JPS5823358B2 - 爆発性油を含む爆発物を連続的に製造するためのプラント - Google Patents

爆発性油を含む爆発物を連続的に製造するためのプラント

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JPS5823358B2
JPS5823358B2 JP50043864A JP4386475A JPS5823358B2 JP S5823358 B2 JPS5823358 B2 JP S5823358B2 JP 50043864 A JP50043864 A JP 50043864A JP 4386475 A JP4386475 A JP 4386475A JP S5823358 B2 JPS5823358 B2 JP S5823358B2
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explosive oil
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C06EXPLOSIVES; MATCHES
    • C06BEXPLOSIVES OR THERMIC COMPOSITIONS; MANUFACTURE THEREOF; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS EXPLOSIVES
    • C06B21/00Apparatus or methods for working-up explosives, e.g. forming, cutting, drying
    • C06B21/0008Compounding the ingredient

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は爆発性油を含む爆発物を製造するためのプラン
トに関し、より詳細には、ダイナマイトタイプの爆発物
の製造用プラントに関する。
このプラントでは液相と固相とが混練機で混合される。
従来爆発性油は、ニトロ化合物等のような液状添加物及
びニトロセルロースとの混合装置に供給されていた。
この混合時間は通例3〜5分で、混合生成物はプラスチ
ングゼラチンと呼ばれる。
プラスチングゼラチンに、硝酸アンモニウム及び硝酸ナ
トリウムのような塩、並びに木粉等からなる固体成分が
添加される。
プラスチングゼラチンと固体成分との混合物が最終生成
物となるまでの混合時間は、通常5〜10分である。
爆発物の一バッチの処理時間は、移送及び除去の時間も
含めて全体として、普通15〜20分である。
バッチの大きさは、プラントに於いて広範な制限範囲で
変化させることが可能であるが、通例は−バツチ当り4
00〜700kpである。
このことは、万一事故が発生した場合、爆発物の量から
考えても、その事故が破滅的な結果をもたらすことを意
味する。
そして非常に多くの事故が前記バッチ式製造の際に実際
に生じている。
これは起爆に対して敏感な爆発注油が、機械的に動かさ
れる機械で固体成分と混和されねばならないためである
多くの場合このような事故は、落下して混合物内に入り
込み、混線ブレードと容器の壁との間に押込まれた固体
金属体のために生じた。
この危険性は、製造に割り当てられた時間が限られてお
り、大量の爆発物が断続的に処理される場合に非常に大
きい。
。本発明は前記した点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは爆発の虞れを低く抑えた状態で
爆発注油を所定の割合で連続的に送給し得るようにし、
その結果、爆発の虞れ及び爆発による被害を最低限に抑
えた状態で爆発物の連続的な製造を行ない得るようにし
た爆発注油を含む爆発物を連続的に製造するためのプラ
ントを提供することにある。
この目的は、 爆発注油と水とからなる非爆発性のエマルジョンを爆発
注油と水とに分離してそれらを連続的に送出する分離機
と、 分離機から送出された爆発注油を収容すると共に所与の
量を超える量の爆発注油がオーバーフローされるべく構
成された容器と、 容器内の爆発注油を送出すべく一端が容器内に開口して
おり、他端が容器外に伸長したパイプと、容器からオー
バーフローした爆発注油と分離機で分離された水とを受
は取ると共に該爆発注油と水とを混合して前記非爆発性
のエマルジョンを生成する混合手段と、 を有してなる爆発注油を含む爆発物を連続的に製造する
