JPS58224150A - 極厚高強度の高温圧力容器用Cr−Mo鋼 - Google Patents
極厚高強度の高温圧力容器用Cr−Mo鋼Info
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- JPS58224150A JPS58224150A JP10667082A JP10667082A JPS58224150A JP S58224150 A JPS58224150 A JP S58224150A JP 10667082 A JP10667082 A JP 10667082A JP 10667082 A JP10667082 A JP 10667082A JP S58224150 A JPS58224150 A JP S58224150A
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- Japan
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- steel
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、極厚高強度の高温圧力容器用Qr−MO鋼
に関するものである。
に関するものである。
石油化学や石油精製プラントなどの分野においては反応
条件の尚温高圧化や装置の大型化のために、また石炭液
化プラントの開発のごときに対処するためにも、この種
容器用材料については、従来の肉厚に比し、より厚いO
r−No鋼、たとえば2− Or−IMO鋼材が要請さ
れる。そしてこれらの4 鋼材は、一般に850〜550℃の温度域で長時間にわ
たシ使用されるため、 (])高温強度が高いこと、 (2)耐焼もどし脆化特性にすぐれ、使用温度域で長時
間使用された後でなお高靭性を維持すること、 が必要とされる。
条件の尚温高圧化や装置の大型化のために、また石炭液
化プラントの開発のごときに対処するためにも、この種
容器用材料については、従来の肉厚に比し、より厚いO
r−No鋼、たとえば2− Or−IMO鋼材が要請さ
れる。そしてこれらの4 鋼材は、一般に850〜550℃の温度域で長時間にわ
たシ使用されるため、 (])高温強度が高いこと、 (2)耐焼もどし脆化特性にすぐれ、使用温度域で長時
間使用された後でなお高靭性を維持すること、 が必要とされる。
この種材料は、その必要な強度、靭性を満たすべく焼入
れ、焼もどし処理が加えられるところ、極厚材では焼入
れ時の冷却連間が減少して焼入性が悪化する。
れ、焼もどし処理が加えられるところ、極厚材では焼入
れ時の冷却連間が減少して焼入性が悪化する。
またこれを母材とする容器の溶接構造物に施される溶接
後の応力除去焼なましく以下SRという)時間も長くな
る。従って従来この種鋼材を単に厚肉化したとき、高温
強度、またさらにはこれによ謔 る製品容器類の使
用寿命の国】にわた9てnM8る帆&嵩叉翫ももべき高
靭性をあわせ得ることが一般に困難であり、こ\に従来
の肉厚限界は、およそ800〜850j1111であっ
た。
後の応力除去焼なましく以下SRという)時間も長くな
る。従って従来この種鋼材を単に厚肉化したとき、高温
強度、またさらにはこれによ謔 る製品容器類の使
用寿命の国】にわた9てnM8る帆&嵩叉翫ももべき高
靭性をあわせ得ることが一般に困難であり、こ\に従来
の肉厚限界は、およそ800〜850j1111であっ
た。
この発明は、かような欠点を解決して高温強健および耐
焼もどし脆化特性にすぐれ、使用温度域Or−IMO鋼
として有利に適合する成分系を見出したものである。
焼もどし脆化特性にすぐれ、使用温度域Or−IMO鋼
として有利に適合する成分系を見出したものである。
さてこの発明にか\わる極厚の21/4Or−IMO鋼
材は、一般に使用される850〜550℃の温度範囲が
、いわゆる焼もどし脆化温度域に当るため、使用中に靭
性が劣化する。
材は、一般に使用される850〜550℃の温度範囲が
、いわゆる焼もどし脆化温度域に当るため、使用中に靭
性が劣化する。
これら靭性の劣化の挙動を以下単に脆化ということにし
、圧力容器などの上記温度域における使用の開始前を、
脆化前、同じく開始のあとを、脆化後と簡略表現する。
、圧力容器などの上記温度域における使用の開始前を、
脆化前、同じく開始のあとを、脆化後と簡略表現する。
このような脆化後の靭性を短時間で評価するためには、
ステップクーリングと称する加速脆化処理を行った後の
靭性を測定して靭性の評価を行なうことが一般に行われ
ているが、この発明でも第1図に示す条件のステップク
ーリングを経た2朋Vノツチシヤルピー試験ニおける破
面遷移温If (VTr8 )で、耐焼もどし脆化特性
を評価した。
