いて確実な共通の規則性が示され、その上この規則性は
、動力学的に、実験的重要性をもっている。
この関係において重要なことは、なかんずく、結晶の良
好な収量は、存在する金属イオンが弗化物イオンに覆わ
れているということに決定的に依存していることである
それ故に好都合に適用される他の規則によれば、溶液リ
サイクル路の任意の位置における弗化水素酸の連続的あ
るいは不連続的な添加によって、結晶化する前の蒸発さ
れる溶液の弗化物イオンの規定度を常に金属イオンの規
定度の合計以上に保つということが肝要である。
この時弗化水素酸が大過剰の硝酸に対しても著しく分留
することがわかり、それ故に次のことがたいてい有利で
ある。
すなわち消費分を補充するために必要な弗化水素酸を、
蒸発の後であるが結晶化が始まる前に溶液リサイクル路
に加える。
硝酸については事・清が相異している。
公知のように硝酸塩は、例外なく非常に良好に溶解する
弗化水素酸と共存するこの系において、硝酸の濃度が、
結晶分離作用に例も影響を及ぼさないも同然である。
しかしながら分離された結晶により母液の一定の割合が
持出されるので、このようにして生じる硝酸の損失は、
結晶化の前の蒸発された溶液における自体の濃度に比例
している。
それ故に弗化水素酸と相違して、この酸をこの位置にお
いて加えることは得策ではない。
それ故に好都合な方法は、消費分を補充するために必要
な硝酸を、結晶を分離した後の溶液リサイクル路に加え
るこ吉である。
このことは、酸を母体自体に加えるか、あるいは金属処
理槽に直接加えることにより行うことができる。
最後に、この方法の経済性において、分離されるべき結
晶の晶出のためにこの濃縮された溶液を放置しておく時
間も重大な役割を演じている。
蒸発と結晶分離との間にたいてい3ないし24時間、好
ましくは8ないし12時間経過させるのか有利であるこ
とが判った。
例えばろ過により分離された湿った結晶は、好都合な方
法によってわずかな水あるいは洗浄水によって抽出され
、その後、得られた溶液から公知の方法によりニッケル
および好ましくはクロムおよびモリブデンも回収され、
例えば選択的沈澱、イオン交換処理あるいは有機抽出法
によって回収される。
特殊鋼製造において使用するための水酸化ニッケルの選
択的沈澱、分離および処理は特に高いニッケル価格のた
めに好ましい。
明らかに結晶を石灰と混合することにより著しく不溶性
にしくこの際、弗化水素酸自体、不溶性のぶつ化カルシ
ュラムに変化する)、そしてごみ捨場に積み重ねるとい
う可能性も存在する。
水による抽出によって結晶を、十分に硝酸を含まないよ
うに洗浄し、そして加熱中において硫酸により金属硫酸
塩および弗化水素ガスに変えることができる。
この弗化水素ガスは溶液リサイクル路内に戻る。
しかしながら別の変法によれば、200ないし600℃
好ましくは300ないし400°Cに加熱することはた
いてい好ましく、その際弗化物は、湿気および結晶水と
して存在する水による加熱分解によって固体の金属酸化
物と気体状の弗化水素とに分解される。
弗化水素は、水あるいは水性溶液に吸収され(間接冷却
の際に蒸気の水蒸気から生じる水で通常十分である)、
かつこの弗化水素は、この形で溶液リサイクル路内へ戻
される。
前記の方法を実施するために適した装置は、連続的ある
いは回分的に動作する1つあるいは複数の蒸発器、凝縮
器、結晶器、結晶分離器、取付は物、および金属処理装
置を含む管結合部を持ち、これらの部材が、耐硝酸性か
つ耐弗化水素酸性材から成るか、あるいは例えばポリフ
ルオル炭化水素、焼結コランダムあるいは合成グラファ
イトのようなものから成る被覆を備えている。
ここにおいて好都合な蒸発器は、まっすぐあるいは曲げ
られ、かつ大体において水平に配置された、丸いあるい
は特殊断面の管、例えばあわを収容するために上方へ広
