JPS5822874B2 - ソケツト - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ウェッジベースバルブ用のソケットに関する
。

車両用に用いられる従来のバルブのソケットは、該バル
ブを垂直にソケット中に圧入し、しかる後半回転させる
ことによってバルブを固定する型のものか多い。

このような型のものは、垂直のみの一方向では装着か可
能でないので、装着に手間がかかるという問題点がある
。

近年、大型のウェッジベースバルブか提案されている。

特に、ベース部分に端子とは別に突出したふくらみ部を
備えて、そのふくらみ部をバルブ族は止めのために用い
得るような構造のものか提案されている。

このようなタイプのウェッジベースバルブとしては、例
えば米国特許第３８５７０５６号明細書に、第３図及び
第４図に示すような構造のものが記載されている。

この図は３端子型のものを示しており、これはベース部
分５０に、３つの端子５Ｌ ５Ｌ ５１を備えるととも
に、各端子の間にふくらみ部５２，５２，５２を備えて
いる。

本発明は、このような抜は止めに用い得るふくらみ部を
有するウェッジベースバルブに適した、改良されたソケ
ットを提供するとともに、これによって上記の問題点を
克服し、一方向のみの圧入で簡単にバルブを装着でき、
あわせて部品点数を削減することにより、ソケット機構
を簡素に七、生産コストを下げることができる有利なソ
ケットを提供することを目的としている。

また、上記のような改良からして自動組立を容易にした
ソケットを提供することも目的としている。

本発明によるソケットは、シングル（２端子型もしくは
ダブル（３端子型）のウェッジベースバルブにそれぞれ
対応するととができる。

以下、実施例を用いて本発明を詳述する。

捷ず、本発明の第１の実施例を第１図について説明する
。

この実施例は、シングル用（２端子ウエツジベースバル
ブ用）のソケットである。

第１図ａはこのソケットの上面図を示す。

第１図ｇ参照はそれぞれ第１図ａにおけるＢ−Ｂ断面及
びＣ−Ｃ断面を示す。

第１図ｄはこのソケットの斜視図を示す。

（この斜視図においては、見易くするためにコンタクト
及びバルブ族は止め端子は図示していない）第１図ｅ１
ｇは、コンタクト・・ウスへのコンタクトの取り付けを
説明するだめの拡大斜視図である。

第１図ｆは、抜は止めハウスへのバルブ族は止め金具の
取り付けを説明するだめの拡大斜視図である。

まず第１図ｄを参照する。

この図から明らかなように、このソケットは合成樹脂製
であって、中空の筒形をなして直立した側壁１１と、ベ
ース１５とから成っている。

側壁１１が囲む中空部は略円柱形をなしてバルブ受容部
１６を形成している。

バルブ受容部１６は、外側に凹入してなる相対する１対
のコンタクトハウス１γ、１７と、両コンタクトハウス
１７．１７の中間部に同様に設けたバルブ族は止め金具
ハウス１８．１８とを備えている。

ベース１５には固定穴１３が４箇所設けである。

この固定穴１３にこのソケットを取り付けようとする板
の対応する突出部を嵌入固定することにより、ソケット
を取り付けることができる。

次に第１図ａ、ｂ、ｃを参照する。

コンタクトハウス１γ、１７には、コンタクト１２．１
２を取り付けてあり、バルブ族は止め金具ハウス１８゜
１８にはバルブ族は止め金具１４．１４を取り付けであ
る。

このコンタクト１２．１２Ｕ、２端子型ウエツジベース
かバルブの端子の位置に対応するように配置しである。

次に、第１図ｅｙ ｆを参照してコンタクトハウス１７
へのコンタクト１２の取り付は構造について説明する。

コンタクト１２は、ソケット内側に突出した係合部１２
１と、端子接触部１２２と、下方に出ている導体接触部
１２３とを備えている。

係合部１２１は、側壁１１に設けた突出部１１１に係合
して、コンタクト１２か下方に抜は出ないようにしてい
る。

端子接触部１２２は、ウェッジベースバルブの端子に接
触する部分であり、その弾力によって該バルブの端子と
確実に電気的接触ができるようになっている。

導体接触部１２３は、Ｕ字形折曲部の下端に鋸歯状を有
しており、この鋸歯１状の部分をコードもしくはプリン
ト基板等の導体に圧着して電気的接触を保つようにして
いる。

従って、この導体接触部１２３は、ベース１５に切欠し
た透孔１５１から下方に出ている。

（第１図ｇ参照） 次に第１図ｆを参照して、バルブ族は止め金具・・ウス
１８へのバルブ族は止め金具１４の取り付けについて説
明する。

バルブ族は止め金具１４は、ソケットの内側に向ってく
の字形に折曲して設けた抜は止め部１４１と、背部に切
り起こして設けた切起部１４２と、側部１４３とから成
る。

この金具１４を下方（矢印方向）からバルブ族は止め金
具ハウス１８へ挿入すると、側部１４３かハウス１８の
両側に凹入して設けた凹入部１８３に挿入されるととも
に、切起部１４２はハウス１８の外方に凹入して設げた
凹入部１８１の下部のストッパー１８２に係止し、もっ
て取り付けが完了する。