ためのプラントによって達成される。
本発明の別の目的は、実質的により少量の液体混合成分
と固体混合成分とを混合することによって、前記欠点を
除去することである。
小さいバッチの混合が不経済であることは明白である。
本発明によれば混合は、連続的に行なわれる。
本発明の好ましい一具体例によれば、相互に分離された
三つの場所即ち三つの空間が使用される。
この空間中の第一の空間は、固体混合成分の実際の混合
用であり、第二の空間は爆発注油の調整用であり、第三
の空間は固体混合成分と爆発注油きの混合即ち混練用で
ある。
爆発注油は、混合即ち混練空間に導入される際、水で減
感されている。
混合空間に於いて爆発注油は、前記分離機によって水か
ら分離され、オルトニトロトルエン、ジニトロトルエン
又は類似物質のような添加液と混合される。
この添加液は、同時に減感剤であってもよい。
減感された油は混練機に供給される。この混練機には別
の混合空間から混合済みの固体混合成分も供給される。
液体混合成分は、混練機の両端部に決して接触すること
がないような方法で混練機に供給される。
この機械は−乃至数個の送りスクリュを備えており、こ
の送りスクリュは、混合成分が相互に強烈に混合される
ように構成されている。
最終生成物の爆発物は、適当な大きさの収集容器に搬送
されてもよく、又爆発物が使用に適した形状で搬出され
る出口を有し、且つ送りスクリュを備えた容器に送給さ
れてもよい。
爆発注油と添加液とは計量器を有する特別のロートを介
して送給される。
爆発注油、添加液及び固体混合成分の供給は、所望の組
成の爆発物が得られるように制御される。
プラントの全ての構成要素は、このプラントのみに限定
されず、個別に種々のものが適用され得る。
例えば、爆発注油と水とからなるエマルジョンから爆発
注油を分離するには、市販の分離機又は遠心分離機が使
用され得る。
次に、本発明の好ましい一具体例を添付図面に基づき詳
細に説明する。
爆発注油を含む爆発物を連続的に製造するためのプラン
トでは、相互に分離された三つの空間A。
B、Cが形成されている。
空間Aでは爆発性油が製造され、水で乳化される。
爆発性油と水とからなるこのエマルジョンはパイプ1を
介して空間Bに運ばれる。
パイプ1は、爆発性油を水から分離して爆発性油と水と
を連続的に送出する分離機2に接続されている。
爆発性油はニトログリセリンとニトログリコールとの混
合物からなっていてもよく、水から爆発性油を分離する
分離機2は、いかなる種類の公知の装置でもよい。
この爆発性油分離機2は、爆発性油を二重ロート5に送
給するパイプ3を有している。
パイプ3の端部には調整自在の供給パイプ4が配置され
ており、この供給パイプ4は、二重ロート5を三方して
なるロート部6及びロート部7のいずれかと接続され得
る。
ロート部6には計量器8が設けられており、この計量器
乃至測定装置8は出口バイブ9の上流側パイプ部9aに
接続されている。
二重ロート5は、二つの底部ドレン送出パイプ10゜1
2と通気パイプ13とを有している。
以上において、容器としての計量器8は、分離機2から
パイプ3,4を介して連続的に送給された爆発性油を収
容すると共に所与の量を超える量の爆発性油がオーバー
フローされるべく構成されており、計量器8内の爆発性
油はパイプ9aを介して連続的に送出され、オーバーフ
ローした爆発性油はパイプ10を介して送出される。
パイプ10,12,13は、ドレンパイプ14を介して
混合手段としての運搬インゼクタ15の一つの入口に接
続されている。
運搬インゼクタ15のもう一つの入口には、圧力下で水
を供給するパイプ16が接続されている。
運搬インゼクタ15の出口は、乳化爆発性油相のもどり
パイプ16aに接続されている。
パイプ16は、ポンプ19を介して水タンク17に接続
されている。
このタンク17は、パイプ18を介して分離機2に接続
されている。
以上において混合手段としてのインゼクタ15は、容器
としての計量器8からオーバーフローした爆発性油をパ
イプ10,12,14を介して受は取ると共に、分離後
2で分離された水をパイプ18、タンク17、ポンプ1
9、及びパイプ16を介して受は取り、該爆発性油と水
とを混合して前記非爆発性のエマルジョンを生成し、該
エマルジョンをパイプ16aを介して室Aに戻す。
タンク17の底部には連結体20が設けられており、こ
れによってタンク17がインゼクタ21の一つの入口に
接続されている。
インゼクタ21のもう一つの入口は、パイプ22を介し
て水供給装置に接続されている。