ステップクーリングと称する加速脆化処理を行った後の
靭性を測定して靭性の評価を行なうことが一般に行われ
ているが、この発明でも第1図に示す条件のステップク
ーリングを経た2朋Vノツチシヤルピー試験ニおける破
面遷移温If (VTr8 )で、耐焼もどし脆化特性
を評価した。
発明者らは、極厚の21/、 Or −l Mo鋼に適
合す・る鋼材の成分組成につき、 (1) とくにTi 、 Bを複合含有する極厚鋼材
用大型鋼塊の溶製時に形成される粗大なTiNが、後の
熱間加工および調質熱処理で溶解することなく残存し、
最終的に極厚鋼材の靭性を著しく低下させることを防止
するために、Nを0.0060重量%(以下単に%にて
示す)以下にするとともにTiを0.01〜0.04%
にすること。
合す・る鋼材の成分組成につき、 (1) とくにTi 、 Bを複合含有する極厚鋼材
用大型鋼塊の溶製時に形成される粗大なTiNが、後の
熱間加工および調質熱処理で溶解することなく残存し、
最終的に極厚鋼材の靭性を著しく低下させることを防止
するために、Nを0.0060重量%(以下単に%にて
示す)以下にするとともにTiを0.01〜0.04%
にすること。
(2) また極厚鋼材の脆化前靭性および脆化感受性を
、改善させるために、Sを0.01U%以下に制限しこ
こに上記Sの減少は、一般には脆化感受性を高めるとこ
ろこれはSiの同時減少によって予想外にも脆化感受性
を有効に抑制することになるので、Slを0.10%未
満にすること。
、改善させるために、Sを0.01U%以下に制限しこ
こに上記Sの減少は、一般には脆化感受性を高めるとこ
ろこれはSiの同時減少によって予想外にも脆化感受性
を有効に抑制することになるので、Slを0.10%未
満にすること。
(3)Slの減少による高温強度の低下を補なうため、
Tiを0.01〜0.04%、Bをo、oooa〜0.
0UU9%において同時に含有させるとともに、さらに
0.01〜0.80%のVとU、UU5〜0.040%
のNbとのうち、少くとも一方またはこれらに加えて0
.20%以下のQuと0.30%以下のN1のうち少く
とも一方とともに含有させること。
Tiを0.01〜0.04%、Bをo、oooa〜0.
0UU9%において同時に含有させるとともに、さらに
0.01〜0.80%のVとU、UU5〜0.040%
のNbとのうち、少くとも一方またはこれらに加えて0
.20%以下のQuと0.30%以下のN1のうち少く
とも一方とともに含有させること。
の諸点に配慮を加えることによって高温強度、靭性およ
び耐焼もどし脆化特性に関し、有利に改善させ得ること
を究明したものである。
び耐焼もどし脆化特性に関し、有利に改善させ得ること
を究明したものである。
この発明の極厚高強度の高温圧力容器用0r−N。
鋼の成分組成として、
0 : 0.07〜U、17%、+ In : 0.2
0〜0.80%を、Or : 1.6U 〜8.50%
とMO: 0.8(1〜IJ(1%とともに含有し、S
: 0.01U%以下において0.10%未満に抑制
したSiを含み、かつN:0゜0060%以下において
酸可溶At0.015%以下、Ti: 0.01〜0.
04%を含有し、さらにBをo、oooa〜0 、 U
(I 09%を、0.01〜11 、80%のVと0
.UO5〜0.04U%のNbとのうち、少くとも一方
とともに含有すること。
0〜0.80%を、Or : 1.6U 〜8.50%
とMO: 0.8(1〜IJ(1%とともに含有し、S
: 0.01U%以下において0.10%未満に抑制
したSiを含み、かつN:0゜0060%以下において
酸可溶At0.015%以下、Ti: 0.01〜0.
04%を含有し、さらにBをo、oooa〜0 、 U
(I 09%を、0.01〜11 、80%のVと0
.UO5〜0.04U%のNbとのうち、少くとも一方
とともに含有すること。
0 : 0.(17〜U、17 % 、In :
0.20〜0.80 %を、Or : 1.6o
〜L5o%とNo : 0.80〜1.2U%ととも
に含有し、S : 0.010%以下において0.10
%未満に抑制したSiを含み、かつN : 0.006
0%以丁において酸可溶At : U、015%以下、
Ti:0.01′〜0.04%を含有し、さらにB :
U、UU013〜o、ooo。
0.20〜0.80 %を、Or : 1.6o
〜L5o%とNo : 0.80〜1.2U%ととも
に含有し、S : 0.010%以下において0.10
%未満に抑制したSiを含み、かつN : 0.006
0%以丁において酸可溶At : U、015%以下、
Ti:0.01′〜0.04%を含有し、さらにB :
U、UU013〜o、ooo。
%を、0.O2N2.30%の■と1.(105〜U、
0411%のNbとのうち、少くとも一方ならびに0.
