JPS5823011Y2 - 停電時の発電用定置式ディ−ゼル機関 - Google Patents

停電時の発電用定置式ディ−ゼル機関

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JPS5823011Y2
JPS5823011Y2 JP1978016161U JP1616178U JPS5823011Y2 JP S5823011 Y2 JPS5823011 Y2 JP S5823011Y2 JP 1978016161 U JP1978016161 U JP 1978016161U JP 1616178 U JP1616178 U JP 1616178U JP S5823011 Y2 JPS5823011 Y2 JP S5823011Y2
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JP
Japan
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engine
cooling water
heat insulating
tank
water
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JP1978016161U
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JPS54118925U (ja
Inventor
久野周
川瀬進
Original Assignee
日野自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 停電の発生時に商用電源に代えて使用されるディーゼル
機関駆動の発電装置は、停電が起ったときに速やかに始
動されねばならないのであるが、発電機の駆動用ディー
ゼル機関は直ちに始動し得る状態にあるとは限らず、寒
冷地においては、発電装置による送電が開始される!で
に可成りの時間を必要とする。
本案はこの不都合を回避することを目的とするもので、
本案を図について説明すれば次の如くである。
第1図において、1はディーゼル機関(以下単に機関と
言う。
)、2はそれにより駆動される発電機である。
機関1と発電機2とは共通の基台3上に適当数の吸振装
置4を介して据付けられる。
5は機関冷却水(以下、単に冷却水と言う。
)の加熱用保温タンクで、機関の下方に配置される。
タンク5を機関1の下方に配置したのは、このタンク5
において加熱された冷却水を熱サイホン作用により機関
水套および水ポンプ8を経由しつつ循環的に流すためで
ある。
6は保温タンク5への冷却水の流入用流路、Tは保温タ
ンク5よりの冷却水の流出用流路である。
第2図に示す如く、保温タンク5には商用電源9により
通電される電熱器10と、その内部に保有される冷却水
の温度を予定された温度に保つサーモスタット11と、
弁12とが設げられる。
弁12の弁体13は熱サイホン作用による水流により弁
座14より離されるが、機関が始動して冷却水の強制循
環が水ポンプ8により行われると、機関水套の内圧上昇
により弁座14に着座し、以後、タンク5内の高温冷却
水が機関水套内に流入するのを閉止する。
弁12は機関の過熱防止用のもので、機関の運転中には
保温タンク5内の冷却水が機関水套に流入しないように
する。
保温タンク5は、機関のオイルパン15に接触させて潤
滑油の温度を機関の運転に適したものとすることができ
る。
保温タンク5はオイルパン15に接触しない部位に対し
放熱を抑制する断熱被覆16を設けられている。
停電時の発電用定置式機関はそれの運転開始を待機する
状態に絶えず置かれているべき設備機械で、運転開始を
待機させる手段において消費されるエネルギ量も可成り
大きな値とならざるを得ないのであるが、このエネルギ
量も手段の構造差に従って大幅に変る。
本案は、停電時の発電用定置式機関を運転待機状態とす
る過程が極めて遅い速度の下に進行させられてもよいと
云う点に注目して、熱サイホン作用による冷却水の循環
系を設けるものである。
この循環系上のタンクおよび機関水套内の冷却水は、機
関の設置が行われた最初の時期において比較的低い温度
より所定の温度にまで加熱されるが、それ以後において
は温度維持のための給熱を受けるに過ぎない。
温度維持のための給熱量は比較的少なく、それに伴って
起る熱サイホン作用も極めて緩漫である。
停電の発生に際して機関が運転されると上記循環系はそ
の作用を自動的に停止するが、送電が再開されて機関の
運転が停止されると上記循環系は温度維持作用を行う状
態に戻る。
以上に釦いて説明した本案による機関は、停電の発生に
際して速やかにその始動が可能となる如く機関水套の冷
却水温度を、時刻に関係なく、所定の高温に保つもので
ある。
このものにおいて機関水套の温度維持のために設けられ
た手段は、それが行う熱サイホン作用の性格およびそれ
が極めて緩漫に起ることよりして、1日当りのエネルギ
の消費量も少なくてすむものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案による機関の側面図、第2図は第1図に示
す機関に設けられた機関冷却水の加熱用タンクの詳細を
示す断面図である。 1・・・ディーゼル機関、2・・・発電機、3・・・基
台、4・・・吸振装置、5・・・機関冷却水の加熱用保
温タンク、6,7・・・流路、8・・・冷却水の循環用
水ポンプ、9・・・商用電源、10・・・電熱器、11
・・・サーモスタット、12・・・弁、13・・・弁体
、14・・・弁座、15・・・オイルパン 16・・・
断熱被覆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 商用電源9を電源とする電熱器10により内部に保有す
    る機関冷却水を加熱すると共にサーモスタット11によ
    り内部に保有する機関冷却水を機関始動に適した一定の
    高温度に保つ保温タンク5を機関1の下方に配置し、こ
    の保温タンク5には外気への放熱を遮断する断熱被覆1
    6を施し機関水套と機関冷却水の循環用水ポンプ8とを
    直列に含む冷却水流路に保温タンク5内の機関冷却水を
    熱サイホン作用により供給する流路6,7を設け、機関
    1の始動による起る機関水套の内圧上昇により開の状態
    より閉の状態に移行する弁12を上記流路6,7のうち
    の一方の流路7上に設けたことを特徴とす゛る、停電時
    の発電用定置式ディーゼル機関。
JP1978016161U 1978-02-10 1978-02-10 停電時の発電用定置式ディ−ゼル機関 Expired JPS5823011Y2 (ja)

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JPS54118925U JPS54118925U (ja) 1979-08-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5123158Y2 (ja) * 1971-11-27 1976-06-15
JPS4942330U (ja) * 1972-07-18 1974-04-13

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JPS54118925U (ja) 1979-08-20

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