このインゼクタ21の出口から、パイプ23が乳化爆発
性油の製造用空間Aまで伸延している。
計量器8からのパイプ9の伸延端には噴霧ノズル24が
設けられており、この噴霧ノズル24は、所望の領域に
亘って爆発性油を噴霧し得る。
すなわち、パイプ9はパイプ9aとパイプ9bとからな
り、パイプ9bは、一端9cで計量器8に接続されたパ
イプ9aの他端9dと一端9eと一体的に接続されてお
り、他端9fに噴霧ノズル24を有する。
パイプ9は両端部9c、9f間、より詳しくはパイプ9
a、9bの一体接合端9 d t 9 eで、減感剤又
はオルトニトロトルエン、ジニトロトルエン等のニトロ
化合物のような添加液の供給用パイプ25に接続されて
いる。
パイプ9aの他端9dから送出される爆発性油に適加液
を混ぜて該添加液を含む爆発性油を噴霧ノズル24から
噴霧すべく構成されたパイプ手段はパイプ9b 、25
からなる。
添加液は、タンク26に収容されている。
タンク26は、添加液を所望の温度に保つための適当な
装置を有している。
液は、ポンプ28によってパイプ27を介しタンク26
の底部から吸引される。
このポンプ28からは、供給パイプ29が二重ロート3
0まで伸びている。
パイプ29には可動の供給パイプ29aが設けられてお
り、この供給パイプ29aは、二重ロート30の一方の
ロート部31あるいは他方のロート部32のいずれかに
添加液を供給するように設定されていればよい。
二重ロート30は特に二重ロート5と同一タイプである
ロート30の両ロート部31.32の底部には、ドレン
が収容され、このドレンはパイプ33.34を介して送
出される。
パイプ33.34は排出された添加液をタンク26へも
どす。
ロート部31には、計量器8と同一タイプの計量器35
が設けられており、この計量器35はパイプ25を介し
てパイプ9に接続されている。
第2図は、符号5又は30の二重ロートの特徴を、一層
詳細に説明するものであり、計量器8及びパイプ9を有
する二つのロート部6,7が図示されている。
二重ロート5は通気パイプ36を備えており、各ロート
部6,7はそれぞれ底部ドレン排出口37.38を有し
ている。
両ロート部6゜7のうちの一方のロート部に液体を供給
するように調整される供給パイプ4は、回転自在の保持
装置39によって支持されている。
計量器8又は35はシリンダ状で、頂上部が開口した上
部空間を備えている。
この空間は壁39aに囲繞されていて、シリンダ状ドレ
ン送出口41に接続された円錐形底部40を有している
そしてこのシリンダ状ドレン送出口41はパイプ9(計
量器8の場合)又はパイプ25(計量器35の場合)に
接続されている。
前記空間の頂上部は、金属又はその他の適当な材料から
なる濾過用布状物44で覆われている。
そしてこの濾過用布状物44は、壁38aの上縁部に固
定又は貼着されている。
シリンダ状ドレン送出口41には座金42が装置されて
おり、この座金42は特にステンレス鋼製で、中心に孔
を有している。
更にドレン送出口41には孔43が形成されている。
実際の計量器8,35は、プラスチック製、例えばポリ
エチレン製が好ましい。
空間Bは、コンクIJ −ト壁45によって空間Cから
分離されている。
空間Cには特に10〜15%の水分を有するようにニト
ロセルロースを乾燥し得る装置が設置されている。
空間Cには一個あるいは数個のミキサが設けられている
このミキサはコンクリートミキサ吉同−タイブであるが
、不錆材料から形成されていなければならない。
このミキ→力を用いて、ニトロセルロースと、ダイナマ
イトタイプの爆発物に含まれるべきその他の固体混合成
分とが混合される。
このような混合成分としては、例えば、木粉、硝酸アン
モニウム、硝酸ナトリウムがある。
固体混合成分はこのようなミキサで例えば5〜10分間
混分間柱る。
固体混合成分の混合が完了すると、この混合成分は例え
ばブラシふるいのようななんらかの適切な種類のふるい
を通過せしめられる。
ふるい通過後、粉状物としての混合された固体混合成分
はスクリュコンベア46に搬送される。
このスクリュコンベア46は壁45を貫通して伸延して
いる運搬チャネル47に接続されている。
運搬チャネル47は、振動装置48を備えている。
粉状物を搬送する搬送手段としての運搬チャネル47は
混合手段としてのミキサ50の第一の入口としての取入
開口部52まで延びた出口端部49を有している。
ミキサ50は第二の入口としてのもう一つの取入開口部
53を有しており、この両取入開口部即ちホッパ52.