がる台形断面をした管の形をした1つあるいは複数の溝
と、蒸発された液体のための蒸気取出し部と、流通する
溶液のための流入および流出部と、この溶液に漬かりか
つ溝の全長にわたって分散配置された、溶液を直接に交
流抵抗加熱するための複数の、たとえはグラファイトか
ら成る電極及び電流接続部から成る。
運転中に電極は、非常に熱くなるので、溶液から突出し
た電極の部分は、不都合な皮殻の形成部として作用し、
そしてこれは不都合な結晶種となりうる。
それ故に好都合な構成は次のことを特徴としている。
すなわち溶液に完全に浸されるように取付けられかつ下
あるいは側面から挿入された電極が設けられている。
すでに述べたように、留出物を複数の部分に分けること
は処理技術的に好都合であり、その際第1のものは例え
ば洗浄水として使われ、かつ第2のものが直接溶液リサ
イクル路内へ戻される。
このような分割は、回分的な蒸発の際何ら困難を生じな
い。
これに対して連続的な蒸発の際にこのため蒸発器の溝の
上方の空間を複数の区域に分割し、かつ互いに分離しな
ければならない。
それ故にこの目的に適した連続的な蒸発器は次のことを
特徴としている。
すなわち流れる液体の上方でガス空間を長手方向に分割
する1つあるいは複数の隔壁、およびこれらそれぞれの
区画室のための独立した蒸気取出し部が設けられている
もちろん蒸気の各部分の凝縮も分離して行われなければ
ならない。
時により結晶は、結晶器壁において不都合に固′着する
傾向を示す。
それ故に次のような簡単な結晶器が好都合とわかった。
すなわちこの結晶器において沈んだ面全体が、互いにわ
ずかな間隔を置いてすり合っている。
結晶器は、適当な流入および流出部を持ちかつ円筒状の
直立した容器と、軸線に対して平行な縁によって特殊断
面をしておりかつ容器の回転軸線に取付けられた被駆動
軸と、容器の底の上に非固定で存在しかつ軸線に対して
平行に星形に取付けられた縁を備えた丸棒の形をしたロ
ーラ状部材とを持ちこれらの部材が特殊断面の被駆動軸
にはまっており、かつ容器側壁に接し、自身の軸線のま
わりを回転しながら、この回転と反対向きに被1駆動軸
と容器側壁との間の環状空間内を動き、その際沈んだ面
全体が、互に固着した結晶をはぎ取り、あるいはこれら
の結晶を10履好ましくは5履以下の限られた層厚に保
つ。
最後に実際の実験において、結晶器の被駆動軸を1ない
し4つの縁をもつような断面にし、かつ底にある部材を
5ないし8つの縁を特つような断面にすることが好都合
であるとわかった。
本発明の方法及び装置を以下図面によって説明する。
第1図は蒸発の開始と結晶化の始まりとの間の時間間隔
と、蒸発されたことによる鉄濃度との間のおよその関係
を示している。
14回の実験にわたる2乗平均を示す。
ここにおいて興味あることに、蒸発後の溶液の温度との
認識し得る関係は見出されなかった。
結晶化を促進する溶解度低下の作用が、おそら冷却によ
り及び低温における緩慢な反応により結晶化を抑制する
作用とにより大幅に相殺されるであろう。
従って蒸発器内における溶液の滞留時間、および滞留時
間分布の狭さあるいは広さに依存して、多かれ少なかれ
大幅に蒸発することができる。
慣用の蒸発器によっては、゛蒸発される溶液中において
僅か80、高々90g/lのFeに達することができる
だけであったが、一方、循環溶液の90楚のための全蒸
発過程がわずか数分しか続かない場合には、強力に動作
する溝循環蒸発器により、例えば11CBii/lのF
eにまで上昇することができる。
その結果正しい蒸発器構造の重要性が明らかである。
伺となれば濃い鉄濃度が初めて、良好な収量を持った急
速な結晶化を可能にするからである。
第2図から、温度および温度経過、溶液中のFe+++
濃度が結晶化の間にどのような役割を演じるかがわかる