20%以下のOuと0.80%以下のNiとのうち少く
とも一方とともに含有すること。
0411%のNbとのうち、少くとも一方ならびに0.
20%以下のOuと0.80%以下のNiとのうち少く
とも一方とともに含有すること。
をそれぞれ上記した課題の解決手段とするものである。
まず高温圧力容器用Or−Mo鋼の成分組成を上記のよ
うに限定した理由について次に説明する。
うに限定した理由について次に説明する。
0 : U、t17〜0.17%
0は、高温強度を確保するために、少くとも0.07%
含有することが必要であるが、一方0.17%を超える
と、脆化前靭性および溶接性を劣化させるので0o07
〜0.17%の範囲にする。
含有することが必要であるが、一方0.17%を超える
と、脆化前靭性および溶接性を劣化させるので0o07
〜0.17%の範囲にする。
Mn : 0.1〜0.04
0下は、高温強度を確保するために少くとも・4 0.
20%t〜6.2゜1.i、あ6.8、−カ。、80%
を超えると、脆化感受性金高めるので、(1,2U〜0
.80%の範囲にする。
20%t〜6.2゜1.i、あ6.8、−カ。、80%
を超えると、脆化感受性金高めるので、(1,2U〜0
.80%の範囲にする。
Or : 1.60〜11.5U %Qrは、畠
温強蛭および耐水素アタック性の面から少くとも1゜6
0%含有することが必要であるが一方8.50%を超え
ると溶接性を劣化させるため1.60〜8.50%の範
囲にする。
温強蛭および耐水素アタック性の面から少くとも1゜6
0%含有することが必要であるが一方8.50%を超え
ると溶接性を劣化させるため1.60〜8.50%の範
囲にする。
No : 0.80〜1.20%
MOは、高温強度確保のため少くとも0.80%含有す
ることが必要であるが、一方]、20%を超えると溶接
性を劣化させるため0.80〜1.20%の範囲にする
。
ることが必要であるが、一方]、20%を超えると溶接
性を劣化させるため0.80〜1.20%の範囲にする
。
S : U、01(3%以下
Sは、Siとの関連において重要な因子であって、Sl
が0.10%以上におけるように脆化感受性が高い場合
には、Sを減少すると一層脆化感受性が高まるのに反し
、Siが0.10%未満で元来脆化感受性の低い場合に
あっては、Sto、010%以下に減少しても脆化感受
性が高まらずかつ脆化前の靭性が改善されるのでちゃ、
従ってその効果があられれる限界としてS ’i 0.
010%以下にすることが必要である。
が0.10%以上におけるように脆化感受性が高い場合
には、Sを減少すると一層脆化感受性が高まるのに反し
、Siが0.10%未満で元来脆化感受性の低い場合に
あっては、Sto、010%以下に減少しても脆化感受
性が高まらずかつ脆化前の靭性が改善されるのでちゃ、
従ってその効果があられれる限界としてS ’i 0.