53は、分離壁51によって隔てられている。
ミキサ50は開口部52と逆側の端部に出口開口部54
を備えている。
ミキサ50は、好ましくは高分子量ポリエチレン製のハ
ウジング55からなる。
このハウジング55は、例えば鋼製の堅固なスタンド内
に配設されている。
ミキサ50は、送給容器乃至ハウジング55の外部に位
置しており、スクリュコンベア吉しての二つの送りスク
リュ58.59の両端を回転自在に支持する軸受として
の支持装置56゜57を有している。
以上において、搬送手段としての運搬チャネルから第一
の入口52を介してハウジング55内に導入された粉状
物がスクリュコンベア58,59のスクリュによって出
口に向かって送られる際、該粉状物が噴霧ノズル24か
ら第二の入口53を介してハウジング55内に噴霧され
た添加液を含む爆発性油と該スクリュコンベア58,5
9のスクリュによって混合せしめられ、混合物として出
口54から送出される混合手段はミキサ50からなる。
出口開口部54の下方には、取入開口部61、ハウジン
グ62及び出口開口部63を備えたスクリュフィーダ6
0が設けられている。
ハウジング62は、例えば、ハウジング55と同一材料
で形成され、鋼製スタンド内に配設されている。
出口開口部63には切断部材64が配設されており、こ
の切断部材64は、開口部63から送出される爆発物を
適当な大きさの片に切断する。
スクリュフィーダ60は二つの送りスクリュ65,66
を備えている。
出口開口部63の前方には、無端ベルト67が配設され
ており、このベルト67は二つのローラ68.69で支
持されている。
爆発物の切断片乃至切断ユニットは符号70で示されて
いる。
ミキサ50は二つの送りスクリュ58,59を有してお
り、送りスクリュ58.59はそれぞれその長手方向に
多数のねじセグメント71を有する。
このねじセグメント11は、相互に分離壁72によって
分離されている。
各ねじセグメント71の結合部には、固定された半径方
向のジャーナル又はピン73が設けられている。
二つのスクリュ58,59は、15〜35回/分回転速
度で回転されるべく速度制御装置を有する共通のモータ
74により駆動される。
モータ74は、伝達機構75を介してスクリュ5B、5
9の軸に接続されている。
出口開口部54を有する支持台の前方において、各スク
リュ58,59の軸には、支持装置56の遮蔽板が設け
られている。
スクリュフィーダ60は、渦巻ブレード76を備えた二
つのスクリュ65,66を有している。
スクリュ65,66はモータ77により駆動される。
三つの空間A、B、C内の装置は、全部遠隔制御されて
いてもよく、又TV左カメラ用いて遠隔的に監視されて
いてもよい。
以上の如く構成された、爆発性油を含む爆発物を連続的
に製造するためのプラントは次のように運転される。
爆発性油と水とからなる非爆発性のエマルジョ、ンは、
パイプ1を介して分離機2に搬送される。
分離機2で分離された爆発性油は、パイプ3を介してロ
ート部6に送給され、そこでロート部6の計量器8に収
集される。
そして計量器8の送出口41からパイプ9のパイプ部9
a t 9bを介して。
噴霧ノズル24に送られる。
噴霧ノズル24に達する途中、添加液がパイプ25を介
して爆発性油中に加えられ、爆発性油と添加液との混合
がパイプ25と9との接合部で行なわれる。
添加液はポンプ28によってロート部31へ供給され、
計量器35が所定量の添加液で満たされる。
空間Cでは前述のように、固体混合成分の混合物が調整
され、スクリュフィーダ46に送給される。
スクリュフィーダ46は適切な速度に設定されており、
混合物を運搬チャネル47に搬送する。
混合物は、ミキサ50の右側の入口開口部52に供給さ
れる。
そこでミキサ50の底部には爆発物の固相が形成される