80gのFe”、■−4−gのCr−16gのNi4+
+はぼ280gのNO3および150gのFを含む溶液
を3つの部分に分けて、ゆっくりかきまぜながら処理し
た。
第1の部分(1点鎖線)は、ちょうど20℃に冷却され
、かつそれからこの温度に保ち、第2の部分(点線)は
、これに対して50℃にされ、かつこの温度レベルに保
たれ、最後に第3の部分(実線)は、まず50℃に冷却
されかつそれから室温にまでゆっくり冷却された。
原理的な実験が問題になっているので、温度の時間関数
は揚げない。
いずれにせよ一連の実験は、この種の結晶化を抑制され
た過飽和溶液の異常な挙動を示す:急速な冷却は、結晶
化技術的にマイナスの効果を伴う。
しかしながらゆっくりした冷却の際に、まず比較的高い
温度における良好な結晶化動力的挙動を、その後に比較
的低(、s温度における比較的わずかな溶解度を利用す
ることができる。
従って実1験室内の経験から具体的な溶液について最適
なプログラム制御された温度時間経過を得ることも全く
可能である。
しかしながら次のことに気付くべきである。
すなわち例えば1001の溶液を外気にさらして数時間
の間でゆっくり冷却することは、最適条件に十分近くな
り、かつ時間プログラムによる冷却の大きな費用を不要
にする。
例えば溶解されたクロムの濃度経過も同様な特性を示す
第3図も、“遊離の弗化水酸”の種々の割合における、
室温までのゆっくりした冷却の間の同一溶液のFe++
+含量の減少を示している。
この際、この強い硝酸酸性の環境において、金属イオン
規定度の合計を差引いて弗化物イオン濃度の規定度が理
解される。
従って図示されたように結晶化挙動は、60ないし70
El/lf:の弗化水素酸過剰によって大幅に促進さ
れる。
さらにそれ以上の弗化水素酸を加えることはほとんど効
果がない。
それどころかしばしば(たぶん錯体形成により)マイナ
スに作用するかもしれない。
電解質を含む溶液を電挨的に直接加熱する際、溶液の電
気分解の問題が存在する。
それ故に溶液を動かす場合に、種々の交流周波数におけ
る白金電極における限界装荷がプロットされ、これらの
限界装荷においては比較的長い時間の間にも殆んどガス
発生が観察されない。
具体的な過電圧に相当し、第4図に示された対数的な関
係がわかり、その際通用する規則性は、5000Hzの
上あるいは下に1つづつある。
実際には線の下側部分だけが重要であり、この線は前記
の式に正確に対応しており、また給電網周波数において
0.45A/crAの最大電極電流密度を許容する。
通常のグラファイト電極において材料に依存していくら
か増加することができる。
おそらくここにおいて幾何学的な表面積以上の実効表面
積が成る役割を演じているのであろう。
白金についてプロットし図示された値によれば、いずれ
にせよまだ安全な範囲内にある。
通常のように電極の大きさは何ら構造面のネックとなら
ず、また電極材料は費用に決定的な影響を及ぼすもので
はない。
それ故にほとんどの場合50Hzの給電網周波数におけ
るわずかな装荷許容量で十分であり、かつそのために、
より高い周波数のための発電機の費用が節約される。
第5図によるブロック図において特殊鋼帯1は。
硝酸、弗化水素酸槽2内を通過して酸洗いされ、かつ続
いて洗浄段階3および4において2回洗浄される。
消費された酸洗い溶液は、2つの段階5および6におい
て蒸発され、溶液リサイクル路内において補充のため必
要な弗化水素酸7を加えられ、そして結晶器8内におい
てゆっくり冷却される。
湿ったFeF 3 、 CrF 3等から成るケーキ1
0を分離した後に母液は、ポンプ11によって酸洗い槽
2へ戻される。
溶液リサイクル路内において補充のため必要な硝酸は、
酸洗い槽2に直後加えられる(12)。
熱交換器43において冷水13により間接的に凝縮され