010%以下にすることが必要である。
si : u、]u%未満
Siは、前述のSとともに、この発明の目指すところに
重要な影響をもたらす因子の1つであって、高温強度、
および脆化感受性を^め、その功罪は、あいなかばする
が、Slの減少による高温強度の低下をTiおよびBな
らびにNbまたはVのそれぞれ少くとも1種にて補うこ
ととして、とくにSの減少した場合に脆化感受性を軽減
させるにはSi tl、10%未満で効果があり、こ\
にクリープ破断強度を低下させる懸念も少いので0.1
0%未満にする。
重要な影響をもたらす因子の1つであって、高温強度、
および脆化感受性を^め、その功罪は、あいなかばする
が、Slの減少による高温強度の低下をTiおよびBな
らびにNbまたはVのそれぞれ少くとも1種にて補うこ
ととして、とくにSの減少した場合に脆化感受性を軽減
させるにはSi tl、10%未満で効果があり、こ\
にクリープ破断強度を低下させる懸念も少いので0.1
0%未満にする。
N : 0.0060%以下
Nを減少する。ことは、Ti−B複合添加鋼の靭性改善
に重要な因子であF)、Ti−B複合含有鋼の大きな欠
点は、とくに大型鋼塊の製造時に形成される粗大なTi
Nが後の熱間加工または調質熱処理で溶解することなく
残存し、最終的に靭性を著しく低下させることにあるの
で、これを防止するためには、Nを(1,006U%以
下にする必要がある。
に重要な因子であF)、Ti−B複合含有鋼の大きな欠
点は、とくに大型鋼塊の製造時に形成される粗大なTi
Nが後の熱間加工または調質熱処理で溶解することなく
残存し、最終的に靭性を著しく低下させることにあるの
で、これを防止するためには、Nを(1,006U%以
下にする必要がある。
酸可f#At : 0.015%以下
この鋼は、低Siであり脱酸のためにAtを添加するこ
とが必要であるが、0.015%を超えるとクリープ破
断強問が低下し、また耐水素アタック性も劣化するので
、0.015%以下にする必要がある。
とが必要であるが、0.015%を超えるとクリープ破
断強問が低下し、また耐水素アタック性も劣化するので
、0.015%以下にする必要がある。
Ti : 0.01〜0.04%
Tiは、後述するBの焼入性向上効果を発揮させるため
、上記のようにo、uoao%以下に抑制をしたNの固
定元素として、なお少くとも0.01%含有することが
必要であり、一方0.04%を超えると靭性を劣化する
ので0.01〜0.04%の範囲にすることが必要であ
る。
、上記のようにo、uoao%以下に抑制をしたNの固
定元素として、なお少くとも0.01%含有することが
必要であり、一方0.04%を超えると靭性を劣化する
ので0.01〜0.04%の範囲にすることが必要であ
る。
B : (1,(11108〜0.UUO9%Bは、焼
入性を高め、とくに極厚材の高温強度と靭性を確保する
ために、N O,0060%以丁、Ti: 0.01〜
0.04%の場合にあって少くともu 、 ouoa%
含有することが必要であυ、しかしo、uouo%を超
えると、これらの効果は飽和してくるとともに溶接性を
劣化させるのでo、oooa〜0.(1009%の範囲
にする。
入性を高め、とくに極厚材の高温強度と靭性を確保する
ために、N O,0060%以丁、Ti: 0.01〜
0.04%の場合にあって少くともu 、 ouoa%
含有することが必要であυ、しかしo、uouo%を超
えると、これらの効果は飽和してくるとともに溶接性を
劣化させるのでo、oooa〜0.(1009%の範囲
にする。
V : U、01〜0.040 Nb : 0.UO5
〜0.040 %これらは、高温強度を高める作用効果
に関して同効成分であるが、こ\にVについては少くと
も0.01%、またNbは0.005%を含有ぼる必要
があり、一方Vはo、go ’A 、 Nbは(1,0
40% f超えルト、靭性および溶接性を劣化させるの
でVを0.旧〜0.80%、 Nbを0.(105〜0
.04(1%の範囲にする。
〜0.040 %これらは、高温強度を高める作用効果
に関して同効成分であるが、こ\にVについては少くと
も0.01%、またNbは0.005%を含有ぼる必要
があり、一方Vはo、go ’A 、 Nbは(1,0
40% f超えルト、靭性および溶接性を劣化させるの
でVを0.旧〜0.80%、 Nbを0.(105〜0
.04(1%の範囲にする。
以上は、この発明の成分組成の基本であるが、その他o
u : o、go%以下、 Ni : 0.8U%以下
は、いずれも高温強度を高める作用効果を有する同効成
分として活用され得るところ、Ouにあっては0.20
%、またNiについては0.80%を超えると、脆化感
受性を高めるので、Ouは0.20%以下。
u : o、go%以下、 Ni : 0.8U%以下
は、いずれも高温強度を高める作用効果を有する同効成
分として活用され得るところ、Ouにあっては0.20
%、またNiについては0.80%を超えると、脆化感
受性を高めるので、Ouは0.20%以下。
N1は0.80%以下の範囲で含有させることができる
。
。
なお何れの場合もPは0.015%を超えると脆化1感
受性を高めるため0.015%以下にすることが好A
ましい。
受性を高めるため0.015%以下にすることが好A
ましい。
つぎに実施例について説明する。
表1に供試材として比較鋼A、BおよびOと発明鋼り、
E、F、G、Hおよび工の成分組成を示し、表2には、
上記供試材について95 U ”Oにオーステナイト化
し、肉厚4υυ朋材を水冷した場合のy6tに相当する
シミュレーション焼入を行い、さらに、650°0X8
hA、O,の焼もどし一690℃X8(IhのSR処理
を行った場合における常温および高温450℃での引張
強さならびに、SR処理後とステップクーリング後の破