ことになる。
爆発性油は、入口開口部53を介して開口部53に臨ん
でいる固相全体に噴霧ノズル24から噴霧される。
爆発性油と送りスクリュ58,59を回転自在に支持す
る右側の軸受57との接合があり得ないことに注目され
たい。
右側の軸受57に最も近接しているのは、爆発物用固体
相のみであり、左側の入口53からミキサ50内に噴霧
される爆発性油は、右側の人口52からミキサ50内に
導入されスクリュ58,59によって左方に送られる爆
発物用固体相によって右側の軸受57との接触が阻止さ
れる。
ミキサ50内のスクリュ58.59及びミキサ50内体
は、固相と液との混合が最良となるように形成されてい
る。
混合中、混合物は断続的に後方へ移送されるので、最大
限変進の優れた混合が達成される。
ミキサ50の出口開口部54は、送りスクリュ58,5
9の左側の軸受56から完全に隔てられている。
従って爆発性油が軸受56中に侵入する虞れもない。
ミキサ50で形成された爆発物は、開口部54から所望
の大きさの容器に移されてもよく、あるいは入口開口部
61と出口開口部63とを備えたスクリュフィーダ60
に送給されてもよい。
スクリュフィーダ60を用いた場合、コード状爆発物が
開口部63を通って送出される。
そして送出されるコード状爆発物は、切断部材64によ
って所望の長さに裁断される。
本発明プラントを使用すれば、爆発性油の量を最大でも
5kgにまで減少させることが可能である。
従ってたとえあらゆる予想に反して事故が発生しても、
その影響は従来の公知方法を用いた場合よりも著しく小
さい。
製造中、空間Bには最終生成物の爆発物を最大限度10
0kg収容し得る。
固体及び液体混合成分の供給速度を調整することによっ
て、所望の組成の爆発物が得られる。
可動供給パイプ4と29aが、夫々左側のロート部7及
び32に向かって設定されている場合、供給された液体
は夫々タンク26と運搬インゼクタ15に送られる。
運搬インゼクタ15は爆発性油を受容し、この爆発性油
はここで水により乳化される。
このエマルジョンはパイプ16aを介して空間Aのエマ
ルジョン貯蔵所に戻される。
前述のようにこのプラントの個々の部分は、態別に使用
され得るので、第1図の示す組合せにのみその適用が限
定されない。
以上の如く、本発明プラントは、 分離機から送出された爆発性油を収容すると共に所与の
量を超える量の爆発性油がオーバーフローされるべく構
成された容器と、 容器内の爆発性油を送出すべく一端が容器内に開口して
おり、他端が容器外に伸長したパイプとを有しているた
めに、 弁等を設けることなくして爆発性油を所望の流速で連続
的に送給し得、爆発の危険を最低限に抑えた状態で爆発
物の供給、製造を連続的に行なうことを可能とするのみ
ならず、 更に、前記容器及び前記パイプに加えて、爆発性油と水
とからなる非爆発性のエマルジョンを爆発性油と水とに
分離してそれらを連続的に送出する分離機と、 容器からオーバーフローした爆発性油と分離機で分離さ
れた水とを受は取ると共に該爆発性油と水とを混合して
前記非爆発性のエマルジョンを生成する混合手段とを有
しているために、爆発性油の連続的送給に際して、各時
点において、爆発の危険性の高い単独の状態(水等との
非混合状態)に保たれる爆発性油の量を可及的に少なく
し得、その結果、爆発の危険性、及び万一の爆発による
被害の大きさを可及的に小さくしつつ、且つ連続的であ
るが故に比較的大きな製造速度で爆発性油を製造し得る
本発明の実施態様のいくつかの例を以下に列記する。
(1)第1ユニツトは爆発性油と水とからなる非爆発性
のエマルジョンを貯蔵あるいは生成するように構成され
ており、分離機としての第三ユニット2は前記第一ユニ
ットに接続されており、非爆発性のエマルジョンの水と