た予備蒸発器5の留出物は、事実上純粋な水であり、か
つそれ故に第2の洗浄段階4において使用することがで
きる。
この際、たいてい付加的にそれ以上の洗浄水14の追加
が必要である。
この段階の使用された洗浄水は、第1の洗浄段階3にお
いて使用される:熱交換器45内で水15により間接冷
却された後の、第2の蒸発器6の僅かにのみ弱酸性の留
出物を直ちに酸洗い槽2へ導入するのを好まない場合に
は、第1の洗浄段階3においてこれを一緒に用いること
ができる。
第1の洗浄段階3の使用された洗浄水は、酸洗い槽2の
容量を満たすために使われる。
洗浄水16の過剰分が収容できない場合には、汚水処理
技術によって浄化しなければならない。
第6図および第7図に従う蒸発器17は、溝18に向っ
て狭くなるほぼプリズム状の形をしており、これを通っ
て端部20において導入された溶液19が流通する際に
蒸発されそれからこの溶液は可撓導管21を通して排出
される。
ピン46に案内されたバッキング押え23を用いコイル
はね24によって蒸発器底部48の丸い開口47に密に
押付けられかつ電力供給網の三相交流電極がたとえばR
,S、T、Rの順に接続されている4つの炭素電極22
は、炭素のいくらか凸形をした端面だけが溶液に接触す
る。
隔壁25により、2つの分離した蒸気室26.27から
2つの別々の留出物28.29を取出すことが可能であ
る。
蒸気側から溶液レベルに撹乱を与える圧力が作用しない
ように、太い排出導管および圧力のバランスが重要であ
る。
ばね30につるされかつ可撓性圧力平衡管32および排
出管33を備えた余水路31は、密度、すなわち蒸発さ
れる溶液の濃度によって上昇および下降する。
そのようにして溶液の濃度および密度が上昇した際に余
水路と共に蒸発器内に流れる溶液のレベルも低下し、従
って溶液19の断面積も減少する。
電圧を一定に保ちかつ溶液の固有導電率かわずかしか変
らない場合、蒸発される溶液が同一の密度、従ってほぼ
同一の塩濃度を持ってあふれ出るように、抵抗、それに
より電力、従って蒸発される液体の量が調整される。
もちろんこの簡単かつじようぶな制御系は、多くのもの
に対する1例にすぎない。
第8図に従う結晶器は、羽根状の4つの放射状縁38を
備えた中心に、垂直に置かれる被1駆動軸35を備えた
たる形容器34と、星形に放射状に取付けられた8つの
縁37を備え容器内に非固定状態で存在する垂直の円柱
36とを持っている。
円柱36は、被駆動軸35のまわりでこの被駆動軸の回
転方向に動き、一方この円柱は、同時に自身の軸線のま
わりで反対方向に回転する。
もちろん複数の円柱36を設けることもできる。
軸35の縁38の数および円柱36の縁37の数は任意
に変えることができる。
好ましくは軸35は1ないし4つの縁を、また円柱36
は5ないし8つの縁を持つ。
ゆるくはまった縁、および容器の底および側壁との接触
が、固着した結晶を常にはぎ取り、あるいはたとえば1
07/gl又は5M以下の薄い層厚に留めることを保証
し、そしてはぎ取られた結晶は底へ沈み、ここでこの結
晶は、連続的にあるいはたまる毎に取出すことができる
実′施例 1Oトンの特殊鋼帯を酸洗いする際に10鞄Fe、21
kyのCrおよび1即のNiが、66.2KS’のHN
O3および24.8に9のHFを含む3.9に9のFe
、11に7のCrおよび6.7に9のNiの水溶液39
7に9中に解ける。
その際20に7のHNO3が分解あるいは蒸発され、同
様に0.2KyのHFおよび60に7のH2Oが、槽か
らの抜き出しによって流出し、洗浄内への移行量は、3
に9のHNO3,16に7のHFおよび18に7の水の
中に解かされているF e 0.9KS?、 Cr 0
.2に!7およびNiO,5KS’であり、従って溶液
の345.6に9が蒸留され、この溶液は、43.2に