面遷移温度をそれぞれ示す。
E、F、G、Hおよび工の成分組成を示し、表2には、
上記供試材について95 U ”Oにオーステナイト化
し、肉厚4υυ朋材を水冷した場合のy6tに相当する
シミュレーション焼入を行い、さらに、650°0X8
hA、O,の焼もどし一690℃X8(IhのSR処理
を行った場合における常温および高温450℃での引張
強さならびに、SR処理後とステップクーリング後の破
面遷移温度をそれぞれ示す。
表2から明らかなとおり、発明鋼は、比較鋼とくらべて
、高温強度の格別な低下を伴うことなく、ステップクー
リング後の靭性が著しく改善される。
、高温強度の格別な低下を伴うことなく、ステップクー
リング後の靭性が著しく改善される。
以上のように、この発明のOr −No鋼は、極厚高強
度の高温圧力容器用鋼として高温強■が高いばかりでな
く、耐焼もどし脆化特性にすぐれ、高温の使用温度域で
長時間使用された後も高靭性を維持することができる。
度の高温圧力容器用鋼として高温強■が高いばかりでな
く、耐焼もどし脆化特性にすぐれ、高温の使用温度域で
長時間使用された後も高靭性を維持することができる。
第1図は、この発明の加速脆化処理のためのステップク
ーリングにおける温度履歴線図である。
ーリングにおける温度履歴線図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ta:o、oγ〜0.17重重景、 Kn : 0.2
0〜0.80重量%を、Or : 1.6(1〜8.5
0重量%とNo : 0.80〜1.・20重量%とと
もに含有し、S : 0.(110重景重景下において
0.10]1j獣%未満に抑制した8iを含み、かっN
: U、0(160重量%以下において酸可溶140
.015重量%以下、Ti:0.01〜0.04重量%
を含有し、さらにB : 0.(1008〜o、uoo
o重t%を、0.01〜o、ao重量%の■と0.00
5〜0.040重量%のNbとのうち、少くとも一方と
ともに含有し、残部は不可避混入不純物および実質的に
Feの組成になることを特徴とする極厚高強度の高温圧
力容器用0r−No鋼。 JL O: (1,07〜 0.17 重11
% 、 Mn : U、20 〜0.80重量%
を、Or : 1.60〜8.60重量%とNo +
0.80〜1.20重′I:%とともに含有し、S :
0.010重量%以下において0.10重量%未満に
抑制したSlを含み、かつN : U、0060重量%
以下において酸可溶A71. : 0.0115重葉%
以下、Ti : O,01〜0.04重皿%を含有し、
さらにB:υ、ooos〜0,00(19重量%を、
0.01〜0..30重量% (D Vと0.005〜
0.[140重量%のNbとのうち、少くとも一方、な
らびに0.20重1%以下のOuと0.80重量%以下
のNiとのうち少くとも一方とともに含有し、残部は不
可避混入不純物および実質的にFeの組成になることを
特徴とする極厚高強度の嶋温圧力容器用0r−No鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10667082A JPS58224150A (ja) | 1982-06-23 | 1982-06-23 | 極厚高強度の高温圧力容器用Cr−Mo鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10667082A JPS58224150A (ja) | 1982-06-23 | 1982-06-23 | 極厚高強度の高温圧力容器用Cr−Mo鋼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58224150A true JPS58224150A (ja) | 1983-12-26 |
Family
ID=14439505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10667082A Pending JPS58224150A (ja) | 1982-06-23 | 1982-06-23 | 極厚高強度の高温圧力容器用Cr−Mo鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58224150A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61136622A (ja) * | 1984-12-04 | 1986-06-24 | Nippon Steel Corp | 高強度低合金鋼極厚鋼材の製造方法 |
JPS61166917A (ja) * | 1985-01-19 | 1986-07-28 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 溶接性およびクリ−プ強度に優れた圧力容器用Cr−Mo鋼の製造方法 |
-
1982
- 1982-06-23 JP JP10667082A patent/JPS58224150A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61136622A (ja) * | 1984-12-04 | 1986-06-24 | Nippon Steel Corp | 高強度低合金鋼極厚鋼材の製造方法 |
JPS61166917A (ja) * | 1985-01-19 | 1986-07-28 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 溶接性およびクリ−プ強度に優れた圧力容器用Cr−Mo鋼の製造方法 |
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