爆発性油とを分離するように構成されており、前記容器
としての第三ユニット8は前記第三ユニット2に接続さ
れており、第三ユニット2からの爆発性油の流量を制御
するように構成されており、特に流動制御を行なう第四
ユニット30は例えば液体減感剤のような前記添加液を
供給するように構成されており、前記パイプ9及びパイ
プ手段9゜25を含むパイプシステム9,25は第三ユ
ニット2からの爆発性油と前記第四ユニット30からの
添加液とを収容且つ混合してこの混合液を第一の人口と
しての第一人口開口部52と、出口としての出口開口部
54と、開口部52゜54間の第二の入口としての第二
人口開口部53とを備えた混合手段とじての機械的混合
及び送給装置50の第二人口開口部53に搬送するよう
に構成されており、第五ユニットは前記爆発物用の粉状
物を混合するように構成されており、運搬装置46,4
7は前記粉状物を量制御しつつ混合及び送給装置の前記
第一人口開口部52に運搬するように構成されている特
許請求の範囲2に記載のプラント。
(2)前記パイプシステム9,25への出口にストレー
ナ44等が設けられており、これにより固体物が収集さ
れるように構成されている前項(1)に記載のプラント
(3)粉状物の前記運搬装置46.47は、粉状物のみ
が開口部を通過するような特性をもつ出口を有する前項
(1)又は(2)に記載のプラント。
(4)第三ユニット8が測定装置乃至計量器8からなる
前項(1)乃至(3)のいずれかに記載のプラント。
(5)第四ユニット30は、流量を制御する測定装置乃
至計量器35を備えている前項(1)乃至(4)のいず
れかに記載のプラント。
(6)前記混合及び送給装置50は一個又は数個の並設
された送りスクリュ58,59からなり、この送りスク
リュ58.59が周囲の空間と協働して導入された混合
成分の送給と混合とが達成されるような特性を有する前
項(1)乃至(5)のいずれかに記載のプラント。
(力 第一人口開口部52が送りスクリュ58,59を
支持する一方の支持端部57に最近接して形成されてお
り、出口開口部54が送りスクリュ5B 、59を支持
する他方の支持端部56の前方に形成されている前項(
1)乃至(6)のいずれかに記載のプラント。
(8)混合装置50のスクリュ58.59と空間の囲壁
55とは静電気が除去されるような材料製である前項(
1)乃至(力のいずれかに記載のプラント。
(9)容器(8)からオーバーフローした過剰の爆発性
油が該油と水との混合手段としてのインゼクタ15によ
り非爆発性エマルジョンの形で第一ユニットに戻される
ように構成されている前項(1)乃至(8)に記載のプ
ラント。
(10)第三ユニット、第三ユニット、第四ユニット、
前記パイプシステム、前記混合及び送給装置、粉状物の
運搬装置が単一の閉鎖室B内部に配接されている前項(
1)乃至(9)のいずれかに記載のプラント。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による好ましい一具体例の爆発性油を含
む爆発物を連続的に製造するためのプラント全体の概略
説明図、第2図は第1図のプラントにおいて爆発物並び
に添加液の分離用に用いられる二重ロートを示す説明図
、第3図は第2図の二重ロートに収容されている計量器
の説明図、第4図は第1図のプラントにおいて用いられ
るミキサの説明図、第5図は第1図のプラントにおいて
用いられるスクリュフィーダの説明図である。 1.3,9,10,12,13,14,16゜18.2
5・・・・・・パイプ、2・・・・・・分離機、5,3
0・・・・・・二重ロート、8,35・・・・・・計量
器、15,21・・・・・・インゼクタ、19,28・
・曲ポンプ、24・・・・・・噴霧ノズル、47・・・