9のHNO3および23に9のHF内に溶かされている
13に7のFe、2.9に9のCrおよび7.2に9の
Niを含んでいる。
1.4に9HNO3,2,2に9のHFおよび142に
!9の水が蒸発し、結晶化(蒸発後8時間)の後にフィ
ルターケーキの43.2に9が分離され、このフィルタ
ケーキは、大部分は3KyのHNO3および11.41
’、7のHFと結び付いた9、1に7のFe、1.8K
(7のCrおよび0.5に9のNiを含んでいる。
濾過に留出物が加えられ、また55に9の水内の26に
7のHNO3および13.2に9のHF(100%と考
えて)の溶液が加えられ、従って合計で396.6に9
の再生物が得られ、この再生物は、66.2に9のHN
O3および24.8に9のHFに溶かされた3、9に9
のFe、1.1に9のCrおよび67即のNiおよび残
りが水から成る。
弗化ニッケルの高い溶解度によりぶつ化ニッケルは、循
環溶液内において、(この例におけるように)平衡に達
するまで増加する。
この溶液の酸洗い効果は、それにもかかわらず優秀であ
る。
キログラム表示は全て1時間当りに対するものであり、
系は動的に平衡しており、酸の表示は常に全体を表わし
すなわち硝酸および硝酸塩は「硝酸」としてまとめられ
、弗化水素酸についても同じである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は、結晶化動力学の線図、
第4図は、電極装荷可能量と交流周波数との間の関係を
示す線図、第5図は、好都合な処理回路のブロック図、
第6図および第7図は、蒸発すべき溶液の、狭い滞留時
間分布をもつ本発明に従う「溝形蒸発器」の−態様を示
す略図であり、第6図は、第7図のvt−vt線を通る
断面図、第7図は第6図の■−■線を通る断面図であり
、第8図は、本発明に従う結晶器の原理を示す水平断面
図であり、結局第6図ないし第8図は、装置の実施態様
の略図である。 なお、図中主な構成要素と参照数字の関係は次の通りで
ある。 17・−・・・・蒸発器、18・・・・・・溝、20・
・・・・・流入部、21・・・・・・流出部、22・・
・電極、25・・・・・・隔壁、26,27・・・・・
・区画室、28゜29・・・・・・蒸気取出し部、34
・・・・・・容器、35・・・・・・被駆動軸、63・
・・・・・円柱、37.38・・・・・・縁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鉄、特殊鋼および特殊合金の表面処理をするための
    溶液から、°該溶液を蒸発しかつ次に結晶化することに
    より硝酸および弗化水素酸を回収する方法において、沸
    騰温度および大気圧のもとてこの〜温度における過飽和
    にまで蒸発が行われ、その後Gと該過飽和溶液を結晶化
    容器へ移し、冷却し、並びにこれらの金属弗化物の結晶
    を沈殿し、この結晶を分離し、かつ澄んだ溶液を留出物
    の少なくとも一部といっしょにし、そして溶液リサイク
    ル路内へ戻すことを特徴とする方法。 2 溶液が、11あたり60ないし150gの鉄■の含
    有量にまで濃縮される特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 3 蒸発が、少なくとも90%の溶液の蒸発器内滞留時
    間が60分以下であるようにして行われる特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載の方法。 4 液体が1つあるいは複数の溝内を通って蒸発器を通
    過案内され、かつその際、交流電流により直接的電気抵
    抗加熱によって蒸発される特許請求の範囲第1項、第2
    項又は第3項記載の方法。 5 溶液・電極境界面の装荷が、1cfItあたり3.
