JPS5823172B2 - フリ−ピストンの製造方法 - Google Patents

フリ−ピストンの製造方法

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Publication number
JPS5823172B2
JPS5823172B2 JP50009004A JP900475A JPS5823172B2 JP S5823172 B2 JPS5823172 B2 JP S5823172B2 JP 50009004 A JP50009004 A JP 50009004A JP 900475 A JP900475 A JP 900475A JP S5823172 B2 JPS5823172 B2 JP S5823172B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
rod
free piston
spacer
manufacturing
Prior art date
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Expired
Application number
JP50009004A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5183873A (ja
Inventor
後藤昭夫
山田正美
平尾昭
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5183873A publication Critical patent/JPS5183873A/ja
Publication of JPS5823172B2 publication Critical patent/JPS5823172B2/ja
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  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はたとえばガススプリング或いはガス封入式緩衝
器に用いられ、ガス室と油室とを分離するフリーピスト
ンの製造方法の改良に関するもの。
である。
従来の鋳造製フリーピストンに変るものとして、板材を
プレスにより有底の円筒体に加工し、該円筒体の側壁に
一対の溝加工ロールで0リング装置用の凹環溝を形成し
てなるフリーピストンの製造方法(特開昭50−666
68号)を既に提案した。
この方法は第1図に示す如く行なわれる。1゜2は一対
の溝加工ロールで、3はフリーピストン本体である。
この製造方法では従来の鋳造製フリーピストンに比して
加工工数を減少し、軽量化できる利点があるが、溝加工
ロール2の回転軸線とフリーピストン本体3の回転軸線
とが一致していないために、溝加工ロールの回転速度が
高まるにつれてフリーピストン本体3が偏心回転力によ
り変形を来たす恐れがある。
したがって一定以上に加工速度を上げることができない
という欠点があった 本発明は加工時にフリーピストンの回転軸線とフリーピ
ストン内に挿入される。
溝加工ロールの回転軸線とを一致せしめ、溝加工速度が
極めて高くなっても回転によりフリーピストン本体に無
理な力を生せず、したがって加工能率を高めることを可
能としようとするものである。
以下、本発明の一実施例を図面によって説明する。
第2図イ2口、ハにおいて、プレス機により板材を適当
な大きさの円形に打ち抜き、該円形板材に絞り加工を施
し、第2図イに示すように有底の円筒体4に加工する。
次に円筒体4内に環状の鍔部5′を有するスペーサ5を
挿入してスペーサ5の開口端5aを円筒体4の底部4a
側に向けると共にスペーサ5の底部5aを円筒体4の開
口端4b側に向ける。
第2図口は、上記加工方法により成形された円筒体4に
凹リング溝を成形する方法を示している。
6は円筒体4内に嵌合されるロッドであり、先端に縮径
部6aを有し且つロッド6の軸芯を中心として回転自在
なものとされている。
このロンド6の先端部を円筒体4内に取り外し可能に挿
入し、ロッド6の縮径部6a先端部をスペーサ5の底部
5aに当接し、且つ円筒体側壁の内L4cにロッド6の
大径部6bの全周を当接させる。
この際ロッドの大径部6bは円筒体側壁の内面4Cに当
接しているので、円筒体4とロッド6の芯とは同一線上
にある。
このような状態において円筒体4の外部より、溝加工ロ
ールアの凸条部7aを前記ロッド6の縮径部6aに対応
する位置に押し当て、溝加工ロールアを回転駆動し、円
筒体4の側壁4′に0リング溝8をロール成形する。
そして最終的には前記Oリング溝8内にOIJソングを
嵌合し、第2図ハに示す如くのフリーピストンを完成す
る。
なお、上記工程において絞り出し加工により円形板材を
第2図イに示す有底の円筒体4に成形する際に生ずるキ
ズ、シワ等は第2図口に示すロール成形により完全に除
去され、最後的には外表面が鏡面状態となる。
またスペーサ5の鍔部5′の外周面は円筒体側壁の内面
4cの全周に亘り密接しており、該スペーサ5はロール
7の凸条部7aを押し当てOIJソング溝を成形する際
0リング溝8の肩部9aにダレ現象を生じるのを防止す
る役目を有しているものである。
更に円筒体4の底部4aよりスペーサ5の厚みだけ開口
端4b側に位置する位置にOリング溝8を加工し、0リ
ング9より上部にもシリング内壁(図示路)との摺動面
をもたせることでフリーピストンがシリンダ内でなめら
かに作動できるようにするものであるる。
本実施例では、鍔部5′をもつスペーサ5を用いたが、
第3図イ2口、ハにおけるように肉厚をもった円板状の
スペーサ5を用いても良い。
この場合の製造方法は前記実施例と同様である。
またスペーサ5には中心部に孔5b、5cを設け、前記
ロッド6の頂部に前記スペーサ5に設けた孔5b。
5cに係合する形状をもたせ、両者の係合により溝加工
ロールアの押しあてによる横方向への曲げ力をうけ、0
リング溝8成形時の位置規制をより一層完全に行うこと
もできる。
本発明は円筒体とロッドとの軸芯が同一軸にあるために
、溝部の加工が容易で、加工速度を向上させることがで
きる。
またスペーサとロッドの縮径部との存在によりOIJソ
ング溝肩部にダレ現象を生じることが防止でき、フリー
ピストンとしての機能を充分に発揮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図従来のフリーピストン製造方法を示す断面図、第
2図イ2口、第3図イ2口は本発明による製造方法の略
示図、第2図ハ、第3図ハは本発明製造方法にかかるフ
リーピストン完成断面図である。 4・・・・・・円筒体、5・・・・・・スペーサ、6・
・・・・・ロッド、6a・・・・・・縮径部、7・・・
・・・溝加工ロール、8・・・・・・凹リング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1工程として板材を抑圧加工により有底の円筒体
    に加工し、第2工程として円筒体内の底部側にスペーサ
    を嵌挿して円筒体内に、先端に縮径部を有するロッドの
    先端部を取り外し可能に且つ。 該ロッドと前記円筒体との軸線を一致させて嵌合し、前
    記円筒体側壁外部より前記ロッドの縮径部に対応する位
    置に溝加工ロールを押し当てつつ、前記ロッド及び円筒
    体を同軸回転させることにより前記円筒体側壁外周に0
    1Jング溝を形成するこ。 とを特徴とするフリーピストンの製造方法。
JP50009004A 1975-01-21 1975-01-21 フリ−ピストンの製造方法 Expired JPS5823172B2 (ja)

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JPS5183873A JPS5183873A (ja) 1976-07-22
JPS5823172B2 true JPS5823172B2 (ja) 1983-05-13

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5024156A (ja) * 1973-07-03 1975-03-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5024156A (ja) * 1973-07-03 1975-03-15

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JPS5183873A (ja) 1976-07-22

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