・・・運搬チャネル、5o・・・・・・ミキサ、52,
53,61・・曲取入開口部、54゜63・・・・・・
出口開口部、55,62・・曲ハウジング、56.57
・・・・・・支持装置、58,59・・曲送りスクリュ
、60・・・・・・スクリュフィーダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 爆発性油と水とからなる非爆発性のエマルジョンを
    爆発性油と水とに分離してそれらを連続的に送出する分
    離機と、 分離機から送出された爆発性油を収容すると共に所与の
    量を超える量の爆発性油がオーバーフローされるべく構
    成された容器と、 容器内の爆発性油を送出すべく一端が容器内に開口して
    おり、他端が容器外に伸長したパイプと、容器からオー
    バーフローした爆発性油と分離機で分離された水とを受
    は取ると共に該爆発性油と水とを混合して前記非爆発性
    のエマルジョンを生成する混合手段と、 を有してなる爆発性油を含む爆発物を連続的に製造する
    ためのプラント。 2 爆発性油と水とからなる非爆発性のエマルジョンを
    爆発性油と水とに分離してそれらを連続的に送出する分
    離機と、 分離機から送出された爆発性油を収容すると共に所与の
    量を超える量の爆発性油がオーバーフローされるべく構
    成された容器と、 容器内の爆発性油を送出すべく一端が容器内に開口して
    おり、他端が容器外に伸長したパイプと、容器からオー
    バーフローした爆発性油と分離機で分離された水とを受
    は取ると共に該爆発性油と水とを混合して前記非爆発性
    のエマルジョンを生成する混合手段とに加えて、 パイプの前記他端から送出される爆発性油に添加液を混
    ぜて該添加液を含む爆発性油を噴霧ノズルから噴霧すべ
    く構成されたパイプ手段、粉状物を搬送する搬送手段、
    並びに一端近傍に第一の入口を、他端に出口を、第一の
    入口と出口との間に第二の入口を有するハウジングと、
    ハウジング内に設けられておりスクリュを有するスクリ
    ュコンベアと、ハウジングの外部においてスクリュコン
    ベアの両端を回転自在に支持する軸受とからなり、搬送
    手段から第一の入口を介してハウジング内に導入された
    粉状物がスクリュコンベアのスクリュによって出口に向
    かって送られる際、該粉状物が噴霧ノズルから第二の入
    口を介してハウジング内に噴霧された添加液を含む爆発
    性油と該スクリュコンベアのスクリュによって混合せし
    められ、混合物として出口から送出されるべく構成され
    た別の混合手段を更に有しており、ハウジングの前記他
    端側に位置する軸受は出口よりもスクリュコンベアのス
    クリュから離れている爆発性油を含む爆発物を連続的に
    製造するためのプラント。
JP50043864A 1974-04-10 1975-04-09 爆発性油を含む爆発物を連続的に製造するためのプラント Expired JPS5823358B2 (ja)

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ES (1) ES436592A1 (ja)
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ZA751638B (en) 1976-04-28
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GB1484644A (en) 1977-09-01
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