    51ogf−5,5Aの値を起えない(ここにおいてf
    は1秒あたりの交流周波数を示す)特許請求の範囲第4
    項記載の方法。 6 蒸発器能力が、蒸発される溶液の余水路におけるレ
    ベル調整によって制御される特許請求の範囲第4項又は
    第5項記載の方法。 7 留出物の少なくとも一部が、金属材料の洗浄のため
    使われ、かつそれから硝酸、弗化水素酸処理溶液に加え
    られる特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか一
    つに記載の方法。 8 溶液リサイクル路内の任意の位置において、連続的
    あるいは不連続的に弗化水素酸を加えることにより、結
    晶化する前の蒸発される溶液のぶつ化イオン規定度が、
    常に金属イオンの規定度の合計以上に保たれる特許請求
    の範囲第1項ないし第8項のいずれか一つに記載の方法
    。 9 消費分を補充するために必要な弗化水素酸が、蒸発
    の後かつ結晶化の前の溶液リサイクル路に加えられる特
    許請求の範囲第1項ないし第8項のいずれか一つに記載
    の方法。 10 消費分を補充するために必要な硝酸が、母液の
    結晶を分離した後の溶液リサイクル路に、あるいは表面
    処理槽自体に加えられる特許請求の範囲第1項ないし第
    9項のいずれか一つに記載の方法。 11 蒸発と結晶分離との間に3ないし24時間の結
    晶化時間がとられる特許請求の範囲第1項ないし第10
    項のいずれか一つに記載の方法。 12 ろ過により分離された湿った結晶が、わずかな
    水あるいは洗浄水によって抽出され、そして得られた溶
    液から自体公知の方法によりニッケルおよびクロムおよ
    びモリブデンが回収される特許請求の範囲第1項ないし
    第11項のいずれか一つに記載の方法。 13 装置が、まっすぐあるいは曲げられかつ大体に
    おいて水平に配置された丸いあるいは特殊断面の管の形
    をした1つあるいは複数の溝18と、蒸発される液体の
    ための蒸気取出し部28.29と、流通する溶液のため
    の流入および流出部20゜21と、この溶液に漬かり、
    かつ溝の全長にわたって分散配置された複数の電極22
    とから成る連続的に動作する蒸発器17を持ち、また装
    置が、留出物のための凝縮器、沈澱されたぶつ化物のた
    めの少なくとも1つの結晶器および結晶分離器、および
    中間容器、ポンプ、回収された溶液用の結合導管および
    リサイクル導管を持つことを特徴とする装置。 14 装置が、連続的あるいは回分的に動作する1つ
    あるいは複数の蒸発器17、凝縮器、結晶器、結晶分離
    器、取付は物、および金属処理装置を含む管結合部を持
    ち、これらの部材が、耐硝酸性かつ耐弗化水素酸性の材
    料から成るか、あるいは例えはポリフルオル炭化水素、
    焼結コランダムあるいは合成グラファイトから成る被覆
    を備えていることを特徴とする装置。 15 連続的に動作する蒸発器17が、まっすぐある
    いは曲げられかつ大体において水平に配置された丸いあ
    るいは特殊断面の管の形をした1つあるいは複数の溝1
    8と、蒸発された液体のための蒸気取出し部2B 、2
    9と、流通する溶液のための流入および流出部20並び
    に21と、この溶液に漬かりかつ溝の全長にわたって分
    散配置された複数の電極22とを持っている特許請求の
    範囲第14項記載の装置。 16 溶液に完全に浸されるように取付けられかつ下
    あるいは側面から挿入された電極が設けられている特許
    請求の範囲第15項記載の装置。 17 流れる液体の上方でガス空間を長手方向に分割
    する1つあるいは複数の隔壁25、およびこれらそれぞ
    れの区画室26.27のための独立した蒸気取出し部2
    8.29が設けられていることを特徴とする特許請求の
    範囲第15項又は第16項記載の装置。 18 連続的あるいは回分的に動作する結晶器が適当
    な流入および流出部を持ちかつ円筒状である直立した容
    器34と、放射状の縁38を備え、かつ容器34の中心
    軸線に取付けられた被駆動軸35と、容器34の底の上
    に非固定で存在し、かつ星形に取付けられた放射状の縁
    37を備えた1つあるいは複数の円柱36とを持ち、こ
    れらの円柱36が、特殊断面をした被駆動軸35にはま
    り、かつ容器側壁に接して自身の軸線のまわりを回転し
    ながら、この回転と反対向きに被駆動軸と容器側壁との
    間の環状空間内を動き、その際沈んだ面全体が、互いに
    固着した結晶をはぎ取り、あるいはこれらの結晶を10
    7Ml1以下の限られた層厚に保つ特許請求の範囲第1
    4項記載の装置。 19 被駆動軸35が1ないし4つの縁38を備え、
    また容器34の底上にある円柱36が、5ないし8つの
    縁37を備えている特許請求の範囲第18項記載の装置
JP51025186A 1975-03-10 1976-03-10 溶液から硝酸および弗化水素酸を回収する方法および装置 Expired JPS5823473B2 (ja)

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