このようにして、バルブ族は止め金具１４はハウス１８
内にしっかりと取り付けられる。

次に、本発明の第２の実施例を、第２図ａｙｂ。

Ｃを参照して説明する。

このソケットはダブル用（３ｉ子ウエツジベースバルブ
用）のソケットである。

第２図ａはこのソケットの上面図を示す。

第２図すは第２図ａにおけるＢ−Ｂ断面を示す。

第２図Ｃはこのソケットの斜視図を示す（この斜視図に
おいては、見易くするためにコンタクト及びバルブ族は
止め金具は図示していない）。

第２図ｄはこのソケットにウェッジベースバルブを嵌め
た状態を示す一部切り欠き図である。

第２図Ｃを参照すると、これから明らかなように、この
ソケットは、第１の実施例におけると同様に中空の筒形
（このソケットにあっては略円筒状）の側壁２１と、ベ
ース２５とから成っている。

ベース２５の固定穴２３については、第１の実施例とほ
ぼ同様である。

バルブ受容部２６には、田川を３等分する位置に３個の
コンタクトノ・ウス２７．２７．２７があり、それぞれ
のコンタクト・・ウス２７，２７．２７のほぼ中間位置
には、同様に３個のバルブ族は止め金具・・ウス２８，
２８゜２８が設けである。

次に第２図ａ、ｂを参照する。

第１の実施例におけると同様に、コンタクトハウス２γ
、２７゜２７にはコンタクト２２，２２．２２を取り付
け、バルブ族は止め金具・・ウス２８，２８．２８には
バルブ族は止め金具２４，２４．２４を取り付ける。

コンタクト２２の形状及び取り付は構造、金具２４の形
状及び取り付は構造については、第１の実施例と同様で
ある。

第２図ｄにこのソケットにウェッジベースバルブを取り
付けた状態を図示しである。

以上の実施例からも明らかなように、本発明のソケット
は、バルブ受容部を有する側壁にコンタクトハウスとバ
ルブ族は止め金具ハウスとを形成し、そのコンタクト・
・ウスにバルブ端子との接触部を有するコンタクトを挿
入係止すると共に、バルブ族は止め金具・・ウスにバル
ブのふくらみ部ト係合する抜は止め部を有する金具を挿
入係止したので、バルブを上方向から挿入するだけでバ
ルブが抜は出さないように簡単かつ確実に取付けること
ができ、特に、本発明においては、前記コンタクトを、
側壁に設けた突出部と係合する係合部１２１と、バルブ
の端子と接触する接触部１２２と、ベースに形成しだ透
孔から下方に突出する導体接触部１２３とを一体に形成
し、また、バルブ族は止め金具を、抜げ止め部１４１と
、切起部１４２と、側部１４３とを一体に形成し、前記
コンタクトをコンタクトハウスに挿入すると、係合部１
２１が側壁の突出部１１１に係合して安定に固定される
と共に、導体接触部１２３が透孔から下方に突出してプ
リント配線板などの導体部とバルブとの電気的接続を確
保し、かつ、バルブ族は止め金具をバルブ族は止め・・
ウスに挿入すると、側部１４３が凹入部１８３中に挿入
されると共に切起部１４２がスＩ・ツバ−１８２に係合
して確実に保持され、かくして、従来のもののようなス
プリングなどの部品が不要であって、ソケット機構を簡
略化することかでき、これにより生産工程を節減してコ
ストの低減をはかることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ａは本発明の一実施例を示す上面図、第１図ｂｙ
ｃはそれぞれ第１図ａにおけるＢ−Ｂ断面及びＣ−Ｃ断
面図、第１図ｄはこのソケットの斜視図、第１図ｅ１ｇ
はコンタクトの取り付けを説明するだめの拡大斜視図、
第１図ｆは抜は止め防止金具の取り付けを説明するだめ
の拡大斜視図である。 第２図ａは本発明の第２の実施例を示す上面図、第２図
すは第２図ａにおけるＢ−Ｂ断面図、第２図Ｃはこのソ
ケットの斜視図、第２図ｄはこのソケットにウェッジベ
ースバルブを嵌めた状態を示す一部切り欠き図である。 第３図及び第４図は、本発明のソケットを用い得るウェ
ッジベースバルブの一例を示した側面図及び下面図であ
る。 ＩＬ２１・・・側壁、１２，２２・・・コンタクト、１
４．２４・・・抜は止め金具、１γ、２１・・・コンタ
クトハウス、１８，２８・・・抜げ止め金具ノ・ウス、
５２・・・バルブのふくらみ部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ ベース部分にふくらみ部を有するウェッジベースバ
   ルブを保持するソケットであって、バルブ受容部を有す
   る外壁にコンタクト・・ウスとバルブ；抜は止め金具・
   ・ウスとを形成し、そのコンタクト・・ウスにバルブ端
   子との接触部を有するコンタクトを挿入係止すると共に
   、バルブ族は止め金具・・ウスにバルブのふくらみ部と
   係合する抜は止め部を有する金具を挿入係止し、かつ、
   前記コンタク。 トな、前記バルブの端子と接触する接触部と側壁に設け
   た突出部に係合する係合部とベースに形成した透孔から
   下方に突出する導体接触部とを一体に形成し、また、前
   記バルブ族は止め金具を、前記抜は止め部と切起部と側
   部とを一体に形成し、。 前記コンタクトをコンタクトハウスに挿入すると、前記
   係合部が側壁の突出部に係合して固定されると共に、導
   体接触部が下方に突出してプリント配線板などの導体部
   とバルブとの電気的接続を確保し、かつ、バルブ族は止
   め金具をパルプ族は止めハウスに挿入すると、側部か・
   ・ウスの凹入部中に挿入されると共に切起部かノ・ウス
   のストッパーに係合して固定されるように構成したこと
   を特徴とするソケット。